VNI鈴凛 過去ログ 06/04/01-06/30

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2006/06/28 communicateに好きして
2006/06/19 国際部長はゆーうつ
2006/05/31 国境なんて飾りですよ
2006/05/27 Journalismが止まらない
2006/04/22 地獄の沙汰も金次第なの
2006/04/11 愛国無用

ニュースクリップ

(06/30 03:35更新)
★米FRB(連邦準備制度理事会)は金利政策決めるFOMC(連邦公開市場委員会)を開き、0.25%の利上げを全会一致で決定。17回連続の利上げ。インフレ抑制のための現在の金融引締め策、さらなる利上げを必要とするかもしれないとコメント。【ロイター=ワシントン発・米国東部時間14:25(日本時間03:25)
(06/30 01:50更新)
★グアンタナモ収容所の特別軍事法廷は違法=米連邦最高裁。ジュネーブ条約とアメリカ軍規則に反すると、5対3で。ブッシュ大統領「議会と相談したい」【ロイター=ワシントン発・米国東部時間12:05(日本時間01:05)
(06/22 03:00更新)
★イラクで4月に民間人殺害した7人の米兵を告発へ=アメリカ国防総省。殺人・誘拐・窃盗に加えて虚偽の公式発表作る共同謀議の容疑で=匿名の職員。アメリカ海軍当局は米東部時間16時(日本時間5時)から会見開く予定。別の事件では4被告全員に死刑の可能性も。【ロイター=ワシントン発・米国東部時間13:49(日本時間02:49)
(06/21 04:00更新)
★イスラエル軍がガザで車を空爆、子ども2人を殺害、8人の子どもと2人の大人が負傷。死亡したのは5歳の男の子と7歳以下の女の子=目撃者が医療スタッフに語る【ロイター=ガザ発・米国東部時間13:26(日本時間02:26)
(06/21 02:10更新)
★ガザでイスラエル軍が空爆、子ども1人死亡、10人以上が負傷=パレスチナ自治政府筋。イスラエル軍はコメントなし【BBC・国際標準時16:54(日本時間01:54)
(06/20 23:50更新)
★イラクでのアメリカ兵2人誘拐殺害、「イラクのアルカイダ」新リーダーが犯行声明をネットに発表。信憑性は確認できず。同じ組織は遺体発見の直前に「近々詳細示す」と声明を発表していた【ロイター=ドバイ発・米国東部時間10:34(日本時間23:34)
★長年米CBSニュースでアンカーつとめたダン・ラザーさん、米CBSから退任へ。44年の契約に幕。【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間10:44(日本時間23:44)
(06/20 20:50更新)
★イラクで不明のアメリカ兵2人、殺害され遺体で発見=イラク国防省報道官。アルカイダ系組織が誘拐したとした地域で。【ロイター=バグダッド発・米国東部時間07:19(日本時間20:19)
(06/19 22:30更新)
★イラクで不明のアメリカ兵2人について、アルカイダ系組織がネットに犯行声明。「詳細は後日」として写真や映像など直接的な証拠は示さず【ロイター=ドバイ発・米国東部時間09:16(日本時間22:16)
(06/19 20:20更新)
★イラク公判で検察側、サダム・フセイン元大統領やラマダン元副大統領に死刑を求刑=1982年のイラク中部ドジャイルのシーア派住民148人虐殺に対して。7月10日の最終弁論ののち判決へ。【BBC・国際標準時10:54(日本時間19:54)
(06/19 19:55更新)
★サダム・フセイン元大統領に死刑を求刑=イラク特別法廷で検察側。1982年の暗殺未遂を発端にしたイラク中部ドジャイルの住民148人虐殺について「人道に対する罪」で。ラマダン副大統領にも死刑を求刑【ロイター=バグダッド発・米国東部時間06:39(日本時間19:39)
(06/12 05:46更新)
★5時1分ごろの強い地震で、震度5弱を観測した大分県佐伯市で、「市内の8階建てのマンションで、エレベータが止まったとの連絡が入った」=佐伯市市役所職員、NHKの電話取材に【NHK】
(06/12 05:30更新)
★5時1分ごろ、四国・中国・九州地方の広い範囲で強い地震、広島県呉市・愛媛県今治市・八幡浜市・西予市・大分県佐伯市などで最大震度5弱、大分市・広島市・宮崎市など中国・四国・九州地方で震度4を観測。震源は大分県中部、震源の深さは140キロ、地震の規模はM6.1。津波の心配はない=気象庁。JR西日本によると広島県内のJR在来線は全列車を最寄駅で停車させ安全確認中。JR九州では日豊線・日南線の一部で徐行運転。山陽自動車道は広島県内の一部で交通止め。【NHK】
(06/12 05:07更新)
★5時1分ごろ、広島県など中国・九州地方で強い地震、広島県南西部・愛媛東予地方・南予地方などで最大震度5弱。震源は大分県中部、地震の規模はM6.1、津波のおそれなし【NHK】
(06/06 04:10更新)
★バーナンキFRB(連邦準備局)議長がインフレ懸念示し、NY株価はダウ・S&P・ナスダック主要3指数そろって1%の暴落。アナリストはFRBが6月に利上げする可能性が今回の発言で高まったと。【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間14:53(日本時間03:53)
(06/05 11:35更新)
★「村上ファンド」の村上世彰代表、11時から東京証券取引所で記者会見し「インサイダー」認める。ライブドアによるニッポン放送株の大量取得に乗じて利益を得るつもりはなかったとしながらも、ライブドアの宮内氏にニッポン放送の株取引を持ちかけたこと、その後ライブドアのTOB意欲を直接聞いてしまったことも事実と認める。ライブドアの意向を「聞いちゃったこと」が証取法違反にあたるかどうか法的解釈は分からないが、裁判で争いたくないので検察主張を認めた=会見で経緯を釈明。「プロとして株式市場の憲法である証取法に違反した以上、今日をもってこの世界から身を引く」とも表明。冒頭、「東証での会見は最後にしたい」と笑顔の漏れるシーンも。【NHK】
(06/05 10:57更新)
★「村上ファンド」の村上世彰代表、「阪神電鉄に対する株主提案を取り下げ、公開買い付け成立のために株式の売却も検討」=会見前に報道資料発表【NHK】
(06/05 10:10更新)
★村上代表、不正取引認める=「村上ファンド」インサイダー取引疑惑で、東京地検特捜部の事情聴取に。東京地検特捜部は証券取引法違反での強制捜査へ向け最高検や東京高検と協議【NHK】
(06/04 06:20更新)
★秋田県藤里町の小学生殺害事件で、秋田県警は朝から能代市内の関係先の捜査始める【NHK】
(06/04 00:00更新)
★イラクでロシア大使館員1人殺害、4人が誘拐される。「犠牲者はすべて大使館勤務のロシア人」=モスクワの外務省報道官発表。イラク警察筋によれば、食料買出しの途上を襲われたと。ロイターテレビには食料雑貨店前でフロントガラス破損したSUV車の映像【ロイター=バグダッド発・米国東部時間10:49(日本時間23:49)
(06/03 23:50更新)
★カナダでテロ計画発覚、12人を逮捕=トロント。カナダ警察によれば、南オンタリオでテロ攻撃を計画、硝酸アンモニウム3トンの爆弾を準備したと【BBC・国際標準時14:28(日本時間23:28)
★カナダでテロ計画発覚、12人を「テロ関与の罪」で逮捕=カナダ警察。1995年オクラホマシティの爆破テロ事件の3倍にあたる硝酸アンモニウム3トンと起爆装置を準備。「現実に深刻な危機を防いだ」=警察【ロイター=トロント発・米国東部時間10:40(日本時間23:40)
(06/03 20:50更新)
