VNI鈴凛 過去ログ 04/03/02-31
2004/03/31 さいこー?
2004/03/30 インターナショナル
2004/03/29 作話症
2004/03/27 ここにサチあり
2004/03/25 ABC
2004/03/23 合図
2004/03/20 隣の芝生は……?
2004/03/19 盗むなかれ
2004/03/17 性のお悩み
2004/03/15 編成局
2004/03/12 予断
2004/03/09 ウラ
2004/03/08 お手上げ
2004/03/06 ちょっと待ったっ!
2004/03/03 ハンターチャンス
2004/03/02 頭髪
ニュースクリップ
(03/31 04:20更新)
★米国民間機標的の爆弾テロ計画か。マイアミ発デトロイト行ノースウェスト機から爆弾発見と=ノースウェスト社広報担当。輸送保安局報道官は「爆発物はまだ発見されていないが着陸後2時間経ったいまも捜索中、確実かどうかは不明」とコメント。メンフィス発マイアミ行とロサンジェルス発デトロイト行のノースウェスト機2便も離陸前に止められ捜索中=ノースウェスト発表【ロイター=デトロイト発・米国東部時間13:31(日本時間03:31)】
(03/31 02:00更新)
★伝説のキャスター、アリステア・クック氏死去、95歳。番組「アメリカからの手紙」や、著書『アリステア・クックのアメリカ史』などで有名。ブレア英首相も弔意のコメント【ロイター=ロンドン発・米国東部時間07:18(日本時間21:18)】
★ファイル交換による音楽著作権侵害で、ヨーロッパ各国の247人を訴追へ【BBC・世界標準時11:05(日本時間20:05)】
(03/31 00:50更新)
★ライス米国家安全保障担当補佐官、同時多発テロ調査委員会で公開の宣誓証言に同意=ホワイトハウス法律顧問が独立調査委員会への親書で。これまでの大統領特権による拒絶から方針一転。ブッシュ大統領やチェイニー副大統領の非公式の発言も認める方向。【ロイター=ワシントン発・米国東部時間10:32(日本時間00:32)】
(03/30 03:30更新)
★米連邦最高裁、銃規制で外国での犯罪を前科に含むかどうか決定へ。日本での犯罪歴を銃購入時に申告しなかった事件で法解釈統一のため【ロイター=ワシントン発・米国東部時間11:48(日本時間01:48)】
(03/24 02:10更新)
★ロシア原子力艦の事故、「通信社の報道ほど深刻ではない」=艦長。イタル・タス通信やインタファックス通信の「すぐにも原子炉爆発の危険」との報道を否定【ロイター=モスクワ・米国東部時間11:05(日本時間01:05)】
(03/21 23:50更新)
★コメディアンで俳優のいかりや長介さん死去、72歳【朝日】
(03/20 22:20更新)
★台湾総統選、連戦陣営の「選挙無効の訴え」に対し、中央選管は法律に従い当選確定後15日以内に台北高等裁判所に提出するよう指示【中央通信・・台湾時間20:56(日本時間21:56)】
(03/20 21:50更新)
★台湾総統選、連戦陣営は「あまりに差が小さい」と選挙無効の訴え提起を表明、支持者には冷静な行動を呼びかけ【中央通信・・台湾時間20:32(日本時間21:32)】
★台湾総統選、陳水扁陣営「5万票差で勝利」=情報筋【ロイター=台北発・米国東部時間07:14(日本時間21:14)】
(03/20 21:10更新)
★台湾総統選挙で、連戦候補が敗北宣言へ=選挙スタッフ情報筋【ロイター=台北発・米国東部時間06:52(日本時間20:52)】
(03/20 18:50更新)
★台湾総統選、投票は無事終了、投票率8割超える。開票速報によれば台北市で連戦氏一歩リードも、台湾南部で陳氏リード、総数では僅差でせりあい。出口調査によれば30万〜90万の差で決まるとの見通し、住民投票の投票率は45〜51%で成立の可能性も【聯合報・・台湾時間17:42(日本時間18:42)】
(03/20 17:20更新)
★台湾総統選、投票は順調でまもなく締め切り、投票率は8割突破か。19時半(=日本時間20時半)ごろ大勢判明の見通し【聯合報(台湾)】
(03/19 15:05更新)
★アメリカのパウエル国務長官、バグダッドを電撃訪問。戦争開始1周年で。詳細について情報筋はコメント拒否【ロイター=バクダッド発・米国東部時間00:52(日本時間14:52)】
(03/19 07:20更新)
★アルカイダのナンバー2、ザワヒリ氏をパキスタン軍が包囲か。激しい抵抗を受けなお戦闘中=ムシャラフ大統領がCNNに伝える。パキスタン上級職員は、「オサマ・ビン・ラディン氏はいない。抵抗が激しいことからザワヒリ氏がいると思われる」とロイター通信に【ロイター=パキスタン発・米国東部時間16:51(日本時間06:51)】
(03/12 12:01更新)
★韓国の国会、盧武鉉大統領に対する弾劾訴追案を可決【NHK】
(03/12 06:50更新)
★「アメリカに対する大規模テロ、準備完了し最終段階に」=アルカイダからと見られる手紙がロンドンのアラブ紙新聞社に【ロイター=ドバイ発・米国東部時間16:45(日本時間06:45)】
(03/12 05:45更新)
★スペインの爆弾テロ、アルカイダが犯行声明か。ロンドンのアラブ紙新聞社宛てに手紙、「十字軍に対する攻撃」と。ロイター通信がファックスでコピーを入手【ロイター=ドバイ発・米国東部時間15:31(日本時間05:31)】
(03/12 05:20更新)
★スペインのマドリードで通勤列車狙った連続爆弾テロ、死者190人。アラブ抵抗勢力の犯行か、コーランを引用したアラビア語の音声テープ発見=アセベス内相。「バスク分離主義過激派」よりも容疑濃厚に【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間14:51(日本時間04:51)】
★急性すい炎で緊急入院のアシュクロフト米司法長官、火曜に胆嚢摘出手術へ。「まだ複数の胆石があり、予防的に摘出術を行う」=担当外科医【ロイター=ワシントン発・米国東部時間09:14(日本時間23:14)】
★テロ容疑でグアンタナモ米海軍基地に2年以上拘束されていたイギリス人5人、帰国の途へ向かう。ブランケット英内相が米国政府と詳細な協議と抗議の末。「議論はまだ続いている」=英内相【BBC・世界標準時13:53(日本時間22:53)】
★昨年のセルビア首相ゾラン・ジンジッチ氏暗殺の目撃者が裁判直前に射殺さる。他の証人への見せしめか【BBC・世界標準時14:20(日本時間23:20)】
★パレスチナ自治政府クレイ首相、アメリカの非協力を非難=BBCラジオに対して。「状況は日ごとに悪化している」「私たちの和平会談が失敗なら壊滅的な結果招く」と警告【BBC・世界標準時12:34(日本時間21:34)】
(03/08 12:00更新)
★鳥インフルエンザ感染の報告遅れで批判浴びた京都「船井農場」経営者夫婦が自殺【朝日・11:14】
(03/07 05:30更新)
★急性すい炎で緊急入院のアシュクロフト司法長官、依然集中治療室に。容態に変化なしと司法省報道官【ロイター=ワシントン発・米国東部時間15:03(日本時間05:03)】
★「リビア、すべての核兵器製造設備を米国に移送」=米ホワイトハウス報道官。長距離ミサイルや発射設備含む約500トンの設備を船でアメリカに輸送中と【BBC・世界標準時19:34(日本時間04:34)】
(03/06 05:30更新)
★マーサ・スチュワート被告に陪審が有罪の評決。共謀や偽証などすべての訴因で有罪と。専門家は重い刑の判決は予想しないものの、法定刑どおりなら最高で5年の懲役か25万ドルの罰金。判決は6月17日の予定【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間15:24(日本時間05:24)】
★ベネズエラのチャベス大統領、「米国は手を出すな」と警告。リコール運動をアメリカが支援していることに抗議【ロイター=カラカス(ベネズエラ)発・米国東部時間14:10(日本時間04:10)】
★NY外為市場で円安加速、112円台に突入、一時前日比1円安の112.27円まで進む。米東部標準時15:30(=日本時間05:30)現在1ドル=112.10円(前日比0.82円安)【INO.com】
(03/06 04:30更新)
★亡命したアリスティド大統領の支持者が首都で抗議デモ、「ブッシュはテロリストだ」と呼び、アリスティド大統領の帰還求める【ロイター=ポルトープランス発・米国東部時間14:05(日本時間04:05)】
★NY外為市場で円安加速、112円台に突入。米東部標準時14:27(=日本時間04:27)現在1ドル=112.19円(前日比0.91円安)【INO.com】
★オサマ・ビン・ラディン氏、パキスタン軍の拘束作戦から逃げのびて健在=アフガニスタン地方職員が報告を入手、BBCに語る【BBC・世界標準時15:25(日本時間00:25)】
★リビア、化学兵器保有を国連に報告。20トンのマスタードガスのほか、サリンなど神経ガス製造原料など詳細に。国連は大量破壊兵器の廃棄へ向けての重大なステップと評価【BBC・世界標準時16:44(日本時間01:44)】
(03/06 03:40更新)
★米雇用統計の失望から、NY外為市場でドルは円以外の主要通貨に対し急落。日本円に対しては日本の通貨当局による介入懸念からディーラーに戸惑い【ロイター=シカゴ・米国東部時間11:28(日本時間01:28)】
★米雇用統計、予想を下回る数字、市場に失望感。ケリー候補は即座に「ブッシュ政権は雇用失わせる政策」と批判【ロイター=ワシントン発・米国東部時間12:23(日本時間02:23)】
★アシュクロフト米司法長官が急性すい炎で集中治療室に緊急入院。「一般論として急性すい炎の約20%が生命に危険及ぼす」と米国立衛生研究所。アシュクロフト司法長官の容態については現在精密検査中と医師団。「明らかになり次第公開する」=司法省職員【ロイター=ワシントン発・米国東部時間11:51(日本時間01:51)】
(03/03 23:50更新)
★アルカイダ、イラクのシーア派標的連続テロについて関与を否認=ロイターが手紙を入手。11月のトルコでの自爆テロや8月のバグダッド国連事務所の犯行声明と同じグループから。「イラクの派閥争い起こすために米軍が仕掛けた」と主張【ロイター=ドバイ発・米国東部時間07:39(日本時間21:39)】
(03/03 04:30更新)
★「火星はかつて水に浸っていた」=NASA発表。探査ロボットが着陸した地点付近で、採取した岩に多くの水と接触した痕跡あったと【BBC・世界標準時19:13(日本時間04:13)】
★マーサ・スチュワート被告、弁護側が陪審前の最終弁論、「共謀なかった」と無罪を主張【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間13:52(日本時間03:52)】
(03/03 01:30更新)
★イラクでイスラム教シーア派の記念日「アシュラ」狙った連続テロ、シーア派指導者や自治政府筋は「内戦を企むアルカイダ関係者の犯行」と非難【ロイター=ワシントン発・米国東部時間11:12(日本時間01:12)】
(03/01 04:10更新)
★アリスティド大統領が亡命したハイチ情勢は緊迫、反政府武装組織の一部は首都ポルトープランスの警察署や刑務所を襲撃・略奪。秩序回復のためカナダは軍隊を送り首都ポルトープランスの空港を管理下に。「米海軍は現地時間日曜に到着する予定」=カナダ外相。アメリカは海兵隊2000人を派遣できる態勢に【ロイター=ポルトープランス発・米国東部時間14:02(日本時間04:02)】
2004/03/31 さいこー?
