VNI鈴凛 過去ログ 03/11/08-30

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2003/11/30 退く勇気
2003/11/28 R.O.C. TAIWAN
2003/11/27 命中精度
2003/11/24 時代は語る
2003/11/22 これは演習にあらず
2003/11/21 カイロ・ロンドン・イスタンブール
2003/11/20 年年歳歳人不同
2003/11/19 非武装中立
2003/11/16 歴史
2003/11/15 忘却
2003/11/14 ターゲット
2003/11/11 うちの子にかぎって!
2003/11/09 日没する国
2003/11/08 文化

ニュースクリップ

(11/30 22:10更新)
★日本人大使館職員2人が殺害されたイラク・ティクリットの高速道路で、2人の外国人が攻撃受け重傷。韓国の請負業者か【ロイター=ティクリット発・米国東部時間07:25(日本時間21:25)
(11/30 10:00更新)
★イラク・ティクリットで殺害された日本人、日本大使館職員と判明【NHK】
(11/30 08:20更新)
★イラク・ティクリットで日本人2人殺害との情報、イラク暫定行政当局から日本外務省に連絡。大使館員か【NHK】
(11/27 04:00更新)
★ラムズフェルド米国防長官「イラクへ来年海兵隊3000人増派を命令」=米防衛筋【ロイター=ワシントン発・米国東部時間13:58(日本時間03:58)
(11/27 00:50更新)
★「イラク人への権限委譲不完全」「イスラムを軽視」=イラクのシーア派指導者、アメリカのイラク権限委譲計画を批判【ロイター=ナジャフ発・米国東部時間10:38(日本時間00:38)
(11/26 23:50更新)
★米金融大手のJPモルガン、同大手シティグループの電子金融サービス部門を3億8000万ドルで買収することで両者合意【ロイター=ニューヨーク発・米国東部時間09:16(日本時間23:16)
(11/26 23:00更新)
★アメリカの耐久財受注、3.3%の急増=米商務省発表。2002年7月以来の大きな伸び、航空機と通信施設の需要が要因【ロイター=ワシントン発・米国東部時間08:30(日本時間22:30)
(11/26 18:50更新)
★バグダッド訪問中のイギリス・ストロー外相狙いロケット攻撃【ロイター=バグダッド発・米国東部時間04:25(日本時間18:25)
★イギリスの最高裁裁判官、アメリカの「テロリスト」グアンタナモ拘留を強く批判。「拘留は法の支配を超えた勝者の振る舞い」【BBC・世界標準時07:56(日本時間16:56)
(11/25 03:20更新)
★有罪の評決が下っていた連続狙撃事件の共犯者ジョン・ムハンマド容疑者の量刑について、陪審は「死刑相当」と評決【ロイター=バージニアビーチ発・米国東部時間12:49(日本時間02:49)
(11/24 21:40更新)
★インド、パキスタンの停戦提案に応じ、北部まで停戦地域拡大を示唆。条件として「パキスタンからのイスラム武装勢力のカシミール潜入を止める必要」を指摘=インド外務省報道官【ロイター=ニューデリー発・米国東部時間07:10(日本時間21:10)
★死者270人に及んだ1988年のパンナム機爆破テロ容疑者に、「仮釈放まで最低27年服役要する」決定=グラスゴー高裁。遺族は「死者1人あたりわずか1ヶ月」と量刑に不服を表明。容疑者は一貫して無罪主張【BBC・世界標準時12:25(日本時間21:25)
★パレスチナのクレイ首相、イスラエルのシャロン首相が発表したユダヤ人入植地の排除含む和平案について慎重な姿勢。「アメリカの支持する和平ロードマップの実行が必要」=イスラエル紙に【ロイター=ラマラ発・米国東部時間06:31(日本時間20:31)
(11/24 08:10更新)
★アフガニスタンで米軍ヘリ墜落、5人死亡。「原因は現在調査中」=米中央軍【ロイター=ワシントン発・米国東部時間16:56(日本時間06:56)
(11/24 06:30更新)
★トルコ治安警察、トルコ南東の町で容疑者が使用したと見られるインターネットカフェのコンピュータ20台を押収=イスタンブール自爆テロ捜査【ロイター=トルコ発・米国東部時間15:59(日本時間05:59)
(11/24 03:40更新)
★パキスタン停戦呼びかけで、パキスタン首相は先月のインド側提案の受け入れ準備あると発言。インドは「明日返答する」=インド外務省報道官。【ロイター=イスラマバード/ニューデリー発・米国東部時間13:13(日本時間03:29)
★パキスタンのジャマリ首相、カシミール紛争で停戦呼びかけ、「コントロールライン」で【BBC・世界標準時17:34(日本時間02:34)
★グルジア議会のクーデタ、シェワルナゼ大統領が「固執すれば流血避けられぬ」とTV会見し辞任【ロイター=トビリシ発・米国東部時間13:29(日本時間03:29)
(11/22 17:40更新)
★バグダッド国際空港に向かっていた民間輸送機にミサイル攻撃、無事着陸、負傷者なし【共同通信】
(11/22 04:30更新)
★イスラエルのシャロン首相、パレスチナ国家建設のため、ヨルダン川西岸およびガザ地区のユダヤ人入植地を根絶する計画=イスラエルのTV報道【ロイター=エルサレム発・米国東部時間14:24(日本時間04:24)
(11/22 04:20更新)
