VNI鈴凛 過去ログ 06/07/01-12/31

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2006/12/30 BREAKING NEWS:サダム・フセイン死刑執行
2006/12/30 BREAKING NEWS:サダム・フセイン身柄引き渡しか
2006/10/11 BREAKING NEWS:2度目の核実験か?見方分かれる
2006/09/23 ♪拝啓ごぶさたしましたが〜♭
2006/08/24 ここよりはじまる?
2006/08/21 希望の明日へ
2006/07/25 ♪今宵港にきく雨は♭
2006/07/17 いわんこっちゃない
2006/07/12 雰囲気で決める!
2006/07/11 BREAKING NEWS:インドの商業都市ムンバイで爆発
2006/07/05 BREAKING NEWS:北朝鮮がミサイル発射、「テポドン2」かどうかは不明

ニュースクリップ

(12/30 12:21更新)
★サダム・フセイン死刑執行、衛星テレビ局アラビアも報じる【ロイター=バグダッド発・米国東部時間22:16(日本時間12:16)
(12/30 12:12更新)
★「サダム・フセイン死刑、執行された」=アメリカ系現地テレビが報道【ロイター=バグダッド発・米国東部時間22:08(日本時間12:08)
(12/30 11:00更新)
★「サダム・フセインの死刑執行、土曜の午前5:30(=国際標準時02:30=日本時間30日11:30)に」=当局。マリキ首相は「自分も立ち会う」と。米政府筋や執行の最終決定責任者のコメントは得られず【ロイター=バグダッド発・米国東部時間20:30(日本時間10:30)
★サダム・フセイン弁護側、米連邦裁判所に執行停止求める訴え。「サダム・フセインは民事訴訟の被告であるため」=訴状【ロイター=ワシントン発・米国東部時間17:46(日本時間07:46)
(12/30 04:00更新)
★「サダム・フセイン、数時間以内に絞首刑執行」=イラク政府筋。一方で「依然としてアメリカが身柄を確保」とアメリカ政府筋、情報錯綜【ロイター=バグダッド発・米国東部時間13:47(日本時間03:47)
(12/30 02:00更新)
★アメリカ、死刑確定したサダム・フセイン元大統領の身柄をイラク側に引き渡し=弁護側【ロイター=ドバイ発・米国東部時間11:54(日本時間01:54)
(10/13 05:15更新)
★米株式市場、好調な企業業績を好感し上昇、終値でNASDAQが1.6%上昇、ダウ平均は史上最高値を突破し12000ドルに迫る【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間16:11(日本時間05:11)
(10/12 19:35更新)
★1915年のアルメニア人虐殺正当化に刑事罰=フランス下院が法案可決。ナチスドイツのホロコーストと同様に「否定」を認めず。成立には上院と大統領の承認を要するがすでにトルコ政府が反発【ロイター=パリ発・米国東部時間06:11(日本時間19:11)
(10/11 09:10更新)
★日本政府が「今朝2度目の核実験の可能性」とした揺れ、アメリカ地質調査所などでは観測されず。米当局も「核実験の情報ない」と。日本政府は情報収集急ぐ【NHK】
(10/11 08:34更新)
★北朝鮮が2度目の核実験実施か、揺れを観測=日本政府、確認急ぐ【NHK】
(10/03 18:45更新)
★北朝鮮、核実験の実行を示唆。「将来核実験を行うが、朝鮮半島の非核化には関係つづける」=ピョンヤンの公式KCNA通信社【ロイター=東京発・米国東部時間05:23(日本時間18:23)
(09/30 23:05更新)
★ブラジルで消息絶っていた155人乗り航空機の一部発見、飛行機は垂直姿勢で墜落か【ロイター=ブラジリア発・米国東部時間09:52(日本時間22:52)
(09/28 07:35更新)
★米コロラド州の高校に銃持ち人質取って立てこもった男を逮捕=地元テレビ局伝える。男は高校に銃を持ち侵入、銃乱射したのち人質を取り立てこもっていたが、警察が突入し逮捕。人質となっていた2人の女の子のうち1人は重傷で病院に搬送【ロイター=デンバー発・米国東部時間18:07(日本時間07:07)
(09/21 03:55更新)
★FRB(米連邦準備制度理事会)、FF金利据え置き決定=FOMCで【ロイター=ワシントン発・米国東部時間14:32(日本時間03:42)
★タイのクーデタで、アメリカは「クーデタ側が速やかな民主主義を復活させるという約束守るよう望む」=スノー大統領報道官。タクシン首相は滞在先のニューヨークからロンドンに到着【ロイター=バンコク発・米国東部時間14:35(日本時間03:35)
(09/13 06:50更新)
★トルコ南東部の都市ディヤルバクルで爆弾テロ。現地時間21時ころ(=世界標準時18時ころ=日本時間3時ころ)に爆発。起爆は携帯電話のタイマーか。クルド分離過激派の「TAC・クルド自由の鷹」が犯行声明。TACは先週、「トルコを地獄にする」とウェブサイトで警告していた【BBC・国際標準時21:32(日本時間06:32)
(09/13 06:30更新)
★トルコ南東部の都市ディヤルバクルの公園近くで爆弾テロ、7人死亡17人負傷。ディヤルバクルはクルド人が多く占める大都市。クルド分離主張する過激派の犯行かどうかは不明【ロイター=トルコ・ディヤルバクル発・米国東部時間16:52(日本時間05:52)
(08/31 17:28更新)
★17:18頃、関東地方で地震、神奈川県東部と西部で震度4を観測。震源は東京湾、 地震の規模示すマグニチュードは4.8、震源の深さ70km【NHK】
(08/29 18:10更新)
★北海道の漁船銃撃拿捕事件で、船長を除く2人を明日解放=ロシア側が日本政府に【NHK】
(08/24 22:30更新)
★米FDA(食品医薬品局)、18歳以上に緊急経口避妊薬「プランB」の処方箋なしでの使用を認可。18歳未満は処方箋必要【ロイター=ワシントン発・米国東部時間09:14(日本時間22:14)
(08/06 00:00更新)
★イスラエルとレバノンの停戦目指し国連安保理決議へ、フランスとアメリカ合意。米東部時間きょう午後(=日本時間きょう未明)にも安保理理事国15カ国が決議文と日程について協議、数日以内に決議の見通し=国連情報筋【ロイター=国連本部発・米国東部時間10:49(日本時間23:49)
(08/01 07:00更新)
★シリアのアサド大統領、軍に対し「準備体制引き上げ」を命令。イスラエルに対するレバノンの抵抗を支持しつづけると。「レバノンやパレスチナの人々にイスラエルが行っている戦争、より残忍になっている」=シリア軍創設記念日に演説で【ロイター=ダマスカス発・米国東部時間17:27(日本時間06:27)
(07/26 20:30更新)
★イスラエルのシャロン前首相、緊急救命室に搬送=病院の報道担当者【米ABC】
(07/23 22:20更新)
★シリア、アメリカとの対話望む=イスラエルとヒズボラの即時停戦問題で、副外相がロイターに【ロイター=ダマスカス発・米国東部時間08:51(日本時間21:51)
(07/19 03:40更新)
★ブッシュ政権の主導する「同性愛婚を禁ずる憲法修正案」、米下院で必要な3分の2得られず否決【ロイター=ワシントン発・米国東部時間14:24(日本時間03:24)
(07/16 06:10更新)
★北朝鮮は国連安保理決議を「拒絶」=北朝鮮国連大使。「一方的にミサイル発射を中止する必要ないことは明らか」と公式に安保理に表明【ロイター=国連本部発・米国東部時間16:48(日本時間05:48)