シュープリーム・サンダー!!(
カッコよく英語で書こうとして挫折した人多かったんじゃないかと思う一昔前の必殺技あたりの挨拶)
あちらを立てればこちらが……じゃなかった、あれから10年以上経て、まさか別方面でこの単語を毎日のように見ることになろうとは、まったく夢にも予想しなかったことです。
いえ、ただ「
Supreme」(最高の)という単語を、ほとんど毎日ロイター電で見るものですから、ついつい連想から回想モードに(笑)。
ロイター通信でなぜそんなに出てくるかというと、「
Supreme Court」(最高裁)がどうしたこうした、というニュースが多いためです。
今日も刑事手続に関して出ていますが、先にBBCも速報で伝えた「ライス補佐官が公開の宣誓証言へ」のニュースから。
White House U-turn on 9/11 inquiry【BBC】
Last Updated: Tuesday, 30 March, 2004, 15:54 GMT 16:54 UK
The White House has bowed to pressure to allow National Security Adviser Condoleezza Rice to testify in public and under oath to the 9/11 commission.
Previously officials had insisted that Ms Rice could meet the Commission in private for unsworn conversations but not face a full hearing.
President Bush and Ms Rice said that her appearance would contravene the constitutional separation of powers.
The offer has been made on condition that it would set no precedent.
'Key witness'
"The president decided to overrule the lawyers. After the events of last week, the American people need a full and complete hearing," the official told the BBC.
Last week, a former presidential security adviser, Richard Clarke, said the Bush administration had underestimated the terrorist threat because of a fixation on Iraq.
He said President Bush had pressed him to find a link with Saddam Hussein's regime in the hours and days following the 11 September attacks.
The BBC's Justin Webb, in Washington, says the move is a U-turn of "breathtaking proportions".
Ms Rice is considered a key witness for the commission, which is looking into policy against the terror threat before 11 September 2001, and the response afterwards.
'Embarrassment'
Correspondents had warned that the issue threatened to become a major embarrassment to the Bush administration.
The White House has been fighting off charges that it neglected the possibility of attacks before the 11 September 2001 attacks in New York and Washington.
Both the commission head and relatives of the victims of the attacks had demanded that Ms Rice testify.
【ロイター=ワシントン発・米国東部時間10:32(日本時間00:32)】
White House Says 9/11 Panel Agrees to Rice Terms
Tue Mar 30, 2004 10:32 AM ET
WASHINGTON (Reuters) - The White House said on Tuesday that the 9-11 commission agreed to terms that would allow national security adviser Condoleezza Rice to give sworn public testimony on the Sept. 11 attacks, and President Bush and Vice President Cheney to meet in private with the full panel.
White House spokesman Scott McClellan told reporters the commission had agreed to state in writing that neither appearance would set a precedent under the constitutional separation of executive and legislative powers.
今後の成り行きに注目、という「新聞記者一年生が怒られるナリチュウ原稿」を書きたくなってしまいますが、正直どうなるか見ておきたいところです。
ところで、BBCのほうだと、妙にライスさんの写真写りが悪いというか、ぶっちゃけ怖いイメージ選んでいるような気がしますが、BBCさん
気持ちは分かるけどそこまでせんでも(笑)。
さて、後回しにしてしまった「
Supreme Court」の記事はこちら。
【ロイター=ワシントン発・米国東部時間10:57(日本時間00:57)】
Supreme Court Allows Border Search of Gas Tanks
Tue Mar 30, 2004 10:57 AM ET
By James Vicini
WASHINGTON (Reuters) - A unanimous U.S. Supreme Court ruled on Tuesday that agents at the border can take apart and search a vehicle's gas tank for drugs or contraband without violating constitutional privacy rights.
In a victory for the U.S. Justice Department, which argued routine searches can catch drug smugglers and terrorists, the high court said agents need not have a reasonable suspicion the gas tank contained illegal items.
The justices overturned a U.S. appeals court ruling that such inspections violated the constitutional guarantee against unreasonable searches and seizures of evidence.
The decision, written by Chief Justice William Rehnquist, reaffirmed the broad power of customs agents to conduct searches at the border, even if they do not have a specific reason to suspect wrongdoing.
"The government's interest in preventing the entry of unwanted persons and effects is at its zenith at the international border," Rehnquist wrote, adding the government has a "paramount interest" in protecting the border.
記事の下のほうに、かなり細かく事件の内容が出ていますが、司法手続にうるさいアメリカでは、「証拠採用」の問題が厳しい争いになることがこの背景にはあります。
有名な「ミランダ条項の読み聞かせ」もそうですが、適切な手続きによらないで得た証拠は、仮にそれが決定的であっても裁判所が採用してくれない、中身を見てもくれないということになります。
たとえば、大統領の暗殺未遂事件に際して、管轄の違う警官が踏み込んで、「暗殺計画」の書類を押収したとしても、裁判で弁護側が争うと、裁判所はその書類の中身を検討するまでもなく門前払いしてしまうことがあります。「やったもん勝ち」「とにかく押さえておけ」というわけにはいかないのです。
記事によれば、この裁判では、入国の際の不審な挙動程度で、持ち物を検査してもよいのかどうかが争われました。
実際にマリファナが出てきてるのに、何をいまさら、と思いたくなるところですが、「最初の一手」の所持品検査が違法だとすると、違法に集められた証拠は裁判で採用できないという大原則にひっかかってしまい、せっかく見つかったマリファナが「裁判では扱えない」ということになります。
このアメリカ法の厳しい背景を理解しておかないと、なんで最高裁がわざわざここまで判断をしなければならないか分かりにくいでしょう。
2004/03/30 インターナショナル
(日本初の気象衛星「ひまわり」を国産ロケットで打ち上げられないことを残念がる部下に対して)
「まだそんな議論をしているのですか」(
新幹線生みの親・島秀雄あたりの挨拶)
純国産プロジェクト!と気勢をあげるのは結構なんですが、
「奇声」に変わっている風潮も見られるのが問題で……。
「新幹線」というナショナル・プロジェクトを率い、ついで沈みかけた宇宙開発事業団の指揮をとった島秀雄氏にしては意外とも受け取られそうですが、この発言は次のように続きます。
「アメリカさんに打ち上げてもらえるのなら、どんどん頼めばよい。そんなところで国産にこだわるより、むしろ日本らしい、独自の技術開発にエネルギーを使うべきでしょう」
これは島氏のポリシーであったようで、
「そもそも未知に挑むということには、自己の未知と対決する場合と人類の未知に挑む場合があるわけですが、わたくしたちはその後者にこそ高い意義を認めるべきです」
という発言も残しています。
当時は米ソ超大国の冷戦時代、軍事のやかましい時代ではあったはずですが、それでもエンジニアリングの視点で一歩も二歩も先を見ていれば、技術は他人との競争よりも、「未知に挑む」ことのほうが重要だというところまで見えていたわけです。
冷戦が終わり、21世紀に入っても、まだこのレベルに届くどころか見えもしない人が少なくないのは、あまりにも情けない状況だと言わなければなりません。
もちろん、輸入が途絶える危険や、「軍事機密」として情報を教えてもらえないために生じるデメリットなど、見過ごせない問題はありますから、「H-2」ロケットで全部品国産化というのを頭から否定するつもりはありません。
しかし、やたら「国産」にこだわる口調を聞くと、どうしてもこの30年近く前の島秀雄氏の卓見を思い出してしまいます。
思えば、民用どころか、完璧に軍事用の「零式戦闘機」でさえ、当初は「クルシー」と呼ばれる
敵国・米国製の部品(ラジオの電波を使用して方向を測定する装置。戦後の民間航空でも、慣性航法システムまでは同じ原理を利用していました)を搭載していたわけです。
歴史を変えた「真珠湾奇襲」でも、攻撃隊長機はこれでホノルルのラジオを受信して方角を測定しつつ、しかも天気予報まで受信できたので気象情報が分かってラッキーだった、と言っています。
まして「戦時」でない現代において、第2目標として「国産」を目指すのは自然だとしても、第1目標に持ってきてこだわるのは、やはり視野狭窄に陥っているとしか思えません。
後進国としては、「追いつけ追い越せ」の姿勢はやむを得ないところもあるでしょう。その情熱を否定するつもりはありませんが、そのときに「いいものはどんどんもらう」進取の精神を持つか、「あのブドウはすっぱい」式に自分の持っていないものは価値がないというような負け惜しみを押し通すか、この差は大きいはずです。
昨日の「落石注意」について、ツッコミいただきました♪
>もなみさん (もな雑記)
>落石注意は落ちている石に注意という意味なのは、凄く有名なのですケド?
>で、国会議事録を全文検索してみたところ、見事に「落石注意」の意味論がありませんw
>例:落石注意というのはどういうことだ!→国連が落石注意という標識を定めている(63 - 衆 - 建設委員会 - 10号)
BBSでも、同様の趣旨のご指摘をいただきました。
正直言って、「落石=落ちている石」というのが、当たり前の定義だとは、本気で知らなかったので
(もしかしたら「落ちている石」の意味かも、と疑いはもちましたが)、素直に勉強になりました。
前の「ジャネット・ジャクソン」「マーサ・スチュワート」もそうですけど、世間的に「常識じゃないの?」と言われる話でも、私は圏外の分野についてはまるっきり知らないので、指摘をいただかないと知るチャンスさえないまま通り過ぎてしまいます。
ということで、素直に感謝♪ ありがとうございました〜。
ところで、「有名」「常識」になってしまうと、いまさら「出所」を探すのも難しそうですけど、この「落ちてきた石を意味する」というのは、どういうソースから、どういうルートで教わる(知る)ものなんでしょう?
いま例に挙げた2つだと、「ジャネット・ジャクソン」の話は浅野真澄さんのラジオで話題になったのを聞いただけ
(追いかけてロイター電があったので定着しましたけど、そうでなかったらそのまま)、「マーサ・スチュワート」もロイター電がやたら取り上げるので不思議に思っていたら、共同通信がフォロー記事を配信したので
「そういう人だったんですか?」と初めて知ったぐらいです。
それでも、トピックスとして文字情報で残っていれば、あとから知る機会もあるでしょうけど、「落石注意」については、どういうところから話を聞くんだろう? と素朴な疑問を持ちました。
ある種「口伝」のように、その業界
(ってこの場合どういう業界なのかイメージしづらいですけど)で伝わっているとすると、そっちに足踏み入れない限り知るチャンスがないかなあと思いました。
(日本時間30日22:00追記)
って、あれれ??