★テヘランのイギリス大使館に火炎瓶投げつけられる・負傷者はない模様。「イラン政府当局と連絡を取り安全確保について調査中」=イギリス外交筋【ロイター=テヘラン発・米国東部時間13:53(日本時間03:53)
(11/21 20:20更新)
★トルコ当局、イスタンブール爆弾テロで数人を逮捕。「数人を逮捕したが、まだ何も発表できる段階にない」=トルコ外相。トルコの日刊紙は7人逮捕と報道【ロイター=イスタンブール発・米国東部時間06:05(日本時間20:05)
(11/21 20:00更新)
★インド西部の都市Parbhaniのモスクで、金曜礼拝の最中に爆発。「オートバイに乗った犯人数人が爆弾をモスク投げ込んだ」「7人負傷」=地元警察がロイターに伝える。ボンベイ州報道官は「約20人が負傷」【ロイター=ボンベイ発・米国東部時間05:48(日本時間19:48)
(11/21 16:50更新)
★バグダッドのホテルへのロケット弾攻撃、ロバ荷車から4発発射したと見られる人物を拘留中=BBC特派員報告【BBC・世界標準時07:31(日本時間16:31)
(11/21 14:40更新)
★バグダッド中心部の隣接する「パレスチナホテル」「シェラトンホテル」の2つのホテルに数発のロケット弾攻撃。両ホテルにはNHK含め西側報道陣が多数宿泊。アルジャジーラTVによれば、バグダッド市内の石油省の建物からも火災【NHK】
★バグダッド中心部「パレスチナホテル」「シェラトンホテル」にロケット弾攻撃。付近で発射装置を積んだロバ荷車発見との情報【BBC・世界標準時05:03(日本時間14:03)
(11/21 14:10更新)
★バグダッド中心部の西側ジャーナリストが多く利用するシェラトンホテルで2つの爆発。目撃者によれば隣接するパレスチナホテルの16階か17階付近でも爆発。ロケット弾が打ち込まれた模様【ロイター=バグダッド発・米国東部時間00:01(日本時間12:36)
(11/21 13:40更新)
★イギリス当局「トルコでのテロ続く危険ある」と警戒呼びかけ。現場を歩いたイギリスのストロー外相は「私たちすべての文明に対する残虐行為」と極めつけの非難【ロイター=イスタンブール発・米国東部時間22:36(日本時間12:36)
(11/21 09:20更新)
★イスタンブール連続爆弾テロで、アナン国連事務総長と安保理理事国15カ国がテロを非難にする声明と犠牲者への最も深い弔辞。安保理は爆弾テロ非難の決議を採択【ロイター=国連本部発・米国東部時間19:03(日本時間09:03)
(11/21 06:20更新)
★イスタンブール連続爆弾テロ、少なくともイギリス領事含む27人死亡。トルコのエルドアン首相は「犯人が誰か断言するには早すぎる」【ロイター=イスタンブール発・米国東部時間15:52(日本時間05:52)
★航空機接近の誤報でホワイトハウスで職員が一時避難、F-16戦闘機が緊急発進する騒ぎ。原因はレーダーの見誤りか【BBC・世界標準時16:05(日本時間01:05)
★マイケル・ジャクソン、カリフォルニア当局に出頭。指紋採取など受けた後、300万ドルの保釈金で釈放。弁護士は「正気の沙汰ではなくコメントに値しない」と声明【ロイター=サンタバーバラ発・米国東部時間15:48(日本時間05:48)
(11/20 06:10更新)
★国連安保理の中東和平「ロードマップ」支持決議、イスラエルは国連の関与には反対「私たちは行動を要する」=イスラエル国連大使代理。パレスチナの国連使節は「突破口」と決議を賞賛。【ロイター=国連本部発・米国東部時間15:31(日本時間05:31)
★8月の北米大停電、大部分の責任はオハイオのFirstEnergy社とする中間調査報告書まとまる。134ページにわたる調査報告書は「この停電は基本的には予防できた」としつつ「停電が一定の規模に拡大すると打つ手ない」とも指摘=米エネルギー長官【ロイター=ワシントン発・米国東部時間15:08(日本時間05:08)
★マイケル・ジャクソンは捜査に対し「新作の発表のタイミングにあわせた陰謀」と声明、「信じられないほど激怒している」=側近の話として雑誌記者【ロイター=サンタバーバラ発・米国東部時間15:51(日本時間05:51)
(11/20 04:30更新)
★米歌手マイケル・ジャクソンに逮捕状。少年への性的虐待容疑・一部メディア報道の「12歳の少年」だけでなく複数の容疑=捜査当局が公式発表、保釈金300万ドルと決定。本人はラスベガスにおりまだ逮捕されず【ロイター=サンタバーバラ発・米国東部時間14:17(日本時間04:17)
★イラク統治評議会タラバニ議長「米軍はイラクで支持失っている」「イラク人だけが秩序と平和の回復が可能」=訪問先アンカラでCNNに語る【ロイター=アンカラ発・米国東部時間12:38(日本時間02:38)
(11/20 03:20更新)
★ブッシュ大統領、イスラエルの「分離フェンス建設」に強い反対示す【ロイター=ロンドン発・米国東部時間13:03(日本時間03:03)
★国連安保理、中東和平「ロードマップ」を支持する決議を全会一致で可決。決議案はロシア提出、イスラエルは反対の姿勢。【ロイター=国連本部発・米国東部時間12:36(日本時間02:36)
★パレスチナ自治政府クレイ首相、パレスチナ過激派「ハマス」「イスラム聖戦」と停戦について会談。「パレスチナの民間人殺害止めれば、双方の民間人が対立の悪循環から解放される」=会談後ハマス高官【ロイター=ラマラ発・米国東部時間12:24(日本時間02:24)
(11/19 21:20更新)
★イスタンブール自爆テロで、当局はトルコ人2人の犯人の遺体を特定=イスタンブール知事【ロイター=イスタンブール発・米国東部時間06:21(日本時間20:21)
