突然のことで驚かれる方もいらっしゃるかと思いますが、本日、5月3日午前9時をもちまして、VNI鈴凛のサイトは更新を打ち切り、閉鎖いたします。
一年近くに及び、予想以上の皆様にご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
閉鎖の理由につきましては、兄たるDr.Kより説明させます。
これまで、本当にありがとうございました。
今回、大変残念ながら、VNI鈴凛サイトを閉鎖するにいたりましたので、ここで事情について簡単にご説明申し上げます。
最大の理由と申しますか、原因でございますが、これは「版権VNIとしてキャラの維持が不可能になった」ということでございます。
もともと、キャラからの逸脱はございました。公式の鈴凛ファンの皆様にはご不快な点などもあったかと思います。それでも、紆余曲折はありましたが、皆様のご支持をいただきまして、逸脱のほうを楽しみにしていただく方も多くいらっしゃいましたので、これまで及ばずながら更新を続けてまいりました。
しかしながら、今回「シスプリVNIチャット」につきまして、シスプリVNIの間での意見調整が不完全になり、最強硬派の私のほうがVNIとして「ふさわしくない」と考えられる事態に陥りましたので、突然ではございますが、更新終了と閉鎖を決めた次第です。
版権VNIとしては、キャラの持つ容認範囲というものが非常に重要です。その範囲を多少の逸脱はしながらも、それでも、と考えまして更新を続けてまいりましたが、しかしながら、シスプリのキャラの場合「激怒」というのは範囲にございません。怒ること、猛烈に攻撃をすること自体が、キャラの根本にそぐわないということになります。
すでに、RePureの頃から兆候というべきものがあったのは事実です。RePureでスタッフが目指したキャラの再評価と申しますか、萌えの方向への路線転換に対し、当方のVNI鈴凛は逆方向へ突き進んでしまいました。この点は正直に申しまして力が及びませんでした。
それでもなお、RePure放映後も含め、ある種公式コンテンツからは独立または逸脱したものとしてご愛顧いただきました。このことについては深くお礼申し上げたいと思います。
しかしながら、政治不信のような批判ならともかくとして、ある特定個人、特定サイトとの衝突といった事態は、百歩譲っても公式のキャラを愛する皆様には耐えられない事態かと思います。
今回、抗議の辞任に近い形となってしまいましたが、ここまで怒りを抱いてしまっては、それを隠してにこやかに更新することが不可能である、これが閉鎖の理由とお考えいただければと思います。
実体を持ったアイドルを思い浮かべていただければ容易に理解できるかと思いますが、プライベートで怒りや悲しみがあっても笑っていなければならないのが偶像たるアイドルの宿命であります。もちろん、いわゆる「世相ぶった斬り」トークをされるアイドル・タレントもいますので、世相についてのある程度の批判や評論ということは可能かと思います。しかし、個人の愛憎によって、笑顔が曇るようになっては、これは存在意義そのものが揺らぐことになります。
かつて(昨年)、2度にわたり、シスプリVNIチャットが公開され、しかも2度とも一部の良識の欠如した参加者により荒らされ閉鎖に至ったことは、シスプリVNIの一員として耐えがたい経験でした。チャットという交流の場の魅力については、意を同じくするものですが、しかしながら過去2回の事例を知る以上、性善説に基づいた楽観論、すなわち安直なチャットの公開とポリシーなき運営は、結果として過去2回と同様の、あるいはそれ以上の惨憺たる「荒らし」行為を呼ぶことは明らかであると考えました。
さらに、公開後、粘着的な固定メンバーが毎日のように来訪することを目の当たりにいたしまして、より危機感を強めるとともに、これら良識なきメンバーが、チャットのみならず、それぞれのVNIのBBS等にまで侵出し荒らしまわるという、二次災害の危険をも感じるようになりました。これは一見すると杞憂と思われるかもしれませんが、実際問題として、今回のチャットで目撃された粘着的メンバーは、すでに昨年の時点において、同じハンドルで各VNIサイトのBBSに来襲し了解不能の書き込みを行っているという事実がございます。
かかる見地から、「安全側に立つ」技術者のポリシー、すなわち「危険があれば止めてシステムそのものを見直す、安全に万全を尽くす」という保安の大原則に基づき、三度目の惨劇を未然に防止すべく、シスプリVNIチャットの公開そのものの是非を問うことをいたしました。この件について、一定限度を超えて正面から論難した場合、かつてのシスプリVNIチャットでの騒動と同じ事態を惹起し、シスプリVNIコミュニティそのものが揺らぐこととなると考えましたので、VNI鈴凛は敢えて前面に出ることを避けてでも、何とか改善できないものか、関係各位との議論を重ねてまいりました。
しかしながら、その議論において、シスプリVNI間においてさえ、甚だしく現状の認識に乖離があることが判明いたしました。かなりの時間を費やして論を重ねましたが、「一旦止めて考え直す」という提案は退けられ、ついに合意の形成は不調に終わりました。しかも、現在直面している危険に対する懸念は強まる一方で到底払拭するに至らず、個人としてチャットの存続を座視することが不可能となりました。
かかる状態において、“笑顔を絶やさず”更新することは、もはや不可能です。よってここに、版権VNI、すなわちシスプリVNIから離脱することと決した次第です。
今回、形式といたしましては「閉鎖」ですが、実質的には「離脱」とお考えいただいて結構です。他の、すなわちシスプリを含む版権VNI以外での再開ということは、ありうる選択肢のひとつではありますが、現時点におきましてはそこまで考慮するだけの余裕を持っておりません。一旦白紙にいたしたく、後日、考えさせていただきたいたいと思います(同様に、Dr.Kサイドも一旦停止いたします……元々止まっておりましたが)。
これまで、本当に多くの皆様にご愛顧いただき、またいろいろなご指摘や激励をいただきました。望外の喜びでありました。深くお礼申し上げて、拙文の結びとさせていただきます。ありがとうございました。
「ゲームは終わった。いま、取り組むべきは平和だ。人々が今日の終わりまでに、平和な暮らしを取り戻すよう望む」(
イラク・ドゥーリ国連大使の最後の挨拶)
「議がおこりましていらい、これまでずいぶんいろいろと強硬な意見を申し上げましたが……おたすけするつもりが、かえって対立をきたして、はなはだ至りませんでした。私の真意は一つ……あえて他意あるものではございません。この点はなにとぞご了承くださいますよう」(
終戦の前日、阿南陸軍大臣の総理への暇乞いの挨拶)
♪熱い涙をためながら 君が別れを告げたのも ダンスパーティの夜だった
はかない夢とあきらめて 忘れましょうと云った君 星がきれいな夜だった〜♭
(
「ダンスパーティの夜」あたりの挨拶)
「ベッソは私より一足先にこの奇妙な世界をあとにしたが、そんなことはどうでもよいことである。なぜなら、物理を信奉するわれわれはみな、過去、現在、未来などという区別が、執拗な幻影にすぎないことを知っているからである」(
親友ベッソへのアインシュタインの追悼文の挨拶)
「私のこと、忘れないでください。……そういえば、時事評論ばっかりしてた変なVNIがいたなー、ってそれだけでもいいですから、忘れないでください」(
最後まで勝てなかったコンペチタあたりの挨拶)
「私は君たちと別れなければならない。……季節は少しずつ変るだろう。まず春がきて、それから夏だ。……では君たち、さようなら」(
サンジェルマン伯爵が最後に友人に語った挨拶)
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