VNI鈴凛 過去ログ 04/01/01-27
2004/01/27 忘却
2004/01/24 上塗り
2004/01/19 ひらきなおり黄泉がえり
2004/01/09 暴走特急
2004/01/08 まる・さんかく・しかく〜♪
2004/01/07 ゆとり
2004/01/03 不定冠詞
2004/01/02 早食い
2004/01/01 恭賀新年
ニュースクリップ
(01/21 12:10更新)
★ブッシュ大統領、一般教書演説。同性愛問題や教育問題では保守的な姿勢を改めて打ち出し再選に意欲示す【ABC / NHK BS】
(01/07 02:30更新)
★マーサ・スチュワート被告の裁判、陪審員選定はじまる。「公平な見方」が難問、12人の陪審員候補に数百人のリスト用意【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間11:29(日本時間01:29)】
(01/04 01:30更新)
★インドのバジパイ首相、パキスタンを訪問、歴史的訪問に歓迎ムード。カシミール問題について「話し合う準備ある」「解決には時間が必要」=出発前パキスタンのTVに対しバジパイ首相【ロイター=イスラマバード発・米国東部時間11:20(日本時間01:20)】
★英国航空、さらなるフライト中止もありうる=イギリス運輸相。「テロの脅威は当面持続する」=BBCラジオに。英国航空リヤド便BA263便は日曜日も往復のフライトを中止、ワシントン行きBA223便は定刻から55分遅れで出発の許可受ける=英国航空広報担当【BBC・世界標準時14:43(日本時間23:43)】
(01/04 00:40更新)
★エジプトの旅客機墜落、離陸に問題か、空港に戻ろうとしたとの分析=フランス運輸省。エジプト外相は調査チームにフランスの専門家歓迎する意向を表明。救助チームは遺体の破片を回収、「完全な遺体の発見は困難」と。フランスのシラク大統領はエジプトのムバラク大統領に電話し「深い悲しみと衝撃」を表明【ロイター=シャルムエルシェイク発・米国東部時間10:39(日本時間00:39)】
(01/03 19:30更新)
★エジプトの旅客機墜落、乗客乗員148人絶望。残骸は細かく砕けており、生存者の望みなし、遺体も発見されていない模様【ロイター=シャルムエルシェイク発・米国東部時間05:17(日本時間19:17)】
(01/03 16:20更新)
★乗客乗員141人乗せたエジプトのボーイング737型旅客機、離陸直後に紅海に墜落。行楽地の紅海沿岸シャルムエルシェイク発カイロ行き、乗客135人全員絶望、乗客のうち127人はフランス人【ロイター=カイロ発・米国東部時間02:17(日本時間16:17)】
(01/03 07:10更新)
★英国航空、テロ警戒でロンドン発リヤド行きBA263便のフライトを中止。ロンドン発ワシントン行きのキャンセルに続き、英国政府の助言に従う措置=英国航空広報担当者【ロイター=ロンドン発・米国東部時間15:33(日本時間05:33)】
(01/02 22:50更新)
★テロ懸念で、英国航空はワシントン-ロンドン間のフライトを中止。前日のダレス国際空港で留め置きされたBA223便に続き2日連続【ロイター=ロンドン発・米国東部時間08:32(日本時間22:32)】
(12/29 20:50更新)
★拘束されたサダム・フセイン元大統領、武器や資金について供述始める=イラク統治評議会メンバーが日刊紙Asharq al-Awsat紙に語る【ロイター=ドバイ発・米国東部時間06:17(日本時間20:17)】
★イラン地震、死者3万人超える可能性=イラン・ケルマン州高官。イラン内相は「約2万人の遺体を発見」「直ちに衛生面の措置講じないと疾病のおそれ」と懸念。バムの町訪れた最高指導者ハメネイ師は再建へ強い意志を表明【ロイター=バム発・米国東部時間05:26(日本時間19:26)】
2004/01/27 忘却
あらこんなところに牛肉が♪(
ちょっと待った、そんな常温保存で埋もれてたもの食べれるか!とツッコミたくなった一昔前のCMあたりの挨拶)
牛肉につづいて、トリのインフルエンザだとか、いろいろと物騒ですが……。
忘れてしまうぐらい稀な感染症というのは、教科書に載っていても肝心の医師が思い出してくれないと診断がつかないのでとても厄介です。
日本では、島国の地の利もあって、また水際作戦が効を奏して、「狂犬病」という病名はイヌを飼っている人が「予防注射面倒だなぁ」という程度で記憶に残っているだけですが、アメリカではコウモリからの感染で死者が出たり、まだ現役の病気です。
そのあたり、すぐに忘れてしまう、歴史に学ばない日本人は本来の意味の平和ボケで、もうイヌの予防注射廃止したら、なんてお気楽な意見さえ見聞きしますが……コメントはいつもの再放送になっちゃうので省略(苦笑)。