(11/19 21:10更新)
★エジプトのムバラク大統領、国会演説途中で体調崩し演説中断。テレビ中継も「健康上の危険」と述べ即座に中止。政府は「大統領はインフルエンザ」と発表、ムバラク大統領自身も不安打ち消す【BBC・世界標準時11:56(日本時間20:56)
(11/19 08:40更新)
★パレスチナ自治政府クレイ首相とエジプト・スレイマン情報相、パレスチナ過激派「ハマス」や「イスラム聖戦機構」と停戦目指す会談へ【ロイター=ガザ発・米国東部時間18:23(日本時間08:23)
(11/19 03:20更新)
★米歌手マイケル・ジャクソンに犯罪容疑で家宅捜索=警察発表。性的虐待容疑と一部で報道【ロイター=ロサンゼルス発・米国東部時間13:10(日本時間03:10)
(11/19 01:30更新)
★パウエル米国務長官、「イランは核拡散防止条約守っていない」とイランを非難=EUとの「率直な議論」の後で・一方でイランがIAEAと協力する方向に期待も。イラン外務省報道官は「アメリカはIAEAに圧力かけるべきでない」とテヘランのロイターに声明【ロイター=ブリュッセル発・米国東部時間11:21(日本時間01:21)
★カナダのクレティエン首相、退陣へ・10年の政権に幕。後継は先週自由党党首に選出されたマーティン元蔵相【ロイター=オタワ発・米国東部時間11:13(日本時間01:13)
★マサチューセッツ州最高裁、同性愛カップルの結婚認める判決・「民事上の結婚の権利を奪うのは違憲」と。結婚許可証の発行は命じず【BBC・世界標準時15:35(日本時間00:35)
(11/18 03:00更新)
★国際赤十字委員会、イスラエル・ヨルダン川西岸地区のパレスチナ人に対する緊急人道援助終了へ・「赤十字の援助は占領国の責任を代理できない」=赤十字スポークスマン。パレスチナ人が自活できるようイスラエルに要求【BBC・世界標準時17:19(日本時間02:19)
(11/18 02:30更新)
★10人を殺害した連続狙撃事件の共犯者ジョン・ムハンマド容疑者に対し、米バージニア裁判所の陪審はガソリンスタンドでの殺人について有罪の評決【BBC・世界標準時17:28(日本時間02:28)
★イスタンブール爆弾テロ事件で、トルコ政府「テロは外国の勢力の犯行」「直前の防犯カメラの映像を分析中」「重要な手がかりある」=アクス内相【ロイター=イスタンブール発・米国東部時間12:14(日本時間02:14)
★パレスチナ和平仲介のエジプト・スレイマン情報相、パレスチナ自治政府トップと会談、停戦目指す姿勢で一致。パレスチナ自治政府高官は「停戦実現には、アメリカがイスラエルに対し暗殺止めるよう圧力かける必要」と指摘【ロイター=ラマラ発・米国東部時間11:18(日本時間01:18)
(11/17 02:40更新)
★「イラク占領軍は行き詰まっている」=サダム・フセイン録音テープ。来週終了するラマダン(断食月)の祝辞も述べる【BBC・世界標準時16:53(日本時間01:53)
★米軍、イラクで大規模な攻撃作戦を開始。「戦闘終結」後初めて衛星誘導爆弾を使いゲリラキャンプを爆撃【BBC・世界標準時15:57(日本時間00:57)
(11/17 02:20更新)
★中東衛星TV局「アル・アラビア」、サダム・フセイン肉声とされる録音テープ放映。イラク人に「ジハード」呼びかけるメッセージ【ロイター=ドバイ発・米国東部時間11:48(日本時間01:48)
★クレイ首相、イスラエルとの会談「早急に希望」と=仲介役エジプトのスレイマン情報相とともに希望語る。イスラエルのシャロン首相は月曜からイタリア訪問の日程【ロイター=ラマラ発・米国東部時間07:27(日本時間21:27)
(11/15 04:10更新)
★パレスチナ過激派「ハマス」、イスラエルとの休戦についてパレスチナ自治政府クレイ首相と会談の用意=ハマス指導者ヤシン師。「悲観的な状況」としつつも対話の可能性否定せず【ロイター=ガザ発・米国東部時間13:25(日本時間03:25)
★15日03:44頃、東北・関東地方でやや強い地震。福島県や茨城県北部で最大震度4。震源は茨城県沖で深さは40km、M5.3。津波の心配はなし【NHK・03:55
(11/15 03:48更新)
★15日03:44頃、東北・関東地方でやや強い地震。茨城県北部で震度4【NHK・03:47
(11/13 00:10更新)
★タリバン最高指導者オマル師の録音テープ「イスラムと祖国のために立ち上がれ」と呼びかけ=ロイター通信支局に持ち込まれる【ロイター=アフガニスタン発・米国東部時間09:57(日本時間23:57)
★フランスのドピルパン外相「アメリカは直ちにイラク政策変更すべきだ」「国際社会はもう待てない」【BBC・世界標準時15:02(日本時間00:02)
★福田官房長官、イラクへの自衛隊派遣を延期と発表「活動できる状況にない」【BBC・世界標準時13:25(日本時間22:25)
★イラン核問題でIAEAは、IAEA調査報告書に対するアメリカの非難を無視【BBC・世界標準時11:13(日本時間20:13)
(11/12 22:40更新)
★パレスチナ過激派「ハマス」、サウジアラビア・リヤドでの自爆テロを「イスラムに反する」「アラブとイスラムへの攻撃」と強く非難【ロイター=ガザ発・米国東部時間08:29(日本時間22:29)
★アラファト議長「パレスチナ人は平和な隣人としてのイスラエルを否定しない」「破壊的な戦争の悪循環を突破すべき時来た」と声明【ロイター=ラマラ発・米国東部時間08:27(日本時間22:27)