(07/16 05:35更新)
★ヒズボラ、イスラエルのガリラヤ湖の町ティベリアにミサイル攻撃、15人負傷【ロイター=エルサレム発・米国東部時間16:22(日本時間05:22)
★シリアのアサド大統領、レバノンに救援送ると電話会談で表明=SANA通信社伝える。イスラエルによる攻撃後最初のコメント、レバノンへの連携示す【ロイター=ダマスカス発・米国東部時間15:03(日本時間04:03)
(07/16 05:10更新)
★国連安保理、北朝鮮制裁決議を全会一致で採択。北朝鮮に対しミサイル開発に関する「すべての活動」中止を要求【ロイター=国連本部発・米国東部時間16:03(日本時間05:03)
(07/16 04:40更新)
★「中東和平プロセスは崩壊した」=アラブ連盟ムーサ事務局長、イスラエルのレバノン攻撃で。国連安保理に危機への対応求める【BBC・国際標準時18:41(日本時間03:41)
(07/16 02:50更新)
★レバノン首相、イスラエルの攻撃に対して即時休戦を国連に要求。「いまやレバノンはアラブや国際社会の援助を要する災害地域になった」=記者会見で【ロイター=ベイルート発・米国東部時間13:31(日本時間02:31)
(07/16 01:30更新)
★イスラエル軍空爆で子ども15人を含む32人以上の民間人死亡=レバノン【ロイター=ベイルート発・米国東部時間12:16(日本時間01:16)
(07/12 05:50更新)
★インド・ムンバイの列車爆破、死者160人超える。犯行声明はまだなし。「163人死亡460人負傷」と警察当局がロイターに【ロイター=ムンバイ発・米国東部時間15:24(日本時間04:24)
★ニューヨークの地下鉄で警戒増強へ=インド・ムンバイの列車爆破受け。【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間15:25(日本時間04:25)
(07/11 23:59更新)
★インド・ムンバイの爆弾テロ、死者100人超える=ムンバイ警察当局。ロイター通信の電話取材に対し「104人死亡」と警察のコントロールルームから答える。列車と駅で合計7回の爆発、ラッシュアワーに【ロイター=ニューデリー発・米国東部時間10:52(日本時間23:52)
(07/11 23:05更新)
★インドの都市ムンバイで、4つの列車が1時間の間に相次いで爆発、地元テレビ局によれば少なくとも15人がムンバイ中心部の駅の爆発で死亡【ロイター=ムンバイ発・米国東部時間09:56(日本時間22:56)
(07/11 23:59更新)
★インド・ムンバイで列車爆発、負傷者多数。テロとの関連など不明【NHK】
(07/11 01:00更新)
★チェチェンのバサーエフ司令官をロシア特殊部隊が殺害=ロシア発表【ロイター=モスクワ発・米国東部時間10:51(日本時間23:51)
(07/10 23:45更新)
★北朝鮮のミサイル発射に対する国連安保理決議、当初の「10日中」は難しい見通しに。中国が北朝鮮説得の結果出てから、と各国に要請、決議提案国からも賛同出たため。【NHK】
(07/05 10:00更新)
★北朝鮮外務省の当局者、ミサイル発射の事実認めた上で「自主権に属する問題」と主張=平壌でのNHKの取材に対し【NHK】
(07/05 09:50更新)
★「北朝鮮は10発のミサイルを発射」=韓国の通信社が韓国の情報当局筋の見方伝える【ロイター=東京発・米国東部時間20:42(日本時間09:42)
★日本の防衛庁は、日本時間午前8時に北朝鮮が6発目のミサイルを発射したと発表【NHK】
(07/05 09:30更新)
★日本政府は、北朝鮮のミサイル発射に対し、北朝鮮の船舶の入港を禁止する経済制裁を今日にも発動へ【NHK】
(07/05 08:50更新)
★アメリカ政府高官、「北朝鮮が発射したミサイルは5発」と訂正【NHK】
(07/05 08:25更新)
★北朝鮮、さらにミサイルを発射、合計6発に【ロイター=東京発・米国東部時間18:51(日本時間07:51)
(07/05 07:10更新)
★北朝鮮のミサイル発射、最初の2発についてはNORAD(北米大陸防空司令部)が検出に成功=情報筋【米ABC】
(07/05 06:57更新)
★北朝鮮が発射したミサイルは最大で4発の可能性。失敗したと見られる「テポドン2」も含まれる=米政府当局者が報道で語る。「スタッフは緊急の協議中」=ホワイトハウス報道官。【ロイター=東京発・米国東部時間17:40(日本時間06:40)
(07/05 06:50更新)
★北朝鮮が発射した長射程ミサイル、発射40秒後に失敗。「発射された長射程ミサイル1発は『テポドン2号』と思われる」=米国務省筋。アメリカのボルトン国連大使は、国連安保理15カ国のメンバーと「緊急に協議している」と声明。米政府当局は、会議の招集は時期尚早との見方示す【ロイター=ワシントン発・米国東部時間17:34(日本時間06:34)
(07/05 06:35更新)
★北朝鮮がミサイル3発を2時間の間に発射。スカッド型2発と長射程ミサイル1発。長射程ミサイルは失敗したもよう=外交筋がロイターに。【ロイター=ワシントン発・米国東部時間17:12(日本時間06:12)
(07/02 04:50更新)
★1年ぶりとなるスペースシャトル「ディスカバリー」打ち上げは悪天候のため延期【AP通信/米ABC TV=ケープカナベラル発】
(07/02 04:00更新)
★オサマ・ビン・ラディン氏の新しい音声メッセージ公開される=2日連続で。イラクのシーア派多数派に報復するとし、ソマリアについてもアメリカとの対決姿勢強調。「アメリカに同調してソマリアに派兵しないよう、すべての国に求める」=音声テープ。本人かどうかは未確認【ロイター=ドバイ発・米国東部時間14:41(日本時間03:41)



2006/12/30 BREAKING NEWS:サダム・フセイン死刑執行


Saddam Hussein hanged, says Al Hurra TV station【ロイター】
Fri Dec 29, 2006 10:08pm ET
BAGHDAD (Reuters) - U.S.-backed Iraqi television station Al Hurra said Saddam Hussein had been executed by hanging shortly before 6 a.m. (0300 GMT) on Saturday.
The former Iraqi president ousted in April 2003 by a U.S.- led invasion was convicted in November of crimes against humanity over the killings of 148 Shi'ite villagers from Dujail after a failed assassination bid in 1982.
An appeals court upheld the death penalty on Tuesday. Iraq's government has kept details of its plans to conduct the execution completely secret amid concerns it could spark a violent backlash from his former supporters.