アメリカで同時多発中枢テロにつづいて恐怖を招いた「炭疽菌」事件でも、よく炭疽病という診断が下せたものだと、違う方面で感心してしまったこともありました。
テレビドラマ「ER」でも、忘れられていた病気・天然痘の患者が見つかって救命室が封鎖、パニックになるという場面がありましたし、同じ心配は
NHKつながりではないでしょうけど(笑)別のドラマ「ザ・ホワイトハウス」でも、自分だけ助かることになる運命に次席補佐官が神経を痛めたりしています。
もちろん、これはお国柄だけではなくシステムの違いもあって、現実にアフリカでエボラ出血熱が爆発的な流行をみせたとき、病気が分からないまま医療関係者を含めバタバタと死者が増える一方だったのを、大使館のパーティで伝え聞いた医師が本国の疾病対策センターに通報したところから対策が始まったという例もあります。
決して日本の医療が劣っているわけではなく、医師会のネットワークによる「通達」の徹底は目を見張るものがありますから、一度「警報」が出ればどんな田舎の開業医でも最先端の情報を手にするようになっています。SARSのときでも、世界各国の論文が緊急訳されてニュースレターで配布されていましたし、現在も「流行が報道されていない時期に患者を見つけたらどうするか」というマニュアルまで配布されています。
ただ、これは日本の特徴でもありますが、「人」に依存した仕組みです。それぞれの「人」が頑張って何とかしよう、ということで、それは優秀な人材が生活を犠牲にして奉公していれば悪い結果になるはずはないんですが、それを後方から支えて倒れないようにしようという考え方は非常に薄いのです。
「日本人は戦前から“槍の穂先”しか考えないんだ、正面装備ばかり買いたがる。戦車作ったって乗る人間が足りないんだったら、それやめてその予算で他に人員を回すべきだ」とは後藤田正晴氏の指摘ですが、同じように「現在も『硫黄島の死闘』とまったく変わっていない」と嘆いたのが国立がんセンター院長です。
硫黄島の場合、よく知られているように日本軍は文字通りの死守に善戦し、攻める米軍がお得意の物量作戦でも苦戦して、驚くほどの多数の損害が出ています。それが「早く終わらせないと連合軍の死者は悲惨なことになる」という分析を生み、そこから「原爆やむなし」であったり「天皇制を保証してやっても構わないから終戦を急げ」であったり、結果は別として大きく歴史を変えていくきっかけとなっています。
がんセンターの先生がいう「硫黄島」というのは、そういう歴史の問題ではなくて、日本人は前線の部隊に「死守せよ」の命令だけで援護をしないが、前線は必死で奮闘する。それに比べて欧米では前線は多少頼りないかもしれないけれど、後方の司令が物量でバックアップしてくる、という心理的特徴の比較です。
アメリカの情報機関のように、システムは予算を費やしていて巨大なものを作っていても、実際はどうもパッとしない、ということもありますが、それにしても日本は目立たないところには予算も人材も来ない、という嘆きは、前線で孤立しながらも死守している人には、分野を問わず共感されるのではないでしょうか。
……えーと、なんの話でしたっけ?(苦笑)
最近、物忘れが激しくて、というか正確に言えば「気が付くとマウス握ったまま寝てた」なんてことが多くて、いろいろ記憶が飛びまくっています(汗)。
前回の宿題、
「一騎当千」が問題視されてるという記事(簡体字中国語)の訳ですけど、目につく部分はささっと訳してみたものの、辞書引く手間よりも、アニメ雑誌のバックナンバーを抜き出すと必ず起きる雪崩れに敗北してしまいました。
……要するに、「ごめんなさい宿題わすれました」ということで手を打ってください、という話ですが(こらこら)。
とか書いていたら、そろそろ
(現在日本時間27日23:40)、意識が遠のいてきたような気がするので、今日はちゃんとベッドで休みます♪(笑)
木口小平の「死んでも喇叭を離しませんでした」なら、将来右旋回したときに教科書に載せてもらえるかもしれませんが、「マウスから〜」ではダメでしょうし(おいおい)
蛇足:「死んでも喇叭を〜」は、普通は死後は筋肉が緩むので掴んでいるものも落とすのを美談にしたものです。これ自体は作り話とはいえなくて、たとえば崖から落ちたときにロープを握り締めたまま墜落して死んだ場合に、死体がロープの切れ端を握ったままということはあり、「強硬性死体硬直
(即時性死体硬直)」と法医学では呼んでいます。
「弁慶の立ち往生」もよく法医学の講座でこの例として説明に持ち出されますが、お話としてはあっても、現実の史実では疑わしいともいわれています。
戦後しばらくは、「君たちが教科書で習った『死んでも喇叭を』は、あれは法医学で説明できる」というので受けたようですが、いまの医学生にこのネタ振っても、「それ誰で何の話ですか?」と聞かれるでしょうね(笑)。
2004/01/24 上塗り
2004/01/19 ひらきなおり黄泉がえり