(11/12 18:40更新)
★イラン核疑惑で、ハタミ大統領「20年間の核開発の中で誤りはあったが核兵器への野心はない」・核拡散防止条約への違反ないと主張【ロイター=テヘラン発・米国東部時間04:25(日本時間18:25)
★イラク南部のナシリーヤで、イタリア軍憲兵本部に爆弾テロ、負傷者多数か=イタリア・英軍発表。約2300人のイタリア派遣軍のうち多くが比較的安全なナシリーヤに展開【ロイター=バグダッド発・米国東部時間04:05(日本時間18:05)
★パレスチナ、クレイ首相の新内閣を国会で承認へ。焦点の内相はアラファト議長側のバラウィ氏、イスラエルとアメリカは失望【BBC・世界標準時04:59(日本時間13:59)
★イラク統治評議会タラバニ議長「早急に臨時政府を作る必要」=バグダッドで記者に語る。ワシントンで緊急会談中のブレマー行政官と同じ見解【ロイター=バグダッド発・米国東部時間03:34(日本時間17:34)
★「コーラン」や巡礼用の水筒に爆弾、メッカ巡礼者標的のテロ計画か・リヤド爆弾テロの捜査で発見=サウジアラビア主要紙報道【ロイター=リヤド発・米国東部時間03:04(日本時間17:04)
★米俳優のアート・カーニー氏死去、85歳・1950年代人気TVシリーズ「The Honeymooners」や、映画「ハリーとトント」などで活躍【ロイター】
(11/12 17:35更新)
★12日17:27頃、東北・関東地方でやや強い地震。福島浜通り、茨城県南部、宇都宮市などで震度4。震源は紀伊半島沖で震源の深さは390キロ、マグニチュード6.5。津波の危険はなし【NHK・17:34
(11/11 21:50更新)
★米軍、イラクで「アルカイダのメンバーの疑い」として約20人を逮捕し取り調べ=サンチェス中将。「イラクの反米暴動強まったことは事実」とも語る【BBC・世界標準時11:57(日本時間20:57)
(11/11 18:50更新)
★リヤドの爆弾テロで、サウジアラビア治安部隊は容疑者を逮捕、なおも捜査継続=外交筋【ロイター=リヤド発・米国東部時間03:38(日本時間17:38)
(11/11 00:40更新)
★米連邦最高裁、グアンタナモに拘留されているアフガン捕虜について審理へ。従来の「ジュネーブ条約の捕虜に当たらない」米主張について、国際法の批判高まる中【BBC・世界標準時15:29(日本時間00:29)
(11/09 18:40更新)
★モーリタニア、選挙直後に野党党首を当局が拘束。大統領再選に不正行為あったとして再選挙求め当局と対立【BBC・世界標準時09:31(日本時間18:31)
★サウジアラビアの首都リヤドで爆弾テロ。サウジ王家私邸の至近距離=西側外交筋指摘【ロイター=リヤド発・米国東部時間11:06(日本時間23:06)
(11/09 00:20更新)
★バーレーン駐在イギリス大使館、テロへの警告を出しさらなる警戒を呼びかけ・テロの危険切迫との情報【BBC・世界標準時14:41(日本時間23:41)
(11/08 05:20更新)
★マニラ空港管制塔たてこもりで、フィリピン治安部隊は首謀者の元空軍将校ら2人を射殺、マニラ国際空港トップが事件終息を宣言【ロイター=マニラ発・米国東部時間15:12(日本時間05:12)
(11/08 04:50更新)
★サウジアラビアでのテロ懸念で、アメリカは調査のため大使館を一時閉鎖、再開は未定・リヤド、ジェッダ、ダーランの大使館と総領事館。サウジアラビア高官とアメリカの外交官はコメントせず・イギリスは大使館閉鎖を検討していないと発表【ロイター=リヤド発・米国東部時間14:38(日本時間04:38)
★マニラ空港管制塔に、元空軍将校がたてこもり・フィリピンの治安部隊が発砲、投降か【ロイター=マニラ発・米国東部時間14:33(日本時間04:33)
(10/31 21:40更新)
★イラク西部の都市ファルージャで市庁舎が攻撃受け炎上、金曜で休日のため建物は無人だった模様【ロイター=ファルージャ発・米国東部時間07:26(日本時間21:26)
★ファルージャでの攻撃は、警官が市民を射殺したのがきっかけか=住民がロイター通信に語る【BBC・世界標準時12:27(日本時間21:27)
(10/31 20:50更新)
★イラク西部の都市ファルージャで市庁舎など標的に大規模なテロ攻撃か、ロケット弾など発砲とAFP通信報道【BBC・世界標準時11:32(日本時間20:32)
★カジノ隣接の5階建て駐車場崩壊事故、4人目の遺体発見【ロイター=アトランティックシティ発・米国東部時間06:36(日本時間20:36)
★イスラエルのシャロン首相、「パレスチナ自治政府クレイ新首相との会談の用意ある」と前向きな姿勢・従来の「クレイ氏はアラファト議長と近すぎる」として拒絶の方針を撤回【BBC・世界標準時11:37(日本時間20:37)
(10/31 19:30更新)
★長寿世界一の116歳の日本人女性、病院で死去=BBC速報【BBC・世界標準時10:11(日本時間19:11)
★米下院、イラク・アフガニスタン関連の歳出予算875億ドルを可決、賛成298:反対121。うち650億ドルはイラク・アフガンでの軍事作戦費用。下院議員の多くが「やむを得ず賛成した」と【BBC・世界標準時09:33(日本時間18:33)
★カジノに隣接する5階建て駐車場の崩壊で、3人が死亡20人負傷、建設作業中にトラブルか【ロイター=アトランティックシティ発・米国東部時間21:13(日本時間11:13)