>もなみさん (3月31日)
> その結果、どこも同じような回答なのですケド、落石注意というのは、落ちている石ではなく落ちてくる石に注意という意味で、平素は気にしなくていいですケド、悪天候時には通行を避けてくださいという意味だということですー。
> がーん。
えーと、
反応に困りますね、これ(苦笑)。
というか、「標識」って、字義どおり読めば
両方とも「しるし」で、ハッキリクッキリ分からせるためのものだと思うんですけれど、こんな2通りの解釈が通ることのほうが問題じゃないかと……。
メッセージを伝えるためのものなのに、伝えるべきメッセージの内容がこう曖昧では、どうしようもないですよね、とこれは国土交通省に
八つ当たりしておきますか(笑)。
2004/03/29 作話症
君は忘れてるが、72年の条約によれば迎撃ミサイルの開発は違反だし……ヨーロッパの同盟国の反感を買うことも忘れている。それに迎撃システムが成功しないこともね(先々週終わってしまったドラマで、
ミサイル防衛システムについて噛み付く駐米イギリス大使あたりの挨拶)
先々週、『ザ・ホワイトハウス2』が終わってしまったので、一昨日はまるでテレビと縁のない生活に逆戻りでした(笑)。
というか、『R.O.D.』の放送打ち切りにはじまって、『マリみて』も今週で終わってしまいますし、週7プログラムの予約を次々消していっているような……4月からの新番組で何か出てきてくれないと、テレビつけない日が増えそうな昨今です(苦笑)。
そうそう、先日ちらっとニュースを見ていたら、「小泉首相、国民にテロへの警戒呼びかけ」なんていうのが出ていましたが、
「落石注意」の交通標識にも似て、「実際問題どうしろと?」と聞きたくなるのが普通の感覚ではないでしょうか。
あの「落石注意」の標識、「落ちている」石に注意するなら分かりますが、
目下自由落下の真っ最中の石に注意しろと言われてもどうしようもないですよね(笑)。
もしかしたら落っこちてきた石が直撃するかもしれない、というなら、そもそもそんなところに道路作るんじゃないよ、という反論が出てきそうなものです。
有料道路のように入り口がちゃんとあって、その入り口のところで「落ちてくるかもしれないから覚悟して通ってね」と、インフォームド・コンセントよろしく告知と同意を求めるならともかく、中入ってから「危ないよ」と言われても……。
外務省の海外安全情報にしても、「テロの標的となりやすい場所」がまだ「アメリカ大使館・関連施設」のように限定されていれば役に立ちますが、「ホテルなど人の多く集まる場所には近づかない」となると、もうどうしようもありません。
「海外に行くな」という意味かと思いたくなりますが、日本も標的に入っていることを考えると、日本にいたってやられるときはやられちゃうわけで、
「当たったときは運が悪いと思って諦めろ」ということですか? と聞きたくなってしまいます。
ただ、「日本国内のテロ警戒」のほうでは、「具体的な対策」がないわけではないのが、逆に恐怖の要因でもあります。
テロよりもよほど怖い、「相互監視」という必殺技がありますから。
確かに、「人権よりもテロ対策優先」というお題目を掲げて、ちょっとでも不審な人物見かけたら引っ張って閉じ込めちゃえば、テロ防止にはなるでしょう。同時に、現状に不満を抱くことそのものを封じ込めるように、言論や思想もコントロールしてしまえば、テロ自体は撲滅できるかもしれません。
ただ、これをやると、日本の未来そのものを根絶してしまうという重大な副作用がありますが……。現在の首相は、目先好き勝手できればどうでもよいようなスタンスに立っているようですから、この副作用とのバランスについては、国民の絶えざる監視が必要だと思います。
「手術は成功した。だが患者は死亡した」という、西洋医学の批判をするブラックな表現がありますが、
「テロは撲滅した。だが日本は滅亡した」という方向に突き進んでないか、そういう点がまるで見えない、目先の利かない人たちが勢いだけで突っ走っている危険は感じざるを得ません。
話は違いますが、「テロリスト」を「敵視」するのは当然としても、そこで「あいつらは敵だ」で終わってしまう、
お気楽な論調には呆れかえってしまいます。
「敵」認定は構いませんが、「敵だ」とラベルを貼っただけで終わるならこんな楽な話はないわけです。そこから「敵を知り己を知れば」の方向に行かない限り、現実的にはなんの意味もない空虚な駄法螺に過ぎないはずですが、そういう戦略的思考をする人があまりにも少ないように思えてなりません。
不思議の国のブッシュ君なんかは典型的ですが、悠久の歴史を誇ると豪語する日本人に、ブッシュ君同様の単純な思考法が見られるのは……これは
戦前からの「伝統ある」思考停止と言ってしまえばそれまで、ではありますが。
「アルカイダは敵だ」「パレスチナ過激派は敵だ」、叫ぶのは誠に結構です。「パレスチナ自治政府が何もしない」と批判するのも大いに結構です。が、それで満足していれば世話はない話で、「なぜ暴力の連鎖が止められないのか」まで考えてはじめて、思想であるとか見解であるとかのレベルに達するのではないでしょうか。
そうでなくて、ただ「けしからん」と言って満足しているのでは、なんだか
アニメの打ち切りに対して「許せない」と言っているのと同レベルのように思えます。
そういえば、いまも現役のアラファト議長に、超党派の国会議員団が会談に赴いたことがありました。
いまでも
視野狭窄症の人なら、当時の警察庁のお役人と同様、「テロリストの日本赤軍をかくまっているところに会いに行くとは、けしからん」と言いそうなところですが、内務省出身のカミソリ・後藤田氏は後輩に向かって「日本赤軍を外に出してしまったじゃないか、われわれの手では取り締まれないではないか、だからやらさんように会いに行くんだ」とバッサリ言い切ったという話です。このあたりに、
エセとホンモノのインテリジェンスの差が出ているように感じるのは、私だけでしょうか。
責任のないところに反省が生まれるはずもない、とは自虐史観と正反対の立場を取る歴史家の意見ですが、しかし、「反省しない」だけならまだしも、
でっち上げてしまうとなると重症です。
医学の世界では、俗にいう「物忘れ」にも、健康の範囲内のものと、治療を要する悪性のものがあるとされます。後者の「悪性」の物忘れの特徴として挙げられるのが、
「忘れたことを自覚しているかどうか」「自覚していないために話をでっち上げる」ことだというのは、近年の「健康番組」で普及してきている知識でしょう。
たとえば、「戸棚に入れたお財布が見当たらない」というときに、「どこに置き忘れたんだろう?」というのは、物忘れのなかでもそれほど深刻なものではないし、実際よく経験することです。
それが、「いや私は絶対ここから動かしてはいない、誰かに盗まれた」とか、「孫があさってた、あいつに違いない」と言い出すと、これは作話症として深刻に見るべき症状とされます。
責任感の欠如から、歴史を忘れてしまうことも大問題ですが、
忘れたところの埋め合わせに勝手な「作話」をしはじめると、やはり重症だと言わなければなりません。
病気としての作話症は、アルコール依存症によく見られる症状で、脳神経外科や精神科として治療の対象になりますが、集団で「酔っ払って」しまったほうは、医療にとっては圏外、まったくのお手上げです。
(日本時間29日23時追記)
本筋とはあまり関係がないんですけど、やっぱり「落石注意」は気になったので調べてみたんですが……
結局よく分かりません(苦笑)。
見たところ、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」
(根拠法は「道路法」第45条第2項)が該当しそうですが、その第2条が定める「別表第一」の「警戒標識」にいう、
「落石のおそれあり (209の2) 落石のおそれがあるため道路交通上注意の必要があると認められる地点の手前三十メートルから二百メートルまでの地点における左側の路端」
が「落石注意」の標識を定めているということでいいんでしょうか?
その次の項は、
「路面凹凸あり (209の3) 路面の凹凸があるため車両の運転上注意の必要があると認められる箇所の手前三十メートルから二百メートルまでの地点における左側の路端 」
となっていて、こちらは読んで即座に理解できるけど、「落石のおそれ」というのが、「落ちている石」なのか「落ちてくる石」なのか、この条文を読んでも判然としないように感じますが……。
「落石」をどちらの意味に取るか、定義しなくても分かるでしょうというほど明確なのか、神経質と思えるほど定義を書き上げる「道路交通法」の感覚からは信じられませんし、日本語の感覚としてもどちらの意味にとってもおかしくないような……。
これに限らず、法令の解釈となると、条文を読むだけでは分からない部分が多いので、そのために「コンメンタール」があるんでしょうけど、道路交通関係の法令集はウチにはないので何ともいえません。国会審議で立法者はどう説明していたか、なんてところまで行く気力はないですし(笑)。
……実務に関わっていないと、こういう限界が出ますね(苦笑)。
なお、
「落ちてくるかもしれない石に注意せよ」であっても、まったく無意味とは言えない、あらかじめ警告されていれば物音などに注意するから、一瞬の動作が違ってくるかもしれない、そういう意味がある、という意見もあるようです。
こちらの意見に従えば、「不意の地震に不断の備え」で、来るものは防ぎようがないにしても、意識して対策を考えておけば被害を最小限にできる、という意味で同意できるところです。それこそ「歴史の教訓を次代に活かす」という点では同じですから。
2004/03/27 ここにサチあり
現代では「エンゲル係数」よりも、子どもの養育にかかる「エンジェル係数」のほうが問題である(
いまでは「メタルカラー」のおじさんで有名なノンフィクション作家による少子化問題の予言あたりの挨拶)
お金の使い道として、食費の占める割合が高いということは、生活にゆとりがないということを意味する、ということで「エンゲル係数」が言われたわけですが……。
少なくとも飢え死にはしない「総中流化」の経済発展後、高学歴社会ということもあって、教育にかかる費用のほうが圧迫している、という指摘がバブル崩壊直前にありました。
これには時代背景もあって、「生活にゆとりのある」人のほうが、グルメだなんだで湯水のように「食」に注ぎ込んでいたため、逆転現象のような状態が起きたことも関係しています。
一方では受験戦争が激化して、公立学校の教育だけでは高学歴を望めない、というところから、塾だ家庭教師だと費用は増加の一途でした。
「エンゲル係数」の本来の意図は、
「収入のうち、『絶対に削れない』部分が小さければ余裕がある」ということから、削りようのない「食費」を指標として使ったわけですが、優先順位が「食」から「教育」に移ってしまうと、こういう変化が現れるのも仕方がなかったのかもしれません。
その後、バブル崩壊で「失われた10年」、他の経済指標は上下に変動があっても、少子化はとどまるところを知らず、教育費そのものも「聖域なき改革」とばかりに削らざるをえなくなってきています。
バブルなんて言葉が言われるはるか昔、第一次オイルショックの頃に、
「日本には資源がないのだから、教育を産業にするしかない、教育の輸出を考えるべきだ」と提唱したのは「経営の神様」松下幸之助でしたが、その資源さえ失われてしまうと……。
さらに遡って敗戦の日、自決する阿南陸軍大臣が言い残した
「日本は滅びないよ、勤勉な国民だから」というのを重ね合わせてしまうと、勤勉も教育も蔑ろにした後に、石油も出ない国に何が残るのか、悲観的に考えてしまいます。
と、なぜこんな肩の凝る話になったかというと……。
単に個人的に、さっき食料買出しに行ったついでに本屋に行って大散財、気づいたら書籍代のほうが多くなりすぎた、という
だけだったりします(苦笑)。
はるかさんにも驚かれていますが
(対談最後のほう)、食事を抜くのは気づきもしないこともあるぐらいで、別段苦にもなりませんが、書籍の衝動買いは止まらない性格ですから(笑)。
誰だったか、
「いくら美味なものでも休みなしに食べつづけることはできないが、仕事だけはいくらやっても飽きが来ない」というような名言を残した人がいましたが、確かに超高級グルメでお一人何万円という飽食を極めようとしても、胃のキャパシティから来る限界があって頭打ちでしょう。
それが書籍となると、「積ん読」も入れれば、本当に限度なしに入ってしまいますから、こっちのほうがよほど怖いです(笑)。
……あ、ウチは
部屋のキャパシティがすでに崩壊してますけどね(苦笑)。
いつも書いているように、もう分類して整理できる状態ではなくて、とにかく本棚の空いているスペースに入れておくしかないので、
『わくわくワーキング』の下に
『離婚・離縁事件実務マニュアル』が来るという
縁起の悪い積み方になってます(笑)。
そんな現状を無視させてしまうのが書店
(リアル・ネット両方とも)の魔力で、一昨日古書店で
『太平洋戦争日本の敗因』シリーズ(全6巻セット)を買ったばかりだというのに、今日は
『ルバイヤート』を買って帰ったら
『アイデアのつくり方』が届いていて、置き場所確保しようとしたら未読のままの
『九品官人法の研究』や
『復讐と法律』が出てきて……
一番必要なのは十二分に本棚の入る部屋かもしれません(泣)。
収入が2倍・4倍・10倍と増えたとしても、食に使える費用はそう直線的には増えないはずで、「絶対防衛線」を下回ると文字通りの死活問題ですが、その上にある限りは増やそうと思っても限界があります。直線的に増加していかない、まさに「サチる」
(サチレーション saturation する)わけですが、知識欲のほうは……ある分野について「飽きる」ことはあっても、対象を変えていく限り直線的に増加しそうです。
……それだけに「カード明細」が怖いんですけれど(笑)。
そうそう、いまも触れた
はるかさんとの対談で、「天国」を話題に取り上げましたが、
『ルバイヤート』を斜め読み
(これ「詩集」なので私にとっては不得手な分野なんです)していたら、ちょうどピッタリというのがありました。
天国にはそんなに美しい天女がいるのか?
酒の泉や蜜の池があふれてるというのか?
この世の恋と美酒(うまざけ)を選んだわれらに、
天国もやっぱりそんなものにすぎないのか?
(第88歌)
この詩集、異端とされ長らくヨーロッパで再発見されるまでは、いまでいうアングラの扱いを受けてきたと解説されていますが、それはそうだろうなと思ってしまうのがこのフレーズと、その前の節です。
恋する者と酒のみは地獄へ行くと言う、
根も葉もない囈言(たわごと)にしかすぎぬ。
恋する者と酒のみが地獄に落ちたら、
天国は人影もなくさびれよう!