勤勉は馬鹿の助けにはならない。勤勉な馬鹿ほど、はた迷惑なものはない。(
マンボウ先生がメジャーにしてしまった名言あたりの挨拶)
いえ、これは
10日間もお休みしていたことの言い訳にしようというわけではないんですけど(苦笑)。
ちょっと前からネタ枯れネタ枯れと書いていましたが、実際
ないものは書けないわけで、困っちゃってつい先延ばし……というのが真相だったりします。
ここのところロイターもBBCも大きなトピックがありませんでしたし、「今日のNY市場、ダウは……」や「台湾の国民投票に対しアメリカの反応は……」などの外報系のメールマガジンは毎日届くんですけど、だからといって
そんなのレビューしてもウチではネタにもなりませんし……。
「ラテ欄」は毎日のことで尽きないものの、そろそろ
書いてるほうが食傷しそうで……。などと考え込んでしまったらまるっきり書けるネタがなくなってしまいました。
と、ウチの言い訳はともかく。
毎日更新が基本のサイトの場合、更新をお休みしてしまうと
「無駄足を踏ませる」という問題が発生します。「あんてな」のおかげで、その弊害はある程度は減少しているかもしれませんが、読者放っておいて遊びに行くな!という批判は受けなければならないでしょう。
他方、それでは定時連絡のように「生きてますっ!」というだけの、
中身のない更新をアリバイ的にするのはどうか、と考えると、これも読者さんに対して失礼だと思います。
もちろん、このあたりの事情は、そのサイトの特性や読者層によって変わってくるんですが、更新しないことの非礼と、内容のカラッポなアリバイ更新をすることの非礼と、両側の問題があると思っています。
それは、いくら「ネタがない」と言っても、“埋め草”で済まそうと思えば、それぐらいの外電は日々入ってきます。しかし、コピー&ペーストかと疑うような、いわば「飽きる」内容をただ貼っても退屈なだけでしょう。何よりも書いている当人が飽きます(苦笑)。
とくに外電は、ちょっと待てば、本職の方が日本語に訳して「ロイター通信(電子版)によれば……」と伝えてきますし、各社の独自取材による報道も入ってくるわけですから、そこで勝負する意味はありません。ウチがあえて原文を貼っているのは、日本語訳が来ていない状態での至急報と、日本語訳で省かれてしまいそうな部分の紹介という2点に限られます。
その上で、単なる至急電の引用ではなく、なにかをプラスしなければ、とは毎回思ってはいるんですが、しかし「至急」だけに時間との勝負でもあるのが、毎回の頭痛のタネでもあります。
これが、調べもしないで見出しだけ読んで、「最近ムカツク」式の感想を並べるだけなら随分ラクなんですけど、それをやっていいかどうかは読者層によりますね。本職の方のたとえで言えば、同じ「不況」のトピックを取り上げるにしても、やはり「東スポ」と「日経」では読者層を考えて必然的に記事の書き方も変わってくる。それは読者側もちゃんと割り引いて、
“かかったフィルターの打ち消し”をしながら読むという訓練も必要になりますが、それは別問題として、華々しさを取るか確実性を取るかは、「どんな人に読まれているか」を書き手が常に意識していなければならないところです。
当然のことですが、そんな堅苦しいことがすべてのサイトに要求されるわけではありませんし、ウチにしてもまるっきり関係ない「ラテ欄」のような
息抜きっぱなしの話も多いんですけど(笑)、メリハリというか、「手を抜いてはいけない記事」の区別はしているつもりです。
「100%はありえない」なんて言うと、どこかの無能な大臣のようでイヤなんですが(笑)、その中で取れる選択肢としては「100%はないから
他所様からのツッコミを期待する」のと「できる限り100%に近づけるよう調べる、ウラをとる」の2つがあると考えています。
ツッコミそのものを「勝った負けた」やら「攻撃」とカンチガイする向きもあるようですけれど、内容についてのやり取りを勝ち負けでしか見られないのは、日本人の議論下手ともつながっていく悲しい話と言わなければなりません。
それはともかく、あまり他人様からのツッコミに期待して、投げっぱなしの話を書いてしまうと、それはそれで他力本願にすぎるということになりますから、自助努力としては後者の方向で少しでも、ということになります。それでも後から読み直すと穴だらけだったりしますから、そう簡単に達成できる話ではないのですが……。
しかし、「できっこない」から
「開き直って責任放棄の言いたい放題」と、
「完全にできないにしても、できる限りベストを尽くす」との大きな差は、どこぞの知能の足りないセンセイと同列に落ちるかどうかの瀬戸際ですから(笑)、そこはウチにとっては、信条や思想以前に
プライドの問題として譲れない部分です。
……なんだかこれ、英語の目的格を間違うと「ブッシュ君と同レベルだよ」と言われかねないから気をつける、みたいな話ですけど(笑)。