2003/11/30 退く勇気

 「退却」ではなく、総攻撃のために作戦として一時的に転進するだけである(言い換えもここまで来ると……な大本営発表あたりの挨拶)
 今日は早朝から、「バグダッドで日本人2人死亡か」のニュースが入り、その後の続報で、殺害されたのは日本人外交官2人であることが伝えられました。


【ロイター=バグダッド発・米国東部時間21:02(日本時間11:02)
Seven Spaniards, Two Japanese Die in Iraq Attacks
Sat November 29, 2003 09:02 PM ET
By Luke Baker
BAGHDAD (Reuters) - Seven Spanish intelligence agents were killed in Iraq on Saturday in an attack on their unmarked vehicles south of Baghdad, Spanish Defense Minister Federico Trillo said, the latest assault on a close American ally.
In Japan, the Foreign Ministry said two Japanese diplomats were also killed in an apparent ambush near Tikrit, hometown of Iraq's ousted leader Saddam Hussein about 110 miles north of the capital.
Reports of the killings came hours after the top military commander in Iraq said attacks against U.S. forces had fallen sharply in recent weeks, despite figures showing November to be the deadliest month for U.S. troops since the war began in March.
Lieutenant-General Ricardo Sanchez said anti-American insurgents had struck fewer times in the past seven days than in the previous week and put the reduction down to more aggressive tactics by U.S. forces.
A Reuters television crew at the scene of the attack on the Spaniards about 28 miles from Baghdad filmed a burned-out vehicle surrounded with spent shell casings and scattered bits of flesh.
Trillo said in a nationally televised address that another agent had been slightly hurt in the attack by guerrillas using rocket-propelled grenades and assault rifles.
The attacks on both the Spaniards and the Japanese are likely to embarrass their respective governments.
Spanish Prime Minister Jose Maria Aznar defied public opinion at home to send around 1,300 peacekeepers to Iraq after strongly endorsing the U.S. and British decision to invade the country on March 20.

COMPLICATES TOKYO'S PLANS
The ambush on the Japanese, in which a non-Japanese driver was wounded, is likely to complicate efforts by Tokyo, Washington's closest Asian ally, to decide whether to send non-combat troops to help rebuild Iraq. Voters are increasingly nervous about the dangers involved.
But Japanese Foreign Minister Yoriko Kawaguchi said Tokyo still planned to assist in Iraq's reconstruction. She said Japan would watch the situation closely to decide on the troops.
"This incident is unforgivable," she said. "There is no wavering in our country's basic stance to actively carry out reconstruction aid for Iraq without giving in to terrorism." She named the diplomats as 45-year-old Katsuhiko Oku and Masamori Inoue, 30.
A cameraman from Britain's Sky News television said in Baghdad after he and Sky reporter David Bowden stumbled across the ambush on the Spaniards near Hilla: "There were three bodies on the side of the road and one in the grass island between the two sides of the highway. The lead vehicle was very burned and the second vehicle was burned...
"People said they were CIA. Maybe they did not know they were Spanish...Two Iraqi policemen on motorcycles drove by and did not stop at all at the scene."
Bowden said: "I got the impression it was an IED attack (improvised explosive device). It just seemed like they just waited for a...convoy to drive by and they attacked.
"There was a lot of traffic. There was one Iraqi youth standing with his foot on one of the bodies and then a child of about nine started to pretend he was kicking it.
"Some of the men were wearing checkred Arab scarves across their faces. People around the bodies were chanting 'We sacrifice our souls and blood for you Saddam'."
The Spanish force is part of a Polish-led multinational contingent responsible for security in south-central Iraq.

"NO TO WAR" IN SPAIN
Mariano Rajoy, Aznar's choice to succeed him as leader of the center-right ruling party, said: "This will not stop us...from our commitments to the Iraqi people."
The Socialist opposition, which consistently opposed the U.S.-led invasion, expressed solidarity with the armed forces. A minute of silence was held at the start of several televised Spanish soccer league matches.
But shouts of "No to war!" could be heard at one stadium in Madrid when the tribute ended.
Spain had earlier lost two other military men: an intelligence officer attached to the Spanish embassy gunned down in the street, and a Spanish naval officer who was among 22 people killed in a suicide bomb attack on the U.N. mission.
Just over two weeks ago, 19 Italians were killed in an attack on a military police barracks in southern Iraq, the worst military disaster for Italy since World War two.