★イラクでロシアの外交官1人殺害、4人誘拐=イラク内務省筋。バグダッド市内、ロシア大使館に隣接するマンスール地区で、外交官の乗った車が攻撃受ける。ロシア大使館はコメントを拒否【BBC・国際標準時11:42(日本時間20:42)
(06/02 07:40更新)
★英BBC、新たにアメリカ軍がイラクで住民を虐殺した映像を入手。映像の真偽調査し本物と判断。アメリカ軍は子ども3人を含む家族11人を銃殺し家を爆破したと。「家が先に崩壊していたとする米軍側の主張は信じられない」=英BBC【BBC・国際標準時13:43(日本時間22:43)
(06/01 04:40更新)
★米Google社、「自社で独自ブラウザ開発する計画ない」=シュミットCEOがウォールストリートのアナリストに電話で語る。「人々はすでにいくつかの良いブラウザを選ぶ権利を持っていると見られる」=シュミット氏【ロイター=サンフランシスコ発・米国東部時間15:10(日本時間04:10)
★パレスチナ自治政府の「ハマス」蔵相、数千人の政府職員解雇と政府資産の売却を提案=経済破綻対策。パレスチナ自治政府への援助カットやイスラエルの徴税引き渡し拒否で、来年の予算編成が不可能と=パレスチナ議会に。解雇対象の多くが「ファタハ」に属するため緊張の増加の可能性も【ロイター=ラマラ発・米国東部時間14:27(日本時間03:27)
★アメリカ、イランとの会談開始を検討へ。一方でライス国務長官は、軍事的手段も選択肢に残っていると表明。提示された包括案について、イラン側の公式声明はまだ発表されず。イラン議会外交政策報道官はイランのISNA通信に対し、「アメリカが会談の用意を示したことは肯定できるが、その中の必須条件は適切ではない」とコメント【ロイター=ワシントン発・米国東部時間14:04(日本時間03:04)
(05/31 23:50更新)
★アメリカ、敵対政策を転換し、イランとの会談開始を検討=ライス国務長官。イランが核開発計画の一部を放棄すれば、ドイツ・フランス・イギリスとともに交渉再開すると。ライス長官は、水曜日夜(現地時間)に協議のためウィーンへ出発。ロシアと中国も対イラン提案を支援した=政府高官。ライス長官「現在の方針を維持すれば国際社会に逆らう否定の選択になり大きな損失だけを招くだろう」と警告も【ロイター=ワシントン発・米国東部時間10:35(日本時間23:35)
(05/31 23:29更新)
★アメリカ、イランとの協議再開に意欲。イランが核処理を確実に停止すれば、EU3カ国とともに交渉再開すると=ライス国務長官【ロイター=ワシントン発・米国東部時間10:13(日本時間23:13)
(05/31 23:10更新)
★インド・カシミールで、観光バスが手榴弾攻撃受け30人以上が負傷、うち2人は重体=現地警察【BBC・国際標準時13:43(日本時間22:43)
(05/31 04:40更新)
★「処刑されたとされる犠牲者は生存している」=サダム・フセイン裁判で、弁護側証人が証言。殺害されたとされる148人の住民のうち23人は生きているとして検察側主張に反論【BBC・国際標準時16:46(日本時間01:46)
(05/31 04:20更新)
★2002年にワシントンで銃乱射し10人殺害した被告に対し、6件の殺人につき有罪評決=メリーランド州陪審。ヴァージニアでは死刑、メリーランドでは終身刑【BBC・国際標準時18:56(日本時間03:56)
(05/27 20:00更新)
★インドネシアの地震、死者少なくとも2500人、負傷者数千人、2004年の津波以来の惨事に。ユドヨノ大統領、軍に被災者の救援命じる【AP通信=ジョクジャカルタ発】
(05/27 19:15更新)
★インドネシアの地震、現時点で少なくとも死者2276人=政府高官がロイター通信の電話取材に【ロイター=ジャカルタ発・米国東部時間06:06(日本時間19:06)
(05/27 18:20更新)
★インドネシアで強い地震、死者少なくとも1555名【ロイター=ジョクジャカルタ発・米国東部時間04:43(日本時間17:43)
(05/24 02:10更新)
★クリントン政権で財務長官つとめた元米上院議員のベンツェン氏死去、85歳【ロイター=ヒューストン発・米国東部時間11:46(日本時間00:46)
(05/06 03:17更新)
★ゴス米CIA長官が辞任。辞任の理由や後任人事についてはブッシュ大統領も明らかにせず【ロイター=ワシントン発・米国東部時間14:02(日本時間03:02)
(05/04 03:28更新)
★トンガ付近でマグニチュード8.0の地震、広範囲に出された津波警報は注意報に。ニュージーランド沿岸部では厳戒態勢つづく【BBC・国際標準時18:22(日本時間03:22)
(05/04 03:00更新)
★トンガ付近でマグニチュード8.1の地震、トンガ、フィジー、ニュージーランドなど南太平洋に津波の恐れとして警報=米国地質調査所。津波の第一波到達予測時刻はフィジーなどで国際標準時17:13(=日本時間02:13)、ニュージーランドで18:21(=日本時間03:21)【ロイター=フィジー発・米国東部時間14:00(日本時間03:00)
(04/25 23:55更新)
★ブッシュ大統領、原油価格高騰に対応。アメリカの戦略石油備蓄の積み上げを停止、さらにガソリン環境規制を緩和するよう環境保護局に指示【ロイター=ワシントン発・米国東部時間10:40(日本時間23:40)
(04/25 08:50更新)
★エジプトのダハブでの爆弾テロで、ドイツ人の子ども1人など3人の外国人含む30人以上が死亡か。店に置かれていた荷物の中に3つの小さな爆弾が入っていたと=当局筋。昨日オサマ・ビン・ラディン氏のテープ流れたことやアルカイダとの関連は不明【米ABCテレビ】
(04/25 08:35更新)
★エジプトの紅海に面する観光リゾート地ダハブで爆発、少なくとも21人が死亡70人以上が負傷。南シナイ州知事はロイターに対し3件の爆発が自爆テロリストによって行われたが、これまでエジプトの保養地であった2件の爆弾テロに比べ爆弾は強力ではなかったと。【ロイター=ダハブ発・米国東部時間18:48(日本時間07:48)
(04/24 12:15更新)
★JR山手線、線路に異常。きょう10時半ごろ、JR湘南新宿ライン高田馬場付近を走行中の列車が異常な揺れ感じる。点検の結果線路が変形。現在、山手線内回り・外回りの全線、湘南新宿ライン・京葉線が大宮-大崎間で上下線とも運転見合わせ。復旧のメド立たず。【NHK】
(04/23 22:50更新)
★アルカイダのオサマ・ビン・ラディン氏、「西側諸国との戦争は続いている」=アルジャジーラTVで。イスラムと対立する西側諸国の政府と支持する国民がともに責任と非難。スーダン・ダルフール危機や、選挙で圧勝したハマスへの欧米の拒絶を取り上げ、「ハマスの拒絶は、イスラム教徒に対する十字軍的シオニストの戦争を示す」と【ロイター=ドバイ発・米国東部時間09:34(日本時間22:34)
(04/23 05:40更新)
★ライス米国務長官、イラクの政権協議で打開見られたことを歓迎。「重要な一里塚」と評価【ロイター=ワシントン発・米国東部時間15:32(日本時間04:32)
(04/12 11:40更新)
★エジプト当局、武装組織「ジェマ・イスラミア」約900人を釈放、組織の創立者も含まれると=内務省職員。1997年11月にルクソールで日本人含む外国人観光客を殺害した武装組織、1999年に停戦。人権グループは「まだ15000人が裁判手続きなしに拘留されている」と主張【BBC・国際標準時01:41(日本時間10:41)
(04/12 11:10更新)
★「イラン、ウラン濃縮で新しい段階に入った」=アフマディネジャド大統領。「イランは核技術を持つ国の仲間入り果たした。これはイラン国民の抵抗の結果だ」とも。アメリカ国務省では「確認できない」と発表。【ロイター=テヘラン発・米国東部時間21:32(日本時間10:32)