2006/12/30 BREAKING NEWS:サダム・フセイン身柄引き渡しか


Saddam transferred to Iraqi custody: defense lawyer【ロイター】
Fri Dec 29, 2006 11:54am ET
DUBAI (Reuters) - U.S. officials have transferred former Iraqi President Saddam Hussein to Iraqi custody, the chief defense lawyer told Reuters on Friday.
"The American side has notified us that they have handed over the president to the Iraqi authorities," said Khalil al-Dulaimi, head of Saddam's defense team.
"They told us the president is no longer under the authority of the American forces and they requested us not to go to Baghdad," he said.
Senior Iraqi officials have dismissed mounting speculation, including from Washington, that they could hang Saddam within hours and said some in the cabinet were pushing for it to be put off for a month or more.
But a defense lawyer said he thought Saddam might well die on Saturday after lawyers were told to collect his belongings.

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2006/10/11 BREAKING NEWS:2度目の核実験か?見方分かれる


N.Korea may have conducted another nuclear test: NHK【ロイター】
Tue Oct 10, 2006 8:07pm ET
By Chisa Fujioka
TOKYO (Reuters) - North Korea appeared to have conducted another nuclear test, Japanese broadcaster NHK said on Wednesday, a day after China joined other powers calling for a tough response to the communist state's announcement of a first.
Japanese government sources had information that there was a tremor in North Korea and they were checking on the possibility of a nuclear test, NHK said.
A South Korean Geoscience official said there were no immediate signs of seismic activity across the border.
Defying warnings from its neighbors, the United States and the U.N. Security Council, North Korea announced on Monday that it had conducted its first-ever nuclear test.
Pyongyang said a U.S. "threat of nuclear war and sanctions" had forced its hand.
China and Russia, which both border North Korea, met other veto-holding members of the U.N. Security Council on Tuesday to discuss a range of sanctions proposed by the United States and Japan to pressure Pyongyang to abandon its nuclear program.
"I think that there has to be some punitive actions," said Beijing's U.N. Ambassador, Wang Guangya. "We need to have a firm, constructive, appropriate but prudent response to North Korea's nuclear threat."
In Moscow, Russian Defense Minister Sergei Ivanov called the reported test a "colossal blow" to the nonproliferation regime but, like China, insisted an eventual U.N. resolution should not involve the use of force.

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2006/09/23 ♪拝啓ごぶさたしましたが〜♭

 ここかと思えばまたまたあちら 浮気なひとね♪(これもそのうち「昭和歌謡」にくくられそうなあたりの挨拶)

 いや、さすがに「最近」とは言いませんけれども……。
 というわけで、ここのところ更新が1ヶ月単位になってしまっていますが、ちゃんと生きております(笑)。

<ビンラディン>仏紙「死亡」報道 「8月に腸チフス」で 【毎日新聞 / Yahoo】
 【パリ福井聡】フランスの地方紙「レスト・リピュブリカン」は23日、サウジアラビアの情報機関からフランスにもたらされた情報として「国際テロ組織アルカイダのウサマ・ビンラディン容疑者が8月に腸チフスで死亡した」と報じた。
 同紙によると、仏情報機関が「国防機密」とした21日付文書は「サウジ情報機関はビンラディン容疑者がパキスタン国内で8月23日、重度の腸チフスで死亡した」としている。サウジ当局は9月4日に同情報を受け、現在確認中だという。
 これに対して仏国防相は22日、「同紙の情報は確認されていない」との声明を出した。パキスタン内務省高官も未確認としている。
(毎日新聞) - 9月23日20時22分更新

 1990年代、「死亡説」の常連さんとして、金日成と高倉健が並んでいたような記憶もありますが、21世紀に入ってからはダントツ(=断然トップの略)でオサマ・ビン・ラディン氏ですね。
 とはいえ、BBCなどの直接インタビューを行った経験のあるメディアによれば、もともとオサマ・ビン・ラディン氏は腎臓病を患っていて、いつ病死してもおかしくない、とは前々から言われています。
 しかも、たいへん困ったことに、現在の世界の「アルカイダ」は、指揮命令系統で動くようにはなっていません。「きっとこうすれば誉められるだろう」と勝手に考えて勝手にやれてしまうネットワーク型の組織になっているので、すでにトップが死んでもどうにもならない状況になっています。
 これは何もいまさら嘆くことでもなくて、そもそも人間は必ず死ぬもので、どんな独裁者でも君臨できる期間は長くて数十年の単位ですが、一度システムを作ってしまうとこれはたいへん長生きしてしまうわけです。旧ソ連はいい例で、指導者が長生きしなくても、組織ができてしまうと、指導者は変わっても組織はえんえん続いたのがよく分かります。
 ……救いが見出せないので、次の話題行きますね(笑)。

Girl gamers want respect in virtual man's world【ロイター】
Fri Sep 22, 2006 2:44pm ET
By Nichola Groom
LOS ANGELES (Reuters) - They are the gaming industry's very own suffragettes.
In professional competitions and vast online communities, groups of female gamers are demanding respect from game makers and challenging the assumption that video games are the domain of geeky boys in dark basements.

 「ロイターよ、お前もか」と字足らずで言いたくなるような気もしますが、書き出しはさすが、と思わされます。
 ゲームをトピックスとして取り上げると、どうしてもネタ扱い、色物扱いにしたくなる日本語メディアでは、リード部分で「suffragettes」に相当する単語が出てくるとはとても想像できません。

People have a stereotype that gamers in general are ugly and huge and have glasses. It's not how it is anymore," said Louise Thomsen, 26, a member of the Scandinavian team Les Seules. Her game handle is AurorA.

 うーん、英語圏ではそうかもしれないですけど、「萌え立国」の日本がどうかは分かんないですね。
 さすがにhave glassesのイメージは、いくらなんでも使い古しと言えるようにはなってきているでしょうけれど……。「電車男」いつまで引っ張るんだフジ、と腐す前に、性別世代別視聴率がどうなっているのか、データを持ち合わせていませんから。
 つまり、この記事で注目すべきポイントは、むしろ「市場調査によって」という一段にあるとも考えられます。
 私たち、「萌え」に関してああだこうだ言う割には、きちんとした数値データを持っていないのではとも思えるんですね。文化論的アプローチも結構ですけれども、それだけではひとつ間違うと宗教論争ないしは「本家対元祖」的な家元争いになってしまう危険があります。
 「あんな新作認めない!」って叫ぶのは簡単なんですけれど、善悪・好悪を別にして、どういう人が支持してどういう人が反発しているのか、データを積み上げる作業がとかく忘れられているのではないでしょうか。
 まあ、「私はこんなヒット商品を作ってきました!」ではなくて、世情にいちゃもんつけた戯言が代表作だと宣伝文句になる自称「マーケッター」がいる不思議の国では、望むべくもないことかもしれません。

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2006/08/24 ここよりはじまる?