 最後の段落、イタリアの死者数は第二次大戦以来最悪である、という1行には、非常に強い印象を受けます。外征を繰り返してきたアメリカばかりを見ていると、「もはや戦後ではない」と間違いそうになりますが、世界は決して忘れてはいない、論の前に数字として即座に持ち出されるものなんですね。
 記事としては、スペインと日本への事件が同列に並べられています。
 スペインのほうはintelligence agents、つまり諜報部員です。「純然たる文民の外交官を同じにされては……」と思いたくなりますが、赤十字や国連までが標的になっている以上、もはやだれかれ構わず攻撃の対象になる、という意味ではこの記事ははっきりと「現実」を突きつけていると言えるでしょう。

 ところで、一つ素朴な疑問。
 この「敗戦」宣言がないままで秩序が崩壊しているイラクで、ウィーン条約に定められた外交官の不可侵権は、形式上にせよどういうことになっているんでしょうか?
 接受国(受入国)が外交官と認証し、その安全を守る義務があるはずですが、「引き倒した」とされて行方不明のフセイン政権のはずはないですし、では占領を行っている米英主導の暫定行政当局か、と考えるとそれも納得がいきませんし……。
 法秩序そのものが崩壊している以上、空理空論ではありますが、それにしても国際法上どういう扱いになっているのか、正直に「わからない」と言います。


【ロイター=東京発・米国東部時間03:08(日本時間17:08)
Murder of Japanese in Iraq Complicates Troop Plans
Sun November 30, 2003 03:08 AM ET
TOKYO (Reuters) - The murder of two Japanese diplomats in northern Iraq is certain to complicate Tokyo's decision to send troops to Iraq and is also likely to increase opposition to South Korean plans to commit more soldiers.
Dozens of people, many of them soldiers, have died in a spate of attacks in Iraq targeted at countries helping the United States rebuild the country and crush Islamic militants.
Seven Spanish intelligence agents were killed in Iraq on Saturday in an attack on their unmarked vehicles south of Baghdad. Japan's Foreign Ministry said two Japanese diplomats were also killed in an apparent ambush near Tikrit, hometown of Iraq's ousted leader, Saddam Hussein.
The rising violence had already prompted Japan to delay a planned deployment of non-combat troops, while South Korea is still deciding on the mix of non-combat and combat forces, including possibly special forces, it will send.
The two countries are among the United States' staunchest allies in Asia and need Washington's help to resolve a crisis over North Korea's nuclear ambitions.
But rising attacks in Iraq are piling on the pressure for Tokyo and Seoul, whose voters increasingly oppose sending troops into a war zone and risk seeing them come home in body bags.
Such opposition is also adding to the pressure on the Bush administration, which is trying to spread the load of taming and rebuilding Iraq ahead of next year's U.S. presidential elections.
A South Korean Foreign Ministry official, who declined to be identified, said the ministry has asked its five-member mission in Iraq to step up security in light of the Japanese deaths.
There was no plan to withdraw from there yet, the official said. South Korea has had 675 medical and engineering personnel deployed in Iraq since May. The government is thinking of committing 3,000 more troops and President Roh Moo-hyun is believed to be close to deciding on the mix of forces to send.
"ANGER AND DREAD"
Japanese Prime Minister Junichiro Koizumi vowed not to be blown off course by the diplomats' deaths -- the first of Japanese in Iraq since the U.S.-led war began there in March.
"Even though this incident has taken place, Japan must not give in to terrorism," Koizumi told reporters on Sunday.
"We will firmly carry out our responsibilities for humanitarian aid and reconstruction (in Iraq) as a member of the international community. There is no change in this," the prime minister added.
In an early sign of potential trouble, though, Katsuya Okada, secretary-general of the opposition Democratic Party -- which opposes the troop dispatch -- issued a statement calling on the government to explain its stance on the issue to the people.
"I feel strong anger and dread," he said.
Earlier, Foreign Minister Yoriko Kawaguchi named the murdered diplomats as Katsuhiko Oku, 45, and Masamori Inoue, 30.
"This incident is unforgivable," she said. "There is no wavering in our country's basic stance to actively carry out reconstruction aid for Iraq without giving in to terrorism."
Reports of the killings came hours after the top military commander in Iraq said attacks against U.S. forces had fallen sharply in recent weeks, despite figures showing November to be the deadliest month for U.S. troops since the war began in March.
Saturday's violence will also be carefully assessed by other Asian governments that have sent troops to Iraq, including Thailand, Singapore and the Philippines.
Thailand has 443 engineering and paramedical troops attached to a 10,000-strong, Polish-led multinational division, while the Philippines has a 95-member contingent serving as peacekeepers and doctors. Singapore has 192 Navy and Air Force personnel in the country.
Australia has nearly 800 troops in and near Iraq.
Several Asian nations including India, Pakistan and Bangladesh, all of which have large Muslim populations, have refused to send troops despite pressing demands by Washington to contribute forces.
All three opposed the U.S.-led war in Iraq. (Reporting by Linda Sieg, Masayuki Kitano and Elaine Lies in Tokyo, Victoria Tait in Sydney and Ruben Alabastro in Manila)