2006/06/28 communicateに好きして

 ちょっと無理があります。(一昔前の新聞のテレビCMの語呂合わせあたりの挨拶)

 「朝日がサンサンおはようさん」と「日経よく読む」と、あと東京新聞でしたっけか、そのあたりは覚えていますが、あとはCFどこがなんだか忘れてます(笑)。
 ……日刊工業やら日本証券新聞なんかは、テレビCM見た覚えもないような気もしますが、きっと論点が違ってますね(笑)。

ゆり花日和(2006.06.27)
好きの反対語を知っていますか?
無関心らしいです。
嫌いの反対語を知っていますか?
これも無関心らしいです。

ということは、
好き=嫌い
ということになりますよね。

 一見すると宇宙人がどうとか言う人だしなあと違和感を覚えるかもしれませんが、言わんとすることはよく分かりますし、続く文章も納得できるところです。
 お疑いになるんでしたら、次の記事を。

編集者に学ぶ企画のコツ 【6月9日付 日経流通新聞】
 いかに消費者の心に訴える商品を企画するか。あらゆる業種に共通する課題だが、雑誌業界も企画の良しあしが実売部数に如実に表れる。この課題にベテランの雑誌編集者はどう取り組んでいるのか。多くの人気雑誌を発行するリクルートでゲーム誌や求人誌などの編集長を歴任し、現在は旅行誌『じゃらん』の編集長を務める成田聖氏に、企画立案の心得を聞いた。
(中略)
 ただ、編集者は読者からの反響をどう読むかにも注意が必要だ。「各企画への評価を聞く読者アンケートをして『よかった』が多かった企画は続ければいいが、『つまらなかった』が多かった企画も読まれている証拠だから残したほうがいい。『まあまあ』が多かった企画こそ外すかを検討すべき」と成田氏。「『愛』の反対語は『憎しみ』ではなく、むしろ『無関心』だから」と解説する。

 ゆりしーさん、もしかして日経MJの読者?(まさか)
 冗談はともかく、無関心ほど冷たい距離の置きかたもないもので、「嫌い」でいいとは言わないまでも、「あれ、いたの?」よりは救いがあります。
 各国のお国柄を並べたジョークで、「イギリス人のように料理が上手で、イタリア人のように規則を守り……ルクセンブルク人のように有名で……」というのがあります。

 実はルクセンブルクという国はどこにあるか知らない人もいるからだそうです。
(村松増美『とっておきの英語―第一線同時通訳者の秘蔵話』)

 あんまりだ!と言いたくなりますが、アメリカ50州全部言おうとして抜ける州とか、身近なところでも「東京23区」で必ず抜けるとことかありますから、「好き嫌い」以前に「知らない」「出てこない」「あったっけ?」というのが残酷なことはありますね。
 もう古典的な話ですが、「ひかり号爆破未遂事件」(1967年)を起こした少年は、別に過激派(いまだと「テロ組織」と言わないとピンと来ないですか?)でもなく、国鉄(当時)に怨みもなく、犯行の動機が漠然としていました。心理分析の結果、自分を「ゴースト」と描き、アイデンティティの確立のために「でかいこと」を起こそうとした、と推論されています。
 嘘か本当か疑わしいところもありますが、一応「個性の時代」と言われている現代日本、「嫌われる」ほうが、まだ「そんな奴はこっちから願い下げだ!」と切れますし、「ああはなりたくない」と自分にフィードバックさせることもできます。
 きついのは「無関心」で、存在に気づいてもらえないとなると、これは精神的なダメージは予想以上に大きいものです。そして、そこで何とか見てもらおうと、突飛な言動に出ると、最初は驚いてもらえても「ああ、あの人はいつもだから」とレッテルを貼られて、視界の外へ。それがエスカレートすると、当初予想していなかったとんでもない大事件に発展しかねません。
 それはそうと、「知らない」に関して言えば、過去の歴史に関しても、「憎しみ」が生じているうちはまだマシで、当の一般国民が「無関心」では、これは手の施しようがないかもしれません。

 ところで前述のジョーク、こういう場合は自分のところをオチに使うのが常識ですけれども、

日本人のように意思決定が早く、意見を明快に言う人。
だそうですが、最近はそうでもないかもしれません。「言語明瞭・意味不明」から、「言語道断」の4字に移行しつつあるような気もしますから。

2006/06/19 国際部長はゆーうつ

 悔しいから俺のホームページのタイトル変えてやる!(小暮英麻さんにキレて検索ジャマしようとする作家さんあたりの挨拶)