ある意味、
20世紀の『悪魔の詩』に近い危なっかしいコトバが溢れています。
『悪魔の詩』ほど直接的ではないにしても、この作品が11世紀ペルシャで作られたことを考えると、やはりかなりの冒険だったと思います。
そうそう、話いきなり変わりますが、岩波文庫には、作品はもちろん
訳がもう古典というようなものが数多くありますが、これもその一つに数えてよいでしょう。何しろ訳者の「まえがき」には、
……その後佐藤春夫氏のすすめにより口語体に改めた。
とあって、昭和22年8月20日とあります。
これは
『武士道』でもそうで、訳者序の冒頭で
これは先師新渡戸博士著・英文『武士道』の全訳である。
と書き出し、昭和13年(1938年)7月とあります
(ただし、「改版にあたって」が1974年9月に追加されています)。
古典は古いからありがたいものではなく、内容がしっかりしているから長年の「ふるい落とし」に耐えて来たものだと思いますが、それにしても、訳者が原著者と同時代を生きていたり、翻訳そのものがパイオニア的作業であった時代のものに接すると、そのこと自体に圧倒されてしまう感じを受けます。
2004/03/25 ABC
Aじゃないもん!(
明日惜しまれつつ終わってしまうラジオ番組あたりの挨拶)
「マリみて」の後、珍しくぱちぱちとチャンネルを変えていたら、通信販売番組
?で「ヌーブラ」を取り上げていて、初めて映像を見ました。ラジオで話題になってるのを聞いただけだったので(笑)。
「サイズはA・B・Cで色がどうのこうの」と言っていましたが、そんな
大ざっぱなんですか? と疑問が……。
日頃
「AA+」とか
「A-まで2段階引き下げ」とかに接しているせいかもしれません(苦笑)。というか、こちらの世界では「BBB」より下だと大問題ですけど(笑)。
ということで、検索して調べてみよう……と思いましたが、通信販売関連でページが多すぎて、何が何だかサッパリ(苦笑)。「困ったときはJIS規格」と思って、「JIS L(繊維)」まではたどりついたものの、そこで重大疑問が2点発生。
1.「ヌーブラ」って輸入品じゃないですか?(笑)
ISO対照表まで探す気にはなれません(苦笑)
2.あれは「繊維」扱い?
皮膚に貼り付けるという話だし、なんだか違うような……。
結局、そのまま挫折しました。
そういえば、
「輸入」といえば「関税」というのは、条件反射のように出てくるところですが、関税コード何番……?
こういうときに限ってお役所のほうが分かりやすいのは不思議なんですが(笑)、
「実行関税率表(2004年版)」(財務省税関ホームページ)を見ると、
「第11部 紡織用繊維及びその製品」に
「第62類 衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く。)」とあって、
「62.12 ブラジャー、ガードル、コルセット、サスペンダー、ガーターその他これらに類する製品及びこれらの部分品(メリヤス編みであるかないか又はクロセ編みであるかないかを問わない。)」
だそうです。なお、気になる方のために書いておくと、日本の輸入関税は8.5%
(WTO協定国の場合8.4%、特恵国の場合は無税)と出ていますね。
(注意! 実務目的で書いているわけではないので、実際に輸入しようという場合は、お近くの税関の事前照会制度などで確認してください)
「コルセット」が気になるところですが、すかさず注がついていて、
「整形外科用機器、外科用ベルト、脱腸帯その他これらに類する物品」は含まないと明記されています。
……
本来の問題忘れて読みふけってしまいましたが、注釈の
この類の衣類で、正面で左を右の上にして閉じるものは男子用の衣類とみなし、正面で右を左の上にして閉じるものは女子用の衣類とみなす。この注8の規定は、衣類の裁断により男子用の衣類であるか女子用の衣類であるかを明らかに判別することができるものについては、適用しない。 男子用の衣類であるか女子用の衣類であるかを判別することができないものは、女子用の衣類が属する項に属する。
表が男女別に作られているので、必要にして当然の記述なんですけど、それでもここまで明記するのは「大変ですねえ」と思ってしまいます(笑)。
結論。
やっぱりS&Pの「格付け」のほうが、解説も多くて分かりやすいです。
……S&Pで思い出したんですが、S/Nの話(笑)。
>春歌(WS)ちゃん(3月22日)
> どなたか、遠くのラジオ局の雑音を出来るだけカットできる方法を知りませんか?マジで。
AMラジオの他の局は、同じ周波数に乗ってきてしまうので……。指向性アンテナ、つまり衛星放送のパラボラアンテナと同じように「目的の方向の電波だけを拾う」アンテナを使ってみるか、増幅する周波数の分離精度が高いチューナーを使うか、どちらかしかないのでは。
たとえば、指向性アンテナとしては、AM用ではループアンテナがよく使われるようで、
こういう製品があるみたいです。
ただし、指向性アンテナは、「目標の方向以外の電波は受け取らない」という対策なので、
目的の方向に向けないと全然入りません(笑)。ラジオ局のアンテナ位置を、地図と方位磁石を見ながら、アンテナをぐるぐる回して方向をさぐる必要があります。
指向性のない
(ぐるぐる回さなくていい)アンテナでは、
こんなのもあるようです。
試しに使ってみては? と使ったことないのに言ってみる(笑)。
……後者は結構大きいかも(笑)。
【ロイター=ワシントン発・米国東部時間16:54(日本時間06:54)】
Anti-Terror Aide Says Bush Downplayed Threat
Wed Mar 24, 2004 04:54 PM ET
By Tabassum Zakaria
WASHINGTON (Reuters) - The Bush administration's former counterintelligence chief on Wednesday told a national commission investigating the Sept. 11 attacks that the president did not take the threat of terrorism seriously enough, and the CIA chief admitted more could have been done to foil the strikes.
Richard Clarke, who served the last four U.S. presidents, said the Clinton administration was deeply involved in tracking Osama bin Laden's al Qaeda organization but that the Bush administration, which took office in January 2001, did not consider the issue urgent.
"I believe the Bush administration in the first eight months considered terrorism an important issue, but not an urgent issue," said Clarke, who has shaken Washington this week with a book directly criticizing President Bush for part of the Sept. 11, 2001, failure.
Clarke also told the commission Bush had "greatly undermined the war on terrorism" after the 2001 attacks on the World Trade Center and the Pentagon by invading Iraq last year.
On the second of two dramatic days of open testimony, commissioner Tim Roemer, a former Democratic congressman, created a stir when he asked Clarke about a letter he wrote to Bush's national security adviser, Condoleezza Rice, one week before the 9/11 attacks.
"You urge policymakers to imagine a day after hundreds of Americans lay dead at home and abroad after a terrorist attack and ask themselves what else they could have done. You write this on Sept. 4, seven days before Sept. 11." Clarke simply replied, "Yes."
The commission of five Republicans and five Democrats, most of them former legislators or senior officials, is due to report in late July at the height of the presidential campaign. Its findings could affect Bush's re-election hopes.
Some Republicans on the commission said Clarke had damaged his own credibility by sensationalizing his charges against Bush for personal gain. The White House has also mounted sustained attacks on his motives, saying he was a closet supporter of Democratic presidential candidate John Kerry. Clarke vigorously denied this.
俗に言う「後講釈なら何とでも言える」とか、あるいは「歴史にifはない」ということはありますが、しかし経緯が事実だとすれば、それを差し引いても大きな問題になるでしょう。
ABCテレビがここ数日報道している「ブッシュ元側近の暴露本」では、9.11同時多発中枢テロ直後、ブッシュ大統領は
「フセインは関与してないのか? アルカイダだということは分かっているが、フセインとのつながりはないのか?」と、最初からサダム・フセインを“クロ”にしようと強調していたといいます。そうだとすれば、日本の警察で悪名高い「見込み捜査」よりもひどい話で、結論ありきで口実が欲しかっただけ、ということになります。
その疑惑に加えるかのように、公聴会で元職員を15時間にわたり証言させて、出てきたのが
「ブッシュ大統領はテロが問題だとは考えていたが、緊急の問題とは認識していなかった」。
普段は日本語訳はしない
(量が倍になるので(苦笑))ウチでも例外にしたくなりますが、「劇的な一場面」の「Yes」は、今後の発展次第では大きな重みを持つことになるかもしれません。
2004/03/23 合図
古いお友達がいらっしゃってます(先週終わった海外ドラマで、緊急事態を知らせるときの合言葉あたりの挨拶)
ハッキリキッパリと「危ないです」と言ってしまうと、秘密が漏れたり、あるいは準備より先に噂が走ってパニックに陥ったり、という危険があるため、「合言葉」や「ブロックサイン」を決めることはよく見かけます。
身近なところでは、百貨店などの人が集まる施設での呼び出し放送で、特定のフレーズが流れたら非常事態だからマニュアル通りの行動開始、というようなものがありますね。金融機関でも、たとえば強盗に対していきなり非常ベルを鳴らしてしまうと、ボタンを押した人が即座に殺されかねないので、「こちらの方にお茶を差し上げてください」と伝えるのが合図だという話がありました。
これが、広い意味での合言葉を知らされていない人が、微妙な言葉づかいや口調から「異変」を察知するとなると、話は変わって「ウォッチャー」の仕事になります。
かつての「ソ連ウォッチャー」といえば、「ひな壇」の並び方や、一見普通の記事にしか見えない国営メディアの言葉づかいから、異変を知るとか、説明してもらえば分かるものの、「よくそんなところに気づきましたね〜」と感心してしまう技がありました。「公式の場所に姿を見せていない→重病か?」なんて単純作業の最近の自称評論家とは格が違っていましたね。
とはいえ、「裏を読む」ことをしようとして、浅はかな知識とぐらぐらのロジックで「ウォッチ」をすると、いともカンタンに「陰謀説」になってしまい、しかもその素っ頓狂な陰謀説が受けるので、ここは注意が必要なところです。
それにしても、ここ数日、随分慌しく世界は揺れ動きましたが、ちゃんと「古い友人」は呼ばれたんでしょうか……?
選挙対策でそれどころではない、なんて言われてしまうと、某島国は飼い主を見失った小型犬のようなことになりそうです。
2004/03/20 隣の芝生は……?
(モスグリーンの背広について)
でもね、日本では「緑」も「青」というよ、信号機だってそうじゃないか(
実際は酔っ払っていたらしい作詞家あたりの挨拶)
♪青い背広で心も軽く〜♯ の「青い背広」ですが、ヒットするまでは歌詞が支離滅裂だと指摘されたそうです。
♪青い背広で こころも軽く
街へあの娘と 行こうじゃないか
紅い椿で 瞳も濡れる
若い僕らの 生命の春よ
1番の出だしはともかく、後半が
さっぱり意味不明だと、言われてみればそうですね(笑)。
締めの4番も、
♪駅で別れて一人になって
あとは僕らの自由な天地
涙ぐみつつほがらに歌う
愛と恋との一夜の哀歌
一人になってるのに「僕ら」と
複数形になるのはおかしい、と。言われてみればもっともです(笑)。
「独り者」のグループに逆戻り、みたいな解釈で切り抜けられないこともなさそうですが、それ以上に音楽の「理詰めでない魅力」で押し切ってしまっているので、いまさら何をということかもしれません。
さて、
急に有名になった「青は藍より出でて藍より青し」の「荀子」ではありませんが「藍」対「緑」の大決戦、お隣・台湾の総統選挙が今日投開票で、現在
(日本時間20時すぎ)順調に開票が進んでいます。
有権者約1650万人、出口調査では投票率80%突破の選挙で、
「30万〜90万票差で決まる」(
聯合報が伝える分析)と見られる大接戦ですが、まもなく大勢が判明する模様です。
「總統大選」(繁体字中国語)
開票速報のページですが、「我的E政府」とあるように、行政の電子化を進めている台湾政府のページです。「行政院」は日本の内閣に相当します
(いま日本では「内閣府」なんて役所作ったので分かりにくくなりましたが、そういう一つの役所ではなくて、行政全体としての内閣全体を意味します)。
数字の出所は
「中央選管の特設ページ」(繁体字中国語)となっていますが、また随分親切丁寧な……。
発砲騒ぎや中傷合戦もありましたから、手放しで誉めるわけにはいきませんが、中途半端にメディアが遊んでいないだけ、まだマシな気がします。
(日本時間21:50)
連戦陣営が敗北宣言、となぜかロイター電が真っ先に伝えています。
【ロイター=台北発・米国東部時間06:52(日本時間20:52)】
Taiwan Opposition to Concede in Election-Sources
Sat Mar 20, 2004 06:52 AM ET
TAIPEI (Reuters) - Former vice president Lien Chan, standard bearer of the opposition Nationalist Party, is to concede defeat in the tightly run Taiwan presidential election Saturday, two senior campaign sources said.