 無秩序あるいはエントロピーが時間とともに増大することは、時間の矢と呼ばれる、過去と未来を区別し時間に方向を与えるものの一例である。(ホーキング博士あたりの挨拶)

 2本ばかりニュースクリップを。

'Ethical' stem cell lines created 【BBC】
Human embryonic stem cell lines have been generated without embryos being destroyed, according to researchers.
A US team created the lines by removing single cells from embryos, a process that left them intact, they report in the journal Nature.
At present, growing this type of stem cell results in embryo destruction.
The researchers say their findings may remove some of the ethical barriers to this field and provide a way of bypassing current US legislation.


FDA OKs wider access for Plan B pill【ロイター】
Thu Aug 24, 2006 10:30am ET
By Lisa Richwine
WASHINGTON (Reuters) - Adult women can buy a "morning-after" contraceptive without a prescription, U.S. health officials said on Thursday after a three-year political battle over wider access.
Barr Pharmaceuticals Inc.'s Plan B must stay behind pharmacy counters, the Food and Drug Administration said. Women must show proof they are at least 18 to buy the emergency contraceptive pills without a prescription, and younger girls still need a doctor's order.
"When used as directed, Plan B effectively and safely prevents pregnancy," the FDA said in a statement.
Backers and opponents had fiercely lobbied the agency with arguments about Plan B's impact on abortion rates and teen sex, and the feud stalled the nominations of two FDA commissioners.
Two Plan B pills can prevent pregnancy when taken within 72 hours of sexual intercourse.
Women's groups and other supporters argued easier access would reduce the number of unwanted pregnancies and abortions. Conservative opponents said wider availability would lead to more teen-age promiscuity and sexually transmitted diseases.

 どちらも、「ヒトの生命はどこから始まるか?」の議論に直結する問題です。
 性の解放以前に、人命軽視が解放されちゃった感のある日本では、あまり厳密な議論を好まない国民性もあって、普段は支持・不支持を考えてさえいないくせに、雰囲気によっては感傷的に強硬派に転じる人が多いような気もしますが……。

 そういえばウチのサイトも幾星霜(ってほどじゃないです)、「サイトの夏・刑法の夏」みたいな年もありましたが、殺人罪の適用範囲として、「人」になるのは胎児が一部でも露出したときか、それとも全部露出したときか、という議論もあります。
 医療技術がその程度だった時期はともかく……って、本来それをやる資格がない看護師に助産行為をさせていた「行列のできる」病院が摘発されるぐらいなので、本当に進歩しているのか疑問は感じますが、それはさておき、帝王切開もある、超未熟児でも助かるようになる、となってくると、ここの「境目」が曖昧になります。
 宗教的に、いかなる場合でも人間は神ではないのだから、生命に関与してはならない、というのはキリスト教右派に多く見られる議論です。古くは「ローマ法王庁の避妊法」という話もありましたが、リズム法(いわゆるオギノ式)を除いてあらゆる避妊を認めない、のがカトリックの伝統的な態度です。
 避妊でさえ認めない以上、人工妊娠中絶などもってのほかで、殺人である、と彼らは主張します。近年アメリカで急速に拡大しているキリスト教右派・福音派も、禁欲を強く主張するほか、論旨はおおむね同じです。
 これがヒトES細胞に向けられると、「受精卵だって人間だ、それを実験で破壊するのは殺人だ」とされます。
 同時に、純潔を重んじるアメリカのキリスト教右派の場合、避妊が気軽にできることにも異議を唱えます。別に兵糧攻めというわけではないでしょうが、避妊をできるだけ使いにくく遠ざけることで→夫婦間以外の性行為を減らせる、と考えている部分が見られます。
 生命が始まるのはどこからか、そしてどこまで人が人為的に介入してよいのかを論じるにあたっては、前提として、ひとりひとりの人がどういう規範意識や価値観からモノゴトをどう考えるかが問題です。他人からのコピペや翼賛、劣化コピーならいりませんから。
 雰囲気とノリで「ネコならいいかなあ」では、議論のスタートにも立てませんから、どういう根拠・信仰でも構いませんが、自分の意見というものを、ともかくも一度はきちんと論理的に構成して確立させる作業から出発する必要があります。その上で、後から入ってきた情報や反論によって、自分の意見が変わることは、恥ずかしいことではありません。
 「なんとなく嫌」だけでバッシングを唱えたつもりになっている姿のほうが恥です。

 「グラスは落っこちて割れることはあるけれど、その逆に落ちてバラバラになったグラスの破片がひとりでに集まってもとのグラスになることはない」というのが、熱力学の第2法則「エントロピーは増大する」です。
 一言で言えば「覆水盆に帰らず」。表意文字って便利ですね(違う違う)
 ホーキング博士はここから議論を始めて、量子力学の「時間」は虚数で表されるのに、私たちが体感する「時間」はそうではない、これは私たちが「エントロピーが増大する方向」をもとに時間を定義しているからだ、としています。
 「覆水〜」以外では、現代への警句にもなりそうなのが「孫子」にありますね。

 主は怒りをもって師を興こすべからず。將は慍をもって戦いを致すべからず。(中略)
 怒りはまた喜ぶべく、慍りはまた悦(よろこ)ぶべきも、亡国はまた存すべからず、死者はまた生くべからず。
(『孫子』「火攻篇第十二」)

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2006/08/21 希望の明日へ

 もしかして・・・私のこと忘れちゃいましたか・・・?(そんなこと言われるとこっちの立つ瀬がなくなる坂本梓馬さんのブログあたりの挨拶)

 ということで、1週間どころか1ヶ月ぶりぐらいのお久しぶりです。(おい)
 「きょうの世界」とあわせてお休みしていたわけではありませんが、まあアメリカのアンカーだって休むときは長く休むじゃないですか、と言ってみようかと(苦笑)。


坂本梓馬さんのブログ(2006年08月18日)
写真はレコーディングスタジオにあった蓄音機〜★★
どうやって音が出るのかが不思議でしばらくながめてました・・(笑)

 今の人は蓄音機でも驚くんですねえ、って驚くポイントがズレてるかしら(笑)。
 というか、レコードを斜めにかざしてみて、反射面の大きさでボリューム調整するテクニックも昔話かぁ、と思ってしまうんですけれど、ちょっと待った、アンプ以前の手回し式蓄音機っていう可能性もあるか……よく見ると写真右に手回しのハンドルっぽいのが見えてるような気がします(笑)。
 ……そんなこといちいち解説しだすとたいへん面倒なので、詳しくは近くのオーディオマニア団塊の世代かその一回り下あたりがベストかと思いますか、もしくはお近くの放送博物館へお問い合わせください(こらこら)
 なんだか、トランジスタラジオを見せたら、「電池なしでどうして音が出るんですか?」と聞かれそうな気がします。
 これまたすでに一昔前になっちゃいますが、ノンフィクション作家の山根一眞さんが、「書斎に入ってくるモノすべてが電源を要求する」と半ば自嘲気味に書いてましたが、考えてみるといま大抵のものはコンセントか電池を使っていますね。
 手回し式といえば、どっかの新聞と契約するともらえる?非常用の懐中電灯(って表現も古いのかしら)ぐらいかもしれません。