 ……御自身のブログが「アブダクション」でGoogle検索8位(日本時間19日現在)にヒットする落合祐里香さんには、ご同情申し上げます。
 アブダクション(Abduction )って、「誘拐」は報道でもKidnap を使うことのほうが多いですし、医学系の「外転」(手足を外側に回す動き)としてはカタカナ書きしないのであまりヒットしないでしょう。
(追記:言ってるそばから「Qaeda-linked group says abducted US soldiers in Iraq【ロイター=ドバイ発・米国東部時間09:16(日本時間22:16)なんて見出し打たれると、なかったことにしたくなりますが……しかし本文を読むと犯人はkidnappedを使い、記者も後半ではkidnappingと書いていますね)
 古典的な脳神経早覚え、「嗅いで見ようと動いたら、滑って三転顔をうち……」の、「転」が「第6脳神経=外転神経」で、英語ではAbducent nerve です。
(付記:その他は、嗅いで=嗅神経、見ようと=視神経、動いたら=動眼神経 滑って=滑車神経、三=三叉神経、転=外転神経、顔を=顔面神経、うち=内耳神経(聴神経)。……残り4つを「舌咽・迷走・副・舌下」と勢いで行くのはどうかと思いますし、うち→内→内耳も無理があるような気もしますが、早覚えってそんなもんじゃないかと思います)
 もともと接頭語「ab-」は「〜から離れて」の意味があって、たとえばAbductionのほかには、標準から離れるのが「異常な」Abnormal、離れて存在するのが「不在」Absence、本来の使い方から離れるのが「乱用」Abuse、論文の要約がアブストラクトAbstract、といったところですが……話ずれちゃってますか?(笑)
 話戻すと、米ABCテレビの「World News Tonight」でも、「Today's Top Google Searches」として、検索が多いキーワードを取り上げていますが、これはネット配信版の「World News Now」のためでしょうね。
 検索ネタって、「小島めぐみ FRB」で検索来られちゃうサイトとしては、あまり他人事じゃないんですが(苦笑)。
 って、いったい何探していらっしゃったんでしょう?(笑) FOMCとかインフレ懸念とか連想ゲームつづけても、どうやってもつながりそうもないんですが。

Technique:このサイトを探すとき→声優さんの名前+時事ネタのキーワードで検索せよ

 ……ちょっと待った!(笑)
 確かに「松来未祐 Reuters」でも、「水樹奈々 定款自治」でもヒットしますけど、そういう探し方はカンベンしてください(笑)。
 時代を先読みしてみると、次に来るのは「坂本梓馬 BBC」かしら(おい)

うさ丸ダイアリー5月23日
うさ「梓馬ちゃんは来週からサイトで日記をスタートさせるそーですね」
あずま「そーなんです(笑)」
うさ「タイトルは?」
あずま「…つちのこ日記、です(汗)」
うさ「なぜ、つちのこ」
あずま「”つちのこ”は、いるんですっ(力説)」

 「つちのこ」騒動って、下手すりゃ坂本梓馬さんが生まれる前(って、おいくつだか存じ上げませんけど)、昭和の御代のお話では……?
 「1億円拾った」事件の頃でしたっけ? その後も散発的に続いてるんでしょうか?  まあ、「銀座で拾った」のと「竹やぶに置いてあった」のと、1億円事件もあちこちであったような気もしますが。
 閑話休題、こういうときは……こっち系の歴史に詳しいはるかさんが長期休暇から戻られたので早速聞いてみましょう(こらこら)
 冗談はともかく、これは社会部ならともかく、外信部・外報部・国際部の扱うネタではありません(笑)。まあ、向こうで変な生き物が見つかって、現地発で報道が出てくると 、いつぞやの中国の怪物(?)みたいに回ってくることも例外的にありますが……。ふだんは経済部ってこともないでしょうし、映像取材部や科学文化部ならあるいは……?というところでしょうか。

Theory:「ネッシー」から「てっしー」まではともかく、「クッシー」は圏外


 ……どっかの学参みたいに書いても解決しません(笑)。

 そうそう、カエルなら食べたことありますけど、美味しいとは言わないまでも、言われなきゃ気づかない味だと思います(笑)。

 以上、先週はABC「This Week」に「Nightline」、「きょうの世界」(以上NHK BS)、果ては「ラブゲッCHU」(テレビ東京)まで、もののみごとに全部サッカー中継でつぶされて、その上昨夜の「BS世界のドキュメンタリー」にも試合結果速報のテロップがかぶって、ヤツアタリしたい気分の国際部からお送りしました(泣)。

2006/06/02 BREAKING NEWS:新たな住民虐殺の映像入手=BBC


New 'Iraq massacre' tape emerges 【BBC】
The BBC has uncovered new video evidence that US forces may have been responsible for the deliberate killing of 11 innocent Iraqi civilians.
The video appears to challenge the US military's account of events that took place in the town of Ishaqi in March.
The US said at the time four people died during a military operation, but Iraqi police claimed that US troops had deliberately shot the 11 people.
A spokesman for US forces in Iraq told the BBC an inquiry was under way.
The new evidence comes in the wake of the alleged massacre in Haditha, where US marines are suspected of massacring up to 24 Iraqi civilians in November 2005.

'Massacre'
The video pictures obtained by the BBC appear to contradict the US account of the events in Ishaqi, about 100km (60 miles) north of Baghdad, on 15 March 2006.
The US authorities said they were involved in a firefight after a tip-off that an al-Qaeda supporter was visiting the house.
According to the Americans, the building collapsed under heavy fire killing four people - a suspect, two women and a child.
But a report filed by Iraqi police accused US troops of rounding up and deliberately shooting 11 people in the house, including five children and four women, before blowing up the building.
The video tape obtained by the BBC shows a number of dead adults and children at the site with what our world affairs editor John Simpson says were clearly gunshot wounds.
The pictures came from a hardline Sunni group opposed to coalition forces.
It has been cross-checked with other images taken at the time of events and is believed to be genuine, the BBC's Ian Pannell in Baghdad says.
 なお、リンク先から見ることのできるBBCの映像には、かなり凄惨な映像が含まれていますのでご注意ください。

 ハゲタカファンド(この呼び名は、曲がりなりにも食物連鎖に貢献しているハゲタカに失礼だと思いますが)への捜査も確かに大きなニュースですが、一連の住民虐殺を軽く見ることは許されません。
 何しろ、日本は、何の疑いも留保条件もつけることもなく、アメリカの対イラク戦争を支持しているのです。そして、どっかの独裁国家とは違い、民主選挙によってイラク戦争を支持し武装部隊まで派遣した政権を、圧倒的多数の国民が支持しています。
 アメリカのイラク戦争と対イラク政策を無条件に支持し、何ら意見を述べることも注文をつけることもしないのであれば、住民虐殺を黙認する加害者側に立っていることは常識で考えても明らかです。
 事実関係は今後明らかになるでしょうが、少なくとも無抵抗の市民を虐殺する事件が起き、そのとき日本人は虐殺する側についた、異を唱えることさえ怠った、という事実は揺るぎません。