と、これを称して
「反面教師」というと、「毛沢東からの引用はまずい」とホワイトハウスの広報部長に怒られそうですから
(おい)、
「三人あゆめば必ず我が師あり」という『論語』からの引用に留めておきましょうか(笑)。
(追記)
冒頭の「勤勉は……」は、日本語訳の
『馬鹿について』を引用して、
「勤勉は馬鹿の埋め合わせにはならない。勤勉な馬鹿ほど、はた迷惑なものはない」というのが一般的なようですが、ここでは
『どくとるマンボウ医局記』からそのまま引用しました。
北杜夫氏の記述は、おそらくドイツ語原文を読んだ記憶にしたがったものと思われますが、原著の
"Über die Dummheit"(→参考:Amazon.deのデータ)を参照できなかったので、「埋め合わせ」と「助け」のどちらが原文に忠実なのかは不明です。
"Über die Dummheit"という書名や、Fleißig
(勤勉)で検索かけたら、なんだか怪しげなサイトはありましたが……(笑)。
2004/01/09 暴走特急
作った人も……魑魅魍魎?(事務所が同じだからって迷言はうつらないでほしいあたりの挨拶)
「晴れときどきエルニーニョ」という声優ラジオ史にきらめく迷言を残したのは浅野真澄さんですが、さきほど(日本時間9日未明)の「ラジオ TLSS」で、それに続く爆弾が炸裂しました(笑)。
文脈は、相方のキャラ(自分のキャラではなくて)の歌を完璧に歌えた松来未祐さんに対して、桑谷夏子さんがそこまでしてくれれば作った人も、というところで、おそらく「感無量」と言いたかったんだと思いますが、魑魅魍魎って(笑)。
2004/01/08 まる・さんかく・しかく〜♪
2004/01/07 ゆとり
限界を攻めることはしない。将来に改良の余地を残す。(
新幹線生みの親あたりの挨拶)
何事も、限界いっぱいいっぱいまでするものではない、ということは、様々な人がいろいろな表現で述べています。それだけ、「限界」ギリギリまでやりたくなる衝動が絶えないということの裏返しでもあるでしょうが……。
「いくら焦っても零戦は仕様以上の速度は出ない」「送り狼に備えて残弾は残せ」とは、零戦の撃墜王で知られた坂井三郎氏の教訓ですし、俗に「腹八分に医者いらず」とも言われます。
もうちょっと手の込んだ、しかもブラック系統の話としては、「突っ込みすぎて自滅した例」というのが紹介されています。
被告人が被害者と喧嘩して耳をかみ切ったという事件において、証人は「喧嘩をしているのは見たが問題となっている出来事は見ていない。」と証言した。弁護士は「君はわしの依頼者が耳をかみ切るところは見ておらんと証言したが、君が実際に見たのは何かね。」証人は、「道をこう歩いてきたんです。私はちょうどそのとき、あの人が口から被害者の耳を吐き出すところを見たんです。」
(ストライカー「弁護の技術」を引いた『民事尋問技術』より)
……
「あと2回」というのも笑ってる場合じゃないだろうなあと思いつつ、今週入ってからマトモに睡眠とってないので、カウントダウンされないだけで他人事じゃないかもと気にしながら、結局なんだかまとまらなかったりします(苦笑)。
今日午前
(=日本時間7日)は、ちょっと久々にまとまった睡眠をとっておこうと思います(笑)。往々にしてそのままNY時間の午前まで昏倒しちゃうんですけど(笑)。
→追記:今日は
電話で起こされるまでゆっくり午後遅めまで休めました♪
で、さきほど
(日本時間7日17時)、ひさびさの食事も。前回いつだったかなーと忘却のかなたでしたが、よくよく思い出してみると月曜の夜でしたから、約40時間ぶりでした(苦笑)。
まあ、その分寝てるときは思いっきり寝ちゃうんで、「総睡眠時間は保存する」言い換えれば「睡眠時間は無からは生まれない」ということになるんですけどね(笑)。
2004/01/03 不定冠詞
"This is one step for man, but a giant leap for mankind."(
月面着陸で同時通訳者が一斉に戸惑った「第一歩」あたりの挨拶)
一昨日の「Merry Christmas and Happy New Year」について、BBSあたりにツッコミ来るかしらと思っていたら、別のところからいただきました(笑)。
>もなみさん (もな雑記)
>新年早々軽い突込みをー。
>鈴凛姉様、「Merry Christmas and Happy New Year」は広く使われてないと思いますー。
>だって、ChristmasやNew Yearにはaかtheをつけないといけないですからー。
いらっしゃいませ♪(笑)
「Happy New Year」か「
A Happy New Year」、正しいのはどっち?というのは、
ほとんど毎年恒例の問題です。
要は「数えられる名詞」(可算名詞)かどうか、ということで、可算名詞なら