 まあ、それはともかく、「昔懐かし」に過剰反応してしまうウチとしては、是非第2弾あたりで童謡の後の時代、「ナツメロ」にチャレンジしていただきたいところです。
 美空ひばりあたりは誰でもやりやすそうなので、むしろさらにマイナーな線(短調の意味じゃないです)を狙って、「東京行進曲」(♪昔恋しい銀座の柳)「東京ラプソディ」(♪花咲き花散る宵も)「蘇州夜曲」(♪君がみ胸に抱かれてきくは)「雨に咲く花」(♪およばぬことと諦めました)などにトライしてもらえると、ナツメロ&アニメ好きとしては嬉しいんですけれど……需要がぜんぜんないかもしれませんが(苦笑)。

2006/07/25 ♪今宵港にきく雨は♭

 最近天気予報をよく見ないので……(坂本梓馬さんの新しいボイスブログ(詳細はご本人のブログ参照)あたりの挨拶)

 強く同感します。……ええ、それは「調書に『何度も深く頷く』と記録してください」と言われても仕方ないぐらい、強く頷いちゃいます(笑)。
 とはいえ、

「ただいまの時刻、朝の5時20分です。……珍しく早く起きました」

と言われてしまうと、その時間こっちは寝る前だったなあ、と改めて時差に驚いてしまったりしますが(苦笑)。
 普通は早朝に目が覚めると何もすることがなかったりするんですね。その時間、それロイターだ、BBCだ、ってやってるのは少数派ですよね(笑)。

 でも、今日は気象情報見ましたよ、「熱波の影響で停電が広がる可能性」という……米ABCテレビの(おい)

 いきなり話ずれますけど、OPテーマが変わっていないので気づくのが遅れましたが、「ABC WORLD NEWS Tonight」の番組名、いつの間にか「ABC WORLD NEWS with Charles Gibson」に変わっていますね。
 「Tonight」が外されたのは、「ABC NEWS NOW」とつなげやすくするためでしょうか。

 ……あった。やっぱりそう書いてあります。

ABC's Flagship Newscast Changes Name to 'World News With Charles Gibson' 【米ABC】
New Name Reflects Program's Place in the 24-Hour Digital Space
July 19, 2006 - ABC's evening newscast, "World News Tonight," has changed its name to "World News with Charles Gibson," ABC News President David Westin announced. The change becomes effective today, July 19, 2006.
"The program we air at 6:30 p.m. each night remains our flagship broadcast, but it has evolved well beyond 30 minutes on television," said Westin. "With an afternoon webcast downloaded by millions and updated content available throughout the day on ABCNEWS.com, 'World News' is always on. We are committed to expanding ABC News and 'World News' into the 24-hour space created by the digital world, and it makes sense for that reality to be reflected in the title of the broadcast.
"After a difficult 14 months," Westin continued, "Charlie's presence at 'World News' brings a stability and momentum we have not known in some time. He's our anchor, and it is only appropriate that the broadcast bear his name."
The "World News" webcast, which debuted in January 2006, marked the first time a network newscast produced its own program for the Internet audience. Last month the webcast was downloaded 7.6 million times via ABCNEWS.com and iTunes. Weekly downloads have reached as high as 2 million. Gibson also anchors the 5 p.m., ET, Information Network newscast on ABC News Radio.
ABC renamed its evening newscast "World News Tonight" in July 1978, with the debut of anchors Frank Reynolds, Peter Jennings and Max Robinson. In September 1984, it became "World News Tonight with Peter Jennings." Following Peter Jennings' death in August 2005, the broadcast became "World News Tonight."
Going forward, the weekend editions of the broadcast will be called "World News Saturday" and "World News Sunday."

 ここしばらく、長いこと「From Middle East」だったから気づかなかったのかもしれません。
 今日はワシントン支局のジョージ・ステファノポロスさんが、ライス国務長官に同行取材ということでイスラエルから中継していましたが、そうやって世界飛び回らないと「アンカー」にはなれないのがよく分かります。

 話もどりますが、このボイスブログの冒頭部分の雨音が、テンプラの音に聞こえるか、シャワーに聞こえるかで意見分かれるかもしれません。
 昔々、それこそ坂本梓馬さんが生まれる前ぐらいの時代だと思いますが、小型のステレオマイクで生の音を録音しようとすると、「小川のせせらぎ」がテンプラ揚げてる音になりますよ、と解説している本がありました。
 ……個人的には、最近ナマで雨の音を耳にすることよりも、「土砂災害の危険が高く……大雨洪水警報です」というニュース映像で見ることのほうが多かったりします。「すごい雨降っているなあ」と思うのは、気象庁レーダアメダスの24時間積算データを見て、ということが多いですし。いろいろ間違っているような気もしますが(苦笑)。

坂本梓馬さんのブログ(2006年07月25日)
明日の朝になったら
トマトスープにして美味しく頂きたいと思います★

 トマトベースに使う定番ハーブといえばオレガノですが、バジルもよく使われますね。ローリエとなると、かなり好みが分かれそうですが……。
 え? その前日付にある「カボチャ」も同時に使う料理ですか? 拾い物組み合わせるのはちょっと怖い気がするんですが そんなもんとっさに思いつくほど詳しくないですが、イタリアンならカボチャを使ったニョッキがあったような気がしますから、そっち系のレシピ探してみてはどうでしょうか。
 そうなると、少し濃厚な赤ワインを合わせたくなるカンジもしますが、「朝」にそれやっちゃうとさすがに問題でしょうか(笑)。

2006/07/17 いわんこっちゃない

 なんと!尼さんのSisterではなく、妹のsisterですと?(13話にして今季ベスト入りしそうな台詞あたりの挨拶)

 「エルダー」がどうとかってほうは、なにやら揉めちゃったらしいですけど、こっちは大丈夫ですかね(こらこら)
 英表現ではSisterで看護師長の意味もあるそうですが、萌え系では「ナース」のほうがわかりやすいからあえて使うこともないでしょうね。

 さて、前に(6/19付)
 冗談はともかく、これは社会部ならともかく、外信部・外報部・国際部の扱うネタではありません(笑)。まあ、向こうで変な生き物が見つかって、現地発で報道が出てくると 、いつぞやの中国の怪物(?)みたいに回ってくることも例外的にありますが……。

なんて書いたら、ホントに回ってきちゃいました。だから余計なことは言うもんじゃありません(笑)。

Hunt for Gambia's mythical dragon 【BBC】
A team of UK dragon-hunters is on an expedition in The Gambia to track down a mysterious creature known locally as the "Ninki-nanka".
Believed to live in swamps, the ninki-nanka appears in the folklore of many parts of West Africa.
It is described as having a horse-like face, a long body with mirror-like scales and a crest of skin on its head.
Team leader Richard Freeman told the BBC, evidence so far was sketchy as most people died soon after seeing it.
Mr Freeman, a cryptozoologist from the UK-based Centre for Fortean Zoology, admitted that the ninki-nanka's existence was "very far-fetched indeed".
Second-hand accounts varied wildly from it looking like a crocodile or a snake to having wings and spitting fire, he said.
But he disputed a suggestion that the hunt was a waste of time and money.
"We didn't know any of this before we came. We have to look into everything to see if there is a possibility that there's a real creature there," he told the BBC's Focus on Africa programme.
Cryptozoology is the search for animals whose existence is disputed or unsubstantiated, such as the Loch Ness monster.