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2006/05/31 国境なんて飾りですよ

 外交,應本獨立自主之精神,平等互惠之原則,敦睦邦交,尊重條約及聯合國憲章(なんとなく漢文で読めてしまう憲法あたりの挨拶)

 ……ここの場合、「独立」と言うだけで国際問題になってしまうんですが。
 インドネシアの地震災害をNHKのニュースで見ていたら、漢字の腕章つけた救援隊の映像が映っていたんですが、よく見ると「内政部 R.O.C.」……台湾ですか(苦笑)。
 内政部、ってことは行政院(行政府)所属、内務省で、自衛隊と違って武装部隊ではないですが、「R.O.C.」(中華民国)だけで刺激がありそうな……。
 混乱を避けるためにオリンピックでは「チャイニーズ・タイペイ」扱いですが、困ったときはお互い様、ですかね。

印尼強震》華人未傳傷亡 【2006/05/29 聯合報】

 そんなことを批判する歌が日本でもありましたけど、そんなとこは真似しなくていいです(苦笑)。

 話いきなり変わりますが、BBCでちょっと興味深い記事が。
 「地震」や「虐殺」に比べれば小さな話題ですけれど、BBCはこういう話をちゃんと拾ってくれますね。

US court backs online reporters 【英BBC】
Online journalists have the same rights as traditional reporters, a Californian court has ruled.
The decision was made in a case brought by Apple against a number of reporters who published information online about a future Apple product launch.
Apple filed the lawsuit to find out the source of the reporter's information.
But judges said that online journalists have the same right to protect the confidentiality of their sources as offline media.
"Today's decision is a victory for the rights of journalists, whether online or offline, and for the public at large," said Attorney Kurt Opsahl of the Electronic Frontier Foundation (EFF), a digital rights organisation who have been defending the journalists.

Unlawful
The case began when Apple sued a number of unknown individuals, or "John Does", who leaked information about the launch of a FireWire audio interface for the Mac music program Garage Band.
Details of the release were published on news sites PowerPage and Apple Insider.
Apple argued that as the leaked information was confidential, the publishers of the site had to reveal their sources.
The judges presiding over the case disagreed.
"We decline the implicit invitation to embroil ourselves in questions of what constitutes 'legitimate journalism'," they said.
"We can think of no workable test or principle that would distinguish 'legitimate' from 'illegitimate' news," they concluded.
The online journalists are protected by California's Shield Law, as well as the country's constitution, said the judges.
In an attempt to uncover the source of the leak Apple had also subpoenaed Nfox.com, the e-mail service provider for PowerPage, to hand over messages that may identify the leak.
However the judges ruled that the subpoena was unlawful.
It is not known whether Apple plan to appeal against the decision.

 日本ではいまだにニュースソース秘匿の原則そのものが確立されずに揉めていますが、これでは「周回遅れ」もいいところでしょうね。

 また話変わりますが、いつの間にやら日本人ばっかり使っているような動画サイト「YouTube」、あれ「迂回ルートの闇献金」ならぬ、迂回アップロードって考えればいいんでしょうか?(苦笑)

Dai-mahora Festival Happening 【YouTube】

 ……「国際手配は恥ずかしい」ってネタは前に使いましたね(笑)。
 キーワードが「inokuchu」になってますが、Inokuchi Yukaをタイプミスしたのか、区切りが分かんなかったのか、なんだか微妙です(笑)。……余談ながら、「猪口有佳」さんは「イノチ」と濁らないんです(笑)。
 区切りに関しては以前BBCが指摘していましたが、いまのフランスの首相、「ドビルパン」と表記していいのかどうかも問題ですから、あまり偉そうなことはいえません。源義経を略そうとして「ノヨシツネ」と書いちゃうのと同じですが、いまでは空港名にもなっている「シャルル・ド・ゴール」も、となると面倒です。

Ending of Suzumiya Haruhi no Yuuutsu

 「ゆううつ」って「ウ」が並ぶから、「大岡」さんなみにスペル大変ですねえ(笑)。
 ……つい見入ってしまいました(笑)。内容知ってて訳文気になるようだと、かなり重症の職業病ですね(苦笑)。
 それにしても、訳以前に、日本語の字幕起こすだけでも面倒ですよ(笑)。
It could happen! (不可能じゃないわ)
とか、
It's an easy thing to do! (簡単なんだよこんなの)
など、このあたりは訳としても結構こなれているというか、細部は直訳には違いないにしても、なかなか頑張っておられるなあと素直に感心してしまいます。
 ……この場合の「憂鬱」って、melancholy なんですね、Depression ではなくて(笑)。確かにそう言われてみればそんな感じもしますが、活字が先の作品だからもしかしたら定訳がすでにあるのでしょうか。
 いや、感心している場合じゃないんですけれども、横文字のものをどれだけちゃんと訳せているかと考えてしまいますと……。
 「ラブゲッCHU」の映像についている説明文見ると、
Five girls came to a training school to become voice actresses holding each thought in her mind.
と、なんだかすごい不朽の名作のように思えちゃうんですが、いやそんな気合入れて見るアニメじゃないような気もします(笑)(←反対あり、と書いておくべきかしら)

2006/05/27 Journalismが止まらない

 チャーリーは?(腹が立つとすぐ私設秘書を呼びつけるドラマの大統領あたりの挨拶)

 米ABC「World NEWS TONIGHT」のアンカー、エリザベス・バーガスさんに代わって、チャールズ・ギブソンさんが登板へ。

Charles Gibson Named Sole Anchor of 'World News Tonight'【米ABCテレビ】
Elizabeth Vargas to Step Down to Take Maternity Leave and Return to Co-Anchor '20/20' and Anchor ABC News Specials in the Fall
May 23, 2006 - ABC News has named Charles Gibson to be sole anchor of "World News Tonight."
"Charlie Gibson is one of the most distinguished journalists on television. He is a superb broadcaster, the consummate professional, and a very familiar presence to the audience and everyone at 'World News Tonight,'" said ABC News President David Westin, who announced the decision today.
Gibson's new assignment will take effect on May 29. He will continue as a co-anchor of "Good Morning America" until June 30.
"I am humbled to accept this new assignment. I have witnessed firsthand the grace and determination of every member of the staff of 'World News Tonight.' I look forward to joining this extraordinary team and to helping the broadcast start a new chapter," Gibson said.
The announcement comes after a week of strong ratings for "World News Tonight." The broadcast averaged 7.71 million viewers, outperforming CBS' "Evening News" by 510,000 total viewers and 470,000 adults in the key 25-to-54 demographic last week.
Following the death of "World News Tonight" anchor Peter Jennings in August 2005, Elizabeth Vargas and Bob Woodruff were named co-anchors of the broadcast in December 2005.
Vargas said today she had chosen to step down to take maternity leave and later return to co-anchor "20/20" and ABC News specials.
"Going forward Elizabeth Vargas has asked that we limit her responsibilities to anchoring '20/20' and special primetime hours," Westin said. "From the moment Peter became ill, no person in this organization has stepped up more than Elizabeth. I have nothing but respect, gratitude and admiration for the work she has done on our behalf oftentimes under enormously stressful conditions. Elizabeth is absolutely vital to the success and future of ABC News."