"Based on our own data, it's over, we have lost," said one senior campaign source.
That win for President Chen Shui-bian was set to make a statement shortly, one official said.
At Chen's headquarters, firecrackers erupted in a storm of celebration.
The result is likely to anger China, which considers Taiwan a breakaway province that must be reunited by force if necessary and dislikes the pro-independence policies of incumbent Chen.
共同通信も速報で伝えています。
「独立志向」の陳総統再選 台湾総統選【共同通信 /Yahoo】
【台北20日共同】「自主独立路線か、将来的な中国との統一か」という台湾の長期的進路を占う総統選の投開票が20日行われ、「独立志向」の強い民主進歩党(民進党)の陳水扁総統(53)、呂秀蓮副総統(59)の現職ペアが、最大野党、国民党の連戦主席(67)を総統、第2野党、親民党の宋楚瑜主席(62)を副総統候補とする野党統一ペアを下し再選を確実にした。
再選により、中台関係の冷え込みが続く可能性が大きい。陳総統が新憲法制定などでさらに自主独立色を強めれば、中国の反発で中台関係が不安定化する恐れもあり、台湾海峡情勢という東アジアの重要な安全保障問題に影響を及ぼしそうだ。
年々高まる「台湾人意識」が本省人(台湾出身者)の陳氏を再び総統の座に押し上げた。投票日前日に起きた陳総統銃撃事件で「同情票」が集まり、追い風になったとみられる。(共同通信)
[3月20日21時18分更新]
一方、現地の
聯合報や
中央通信は、連戦氏が「この僅差では、集計ミスや昨日の銃撃の影響見過ごせない」として、選挙無効の訴えを起こすと報道しています。
日本時間21:50現在の確定投票(集計完了)で、陳水扁氏6,471,970票:連戦氏6,442,452票(中央選管まとめ)ですから、僅差すぎるといえばそりゃそうだと言いたくなってしまうのも無理はないんですが……懸念されていた暴動などよりは「無効の訴え」のほうがマシでしょうか。
同時に行われた国民投票(住民投票)の開票がつづいて行われていますが、成立に必要な投票率50%を超えて有効になるかどうかは微妙な情勢です。内容の賛否以前に、連戦陣営が「投票用紙を受け取らないように」というボイコット運動を展開したため、日本時間22時現在の中央選管のまとめでも投票率が45.16%にとどまっています。
……なんだか前回2000年のアメリカ大統領選挙に似てきちゃったような気がするのは私だけでしょうか?(苦笑)
2004/03/19 盗むなかれ
マーキュリー・パワー・メイクアップ!(
CM明けのアイキャッチがちょっと怖かった第1クールあたりの挨拶)
「IQ
(知能指数)は、精神年齢÷実年齢×100で表されるから、『IQ300』っていうと天才というより
“おばさん”なんじゃないの?」というツッコミがあってから幾星霜ですが……。
実年齢14歳
(当初)で、3を乗じてしまうと42歳になっちゃいますからね(笑)。
教育の分野からは、
もともとIQは150以上となると一緒くたみたいなもので、150と180と200で差が出るというものではない、と工学屋さんが言う「サチる」だとか、物理屋さんのいう「有効範囲」だとかに近い話になるそうです。
いきなり話ずれますけど、「スポック」という名前から、真っ先に出てくるのは「スター・トレック」のほうで、ちょっと前に亡くなった医学者というか教育者のほうはもう出てこないですよね。
……「ミスター」と「ドクター」は随分違うはずですけど、って無理に今週最終回の「ザ・ホワイトハウス2」につなげなくてもいいかしら(おい)。
「〜するな」「〜せよ」のマニュアル、しかも一定しない「専門家の見解」に振り回される一方で、「いまどきの若い者は何も知らない、私の時代はこうしたもんだ」と口出ししたがる姑にも引っかきまわされ、どうしてよいか困ってしまった「親となった人たち」に向けて書かれたのが
『スポック博士の育児書』(リンク先は最新版です)でした。
どちらかといえば放任主義の立場からアドバイスをしつつも、自著は杓子定規に守るべきマニュアルではない、として、序文で次のように明確に書いています。
ここで、ぜひいっておきたい大切なことがあります。この本に書いてあることを、そのまま、うのみにしてもらっては困るということです。こどもは、一人ずつみんな違うし、親だって一人一人違うのがあたりまえで、病気でも、しつけの問題でも、他のこどもとおなじにいかないのがふつうなのです。
この本では、そのうちのごく一般的なことがらについて、ごく一般的な解釈や、問題をあげたにすぎません。あなたの赤ちゃんを一番よく知っているのはあなたであって、あなたの赤ちゃんのことは、私は何一つ知らないのだということを、どうぞ忘れないでいただきたいのです。
この序文が、少なくとも日本では、あまりきちんとは受けとめられなかったようで、「ドクター・スポックどおりの教育は……」などという
お門違いの批判もあります。
「アドバイス」の中身に対して専門家が、時代と知識の進歩によって批判を加えるのは当然ですが、悲しいことに「教育」は物理学や分子生物学と違って身近すぎて、
誰でも大した勉強も検討もせずに、勝手なことが好き放題言える世界で、序文に表された基本理念も知らないままで上っ面の“議論”もできてしまいます。
しかも、幸か不幸か、「難しいことはよく分からんけど」と前置きしてモノを言う層が少なく、とかく、自身の学歴をとわず「理詰め」(自称)でモノを言いたがる高学歴至上主義の日本では、ある種の「戦後否定」の流れで「スポック批判」が出てくる傾向も見られました。
中身を聞くと実際は「難しいことはよく分からん」の路線で、単に感情的に話しているだけなのに、ムリに理詰めにしようと
「お化粧」をするものだから化け物のような気色悪さがある、というのは、こと教育に限らない問題ですが。
まがりなりにも中身を理解しようとして、そのために普通ならできる「斜め読み」をせずにはまってしまい、知らず知らずマニュアル化の罠にかかるのが日本のインテリ層の弱点です。
それの粗探しをするだけで勝った勝ったと「思想」だなんだと言えるお気楽な人は論外の外ですからともかくとして、「先生と呼ばれる」人の子どもに問題が多くないか、と半ば自嘲的に言われるのもこの弱点が関係していそうです。
……って、ムリに「内科部長」
(でしたっけ?)の母親を持つ冒頭の女の子に話戻す必要はなかったような気もしますが(笑)。
さっきNHK BSでCNN
(日本時間6時放送)を聞き流していたら、ニューヨーク株式市場からの中継で、いきなり「新婚のプレゼントには悩むものですが……」と言い出すので何かと思ったら、「新婚のオラクル社長が、新妻にオラクル社の株式をプレゼント」だそうです。……ここ笑っといていいんでしょうか?(笑)
さて、
make up というと、「メーキャップ」というカタカナ英語で知られるように、「お化粧する」とか、「調合する」という意味がありますが、元は不足しているものを「
補う」ということで、イメージ的には、下のほうにあるモノをよっこいしょ、と持ち上げてやるのがmake up、と言うと覚えやすそうですが、語義として合ってるかどうかは未確認です(苦笑)。
「Aに変身っ!」を
make up to A だと思うと大変な間違いで、「Aに取り入る、
言い寄る」という、一つ間違うと危なっかしい表現になりそうです。
和製英語にもありますが、「補う」「取り繕う」「仕立てる」「でっち上げる」という意味もあるので、
「その数字はメイクアップしてあります」というのは、ハッキリ言えば「適当に
でっち上げで作った数字です」という意味です。なぜかカタカナで「メイキングを施してありますのでご参考程度にお考えください」などと言うと、波風が立ちにくい表現になりますが、「でっち上げだから鵜呑みにしないでよ」というのと同じはずなんですけどね(笑)。
2004/03/17 性のお悩み
2004/03/15 編成局
番組のお知らせです(重大ニュースで予定変更のときに流れるアナウンスあたりの挨拶)
えーと、前回12日付の更新は失礼しました(汗)。
ニュースクリップで貼ったままになっちゃいました。予断は危ないよ、というようなことを書く予定だったんですが、刻々と打電してくる量と速度に圧倒されて、またBSニュースの天気予報が飛びかけた「韓国で大統領弾劾の採決」が入って、ドタバタのうちに1日が終わってしまいました。
昨日のホワイトデーも何もなかったですしね〜(笑)。どなたか「『すでに出来上がった作品の放送を勝手に打ち切ってなんとも思わない』某腐示テレビの株式51%」とかプレゼントしてもらえると嬉しいんですけど(笑)。
まあ、51%はムチャでも……本当は67%あれば本格的に好き放題できるんですが……ある程度の発言権のある株数もらえれば、「利益供与を求めない総会屋」(欧米ではこれを普通の株主といいますが、日本では邪魔な存在と言われます)をやってみたいとも思います(笑)。
各所で怒りや呆れる声があがっていますが、よくよく考えたら……。去年の日本シリーズ前の騒動といい、要するに「見られている」ことを意識したことのない人たちですし、そもそもリピーターがつくような番組を作った経験もないシロウトさんだから、好評を呼んだ連続作品をこんな形で打ち切ることの意味が分かってないんでしょうね。ある意味かわいそうな人たちですから、あまり袋叩きにしても意味ないかもしれません。
……いきなり何の話か分かりにくいかもですが、、「R.O.D -THE TV-」地上波のみ放送打ち切り(http://www.sonymusic.co.jp/Animation/ROD/shuuryo.html)の話です。
「悲しみよこんにちは」をもちまして終了、ですか……。♪古い上着よさようならということで会社ごとお取り潰しにしたいファン多数だと思いますけど。
ただ、一点注意しておきたいのは、制作スタッフの思い入れと、放送局のトンチキぶりは別にして考えないといけないということですね。この「ファンの皆様へ」なる文章がどちらサイドのものか分かりませんが、制作スタッフにしてみれば、自分たちこそ被害者だと泣きたくなるでしょうし……(だから直接リンクはやめておきました)。
いまさらですが、改編なんとか乗り切って欲しいこの番組。
先週金曜未明(木曜深夜)の「Radio TLSS」、天気予報の話題で……。
松来:番組やってるかなあ? 朝、天気予報。
桑谷:私ね、寝ないじゃない、明け方まで。だから朝の番組には逆に詳しいんだけど、朝4時半から5時台から、5時から8時の間は、普通に天気予報は、頻繁に。
松来:ワイドショーの間にも? ワイドショーじゃないけど、ちょっとワイドショーっぽいじゃない、朝の番組って。
桑谷:入ってる入ってる。
松来:あれ〜?
(中略)
桑谷:あのね、局にもよるんだけど、「今日の天気はこうです」って言って、天気図を見せてやるっていうよりは、なんか「何々屋上の、2カメです」みたいな感じで、「今日は快晴です」みたいな感じで、「はい次〜」みたいな感じで流す、まあ、これ言っちゃうと局が分かっちゃうけど、そういう感じでどんどん流し作業みたいな感じなんだよね。
松来:そうなんだ〜。あー、そっかー。
桑谷:夜の天気予報のやりかたとは違うよね。
松来:そうっか、だから気づかないんだ、私。
実は内容以前に、「2カメ」という時点で、NHKでないことだけは分かってしまうんですね(笑)。
というのは、全国ニュースから地域のニュースへ移るときの画面をみれば分かるように、NHKは「Aカメ」「Bカメ」なのですよ(笑)。
などと思いながら、朝5時台というと……ウチの場合は、BBCが同時通訳なしで流れている時間帯だったりします(笑)。
「世界の天気」で「モスクワは冷え込みが〜」ぐらいならマシなほうで、やたら詳しくアメリカの天気予報見せられても、という昼間のCNNなどもありますが(笑)。
2004/03/12 予断
【ロイター=マドリード発・米国東部時間16:12(日本時間06:12)】
Madrid Bombs Kill 192; Purported Al Qaeda Claim
Thu Mar 11, 2004 04:12 PM ET
By Daniel Trotta
MADRID (Reuters) - Simultaneous bomb blasts ripped through four packed commuter trains in Madrid on Thursday, killing 192 people and injuring 1,421 in Europe's bloodiest attack for more than 15 years.