不定冠詞のaか定冠詞theをつけなければ表現としておかしくなります。つまり、「New Year」が可算名詞なら、aをつけないといけないわけです。
Year(年)は、複数形のYearsがあるように、明らかに可算名詞ですから、確かに「a」をつけないと、となりそうなところなんですが……。
ここでお立ち会い。Birthday
(誕生日)もやはり可算名詞です。
Let me wish you a happy birthday. (誕生日おめでとう)というように、通常の肯定文では「a」をつけるんですが、メッセージとしての
Happy birthday (to you)!では、「a」はつけません。歌でも「a」はついてませんよね。
通常の文章としては、不定冠詞をちゃんとつけて、
We wish you a merry Christmas and a happy new year. という書き方をしますが、エクスクラメーションマークを使う「挨拶としての」省略表現のときは、実は、不定冠詞のaはつけないほうが自然だと言われるのです。
これ、日本の
「X'mas」ほど致命的
(?)な間違いというわけではありませんが、"A Happy New Year!"も気になる人は多いようです。
もっとも、いくら文法で可算名詞かどうか考えても、「見出し」としての省略表現では、ロイター通信でも「おいおい」と日本人が思ってしまうぐらいアバウトな表現をしますから(笑)、「地の文」として省略なしで書く文章と、カードのタイトルや見出しのような表現とは、異質なものがあるのかもしれません。
話を戻すと、カードでも「I Wish……」というように、通常の文章として
(手紙で言えば「本文」ですね)書く場合は、「a happy new year」と
aをつけます。new yearは可算名詞ですから、地の文としては不定冠詞をつけないと不自然な表現になります。
ところが、同じカードでも、そのタイトルで
(文字を大きくして)「!」をつけるときは、「
Happy New Year!」だけで
不定冠詞をつけないほうが自然な表現と言われます。
つまり、下手をすると、同じカードのなかで、同じ「happy new year」に、タイトルの大きな文字では「a」がないのに、本文では「a」がついている、ということもあるわけです(笑)。
ところで、冒頭のアポロ11号の月面着陸「最初の第一歩」ですが、同時通訳のパイオニアの西山千氏でさえ困惑したといいます。
というのは、対句だから「一人の人間にとっては……だが、人類にとっては……だ」と訳せたものの、前半だけだと意味が変わってしまうからです。
for a man なら「一人の人間」ですが、
for man では一般的な「人類」になります
(男女同権の問題から「人類」をmanとかmankindと表現するのは問題があるというのは別の話です)。
ですから、前半だけを機械的に訳せば、「これは人類にとっての第一歩だ」となり、続く「だが人類全体にとっては大きな飛躍だ」との対句表現が崩壊します。
……と、結論濁して逃走しちゃうのも何だかなぁと思うので、いままでに出た部分を整理してみると;
1.不定冠詞の省略は、「挨拶だから」なのか、「当日(以降)」なのか
2.「メリークリスマス&明けまして〜」を同時に使うことそのものがどうか
というのがゴッチャになってます。
さらにいうと、
1-1)当日(元旦)必着の『年賀状システム』
(=届くのは「当日以降」に設定される)ではどうなのか
1-2)到着が読めない国際郵便
(EMSはグリーティングカードには高すぎますから)の場合、「12月下旬到着」くらいの感覚で出されることが多い
2-1)クリスマスあたりから「年末年始お休みの挨拶」ということが少なくない
2-2)そもそも、時期の問題以前に、宗教的に「クリスマス」はまずいというのが“文明の衝突”で表面化してきている
などなど、「遅すぎで使うのは失礼」という話は、あちこちの方向にふくらんでしまい、不定冠詞の話がどこかへ行ってしまいます(笑)。
年末に「イラン地震」の悲劇があったばかりなのに、年明け早々「航空機事故」の悲報がロイターの至急電で入ってきました。
【ロイター=カイロ発・米国東部時間03:00(日本時間17:00)】
Egyptian Airliner Crashes in Red Sea After Takeoff
Sat January 3, 2004 03:00 AM ET
CAIRO (Reuters) - An Egyptian Boeing 737 airliner crashed into the Red Sea after take-off from the resort of Sharm el-Sheikh Saturday, killing all 135 passengers and six crew, an Aviation Ministry source said.