 えーっと、降板の理由が……案外お若い方だったのね(こらこら)
 ピーター・ジェニングスさんの病気降板(のち死去)のあと、しばらく代打を務めていたチャールズ・ギブソンさんに代わって、新アンカーとして登場したボブ・ウッドラフさんがイラクで負傷、その間エリザベス・バーガスさんがずっとアンカーを続けていたんですが、この番組、アンカー泣かせなのかしら。

For the month of June, Gibson will work double duty at both "Good Morning America" and "World News Tonight."

 これは正直キツイと思うんですが(苦笑)。

 という話題を書いていたら、「インドネシアで地震、死者多数」の緊急報が入ってきました。
 チャールズ・ギブソンさん、29日の登板初日から大きなニュースに当たるのは……。

In February 2003, Gibson anchored "Good Morning America" from NASA's Johnson Space Center in Houston to report on the loss of the space shuttle Columbia. Anchoring "Good Morning America" on Sept. 11, 2001, Gibson, along with Sawyer, began the network's award-winning coverage of the attacks on the World Trade Center.

 ……「そういう星の生まれ」ってことでしょうか(おい)

2006/04/22 地獄の沙汰も金次第なの

 犬になりたいね、私は!……って、代弁してみた。いま思ったでしょ? 同じこと思ったでしょ?(笑)(ゲストの福井裕佳梨さんに萌えまくる桑谷夏子さんあたりの挨拶)

 えーっと、先週あたりから検索で見えるみたいなんですが、某声優さんの某宗教団体カミングアウト問題は、ここでは基本的には取り上げません。……なんでそんなのでアクセス来るかなあ(苦笑)。

 一般論として簡単に触れておくと、信教の自由と宗教的政治的対立の是非論で過熱してるようですが、リスク・マネージメントの観点からいえば、それ以前に所属事務所がタイヘンだろうなあ、とは想像しますが。
 事務所の管理とはいっても、信仰に関してどうこうしろ・するなと命じたり、あるいは採用時に訊ねたりするのは、明らかに憲法に保障された信教の自由に反しますが、そういう問題じゃなくて芸名を出し顔写真を出す場合に「事務所を通して」というのは当たり前の契約行為の問題ですね。
 載ったのが機関紙だから問題だということではなくて、そうでなくても、事務所が知らない間に(事務所抜きで)メディアに露出する仕事されてしまうと、事務所の存立基盤が失われるでしょう。
 ノーギャラならいいかといえば、イメージの問題がありますから、一般誌でも水着公開!なんかを無断でやられると問題になるでしょう。
 管理の行き過ぎという異論もあるでしょうが、もともと「manage」は「取扱う、経営する、管理する、監督する」ですからね。

 話違いますが、耐震偽装問題で、総合経営研究所の内河所長が民放テレビのインタビューで反論していたのをちらっと見かけました。
 「私は実の母親を阪神大震災で亡くしている、だから耐震偽装などするはずがない」とか言っていましたが、あれ一言で胡散臭いと見抜けなかったらどうかしています。
 というのは、まあ賢明なるジャーナリストなら、即座に内河氏の言う内容が本当かどうか、日本には戸籍制度があるんで、調べればすむことなんですが、そういう事実調査をするまでもなく、インテリがウソをつくときはたいてい多弁になるんです。
 ジョージ・ステファノポロス(現ABCテレビ政治担当・ワシントン支局長)は、『ホワイトハウスの赤裸々な人たち』の中で、クリントン大統領(当時)がウソをつくときの様子を、「弁護士特有の過剰説明」 と書いていますが、あちらと違って日本は弁護士がそんなにいないので(笑)、弁護士に限らず、インテリを売り物にしている人がウソをつくときの共通スタイルと見ていいでしょう。
 原因を考えると、言葉の勢いで押し切る方向をとらない場合、頭の中でシナリオを組んでしまうために、聞かれもしないうちから話をはじめてしまう傾向が浮かびます。「こう聞かれたらこう返そう」とシミュレーションしておくのはイロハのイですが(それさえ怠るマヌケも少なくないですけれど)、自前のシミュレーションが好調だと、初手からスムーズすぎて、聞かれもしない話をしはじめて饒舌になるケース、日常でも見かけます。
 とくに、「〜だからするはずがない」と、個人の感情と疑惑の否定を組み合わせるスタイルは日本では多いですね。
 根拠とする感情部分だってどんなものか真相は分かったもんじゃありませんが、疑うことを知らない多くの日本人に受けやすい単純なものが使われます。
 感情だけではうまくいかないときは、「当たり前じゃないですか、だって……ですよ」と、常識に訴えかける。平均的日本人は自分が平均的であることにアイデンティティを置いているので、当たり前じゃないですか、と前提であるかのように言われると、なるほどそうかなと簡単に信じ込みやすいところがあります。
 それでもなお追及されそうなら、前提部分を共有していますよ、そこ否定するんですか、と矛先をかわす戦術もありますね。
 これらの戦術が複合されて出てくる身近(?)なケースには、「浮気」があります(笑)。見ていたらわかりますよ、だいたい「饒舌」から始まります(笑)。浮気の場合は(既婚未婚問わず)、最終兵器として「信じてもらえないならもう結構ですっ!」という逆ギレというか開き直りまでありますね。最初から「どうせ信じてくれないんだから説明しても無駄だけど……」と前置きしておくと攻めにくくなるとか、下手な論戦よりも熾烈なバトルが繰り広げられていることも少なくありません。まあ、体面上の国家論に比べりゃ、切実ですから必死にあらゆる戦術から技法まで駆使するのも当然でしょうが(笑)。
 それはさておき、自分が知らないからあまり突っ込まれたくないときは「周知のとおり……」から書き始めるとか、その程度の技法は中高生レベルと思っていましたが、案外知られていないのか忘れちゃっているのか、悪用されても気づかない人が少なくないようです。
 そういう視点でチェックすると、いわゆる自称の「内部告発」モノも、「過剰説明」になっていることは多いようです。最初の告発自体が真実でも、後々の疑問に対してついつい風呂敷を広げるように饒舌になってくると、後半の部分から疑いを招くようになります。
 ……まあ、ナマのファイルが流出しちゃうのは、もはや人間技の「内部告発」とは違ってきちゃいますが(笑)。