 今回に限らず、往々にしてあることですが、こういったテロが行われてしまうと、かえって「これで派遣を取りやめたらテロリストに屈することになる」という強気の議論が増えてきます。「取りやめ」論に対して「臆病」と罵声が飛ぶようにもなってきます。
 どうなっても「前進」だけ命令していればいいお気楽な総司令官気取りは問題外として、良識ある人ほど、心情的に「無駄ではなかった」と思いたくなるのも無理はありません。
 これは生死をかけた戦争でなくても、技術開発のプロジェクトでも同じです。「ここまでやったのだから……」と思うのが人のつねで、「とにかく前に進む」ほうが心理的には苦しみが少ないことが多いでしょう。
 不謹慎を承知で、事件を矮小化するなと怒られるのを覚悟で言えば、色恋でも「前へ前へ」で突き進んだ結果「ストーカー」に落ちぶれるのも、「あきらめる苦しみ」よりも「とにかく進む」ほうがまだ楽という点で共通するものがあります。
 まして今回のように明白な「敵」が存在するケースでは、「負けるわけにはいかない」「これで止めれば敵は喜ぶだろう」という感情が先行しやすくなります。これは、ごく自然な心情であるだけに、共感するのも無理はありません。
 しかし、非情なようですが、思い入れだけで計画が成功することは極めて稀です。思い入れのない計画のほうがまだ成功率としてはマシでしょう。
 もとより戦略は冷酷なものです。戦略的思考というものは、持ち出される必要がないままで済めば、それが一番幸福なのかもしれません。戦略的思考が必要になるときは、もうその時点で、深刻な状況になっていることが多いからです。
 身近なところでいえば、一作品に「萌えて」いられるとき、展開を追うだけで楽しめるときはベストです。何も好き好んで難しく考えなくても、と言えるときは幸せでしょう。
 それが、何らかの事情で迷いが生じたり、不安を感じたりすると、いわゆる「大人の事情」を考え始めるのではないでしょうか。「ゲームの発売が控えてるから」「視聴率がいいから」というような理由を語るとき、「戦略」が持ち出されます。作品の視聴者自身が、「打ち切り」などの不安を打ち消したくて、「戦略」にまで思いを馳せる事態に陥るのではないでしょうか。
 このときの戦略は、「楽観的な材料探し」と化しています。本来の戦略的思考とはかけ離れたものですが、「戦略」という言葉を持ち出す時点で、手離しで楽しんでいられなくなっていることを示しています。
 作品の視聴者としては、それもベターな、次善の楽しみ方かもしれません。「業界ウラ話」が受ける一因でしょうし、それを邪道だとバッシングするほどのことでもありません。
 しかし、「好き嫌い」の世界ではなく、「是か非か」の世界になると、そう気楽に構えているわけにはいきません。是非を考えるときには、「楽観的な材料探し」と「戦略」は明確に区別しておく必要があります。そこは「萌え」の平和な世界ではないのです。
 戦略を考えるときには、感情を排して思考機械にならなければなりません。「嫌なものは見たくない」心情は、「最悪の事態を想定せよ」のセオリーに反します。「傍観者でいたくない」人道精神も、「手段と目的の取り違い」の危険からは排除されます。「ここまで頑張ったのだから……」というごく普通の想いさえ、「着地点」を考えるときには邪魔になります。
 日本人の人命が失われた今こそ、押しつぶされそうになる感情を無理にでも排して、戦略を検討する必要が日本にはあります。本来の国際主義や人道主義から言えば、「日本人が殺害されたから」考えるのもおかしいのですが、それは別の問題として置いておきましょう。
 「テロリストの脅しに屈したくない」のは同感です。では、テロリストの目的を挫くには? そもそもテロリストの目的は? ……この一つの心情だけでも、戦略の上では検討を要することが少なくありません。
 見かけ上は、怖気づいて逃げ出すことイコール脅しに負けた、と思えるでしょう。しかし、脅しに負けなければそれでいいのでしょうか。日本の「目的」も冷静に考える必要があります。
 小学生ではあるまいし、「売られた喧嘩は買う」では困るのです。喧嘩を買わずに一時的な屈辱に耐えたことで、覇業を成し遂げた例は歴史上数多くありますし、逆に一時の感情に動かされて大惨害を招いた例も数知れずあります。
 感情に流されるのはとても楽です。だからこそ、常日頃から意識して考える習慣が必要になります。「許せない」激情だけで動くなら、それは「キレる」犯罪者と変わりません。

2003/11/28 R.O.C. TAIWAN

 観光地として開放されてますよ(金門島に行くのに許可をとろうとした自称軍事評論家に対して笑ってしまった観光局あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 今日は「台湾で国民投票法案可決」のニュースから。

台湾で住民投票法案可決 新憲法制定には厳しい条件付き 【朝日】
 台湾立法院(国会)は27日、住民投票法案を可決した。陳水扁(チェン・ショイピエン)総統は来年3月20日の総統選挙に合わせて、立法院の定数削減や第4原発の建設続行の可否などを問う住民投票を行う意向を示しているが、前提となる法律がなかった。ただ、可決された法案は立法院で多数を占める野党・国民党などの主張を取り込んだもので、住民投票の対象に「国号」の変更を明記しないなど新しい憲法制定には厳しい条件が付いている。
 同法案を巡っては、与党・民主進歩党の急進派が、住民投票で問う案件に台湾(中華民国)の「国号、国旗、国歌」の変更を含めて制限を設けない法案を提出し、与野党の見解が分かれていた。野党・国民党などは「中華民国の主権が独立した現状を守るべきだ」として、「国号」などの変更を含めることに反対し、野党案を出していた。可決された法律では、「憲法修正」は住民投票の対象としたが、「国号」などの変更は投票の対象としては明記しなかった。また、投票の実施にも厳しい条件がついた。
 同法案については中国も「台湾が制限を設けない住民投票法を採択したら、独立につながる法的根拠を持つことなり、中国は強烈な反応をする」(国務院台湾事務弁公室)と、陳政権を牽制(けんせい)してきた。
(11/27 21:06)