The source said 127 of the passengers on the plane, bound for Cairo, were French. Egypt's official news agency MENA said the plane disappeared shortly after take-off at 0244 GMT.
It crashed into the sea seven miles south of Sharm el-Sheikh, a popular diving and swimming resort at the southern tip of the Sinai peninsula, the source said.
An official of Flash Airlines, the private company that owned the plane, gave slightly different figures -- 135 passengers, all of them French, and an Egyptian crew of 13, making a total of 148.
"All we know right now is that a plane disappeared two minutes after taking off from Sharm el-Sheikh on its way to Cairo. The flight number was 8604," said the official, who asked not to be named.
The agency quoted an official source as saying the plane had been located in the Red Sea off Sharm el-Sheikh and that efforts were underway to retrieve the victims.
There was no immediate word on the cause of the crash but an official source at the Civil Aviation Ministry said the plane appeared to have had an accident.
手元のフライトスケジュールを見ると、シャルム・エル・シェイク
(スリーレターコードでは「SSH」)からカイロへ向かう定期便は、エジプト航空
(国営)の便が週に14便ほど飛んでいますが、事故機は民間所有のものだったと報道されています。
それもあったのか、
(この時間が昼間の)日本語メディアの速報では「チャーター機」と報道されましたが、「The flight number was 8604」というのは分かりません。
「Flash Airlines」という会社は、ウェブ上で検索してみると、元々は観光サービスが中心のエジプトの会社のようです
(会社案内=英語)。
会社案内には「不定期のチャーター機サービス」と書いてあります。2機のB737-300を保有とありますが、そのうち1機が今回落ちてしまったことに。
カイロを中心にヨーロッパにもチャーター機を飛ばすため、ウェブ上で見てみると、ヨーロッパ各地の航空ファンが「珍しい飛行機が来た」みたいな扱いでこの航空会社を取り上げているようです。
【ロイター=シャルムエルシェイク発・米国東部時間05:41(日本時間19:41)】
Egyptian Plane Crashes in Red Sea, 148 Dead
Sat January 3, 2004 05:41 AM ET
By Ruben Sprich
SHARM EL-SHEIKH, Egypt (Reuters) - An Egyptian Boeing 737 airliner carrying 135 mostly French tourists crashed into the Red Sea off the Egyptian resort of Sharm el-Sheikh on Saturday and eyewitnesses said they saw no sign of survivors.
The plane, operated by the Egyptian company Flash Airlines, disappeared from radar screens minutes after take-off from Sharm el-Sheikh airport at 0244 GMT/9:44 p.m. EST and crashed in deep water to the southeast, official sources said.
There was no immediate word on the cause of the crash but Civil Aviation Ministry Secretary-General Abo Ghanima said the plane appeared to have had an accident. "Until now there is no sign of terrorism," he said.
A French diplomat based in Egypt said there were 135 passengers aboard, all but one French, and 13 Egyptian and Moroccan crew members. "We are still waiting for more details," the diplomat added.
The crash occurred at a time of intense U.S. concern about possible terror attacks involving civilian airliners, which has led to the cancellation of seven U.S.-bound flights in just over a week.
Egyptian military planes, helped by many small boats from nearby diving centers, launched a rescue operation at dawn but the eyewitnesses said all they were finding was small pieces of wreckage and that no survivors appeared to have come ashore.
The plane crashed in the Strait of Tiran, between the Sinai peninsula and Saudi Arabia, where the water is about 3,300 feet deep.
"You can see very small pieces of wreckage. No big pieces of the plane are to be found. We have not seen any survivors brought ashore yet," said a witness who asked not to be named.
"They (the rescue teams) are saying they cannot find bodies, just parts of the planes," said Federico Valle, the manager of the diving center at the Hyatt Regency hotel in Sharm el-Sheikh.
'PLANE DISAPPEARED'
A Flash Airlines official said: "All we know right now is that a plane disappeared two minutes after taking off from Sharm el-Sheikh on its way to Cairo. The flight number was 8604."
Eyewitnesses in Sharm el-Sheikh said the rescue operation was concentrating on an area about half a mile off Naama Bay, the site of many large hotels.
An Egyptian armed forces C-130 transport plane and two helicopters were taking part in the search, witnesses said.
Egyptian officials said the plane had been heading for Cairo, about 240 miles northwest of Sharm el-Sheikh. A French official said the plane was then to fly from Cairo to Charles de Gaulle airport in Paris.
Flash Airlines is an Egyptian charter airline company based in Cairo and flying to European cities. It flies two Boeing 737-300 planes manufactured in 1993, according to its Web site.