 ……で、封じておいて何なんですが、「日本整形外科学会」と書いても、あっちの略称で検索ヒットしちゃうんですね(回収……って、これじゃ「答えは番組の後半で!」というどっかの番宣みたいですね(笑))

2006/04/11 愛国無用

 ♪時計みつめて、今ごろあたり♭(ここだけ見ると最近の歌詞にも思える昭和17年あたりの挨拶)

 季節の変わり目らしいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 日本時間の昼は日経Quickを眺め、夜はロイターを見つめ、朝と夕方に米ABCをチェック、なんて生活しているとですね……更新滞るどころじゃなくて、「夏時間、ってことは……えっ、もう4月だっけ?」と、曜日どころか月が分かんなくなるぐらいの時差ぼけを起こします(苦笑)。
 ……春秋恒例の、「ニューヨーク時間を示す壁の時計を1時間調整」作業で季節感を感じるのって、絶対どっか間違ってると思います(笑)。衣替えとかじゃないんですよ(笑)。

 先日(首都圏版4月8日付)の朝日新聞で、「診療報酬改訂 リハビリ中止は死の宣告」と、免疫学者で闘病中の多田富雄先生が実状を訴えていましたが、「今ごろ気づいたの?」とさえ思います。
 いま行われている医療費抑制の「改革」なるものは、究極的には「この線を越えたらもう金払いきれないから、諦めて死んでください」と言っているのと等しいのです。
 この「死んでください」制度は、雰囲気で「弱者切り捨て」なんて生ぬるい表現ですませてきた、そしていったん「改革」と名付ければ、それを支持するのが善と決めつけてきた、当然の結果です。
 どろ沼の日中戦争で国力を使いつくし、そのあとに大戦争に突入し日本は三年半以上を戦いつづけた。それを可能にしたのは、結局において、日本人がこれを支持したからである。上層部が企んだことに国民が否応なしに狩り出された、というのは、誰かに都合のいい神話でしかない。あるいは、戦後日本人が目をつぶってそう考えることにした心理的欺瞞なのである。
(半藤一利『“真珠湾”の日』 あとがき)

 折からの、フランスのデモが拡大して政府が撤回、という報道と比べて見ると、「結局において、これを支持した」意味を考えさせられます。
 医療斬り捨てにノー、と本気で日本人が考え行動すれば、独裁国家でない限り、いや、たとえ独裁国家であっても、まったく信任されていない政策はいずれ必ず崩壊します。崩壊もせず、しかもまがりなりにも言論の自由があるはずの国で、強い批判もなく通ってしまうのなら、それは消極的にであれ大勢が支持した結果に他なりません
 知らなかった、関心がなかった、何となく雰囲気で決めた、なんて後から言い訳してみても無意味です。
 「医療制度改革」によって、今後救えるはずの生命が失われた場合、それは日本人の合意による殺人です。いかなるごまかしもありえません。

 まあ、病人の治療を抑制して放置するようにすれば、結果としてみなさん長生きはできなくなりますから、究極の「高齢化対策!」ではありますね。
 高齢化が問題だといわれると、愚直な人はそのまま問題意識を鵜呑みに信じてしまうようで、長生きできる社会がそんなに悪いものなのか?とは考えないのは、不思議を通り越して見えます。
 ありがたい「医療制度改革」で、なるべく医療の恩恵にかからずに、兵隊になれない病人はさっさと死んでしまえ、労働力になれない人は生きる価値なし、と打ち切ってしまえば、それは長生きしたくても不可能になりますから、結果として高齢化社会を迎えずに済みます。
 年金問題だって大丈夫です。年金支給開始年齢に達する前にほとんどが病死するような社会にしてしまえば、財源の問題なんか心配ありません
 そういう意味では、究極の年金問題解決案は、トリインフルエンザなどの伝染病に積極的に入ってきてもらって、体力の弱い人からバタバタ死んでもらうことでしょうね。あらかじめ治療を打ち切ることに決めておけば、何しろ「何もしない」んですから、経費はいりません。
 人命が失われることを、取り返しのつかない巨大な損失であると見るか、仕方がないことだと見るか、どちらをとるかは選択の問題です。後者であれば、お国の経済に役立たないような生命は、あまり手間をかけさせずに早いところ諦めろ、ということになるでしょう。
 さて、「改革こそ正義!」「痛みなくして改革なし!」と断言される方は、本気でそういう皆殺しを支持しているんでしょうか。自分だけは粛清されない、うちの子に限って大丈夫だ、と信じているのなら、お笑いです。

 ところで、かねてから論議のある「愛国心」問題ですが、「愛国心」を育てよう、と論じる前に、なんでそこまでしなければならないのか、言い換えれば自然に育たない現状に問題はないのか、を考える必要があります。
 いま生きている人を幸福にすること、いま目の前にいる人が幸福になれる社会、そういった方向を目指す姿勢が先にあるべきではないでしょうか。
 現実は、それもできないような無能な連中が、自分の無能無策を隠すために、「愛国」をうまく利用することで責任を回避しようとしているのでは、としか思えません。
 自然な感情のあらわれとして、生まれ育った住み慣れた環境が好きだ、ということはもちろんあるでしょう。しかし、それを「そう思え!」と命じて、それですべて解決するのでしょうか。
 住み慣れたがゆえに徹底的に嫌いになる、というのは海外留学や海外駐在でよく見られる現象ですが、生まれた場所だけは絶対その危険はない、と断言できるのは理解に苦しみます。
 それよりも、嫌われない環境づくり、あるいは外から来た人でさえ「ここに生まれれば良かった」と羨むような社会づくり、その可能性を考えれば良さそうなものですが、なぜ最初から放棄するのでしょうか。
 本来なら、自然に「良いところだ」と感じられればいいことでしょう。それを、「良いところだ、そう思いなさい」と命令してどうにかなるものなのか。他の可能性について目を塞いでしまえば――独裁体制は往々にしてこの方法をとるんですが――、それは確かに比較対象がないから、うまく信じ込ませることもできるでしょう。しかし、それが本当に目指すべき方向なのか、言葉の表面だけで論じて大丈夫なのか、よくよく考えておく必要があります。
 他の選択肢を見せずに、「ここはいいところなんだ」と思い込ませられれば、これは楽なんです。選ぶ可能性がない、運命なんだ、と諦めてもらえれば、何一つ改善する必要はないんですから。
 他国と比較してここが劣っている、ここは改善の余地がある……日本の「戦前」「戦後」、マトモな時期は、そういう「海外」を鏡にうつして見るように、比較の中でいろいろ手を打ってきたわけです。その自意識のもつ危さについては別の機会にしますが、ともかくもそうやって問題点を見つけだして、まがりなりにも先進国と言われるところまで持ってきたんです。
 ここで、「よそはよそです!」と言い切ってしまうと、それは欲望の抑制にはなるでしょうが、同時に問題点の指摘と改善の可能性をも封じ込めることにならないでしょうか。