Prime Minister Jose Maria Aznar's government focused blame on the Basque separatist group ETA, but a purported al Qaeda letter to an Arabic newspaper claimed responsibility for the 10 blasts, which triggered fear in world financial markets.
After initially blaming ETA outright for the attack, three days before Spain's general election, the government later said a stolen van had been found near Madrid carrying seven detonators and an Arabic tape of verses from the Koran.
"The conclusion of this morning that pointed to (ETA) right now is still the main line of investigation... (But) I have given the security forces instructions not to rule out anything," Interior Minister Angel Acebes told reporters.
The van was found in Alcala, the starting point of one of the bombed trains.
No authentication was available on the purported al Qaeda letter, a copy of which was faxed to the Reuters office in Dubai by the London-based al-Quds al-Arabi newspaper.
"We have succeeded in infiltrating the heart of crusader Europe and struck one of the bases of the crusader alliance," said the letter, calling the attack "Operation Death Trains."
U.S. intelligence agencies said it was too early to say who was responsible but saw the hallmarks of both ETA and al Qaeda, which has threatened to attack countries such as Spain that supported the U.S.-led war in Iraq.
"There are characteristics of each. You have multiple attacks, multiple explosions in different locations in a short period of time which is very al Qaeda-ish," said one U.S. official, who declined to be identified.
The bomb blasts tore people including a baby to shreds and left pools of blood on wrecked trains, tracks and buildings.
"The train was cut open like a can of tuna," ambulance driver Enrique Sanchez told reporters at the huge Atocha station in central Madrid. "We didn't know who to treat first. There was a lot of blood, a lot of blood."
日本時間午前3時放送のBBCニュースは、「これからお見せする映像は、気持ちが悪くなるかもしれませんが、実際に起きたことなのです」と前置きしてから、現場の映像を流しています。
2004/03/09 ウラ
ロイター通信(電子版)が伝えたところによると……(
国際ニュースで見かけたときに、ウチと同じもの見てるんですか?と苦笑してしまうあたりの挨拶)
松来未祐さんが絶叫しまくる「超変身コスプレイヤー」は先週放映が終了して、今週から新番組、その後にペアで第1回から再放送というプログラムになると聞いていましたが……あれっ?
gooテレビ番組ナビさんも、Yahoo!テレビさんも、「“A15”超変身コスプレイヤー&“R15”りぜるまいん傑作選」のままになってて……
今週から新番組になってるのに直ってません(苦笑)。
2社同時に同じミスをするというのは、情報元が共通の1つで、そこが直すの忘れてた、ということなんでしょうか?
とりあえず、先週まで放送されていたこの番組、見逃していた方は……ぜひ、とまでお勧めできるかどうか、正直
ちょっと微妙です(笑)。
早くも
DVDが発売予定です。なんかテレビ放送
(地方UHF局限定)は、「
ほとんどDVD発売前の宣伝プロモーション」だったんじゃないかと勘ぐっちゃいますが……。
しかし、Amazonさん、お得意の「あわせて買いたい・どちらもおすすめ!」や、「このDVDを買った人はこんなDVDも買っています」で、なぜ第2巻だけ抜けてるんでしょう?
とくに、「あわせて買いたい」で、
第1巻と
第3巻をおすすめされても、
第2巻は? と思ってしまうんですけど……。類似性や関連性で拾ってくるときにミスがあったんでしょうか。
【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間19:56(日本時間09:56)】
Martha Stewart Thanks Fans, Meets Probation Officer
Mon Mar 8, 2004 07:56 PM ET
By Gail Appleson
NEW YORK (Reuters) - Martha Stewart thanked her supporters on Monday in her first comments in person since being convicted in federal court last week of lying about a suspicious stock trade.
Stewart made brief remarks outside the courthouse where she was convicted on Friday after meeting with the probation officials who will suggest a prison term range to the judge who will sentence the celebrity homemaker.
After the parole session, which lasted about 90 minutes, Stewart thanked her supporters as she sat in a gray SUV before it pulled away from the curb near the Manhattan courthouse.
"I want to thank my readers, my viewers and the Internet users," Stewart told a throng of reporters who surrounded the vehicle. "I just want to thank everyone for their support."
Stewart, 62, wearing a black coat and toting a black umbrella to fend off wet snow, had reported to the probation department at about 10:30 a.m. and left about noon.
日本のワイドショーなら
「生中継!あの○×さんが涙の会見!!」なんて見出しが、
生中継のはずなのになぜかその日の朝刊のテレビ欄に出ていそうな場面ですが、やはりレベルの差が出ていますね(笑)。
このインサイダー取引事件まで、ウチではまったく無縁の世界の話で、日本のメディア各社が「米カリスマ主婦〜」といった記事を配信するほど日本でもメジャーだったのかと思ったくらいです。
せめて、意識そのものが遅れている「インサイダー取引」について、今回の事件で日本でももうちょっと理解が進むといいんですけど……。なんだかゴシップとして扱われてオシマイのような予測が容易にできちゃうのが悲しいところです。
「アサカンの早刷りに間に合わない!」ではありませんが、ギリギリ
(日本時間としてはアウトのような気もしますけど)日付が変わる前に入ってきた外電2件。
Djindjic trial witness murdered【BBC】
Last Updated: Tuesday, 9 March, 2004, 14:20 GMT
A key eyewitness to the assassination of Serbian Prime Minister Zoran Djindjic has been killed before he could testify, a judge has announced.
Kujo Krijestorac was shot repeatedly by gunmen using a silencer as he sat in his car on 1 March.
It was not immediately clear whether the killing was related to the trial.
Thirteen people are currently on trial in a special high-security court in Belgrade, charged with the prime minister's murder.
A lawyer for Mr Djindjic's family, Rajko Danilovic, told AP news agency that Mr Krijestorac had received a number of death threats before being gunned down.
"The defence has obtained nothing because his deposition will be read before the tribunal," he said.
"Perhaps they wanted to threaten the other witnesses."
【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間09:45(日本時間23:45)】
Ex-Tyco Chairman's Lawyer Gets Flu Before Summation
Tue Mar 9, 2004 09:45 AM ET
NEW YORK (Reuters) - The defense lawyer for former Tyco International Ltd. Chairman Dennis Kozlowski has the flu and was not expected to deliver his closing argument on Tuesday at the corporate corruption trial, Kozlowski said.
"(Stephen Kaufman) has the flu and can't talk," Kozlowski said.
Kaufman is Kozlowski's lead defense attorney. He came down with the flu before he was scheduled to deliver his summation at a trial that accuses Kozlowski of looting Tyco of $600 million. Co-defendant Mark Swartz's lawyer spent several hours on Monday delivering his closing argument in which he said Swartz never acted with criminal intent.
Manhattan Supreme Court Judge Michael Obus was expected to decide later on Tuesday morning how the trial will proceed.
どちらも「裁判直前」というのが、なんだか……という印象を受けてしまいます。
脊髄反射で「陰謀だ!」と言ってしまえばよっぽどお気楽ですが、射殺はともかくインフルエンザは本人が口実に使ったりしますし、射殺のほうもそれだけ狙われていれば「実は最も得をする第三の人物」がいてもおかしくないですから。
犯罪事件のうち、まあ衝動的な殺人や異常犯罪はさておいて、「暗殺」「変死」のような場合、「陰謀」に結びつければ、それは単純明快ではあります。しかし、陰謀説は往々にして「分かりやすい」ターゲットを選んで解決としたがるのが問題で、「ところで、これで最も得をするのは誰か?」という発想法は、とくに日本人には希薄に思われてなりません。
報道の基本「ウラを取る」と、「ウラがある」は、同じウラでも随分違いますが、どちらの「ウラ」もあまりちゃんと見ない傾向が見られます。手っ取り早く目についた物に飛びついてしまうというのは、どちらの「ウラ」も見ないわけですから……。
スーパーマーケットの生鮮食料品の特売セールで飛びついて買ったら賞味期限ギリギリだったとか、下手すると切れていたりといった経験がある方も多いと思いますが、そういうときは「これからはちゃんと見よう」と思うのに、ニュースや国際情勢については、まだまだ「賞味期限切れ」の商品に飛びつく人が少なくないのではないでしょうか。
おっと、「腐りかけが美味しい」なんてことはニュースにはありませんから、念のため(笑)。
>hidakaさん (03/07)
>こんな娘いたらもう、ギュッとして離さないよ! 誰かアロンアルファ持ってきて!
はい。
あと、念のために
正しい使い方も(笑)。
……などと言っても、世の中は広くて、実際にやっちゃった人もいるそうです。
刑務所の面会に来た奥さんが、隙を見て旦那さんの両手と自分の両手をニカワでくっつけてしまい、「離さない」状況にしてしまったんだとか。まさか奥さんまで刑務所に入れるわけにも行かず、結局外科医の出番になったんだそうです。
あ、でもニカワと違って、瞬間接着剤はもろいですし、そう浸透もしないので、皮膚の表面がぺらっとはがれてオシマイだと思います。
……全身にニカワを塗って乾燥させてから、皮膚ごとはがしてゆくという残虐な刑罰を思い出してしまいました(苦笑)。
2004/03/08 お手上げ
ムードを助長してしまう危険があるので、あえて今日はこのニュースはお伝えしません(
初期のニュースステーションあたりの挨拶)
歴史に残る「アイドル後追い連続自殺」事件
(1986年4月)。
現役のアイドルが飛び降りというのもショッキングなニュースでしたが、その後それこそ理由なき後追い自殺が続いて
(のちの調査によれば、「後を追った」人は必ずしも熱烈なファンだったとは限らなかったと言われています)、連日のように「今日も……」という報道が続きました。その中で、当時「新しい」ニュース番組だった「ニュースステーション」の大英断が、この自制でした。
誘拐事件のように、各社協定を結んでの報道規制というのはかなり昔からあります。「警察には伝えるな」というのが誘拐犯の口癖ですから、ニュースで伝えられてしまうと人質が危険になる。1960年に誘拐事件の進展を各社が競って書いたところ、結果として人質が殺されたという事件から、報道各社で協定を結ぶようになったのはよく知られているとおりです。
最近では、第一報に続いて、どっとマスメディア各社が押し寄せるということそのものの問題も指摘されていますが、さりとて代表取材で流したのでは大本営発表もいいところで、各社いつでも悩まざるを得ないところでしょう。逆にいえば、
「マニュアル通り」で悩みもしないような人や社は、そもそも報道には不向きで、お役所向きでしょうし。
と、現時点ではかえって不謹慎な前フリなんですけど、
春歌(WS)ちゃんのところの「こっちの世界での大トピック」第一報(3月8日付)と、日本の各社が伝えた「一般社会の大事件」と、2つのニュースを立て続けに読んで
(つまり思いきり抜かれて)、まず最初に連想したのがこれでした。
後者はともかく、前者については狭い世界ですし、現代ではマスメディア以上に“ラッシュ”が脅威を与えかねないところもありますから、あまりムヤミに続報のリンク貼ってしまうのはどうかと思います。
ここで言う「どうかと思う」は、
「いけないと思う」という否定ではなくて、「どうなんだろうか?」という本来の意味の疑問形ですが……。個人のサイトの影響力が無視できない世界で、まさか協定というわけにもいきませんから、それこそ個人としてちゃんと考えて判断をしてほしいと思います。
「ある意味“公人”が公にしているのだから、普通のニュースと同じだ」という考え方も、それはそれであると思います。ただ、コピー&ペースト感覚で、それっとリンク貼ってわーっと騒いでしまっていいのかどうかは、それぞれの判断が必要になってくるはずです。
とりあえずウチとしては、他にニュースソースもないので、
春歌(WS)ちゃんのところで既報なのでそっち見てください、という扱いにしておきます。
……まあ、この「既報ならあっち見て」は、こういった内容に限らずいつものことで、「外電については、日本語メディアが先に伝えていたら、よほどのことでない限り既報扱いで取り上げない」というスタンスをとっています。
それなのに、なぜロイターやBBCの「第一報」がよくここに貼ってあるかというと……
国内メディアがウチより遅いからです(苦笑)。
と、堅いこと考えて書いているようですが、ぶっちゃけた話、このニュースについては、今後他から続報入ってくるとも思えないし、ウラも取れない以上、
もうお手上げというのも正直あるんですけど(笑)。解説や論評ができる問題でもないですし……。
「ああ驚いた」しばらくたってホームズがいった。「運命はなぜこうも弱い人間に悪戯するのだろう? 僕はこんな哀れな話を聞くと、いつでもバクスターの言葉を思いだしていわざるをえないよ。――神のめぐみのなかりせば、お前もこうだぞ、シャーロック・ホームズよとね」
(「ボスコム谷の惨劇」(『シャーロック・ホームズの冒険』所収))
2004/03/06 ちょっと待ったっ!