時節柄、「テロが原因という徴候はない」とはっきりとコメントしています。
それにしても、引用部分最後の段落、基本的にやることは同じなんですね、「according to its Web site」って(笑)。
2004/01/02 早食い
私は餅がすきである。それに何をたべても、まことに早い。せっかちである。宴会の時や友人と会食するときでも、私が箸をおいて、あたりを見廻すと、友人たちはまだ半分しかたべていない。(
日本の漢方復興の大家あたりの挨拶)
このあと、「ある時、餅の焼きたてのあついやつをいそいでたべて、食道をいためて困ったことがあった」ということで、くちなし
(梔子)の処方を食道炎に用いる自家経験例を報告していますが
(『漢方診療三十年』)、痛いのは分かりますけど
原因がえらく庶民的な話だと思ってしまうのは私だけでしょうか(笑)。
ただ、やけどまではしないものの、別の方面で「早く食べる」必要がある人もいます。
「会食」のときの通訳です。会話の双方は、それぞれ自分のペースで話しながら、なごやかに食事するのですから気楽なものですが、間に入る通訳は二人分の会話をしながら、慌しく食べるわけで、通訳の基本的素質として「食事が早いこと」を真っ先に挙げる人さえいます。
それも、低俗なテレビ番組の競争のように、「ひたすら早ければ勝ち」ならまだしも、周囲に不快感を与えないようにマナーを守らなければなりませんし、気を使わせないように「自然を装う」必要さえありますから、この「早食い」はいろいろ大変なようです。
そこまでハードな「お仕事」でなくても、食事のついでになにか教えてもらおう、情報を引き出そうというときは、聞き入ってしまうとテーブルの上が一杯になってしまいますから、どうしても慌しく食べる羽目になることは多いですね。
……やけどならともかく、「モチというのは、日本の風習で……」云々という説明を通訳しながら慌てて食べて、喉に詰まったらエライことになりますが、さすがにそういう「殉職」は聞いたことがありません。
アメリカのテイラー第12代大統領は、
独立記念日の祝典で急いで食べまくったのがきっかけで病死、そのため副大統領から昇格した第13代フィルモア大統領がペリーを日本に派遣、ということを考えると、「歴史を変えた早食い」と言うこともできそうですが、「黒船」送り込まれた側からすると納得できないかも(笑)。
……この「祝典での食事が原因で病死」って、
「公務中の災害」になるんでしょうか? アメリカ大統領に労災の心配はないかもしれませんけど、ちょっと気になったりしました(笑)。
グレゴリオ暦の年末・年始、それに旧暦大晦日・旧正月と、いつもあわただしく「一年を振り返る談話」を発表する台湾の総統ですが、今年も談話が出ています。
總統發表九十三年元旦祝詞 【2004/01/01 中華民国総統府(台湾)・繁体字中国語】
阿扁深信,民主的核心價値始終在於「人民」,人民才是國家真正的主人,而不是政府或政黨。政黨與政府的責任除了要讓人民過得更好之外,更應窮盡一切的努力,實踐人民當家做主的權利。
「噛んで含める」ような、ゆったりとした口調で演説するのが、陳水扁総統の「挨拶」の特徴ですが、この一節はとくに煎じて飲ませてやりたい人がたくさんいますね(苦笑)。
ラグビーの同窓会に出た「ついで」で、「国民投票」の話をしてきたザル前首相の知能では、このあたりは理解不能なのでは……。
我們留給孩子最珍貴的資産,絶對不是房子、車子或存款的數字,而是作為一個台灣人的驕傲,讓我們的子子孫孫永遠享有「尊嚴與權利」、「公平與正義」、「繁榮與品質」、「安全與和平」。
親というものは、貧富を問わず、次の世代に責任を負うことが最大の使命である、と言い、続けてこのように述べています。
2004/01/01 恭賀新年
では、ここにいない友と、ここにいる友に、乾杯!(
ザ・ホワイトハウス第1シリーズあたりの挨拶)
というわけで
明けましておめでとうございます♪
さて、新年最初の「ラテ」欄ですが……。
紅白や「ゆく年くる年」は見られなかったので
(帰宅したら日付変わってました)、最初の番組は
BSプライムタイムスペシャル「21世紀の希望を求めて」です。実は録画忘れてたので、現在
(日本時間1日03時)リアルタイムで見ていますが……。
メインキャスターの今井義典解説委員長
(「モーニングワイド」キャスター、国際放送局長を歴任)だけかと思ったら、高島肇久氏
(「ニュース21」キャスター、解説委員長を経て外務報道官)、平野次郎解説委員
(「ニューストゥデイ」キャスター、ヨーロッパ総局長を歴任)、小林和男解説委員
(元モスクワ支局長)、小出五郎解説委員
(「驚異の小宇宙・人体」司会、科学番組ディレクター)と、錚々たる出演者です。
解説委員(現職・元職)で、意見や評価がかなり分かれるのを、
無理にまとめずに「ナマの議論」のまま進行してしまって、しかも言いっぱなしではないのは、