 "Cryptozoology"って言うんですね。後半に出てくる"Red herring"なら試験にも出てきそうですが(?)、こっちは小さい辞書には出てないんじゃないかしら。「Crypt」は「暗号」とか「隠れた」という意味がありますが。

 話変わりますが、先日ちょっと空いた時間があったので、ノミネートのときから気になっていた映画「グッドナイト&グッドラック」を見てきました。
 前評判に違わぬ名作だと思います。
 実話をもとにしているので、ストーリーは分かってしまう(知っている)んですが、それでも緊迫感がつづく構成は見事でした。
 しかし、エド・マーロウはスピーチで「50年後」ということを語りますが、まさにその50年後の現在も、まったく同じ問題がアメリカに存在しています。マッカーシーの赤狩りに立ち向かったマーロウと、同時多発テロ以降ブッシュ政権に距離を置いたピーター・ジェニングスと、ともに「時代の狂気」を指摘すると、直接の弾圧以外にも「視聴率」が歯向かってくる。多くの人が熱狂している中で、その熱狂は異常だと指摘するには、「経営上の理由」という、経済制裁にも似た障害があることも覚悟の上の勇気が必要になる、というのは現代も同じです。
 50年後には、ピーター・ジェニングスを描いた「Finally,Tonight」を作らなければならなくなるのでは、と冗談を言いたくもなります。
 翻って、50年前も現代も、そういう「ジャーナリスト」が一人も存在しない・存在したことのない日本では、きっと50年後もダメだろうな、としか思えないのが悲しい限りです。
 マーロウのようなジャーナリストが現れればすべてが解決する、という救世主願望でも困るんですが、しかし、ジャーナリスト不在では出発点にもたどりつけていない事実をごまかすのも不適切です。「アメリカという国は……」で片づけるのは、国民的熱狂で歴史を誤った、そして現在誤りつつある日本人のいえた義理ではないでしょう。

2006/07/12 雰囲気で決める!

 犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛めばニュースになる(新聞記者の初歩あたりの挨拶)

 とはいえ、昨今では「セレブがらみなら噛んでも噛まれてもニュース扱い」ってカンジもしますけど。
 普通の家の犬で「鳴き声がうるさい」だと、せいぜいワイドショーかエンタメ番組(いまの流行りは法律相談ですか?)あたりが関の山でしょうが、テレビタレントの誰々さんの飼い犬がうるさかったりしたら、「ストレスで八つ当たりか?」とかいろいろ書くんでしょうね。もし仮に、ホリエモンがペット飼ってたら、それだけで埋め草原稿がたくさん登場していたような気がします。

 日本語メディアの情けなさはいつものことなんでさておいて、それにしても、ロイターで「北朝鮮のミサイル実験めぐり安保理協議つづく」と、「イスラエル軍がガザで民間人殺害」が並んでいるのを見ると、若干複雑な想いがします。
 確かに核武装を宣言している北朝鮮が、アメリカまで届く弾道ミサイルを開発、となれば重大事ではあります。そして、ニュースというものはランク付けをする時点で、必然的に非情になるのも事実です。
 しかし、パレスチナ自治政府がイスラエル軍のミサイル攻撃について、これでは和平プロセスが崩壊するから、と国連安保理の開催を求めたのと比較してしまうと、現にいま一般市民が殺害されている「危機」との対比を見てしまいます。
 よくある「人命に軽重はない」という単純な人情論は、なぜこういうときには口を閉ざしてしまうのでしょうか。地震や旱魃で泣き叫ぶ子どもの姿には同情してみせるのに、なぜパレスチナやダルフールについては放って置かれるのでしょうか。
 冷酷に見れば、「パワーバランスの変化」で片付いてしまう問題です。このイスラエル軍の問題でも、おそらくオイルショック直後だったら、重大事態を招きかねない、と国際社会も無関心ではいられなかったでしょう。
 いま、事の善悪はともかくとして、パレスチナ情勢が直接国際社会に激震を及ぼすような事態は想像しくい。イスラエルに対する報復テロは予想されるにしても、いや予想されるがゆえに予想の範囲内でしかないため、イスラエルの攻撃が「予期しない」事態に結びつくとは考えにくいわけです。
 いや、ちゃんと「アルカイダ」には厳重な注意を払っているじゃないか、と反論されそうですが、「アルカイダ」は元々パレスチナにはあまり関心のない組織です。これは、イスラムを一括りにしがちだと見えにくいんですが、イラクで反米テロが起きたときと、パレスチナ情勢が緊迫したときと、それぞれでアルカイダ自身がどう出てくるか見れば分かります。パレスチナはあまりに日常的に紛争が起きていることを割り引いてみても、メッセージが出てくるのは圧倒的にアメリカがらみの事件のときです。
 それだけに、アルカイダの動向には注目が集まり、「アルカイダのテロの理由になりそうな事件」にも関心は払われますが、アルカイダがあまり関心をもたないパレスチナ情勢となると、ならばパレスチナがどうなっても大規模なテロにはつながらないから、と軽く扱われてしまう部分があります。
 これは仕方ないことではありますが、一方では大きな危険を含んでいます。「パレスチナに注目を集めるためにはテロしかない」という方向に走りかねないからです。実際、民間機がハイジャックされたり、空港で銃を乱射したりすれば、国際社会は否応なしに目を向けます。
 そんなことをさせない、そうならないためにこそ、オスロ合意以降の和平プロセスというものを積み重ねてきたはずですが、同時多発テロ以降、危機感も和平への情熱も薄れてきて、自分のところだけ安全ならいいか、という風潮が強まっているように懸念されてなりません。
 ところで、何がどうつながるのかよく分からない理屈を主張し、ハイジャックや銃乱射事件を起こした日本人が、現在ただいま大問題の渦中にいる北朝鮮に亡命していたことは忘れられていないでしょうか。


胡主席 北朝鮮の再発射けん制 【NHK】
中国国営の新華社通信によりますと、胡錦涛国家主席は11日午後、北京の人民大会堂で11日北京入りした北朝鮮のヤン・ヒョンソプ最高人民会議常任副委員長ら友好訪問団と会談しました。会談の中で胡主席は、「朝鮮半島情勢に複雑な要因が新たに生じた」と述べ、ミサイルを発射した北朝鮮の対応を暗に批判しました。そのうえで胡主席は、「隣国として中国は重大な関心を持っており、朝鮮半島情勢に緊張をもたらすいかなる行動にも反対する」として、ミサイル再発射もありうるとする北朝鮮の出方を強くけん制するとともに、核開発問題をめぐる6か国協議への早期復帰を重ねて求めました。これに対し、ヤン常任副委員長は「朝鮮半島の平和と安定に向けた中国の努力を重視している」と述べるにとどまりました。
7月11日 23時50分