どいつもこいつも、くそ、こうしてくれる!(
底力ばかり目立つラジオの前クールでメール破り捨てる荒鷲あたりの挨拶)
今日は、思わず浅野真澄さんのように破り捨てたくなるこのニュースから。
German man wants state-paid sex【BBC】
Last Updated: Friday, 5 March, 2004, 15:37 GMT
A German court has rejected a claim from an unemployed man who wanted the state to provide him with pornographic material and free visits to a brothel.
The 35-year-old man took his local authority to court after the foreign ministry refused to pay an airfare for his Thai wife to travel to Germany.
……。
おいっ!(苦笑)
コメントに困るというか何と言うか、世の中広いなぁとしか言いようがないかもしれません(笑)。
あ、BBCさんの名誉のために蛇足で追記しておくと、「世界の珍しい出来事」を取り上げるそこらの芸能メディアと一緒にされて困ります。
BBCは
硬派で知られる英国の
国営放送ですから。
……フォローになってないかしら(笑)。
では、名誉挽回のために……。
Jury finds Martha Stewart guilty【BBC】
Last Updated: Friday, 5 March, 2004, 22:01 GMT
US lifestyle guru Martha Stewart has been found guilty of lying to investigators over a suspicious sale of shares in drug company ImClone.
Stewart was found guilty of conspiracy, making false statements and obstruction of justice.
……
あれっ?
なんだか
「日本のお昼のワイドショー」状態(って、ここ数年あの時間帯のテレビ見る機会ないので、そう言うほど現状がどうなのかは良く知りませんけど……)を悪化させちゃったかも(笑)。
とは言っても、「あのカリスマ主婦が!」といった日本の芸能メディア報道
(ネットの「広告バナーに組み込まれたトピックス」でよく見かけますね)と違って、「で、何で有罪になったの?」という大事なところはちゃんと押さえています。
今回問題になったのは、根本的には「インサイダー取引」です。イムクローン社というバイオテクノロジー・製薬会社の悪いニュースを公表前に知り、先に「売り逃げ」したことが罪に問われました。
しかし、その
「不正取引」という“本体”の容疑については、先週
無罪が出ています。
今回「有罪」の評決が出たのは、この“本体”の裁判や取り調べの際に、無罪になるために自分でもウソをつき(偽証)、他の被告や証人とウソの口裏合わせ(共謀)をし、裁判の進行の邪魔をした(司法妨害)、という行為に対してです。
「別件逮捕」と似ているように思われるかもしれませんが、根本的に違うのは、“本体”について彼女が行ったことが法に触れた、という後先の順序です。決して些細な罪で引っ張ってから“本体”に着手したということではなくて、被告人が
“本体”から逃れようと画策したのがまずかったということです。
いまこれで連想したのが、
日本の「ロッキード疑惑」の中の2件でした。
「前首相を逮捕するのに別件逮捕ということがあるか」と言われるように、司法手続上問題がないとはいえないのが、田中角栄に対するロッキード裁判です。
確かに最初の容疑は「外為法違反」という行政罰で、「些細な罪で引っ張っておいて……」という批判は出ても仕方がないところがあります。実際、逮捕当時の法務大臣は弁護士出身ということもあって、検察トップの第一報に対して「なに、外為法?」と聞き返しています。
この
「仮にも一国の首相を務め、しかも現職の議員に、別件逮捕はないだろう」という批判は尾を引くことになりますが
(もっと大きな問題としてアメリカにいるロッキード側証人への「不起訴宣言」がありますが、ここでは省略します)、結局は一審で有罪
(懲役4年の実刑)、上告の途中で田中角栄被告の死亡により公訴棄却となりました。
そして、もう1件、こちらは「首相の犯罪」ほどメジャーではありませんでしたが、佐藤孝行のケースがあります。やはりロッキード疑惑で逮捕された佐藤孝行は、収賄の事実を否認し、そのために
アリバイについて偽証もしたものの、有罪
(執行猶予)が確定。
そこまではともかく、それから幾星霜、
「執行猶予の期間も済んだんだから問題なし」と橋本内閣で入閣を内定したとたん、世論の大反発を招き、橋本内閣そのものがそのまま下り坂になりました。
法的には、確かに「執行猶予の期間を無事過ぎれば、なかったのと同じ」です。これは「一度“前科者”になったらおしまい」とヤケにならないように、軽微な罪ならなるべく更正の機会を与えて社会復帰させようという近代刑法の原則によるものですが、事が政治家となると、その「法的には問題なし」一点突破でよいものかどうか。
「偽証までして逃げ回った奴を大臣にするのか!」という憤りが出てこないと思うのも不思議な世界としか言いようがありません。
もともと日本には偽証に対する抵抗感が少ないとさえ言われますが、少なくとも三権の一つに携わる人間が、司法権をないがしろにするような行為をして恥じなかったというのは呆れ果てるところです。
なお、この「佐藤孝行入閣」も含めて総バッシングを受け、転落一直線となった橋本内閣(第2次)の顔ぶれを見ると、「内閣官房長官:村岡兼造」「北海道開発庁長官:鈴木宗男」「厚生大臣:小泉純一郎」と、
ある意味錚々たるメンバーと評してよいような気がしてきます。
【ロイター=クロフォード発・米国東部時間20:39(日本時間10:39)】
Air Force One Phone Records Sought in Leak Probe
Fri Mar 5, 2004 08:39 PM ET
By Caren Bohan
CRAWFORD, Texas (Reuters) - The White House on Friday said it had received a subpoena asking for Air Force One telephone records that a grand jury wants to review as part of its probe into whether someone in the administration illegally disclosed the identity of a covert CIA officer.
Scott McClellan, spokesman for President Bush, said the White House received that and other subpoenas in January. Citing the secrecy of grand jury proceedings, he declined to say what information the other subpoenas had requested.
"Yes, we are complying fully with the request from the Department of Justice," McClellan said at a news briefing in answer to a question about the Air Force One subpoena. Bush is spending the weekend at his Texas ranch.
The identity of CIA officer Valerie Plame was disclosed in a July 14 column by Robert Novak, who cited "two senior administration officials" as sources for the information.
Plame is married to former diplomat Joseph Wilson, who was sent to Niger in 2002 to look into claims Iraq was trying to buy uranium "yellow cake" for a nuclear weapons program.
He reported back that the claims were untrue and last year wrote an opinion piece criticizing the administration's rationale for launching war on Iraq.
Wilson believes his wife's name was leaked in retaliation for his criticisms.
Special counsel Patrick Fitzgerald is leading the investigation into the allegations.
An article in the Newsday newspaper on Friday said three grand jury subpoenas were sent to the White House on Jan. 22 requesting a wide range of information, including records of White House contacts with more than two dozen journalists and news media outlets.
Newsday said the subpoena on the telephone records sought calls to and from Air Force One, while Bush was touring countries in Africa.
The newspaper also said another subpoena sought records from the White House Iraq Group, a strategy group set up in August 2002 to publicize the threat posed by former Iraqi President Saddam Hussein.
おいしそうなニュースはなぜか私の寝ている時間を狙ってやってくるような昨今ですが……。
その割には時差のおかげで余裕たっぷりのはずの日本のメディアは、これまだ伝えてないみたいですけど、ロイターの「飛ばし」とも思えませんが……。そもそもあまり関心がないのかな。
アメリカはちょうどこれから
(日本時間6日22時=米東部標準時6日8時)朝なので、この第一報は米東部時間夜の「夜のニュース」時間帯に出たものだと思います。米東部時間でこれからの「土曜朝のニュース」で続報が出るかどうかに注目したいところです。
しかし、
「とにかく証拠になりそうなものは片っ端から出せ」が原則のアメリカの裁判制度では、大陪審はそれだけの力を持っているわけですが、「大統領専用機の通話記録出せ」とまで来ると流石、としか言えません。
この「片っ端から出せ」の原則は、何もこんな国家的問題に限りません。「貸したカネ返せ」「借りた覚えはない」といったありふれた民事訴訟でも同じです。双方とも証人に事前に会うことができますし、使いたい証拠は相手側にも見るチャンスを与えなければなりません
(抜き打ちの禁止)。
前にも書きましたが、ロッキード疑惑はアメリカの「会計で不正なことしてない?」という調査が発端になりました。そこに呼ばれたロッキード社側の証人が、「それは不正支出ではなくて、必要があったからちゃんと払ったんだ」と言い出したために、「首相の犯罪」が暴かれるという発展を見せたのです。
この「大陪審」は、いま日本で
インスタントラーメン作るみたいに早いだけが取り得の「改革」
(自称)で問題になっている「有罪か無罪か」を決めるものではありません。その前の段階、
「起訴すべきかどうか」を決めるものです。日本には後から「不起訴は問題あり」と意見を述べる検察審査会制度がありますが、アメリカの場合は州ごとに手続きは違うものの、連邦裁判所に起訴される場合は連邦大陪審が開かれて、「起訴すべきかどうか」の入り口の段階で市民によるチェックが入ることになります。
日本では
検察官の起訴独占がありますから
(例外は付審判請求=刑事訴訟法第262条)、起訴すべきかどうかはプロの検察官の判断によるわけですが、アメリカの連邦法の場合は、起訴されてから有罪か無罪かの陪審
(小陪審)のほかに、そもそも起訴するかどうかを決める大陪審が組み込まれています。
当然、「起訴したけど無罪」とか、「起訴する必要なかった」ということがありえますから、被告人・被疑者の人権のためにも、大陪審の審理はすべて非公開で行われます。
記事の上のほうでマクレラン報道官がコメントしながら、詳細についてはコメントを断っているのは、この大陪審の守秘義務によるものです。
さて、そういう裁判で「ウソ」を言うことがどれだけインパクトがあるか……。
Martha Stewart guilty of lying【BBC】
Last Updated: Saturday, 6 March, 2004, 05:00 GMT
US lifestyle guru Martha Stewart has been found guilty of lying to investigators over a suspicious sale of shares in drug company ImClone.