どこぞの自称ジャーナリストが司会と称して好き放題怒鳴りあいしてるエセ討論番組と違って なかなか見ごたえがあります。
惜しむらくは、欧米側での取材を中心にしてきた方だけ
(小出解説委員は科学専門ですから違いますが)で、イスラムの平山健太郎元解説委員
(元白鴎大学教授)や柳澤秀夫解説委員
(湾岸戦争当時バグダッド取材)のような、もう一方の「文明」側がいなかったことでしょうか。
……というようなことはさておいて、正直な第一印象は
「皆さんずいぶん老けたな〜」でした(おい)。
で、さっき
(1日23時すぎ)は
hidakaさんのキャプがきっかけで、
「saku saku 2004新春SP」 を見てました(笑)。
個人的に年末に「携帯の着メロ」整理したばかりだったので、ヒットかなーと思ったらあっという間に終わってしまいました(笑)。
とは言っても、私が使っている「ザ・ホワイトハウス
(The West Wing)」OPや「パリは燃えているか」
(「映像の世紀」OP)は、番組的にというか局的に問題があって使えないでしょうね(笑)。
って、そっち見て気を取られてたら、NHK教育の
「朝まで落語スペシャル 日本の話芸傑作選」を忘れてしまいました。
あわててチャンネル回したら、いま
(2日00時50分)ちょうど、川柳師匠が力強く歌っていらっしゃいます(笑)。
……というか、今日深夜
(日本時間2日02:30)には、QRでTLSSのラジオがあるんですね〜。
いきなり通常モードとは思いませんでした。休みじゃないんですか(笑)。
そうそう、ウチも本来は「喪中」になるわけですけど、この日本のローカルルールを説明するのも面倒なので(苦笑)、あっさりスルーしました(笑)。
BBCが「ラマダン」を説明するのと同じように、「日本では……という習慣がある」と説明すればいいんでしょうけど、祝賀ムードに水を差すとか以前の問題で、そこまでしてどうする、ということで……。
英語でも
go into mourning(喪に服す)という表現はありますし、「喪章」という習慣はあります。
たとえば、シャーロック・ホームズの「ギリシャ語通訳」事件で、兄のマイクロフト・ホームズと「観察の鋭さ対決」をしますが、そこでも
「それから、ごく親近のものが亡くなったとみえて、完全喪章をつけている。自分で買物をしているんだから、おそらく細君を亡くしたんだろう」
(延原謙訳『シャーロック・ホームズの思い出』)
というのがあります。
……クラブの窓からたまたま見えた人を勝手に観察して推理してみせるのは、確かに目の鋭さには感心しますが、何もしてないのにロンドン歩いてるだけで観察の対象にされちゃうんではたまったものではないかも(笑)。
ですから、こういった習慣が日本にしかないということではありませんし、そもそも「服喪」の習慣が『論語』で強調されているように、儒教文化圏ではある程度共通するところはあるでしょう
(『論語』では、3年の服喪期間は長すぎませんかと質問した弟子が、薄情な奴だと孔子に怒られています)。
しかし、
「年賀状」そのものが、日本の逓信省が明治時代に発明したものですから、「年賀」とペアになっている「喪中欠礼」は説明しにくいです。
本来の性質を考えれば当たり前ですけれど、クリスマス・カードについては喪中欠礼の習慣はありません。
国際的なやりとりでは、クリスマス・カードと一緒にした
「Merry Christmas and Happy New Year」が広く使われていますが、これも各国事情が違うために「喪中」を言い立てるというのは見かけません。儒教文化圏の中国・韓国でも、インターナショナルな部局ではごく普通に「クリスマス&年賀」のご挨拶、という形をとっています。
もっとも、中国にも「年賀状」の習慣はないんですけど(笑)。何しろ「一斉にハガキで年賀のご挨拶♪」というのが、日本のオリジナルの発明なので、もともとアジア圏にあった習慣ではないんですね。和洋折衷というか、クリスマス・カードを上手に取り入れた明治時代の日本人の発明ですから。ある意味で
「文化は技術によって生み出される」好例です。
……クリスマス・カードをイスラム圏の友人に送るのは非礼にあたる、というのはありますが、
それはまた別の話です(苦笑)。異なる文化・宗教を尊重する立場から、「クリスマス・カード」をやめて、表現も
"Season's Greetings"(季節のご挨拶)に留めるのが
「政治的に正しい」(とかく「言葉狩り」として批判のあるところですが)とされることも増えているそうです。
そんなわけで、悩んだ挙句、今日の挨拶は、「ザ・ホワイトハウス」第1シーズン「妙な陳情 The Crackpots and These Women」のラスト、バートレット大統領の個人パーティでのスピーチから使わせてもらいました♪
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