 対応する新華社通信の報道はこちら。

胡錦涛会見朝鮮友好代表団 【新華社・中国語(簡体字)】
 この新華社報道によると、胡錦涛国家主席の発言は、

「数年来、中国と北朝鮮は伝統的な友好関係を続けており、さらに中朝の友好事業は重要になってきている。新しい情勢のもと、中国は北朝鮮と同じく伝統を継承することを堅持し、未来に向かって友好を強める」
と前置きした上で、
「最近、朝鮮半島情勢に複雑な要因が新たに生じた。北朝鮮の隣国として中国は重大な関心をもっている。」
と、NHK報道の発言が出ています。

 旧ソ連時代には「クレムリン・ウォッチャー」と呼ばれる専門家が、タスやプラウダなどの公式声明や、ひな壇の並び方から意味を読み取っていました。
 この新華社通信の報道も、一見すると「何言っているか理解不明」かもしれませんが、西側とは違った言葉遣いをする習慣を考えれば、文面以上に深い意味を持っている可能性があります。
 北京側の最高指導者が「重大な関心をもっている」と発言するのは、この両国関係ではかなりギリギリの表現です。NHKは「けん制」と解釈していますが、おそらくその通りで、「警告」「反対」まではいかないまでも、容認・黙過はしない、というメッセージが含まれていると見るべきでしょう。
 「朝鮮半島情勢に緊張をもたらすいかなる行動にも反対」には、北朝鮮のミサイル再発射に限らず、国連安保理の制裁決議も含まれる可能性がありますが、北朝鮮に対してのこのコメントは、「これ以上の事態悪化は誰であろうと許さない」という意味がとれます。緊張をもたらす制裁にも反対する代わり、再発射にも反対する、と釘を刺した上で、早く六カ国協議に戻れ、と強調しているように見られます。
 即刻やめろ、と言わないのが分かりにくいところですが、これまでの友好関係をリストアップしたあとでの牽制は、強い圧力でもあります。
 体面を重んじる中国の態度としては、精一杯の姿勢を示した、というところでしょう。それも、トップ外交でないと効きにくい北朝鮮相手では、友好訪問団に向かって強い表現を使ったところで効果は知れているわけで、牽制で必要十分という判断もあると思われます。
 中国としては、「体面を傷つけるなら許さない」前提で態度を示したつもりでしょうが、問題は平壌がそのメッセージを理解しているかどうかです。
 これも、「中国の努力を重視している」という発言をどう解釈するかですが、おそらくこの問題に関してなんの権限も与えられていない代表団が言える限度いっぱいのコメントだと考えられます。訪問団が理解したかどうかよりも、平壌の政府首脳がどう受け止めたが問題ですから、訪問団の反応はさほど重視しないほうがよいかもしれません。(仮に、訪問団が「ミサイル発射は二度としない」と確約したとしても、どれほどの重みがあるでしょうか。「普通の国」とは違うのです)
 平壌が、中国のメッセージを正しく理解すれば、この辺で中国の顔を立てないと瀬戸際外交にも限度がある、と気づくはずですが、今回のミサイル発射自体が「六カ国協議」を唱えてきた中国の面子を潰していることを考えると、いまになって気づくかどうかは何ともいえません。
 それでは、いざというときに、中国が安保理常任理事国の拒否権を使って北朝鮮の側に立つかどうか。これは、日本ではヒステリックなエセ右翼が、早くも拒否権行使を前提にバッシングを始める頭の悪さを露呈していますが、当の中国が「拒否権を行使する」と言っているからと丸呑みで信じるのも馬鹿げた話です。
 流動する国際情勢において、「現段階では拒否する」「現在の条件では反対する」というのは、「将来も絶対反対」とは限らない事実を理解していないのは、要するに平和ボケの一症状でしょうね。
 今回の発言を、「これ以上の悪化は誰であろうと容認しない」という中国側のメッセージだと解釈すれば、悪化の引き金をひいた側に強く反対する、と予測することができます。面子を潰した相手は許さない、という中国的な考え方からすれば容易に理解できるところです。
 具体的に言えば、現状で中国の説得に応じる可能性があるなら、性急な安保理の制裁決議は「状況を悪化させる」引き金になるとして、これまでの言明どおり反対してくるでしょう。しかし、北朝鮮が中国の説得を拒絶したり、あるいは説得の最中にさらにミサイル発射を行って中国の外交努力を踏みにじれば、中国としてはそこまでして守る義理はないとして、情勢に応じて棄権もしくは賛成に回る可能性もあります。
 タイムリミットを設定する考え方には、かつてのイラク攻撃のときに、フランス・ドイツ・ロシアの反対にあったのと同じ危険が潜んでいます。協議の可能性が残っているとする側を押し切るのは、押し切った側が孤立する危険と抱き合わせです。
 国際社会としては、制裁決議が可決し有効に機能するには、
(1)中国が協議継続を断念したとき
(2)北朝鮮が中国の説得中にミサイルの再発射を実施したとき
のどちらかが成立する必要があります。2つの条件のように見えますが、(2)も結局は(1)を意味するため、(1)の一点に限られるといってもいいでしょう。
 中国が棄権して制裁決議が可決されても、北朝鮮との国境線を有する中国やロシアが積極的に制裁に賛同しなければ、制裁は骨抜きになります。
 逆に、北朝鮮が経済の多くを依存している中国が「制裁」側についたとき、他の国が反対するよりも大きなダメージを受けることになります。
 それでは、どこまで中国が北朝鮮の説得にこだわるか、ですが、目下の国際経済を見れば、中国にとって対米貿易は重要性を増してきています。どう考えても、西側との関係を犠牲にしても死守しなければならないほどの重要性をもたせているとは思えません。面子の問題はあるにせよ、逆にいえば面子さえ上手に保つことができれば、案外あっさりと離れるのではないか、と思える節もあります。
 こういうときに、強気なことを言い捨てるだけですめば、それは楽なんです。しかし、強気なことを言っていたら、ふと見たら隣にいた人が一歩引いている、ということもあるのが国際社会の複雑な点です。早い話が、アメリカでさえ、北朝鮮を「悪の枢軸」とは言っているけれど、しかし中国までも敵に回す愚策はとらないでしょうから、北朝鮮問題の違いをめぐって、中国との関係を悪化させるようなら「一歩引く」可能性は高いでしょう。人民元の切り上げ論議でも明らかなように、経済的には米中関係は巨大化していますから、多少の意見の食い違いならともかく、決定的に外交関係を悪化させるような結果は望んでいないと見るべきです。