 株式会社の配当向上が必要だ――日本の会社は欧米と違って株主だけのものではない。
 欧米先進国では労働時間の短縮が求められている――日本の労働者は欧米とは違う。
 欧米のみならず世界に広がる民主主義――日本は武士道の国だから。
 言論の自由――「和をもって貴しとなす」日本では自由は万能ではない。

 このように断言してしまえば、あらゆる批判が排除可能です。比較そのものを封じれば、あとは自己満足の中で、どうお化粧するかの話になってしまいます。比べる行為を最初から放り出してしまうんですから、「元々そうなんだ!」の一言ですべてが片付いてしまいます。
 これは、顔を白く塗ろうが青く塗ろうが、他人の目を気にしない限りは何色に塗っても、あるいはベルリンの壁を連想するぐらいの厚化粧をしようが、「よけいなお世話だ、本人が好き勝手やってるんだから文句あるか」と開き直られると、どうにもならないのと同じです。
 実は、ここにちょっと不思議な構図があります。「うちの子がどんな格好しようと、好きにさせています」というのは良くない、そんな自由放任を許すな、と批判する側が、こと「日本」に関してはほとんど同じ口調で「よけいなお世話です」と主張したがる構図です。論理的に矛盾していませんか、と聞きたくなるんですけれど、論理よりも情緒だ、と言われてしまうと、もう会話が成立しなくなりますね。
 いろんな色に髪を染めたり顔を塗ったりする子どもに向かって、そんな格好はいけません、と説得して理解を得るのは困難を極めます。「何色にしたって自由だろう」と言われると、反論は容易ではありません。ところが、大人がとやかく言ってもどうにもならなかったのが、好みの異性に「ああいうの好きじゃない」と言われると、一発でやめてしまったりしますね(笑)。これ、ある程度の年齢超えると、男女問わず経験あるんじゃないかしらと思いますが、外からの視点というのは、自己陶酔に対して一撃必殺的な効果を発揮する例でもあるわけです。
 ついでにいうと、もうひとつ、自己同一化という欲求もありますね。好きなアイドルと似た格好をしてみたりする、好ましい人物に似せようというあれです。アイドルみたいな軽薄なものには最初から興味をもったこともない、という人もいるかもしれませんが、何かしらの目標を定めてそれに近づけようというのは、たいていこれで説明できます。場合によっては、「天才となんとかは紙一重」といわれて、なんとかのほうに似ていないか共通点を探してしまったりする。ニュートンが研究に熱中してて、玉子と間違えて懐中時計茹でちゃった、という話、時計茹でるとこ真似しても物理法則の発見はできないと思うんですが(笑)、そういう小話が受けること自体、共通点を探したい欲求の裏返しとも解釈できます。
 こういった視点でみると、自己満足というものも実際の正体はよく分からなくて、他者や外界によって変動するものだと分かります。あまり比較ばかりしているのも問題があって、「自分は自分である」と認識することが大事なケースも少なくありませんが、逆に陶酔してしまって他人を人とも思わないようになっても困るんです。
 この流れでよく出るのは「裸の王様」ですけど、あれ実際にあったら困るのは王様本人ではないですよ(笑)。外界を本気で意識しなかったら、飼っているペットの前で着替えしても恥ずかしくないのと同じで、どんなことだってできてしまうでしょう。
 そのときに、「できるし、誰も止めないけど、私はやらない」と言えるのが、本来の意味での「倫理」のはずですが、そういう認識のしかたは少数派ですね。
 それはともかくとして、外界からの反応を考える、外界との調和を考えるというのは、いま見たような思い詰めた倫理を除いてしまうと、かなり大きなウェイトを占めているわけです。行き過ぎると「ばれなきゃいい」となって、これも困るんですが、「外から見たときにカッコ悪いことはしない」というのも、ひとつの自己規制です。
 昨今は、そういう自己規制が必要であると、これまでの自由のアンチテーゼのように、やたらと叫ばれるんですけれども、実は、それは「日本だから!」で遮断して片づけるのとはまったく違う方向ですよ、ということはなかなか理解されていないようです。
 「隣は隣、うちはうちです」で片づけてしまうと、これ、所得格差さえ納得させてしまう説得ですから、そういう星のもとに生まれてきたんだ、で諦めることにつながりかねない。実は、そう言って説得にかかってる親御さんが持ってるブランド品を諦めたら、その子が望むような些細な買い物はできるかもしれない(笑)。でも、それを上から禁じてしまえば、格差があろうと、何かが違ってようと、いっさいの批判性を失ってしまいます。
 違いがあることを認めた上で、この違いは重大ではない、と本心から納得するならまだいいんです。問題なのは、違いを認めなかったり、あるいは違うことの根拠を先天性のものとして強要したりする場合です。
 そこでは、「他人のふり見てわがふり直せ」という知恵は、真っ向から否定されてしまいます。比較して論じてはいけないんですから、「よそはよそです」で解決したことにされるわけです。
 「日本はこういう国なんだ、よそとは違う」というのは、外界の視線を気にしてきた反動かとも思われますが、やはりそれでは鏡のないまま、ヤミクモに肯定するような、乱暴な議論に突っ走るのではないでしょうか。
 文化や精神性は、比較したり批判するのが難しいものであることは、文化人類学では最初に教わることですけれど、だからといって全部を常に肯定しなければならない、というのも危険です。しかも、文化人類学が、安易にやってはいけない、としているのは、外界の人間が相手に「こうしなさい」と押しつけることであって、本人たちが自分から変えようとするのとは違います。沙漠の真ん中の集落に、外国人宣教師が入り込んで、背広を着ろ、と命じるのは確かに問題ですが、沙漠の人たちがこれは便利だと自動車を使うのを禁止する理由はありません。
 いま意図的にテクノロジーと文化を混同したんですけれど、テクノロジーと文化を切り離せるかどうかも別の議論として存在します。
 話戻しますが、外からこじ開けるのはいけない、というのは、こじ開ける側の問題です。外を見るな、というのとはまったく違います。
 外を見た上で、この風土だと、夏に背広はやっぱりきついわ、というならいいんですが、外とはもともと違うのだ、と決め付けるところから出発すると、話がかなり違ってきます。
 この違いをごっちゃにしておいて、盲目的に肯定せよ、としたがる点に、外界への同化に対するアンチテーゼから出発した、劣等感の裏返しのような「愛国」の問題性があり、同時にそれは社会的な批判を封じる口調を招きかねない危険があります。
 問題点も込みにして、問題があることも認めた上で、それでも直していける可能性のあるこの国が好きです、と自信をもって言えるなら、その自信は大事です。しかし、自己陶酔から始まって、陶酔をすべてのメンバーに強いるとなると、これは問題の所在も危険性も全然違っていますよ、と指摘しておかなければなりません。

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