見出しがこうなるわけです。
2004/03/03 ハンターチャンス
パリ挑戦権、獲得!(
正答だけでは勝てない長寿番組あたりの挨拶)
えー、「エールフランスで行くパリ」というのが相当のステイタスだった時代は円高とともに終わって、格安チケットの時代にはありがたみがなくなりつつあるような気もしますが……。
クイズ番組の賞金の上限が拡大したのと入れ替わりで、海外旅行がお手軽な時代になっちゃいました。
この際、「ファーストクラスで行く」とか、高級感を入れてあげたら、とも思いますけど、そうすると
とんでもない金額になるからダメなのかしら……。
ちょっと見たら、出発日次第で「パリ8日間」宿泊込みで15万円くらいですか。ただ、この手の格安の企画は、「エールフランス」や「JAL」というように航空会社の指定をすると値段が跳ね上がったりしますけど。
いまのところ予定はないですが中東方面にはもともと日本からの直行便が少ないので、どこかで乗り継ぎになります。日本から直行便があるのって、
カイロ・イスタンブール・テヘランと、関西空港からの
ドバイだけだったと思います。
エルサレムにしても、
アンマンにしても、直行はできないので、どこかで乗り継ぐ必要があります。エルサレムは以前から「ちょっと変わった観光」としてツアーが企画されていましたが、この場合は利便性を考えてロンドンで乗り継ぎにしていたようです。
安さを求めてゆくとしたら、おそらくクアラルンプールかシンガポールで乗り継ぎにして、アジア系航空会社で行くか、イスタンブールで乗り継ぎにすると安くなるのではないかとも思いますが、ヨーロッパ系航空各社も「ロンドン+1都市」のようなオプションで売り込んでいますから、そこに組み込むと意外と安くなるかも。
……予定はありませんよ?(念押し)
そういえば、「成田離婚」というコトバが定着して随分になりますが、当初は
「マジメ一本槍の男性と、学生・OL時代に海外旅行の経験がある女性のカップルで、海外でまるで頼りない男性に失望することが発端」云々などと説明されていたように記憶しています。
まあ、当然それだけではなくて、スピード結婚ならお互いの認識にズレがあって当然で、そういったものが鬱積してということでしょうが、ここだけが問題なら解決は簡単です。
どっちもまるっきり「頼りにならない」場所を選べばOK♪(おい)
要するに、英語圏
(お手軽なところでハワイやサイパン、あるいは欧米の各都市)だから、海外旅行経験の有無が際立つわけで、
英語もろくに通じない場所を選べば、手に手を携えて困難に立ち向かうしかないはずで……。あれ、
趣旨違ってますか?(笑)
もっとも、有名な遺跡ルクソールでの銃撃テロ事件がありましたから、困難ならともかく命がけになってしまうとお勧めできませんが……。
BS「海外安全情報」をチェックして参考にしてくださいね♪
……何の話でしたっけ?
(こらこら)
ケリー氏、指名決定 NYなど9州制す【共同通信 /Yahoo】
【ニューヨーク2日共同】米大統領選の民主党候補指名争いは2日、ニューヨークなど10州で「スーパーチューズデー」の予備選・党員集会を行い、最有力候補のケリー上院議員(60)は、大票田のニューヨーク州など9州で勝利した。ライバルのエドワーズ上院議員(50)は選挙戦からの撤退の方針を表明、ケリー氏が指名獲得を決めた。
ベトナム戦争従軍の経験を背景に「ブッシュ大統領に勝てる候補」として指名を決めたケリー氏は11月の大統領選に向け、イラク復興や経済政策を最大争点に、一騎打ちとなるブッシュ氏への攻撃を強める。今後は副大統領候補選びや弱点の南部対策、無党派の取り込みに焦点が移る。副大統領にはエドワーズ氏らの名前が挙がっている。(共同通信)
[3月3日15時40分更新]
なぜか、ウチが
寝静まっていたり別の作業してたりする
日本時間のお昼に限って、こういうニュースが抜かれてしまうんですが……。日本時間深夜〜未明
以外の
当直担当が別に必要な気がします(苦笑)。
それはともかく、これ、「ケリー氏」が勝った勝ったと言っても、
民主党の候補に決まったというだけです。ケリー氏はこれから、現職でしかもメチャメチャな資金を注ぎ込む共和党のブッシュ君、それにドタンバになって参戦決めた消費者運動家のラルフ・ネーダー氏と「本番」の選挙をたたかわなければなりません。
それこそ、「挑戦権獲得」というだけで、ここからが共和党対民主党の一騎打ち……じゃなかった、ネーダー氏が入って三つ巴の選挙戦になるわけです。
このアメリカの大統領選挙の本戦は、超小選挙区制とでも言えばいいのか、とてもバッサリとした制度です。「ミシガンを取った」「ルイジアナで負けた」というように州単位の争いですが、勝負は「勝ち負け」どちらか。州単位で集計して1位の候補が、その州の票を全部持っていってしまいますから、たとえばブッシュ、ケリー、ネーダーの3候補が、
カリフォルニアで45:44:11という比率で票を取ると、「カリフォルニア」に割り当てられた選挙人(=票)全部を「1位のブッシュ候補」が取ることになります。「ブッシュ以外」の55はまったく反映されません。
このため、全国を通して集計した結果と、実際の勝負は一致するとは限りません。「第三の候補」が勝てた例がないのも、この
「1位の総取り」制度のためです。
これが小選挙区の怖いところで、51:49のときに「49が死に票になる、民意を反映していない」どころか、
反対票のほうが多くても比較1位の候補が取ってしまうシステムですから、僅差の場合は往々にして問題が生じます。
もっとも、よく考えてみればこのシステム、三権分立がしっかり機能していることが前提になっていて、大統領が暴走しても、2年に1度の上下両院選挙で
「水でもかぶって反省しなさい!」 と言える仕組みが背景にあってのことです。いわゆる「強い大統領」、民意を尊重しつつも信念を貫ける人を選ぶには、こういう極端な制度もあり、という言い方もできるでしょう。民意が真っ二つに割れるときに、決断を下してゆく最高指導者という意味合いがあっての制度です。
ベトナム戦争の開戦と撤退、中国との国交樹立など、ときに「すさまじい」政策転換ができるのは、スタッフの
政治任用(≒スポイルズシステム)ということもありますが、4年後にはクビが飛ぶ、そうでなくても2年以内に議会選挙で水ぶっかけられる、そういう覚悟の上での「断行」ができるように、選挙制度そのものが作られているわけです。
これは、個と個が激しくぶつかって当然、という社会基盤があってのことですから、「まあ6:4で手を打ちますか」式の社会で格好だけ真似しても、チョビ髭の総統が出てくるかどうかも怪しいところでしょうね。
「政治不信」
(カギカッコつきの)が長引くと、「首相公選制」といった威勢の良い声が聞こえてきますが、ダイレクトにやっていくだけの覚悟が選ぶ側・選ばれる側双方にあるかどうか、そこの反省は欠落しがちです。
チェックシステムをどうするかという
たった一つの問題点でさえ、具体的なイメージも描けないのに、
「なんかあっちの方がカッコイイ」のノリだけで制度をいじっても、それは無理というものです。髪型や服装変えるのとは訳が違います。
まして、なんだか中途半端な芸能番組もどきになりがちな日本の開票速報番組、あのノリで政治やら思想やら、論じられると思えるほうが不思議なぐらいですが……。「徹底的にやる」というスタイルが、一番最初に求められているのではないでしょうか。
というわけで……。
「ケリーさん、ワシントン挑戦権獲得」 とか、
「自民が比例代表南関東ブロックに飛び込んだ!」 とか、それぐらいやってくれればまだ見られる番組になるかも、と暴言を(笑)。
個人的には
「オドロキの開票結果は!?」(声:銀河万丈さん)で、スタジオの島田伸介さんが
「オープン・ザ・プライス!」 でやってくれても良さそうな気がします。当然、石坂浩二さんはスタジオの鑑定ルームで……。
まあ、結局のところ、
「いい仕事」する人が出てこなければ、
何をどうやってもダメですけどね(笑)。
まして、「惜敗率」とか「重複立候補で復活」とか言って、落としたはずのものがあっち行ったりこっち行ったり、はたまた選挙の結果見てから、「勝ち組」に入れてもらおうと平気で野合をするようでは、100万円程度の賞品じゃあるまいし、と言いたくなってしまいます。……
やっぱり暴言ですけど(笑)。
(補註):
「
スポイルズシステム(spoils system)」は、一般的に「猟官制」と訳され、獲物を取った猟師が好き放題できるのと同様、勝った勢力が「役職をぶんどれる」制度と説明されます。
「
政治任用(political appointee)」は、行政のトップが直接官僚を選ぶ、というもので、基本的にはあまり違わないはずですが、「猟官制」が言葉として
えぐいせいか、また自分が「ぶんどる」だけではなく相手に譲ってポイントを稼ぐことも含まれることもあって、最近ではこちらを使うことが多いようです。
詳しくは行政学や政治システム論のあたりではないかと思うので……真紀奈さん、やってませんか?(笑)
なお、蛇足の蛇足でいうと、
political appointee の
appointee は、「アポなし突撃!」「アポ取ったから」のアポイントメント
appointment と根が同じです。
appoint は「指定する」の意味なので、会う場所と日時を指定すれば「約束」ですし、偉い人に指定されるのが「任命」となります。
今日のキーワードは「appoint」……
って、だからここは「ABCニュースシャワー」ではないですってば(笑)。
2004/03/02 頭髪
(オフマイクで)
「番組を進めろっ!」(
先々週放送の「スパラジ」でサエキトモさんの暴言に反応しちゃうプロデューサ氏あたりの挨拶)
これ、「うるさいわ!」とパーソナリティの鷲崎さんに対して吐いた暴言が、身体的特徴だったために、横にいたプロデューサのK寄さんに
誤爆してしまったというものでしたが……。
(参考:先々週放送分アーカイブで35分30秒〜36分00秒付近)
……いわゆる「頭髪の不自由な人」を表す漢字1文字カタカナ2文字のコトバです(笑)。
さてさて。
>はるかさん (03/02)
>ところで、さっきは強引だと言いましたけれど、オウム事件と2・26事件。この二つの出来事に関連性、平行性を見出すような意見があります。ご存知の方も多いかもしれませんが、「二つの60年仮説」という代物です。
「何年周期」というのは、ハレー彗星や大地震などから来ているのかもしれませんが、結構好まれるフレーズですよね。
日本だけかと思うとそうではなくて、
“アメリカ大統領の「ゼロファクター」”もこの類でしょうし。
「ゼロファクター」というのは、
「ゼロのつく年に就任した大統領はロクな死に方しない」というジンクスで、暗殺
(未遂含む)やら病死やらに見舞われるというのです。
ご案内のとおり、アメリカ大統領は任期4年で、死亡した場合は副大統領が繰り上がるので、
つねに就任は4年周期です
(ずれることがありません)。
ですから、最後のケタがゼロになる10と4の最小公倍数で20年ごとに「不幸な大統領」が来る計算になります。
リンカーン(1860年)が有名ですが、最近では、
1940年ルーズベルト(病死)、1960年ケネディ(暗殺)、1980年レーガン(未遂)……あれ、2000年のフォーティスリーのブッシュ君は?
(こらこら)
もっとも、こうして見ると、日米開戦のルーズベルト、対話路線への転換目指したケネディ、経済政策の大転換をしたレーガン、とそういう流れでもあって……あれ、「テロとの戦い」のブッシュ君は??
(もうやめます)
もう一つの超大国だった
(過去形)、ソ連について、
「頭髪の不自由な人とそうでない人が交互に政権について、頭髪の不自由な人は改革を進めようとするが短命、頭髪が豊富な人は保守的で長期政権」というジンクスもありますが……。
と、いきなり言っても、ソ連の歴代政権とその顔を即座に思い浮かべられるかどうかはそろそろ時代的に微妙なので、列挙してみると、レーニン・スターリン・フルシチョフ・ブレジネフ・アンドロポフ・チェルネンコ・ゴルバチョフ
(ここで「ソ連」崩壊)、エリツィン・プーチンということになります。
正確にはスターリンとフルシチョフの間にマレンコフ
(10日間の短期政権)が入るんですが、それを除けて並べてみると、言いえて妙なジンクスかもしれません。
後半の、やたら長期化したブレジネフ
(晩年は頭髪が不自由気味)や、あまりにも短命で終わったアンドロポフ・チェルネンコあたりは微妙ですが、そのあたり初期の3人、レーニン・スターリン・フルシチョフは頭髪も政策もハッキリしていますね(笑)。
まあ、ジンクス談義はともかく、日本近現代史について明治維新から何年、終戦から何年、という対比は後藤田正晴氏も書いているので、事件の話は別としても「揺り戻し」という分析ではまるっきり荒唐無稽とはいえない部分があります。
……ということは、そろそろ「国民の人気を考えすぎた」近衛文麿と同じように、見識のないまま戦争に突っ込んでいって行き着くところは焼け野原? といつもの流れになっちゃいますので切っておきます♪(苦笑)