 ついでに指摘しておきますが、ソ連崩壊後しか知らない勉強不足のエセ右翼はご存知ないでしょうが、「ソ連に拒否権を行使させるための決議案」というものもあったのです。
 どうせソ連が拒否権を行使するに決まっている議題でも、ともかく安保理のテーブルに載せて、ソ連に拒否権を発動させ、そのことでソ連の異常な論理を記録に残す。そういう熾烈な対立があったことを知らなければ、「当たり前の議題が可決されないのはオカシイ!」という、小学生レベルの議論に終始するのも仕方ないでしょう。


 それにしても、ドサクサまぎれなら何言ってもスルーされるだろうとばかりに、「敵基地攻撃論」などが出てくるとは、もはや瀬戸際外交よりも理解しにくい能天気ぶりとしかいいようがありません。
 米ABC「This Week」で、保守派のコメンテーター、ジョージ・ウィルさんが、ブッシュ大統領の現在の軟弱ともとれる北朝鮮への態度に対して、「この4年間でようやく保守派になった。保守派であれば他所の国をコントロールすることがいかに難しいかを知っているはずです」と評していました。
 これは、これまでのブッシュ大統領の強硬路線“ブッシュ・ドクトリン”は、伝統的な保守派とは違う、という前提に基づいています。
 ブッシュ・ドクトリンは、「悪の枢軸」発言で記憶される2002年の一般教書演説「危険が迫るのを座して待っているつもりはない」に象徴されています。「危険」とは、この当時は明らかに「アルカイダとつながりのあるイラク」を指していました。その事実認識さえ間違っていたことがすでに明らかになっていますが、ともかく先制攻撃で叩くのが正しい、という前提があったわけです。そのブッシュ・ドクトリンが、当のアメリカで「もう終わった」と言われてきているわけです。
 路線修正の柔軟性に思いを寄せず、国際社会の流動する状況を理解しようともせず、「思い込んだら命がけ」しか知らない日本は、根本においては、北朝鮮とよくお似合いです。

2006/07/11 BREAKING NEWS:インドの商業都市ムンバイで爆発


104 dead in seven Mumbai blasts: Indian police【ロイター】
Tue Jul 11, 2006 10:52am ET
NEW DELHI (Reuters) - More than 100 people were killed on Tuesday in seven bomb explosions at rail stations and on trains in India's financial hub, Mumbai police said.
"There are 104 dead," a police official at the city's central control room, who gave his name as Bhavale, told Reuters by phone.

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2006/07/05 BREAKING NEWS:北朝鮮がミサイル発射、「テポドン2」かどうかは不明


North Korea fired Taepodong missile which failed【ロイター】
Tue Jul 4, 2006 5:12pm ET
By Jim Wolf
WASHINGTON (Reuters) - North Korea launched a long-range Taepodong-2 missile and two small Scud-type missiles within a two-hour period, but the long-range missile appears to have failed, a diplomatic source told Reuters on Tuesday.
CNN also reported that a Taepodong had been fired.
The Taepodong 2 missile, which had been under intense scrutiny by the United States and other western powers, appeared to have failed in flight, the diplomatic source said.
A Pentagon official told Reuters North Korea appeared also to have launched at least two small Scud-type missiles, but not the intercontinental ballistic missile that has been a focus of international concern.
"This appears not to be the launch of the missile that's been so widely reported of late," said the official, who asked not to named. He referred to the small missiles as "lesser variety" Scud types.
The official spoke before reports that the third, long-range Taepodong missile firing had been reported.
Japan's NHK TV reported the first of the two smaller missiles landed in the Sea of Japan about 375 miles from Japan.
A Japanese government official confirmed the launch but said it was unclear if it was a Taepodong ballistic missile.


North Korea Missile Launches Detected【米ABC】
Third Launch May Have Been Long-Range Weapon, Sources Say
July 4, 2006 - North Korea launched three missiles today, including one believed to be the long-range Taepodong-2, which is believed to be capable of reaching U.S. soil, sources told ABC News.
The first two missiles launched appeared to be short- or mid-range missiles, but it appeared that the third - which broke up shortly after it launched - was a longer range missile, sources said.
White House spokesman Tony Snow said North Korea had launched three missiles, but he could not confirm whether the Taepodong-2 was among the weapons tested.
The launches of the first two missiles were detected by NORAD - the North American Aerospace Defense Command - sources told ABC News.
The first launch occurred around 2:30 p.m. ET, and the second came at around 3 p.m., the sources said.
Both of those launches were tracked and determined completely incapable of coming anywhere close to the United States, though one source told ABC News the government could not say where the missiles had landed.
A Japanese government official said North Korea seemed to launched three missiles, the first two a half-hour apart and the third coming an hour later, and all three landed in the Sea of Japan.

 続報が入ってくる、というよりも、「さらに2発を発射」となってくると、意図が読みにくくなります。
 瀬戸際外交として、1発や2発を発射して「やれるんだぞ」と誇示するやり方はいままでもやってきたわけですが、時間を見ても散発的に発射するのは、何の意味があるのか分かりません。
 威嚇にしても、あるいはアメリカのスペースシャトル打ち上げに対抗する国威発揚だとしても、こんなバラバラに発射したのでは効果が薄れます。
 仮説としては、短・中射程スカッドタイプのミサイルは、信頼性のチェックとして打ってみた、という可能性が考えられます。ミサイルにも使用期限がありますし、他国の技術革新によって、時代遅れの兵器となることはしょっちゅうです。現に、今回のミサイルの最初の2発はアメリカの防空レーダーにひっかかっています。
 また、大胆な憶測ですが、それほどふんだんに余っているはずがない貴重なミサイルを、バラバラに発射してしまっていることから、北朝鮮軍内部に何らかの問題が生じているのではないかとも考えられます。
 たとえば「記念日あわせ」で1発発射して国威発揚、とやろうとしたときに、どこの基地から発射するか、指揮命令系統が機能していないとここの連絡で間違って、あちこちの基地が発射してしまう、ということも考えられます。
 さらには、最悪のシナリオに近いのですが、北朝鮮の軍部によるクーデター、ないしはそこまでいかないまでも政権指導部を無視する独断専行に出た、というケースもありえます。
 「いまの政権ではうまく行かない、もっと強硬に打って出るべきだ」と軍人は考えがちで、政権が穏健路線をとった場合や、予算に不服が生じた場合は、政権指導部に対する反感が出やすくなります。
 内部で何が起きているかは、当地に滞在している人間からの情報を精査する必要があるのですが……日本と北朝鮮の間には国交がないので、情報収集機関にもなる大使館が平壌にはありません。
 ワシントンは、国交がなくても必要性から、スパイ衛星のほかに電波傍受などあらゆる手段で情報を集めているでしょう。
 人による情報としては、北朝鮮と国交がある国の外交筋の情報にも注目する必要があります。
 衛星写真でクリアに写っているミサイルサイロ周辺の状況も大事ですが、「平壌市民は何を知らされていなくて何を知らされているのか?市内の様子や生活スタイルに変動はないか?」などの情報収集も大事です。

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