<台湾>住民投票法案を可決 次期総統選との同時実施は不可能 【毎日/Yahoo】
 【台北・飯田和郎】台湾立法院(国会に相当)は27日、台湾初の住民投票実施の法的根拠となる公民(住民)投票法案について採決し、同法案が可決した。中国は将来、台湾独立を問う住民投票の実施につながると強く反発してきた。ただ、可決された同法には多くの条件が付いており、陳水扁総統が目指した初の住民投票と次期総統選(来年3月20日)との同時実施は不可能になった。
 採決は法案全体ではなく、行政院(内閣)や各党派がそれぞれ作成した条文案(全38条)について1条ずつ行われた。
 このうち、最も注目された「適用範囲」は、最大野党・国民党と第2野党・親民党が共同提案した条文案が賛成多数で可決された。「憲法の修正や重大な政策について」で、「中華民国の領土、国名や国旗の変更」など中国を刺激する部分は範囲から排除した。
 「『中華民国という国名』の防衛」を掲げる野党側の主張に沿ったもので、中台関係が一気に緊張する事態は避けられそうだ。立法院は陳総統の民進党が少数与党で、国民、親民両党が議席の過半数を占める。
 一方、「防御的な住民投票の実施」の条文は行政院案が可決された。これは敵が占領目的で台湾に攻撃を加える場合、総統が行政院に命じて住民投票を実施できる、としたもの。中国の武力行使をけん制している。
 住民投票法は陳政権が実施を提起したが、法全体をみると、実施には多くの条件が付けられている。民進党の立法委員(国会議員)団は27日夜、記者会見し「半年以内の投票実施は困難」と述べ、総統選との同時実施の断念を表明した。
 行政院と民進党は同法を正式に成立させるか検討するが、「同時実施」で再選への支持拡大を狙った陳総統には打撃との見方も出ている。
 台湾で全島規模の住民投票実施が浮上したのは6月。陳総統が建設中の第4原子力発電所の工事を中止するかどうかなどを問う住民投票を行うと宣言したのがきっかけ。
 陳総統は現行の中華民国憲法に代わる新憲法の制定についても、住民投票にはかるべきだと表明。(1)06年12月に新憲法制定を問う住民投票を実施(2)08年5月に新憲法制定――のタイムテーブルを示している。
 中国は「座視できない」(国務院台湾事務弁公室報道官)と警告しているが、陳総統は一方で中国が武力行使しなければ「独立を宣言しない」「統一か独立かを問う住民投票は行わない」「『中華民国』の国名を変えない」と繰り返し、中台関係の極度の悪化を避けようとしている。(毎日新聞)
[11月27日23時9分更新]
 さっそく原文を読もうと探してみましたが、いまのところ(日本時間28日9時現在)、可決された法案の全文は出ていないようです。
 これは、日本語の記事にあるように、行政院(内閣)と民進党(与党)の案と、野党案の2種類が同時に提出され、条文1条ずつについて「どっちを取るか」の採決を行ったため、両方を比較すれば分かるということと、行政院が再提案でひっくり返すことを検討していてまだ成立するかどうか不明ということの2つが原因のようです。
 では両案の原文を、と……日本の「かけ声だけのIT、見栄えだけの電子化で中身は旧態依然の秘密主義」と違って、徹底的に電子化されているはずだから……と思って見に行ったら、あるにはありましたが、こうなってました。やりすぎです(笑)。どうせならPDF形式にしてくれれば楽なんですけど……(笑)。
 あんまりなので、分かりやすい対照表を探してきました。

民進黨vs.國親兩黨公投法版本比較【2003/11/27 聯合報(台湾)・繁体字中国語

 また成立した法案のポイントについては、
立法院三讀通過公投法重要條文内容【2003/11/27 中央社(台湾)・繁体字中国語
公民投票的三種途徑(国民投票の手続き流れ図)【2003/11/28 聯合報(台湾)・繁体字中国語
を中心に読んでみました。

 日本語メディアでは、「憲法改正」や「国名変更」を国民投票で可能にするかどうか、などの目立つところが報道されていますが、現地メディアは、憲法改正だけでなく、国民投票の「発議権」にかなり大きなウェイトを置いて報じています。
 つまり、国民投票をやると誰が言い出せるか、最初の引き金の問題です。日本国憲法では、国会の2/3以上の賛成で発議し、国民投票で可否を決めることになっていますが、この台湾の国民投票法では、原則は「立法院」(国会)となっているものの、他に「有権者の0.5%以上で提議し、審議委員会のチェックののちに、有権者の5%以上の署名」で発議できることになっています。日本でも、署名による知事や地方議会のリコール請求がありますが、似たような署名による直接民主主義的システムを盛り込んでいます。
 当初、与党・行政院(内閣)の案では、行政院が国民投票の発議をできることになっていましたが、これは日本の報道のように退けられました。
 ただし、「外国からの武力の威嚇を受け、国家主権を変えられるおそれがあるときは、総統が行政院の決議を経て、国家の安全に関する事項について国民投票を行うことができる」とあります。
 これは、当初与党案にあったものの否決された「国名、国旗、領土の変更の提議」の「領土」に近いものを残したのではないかと思います。具体的には武力による威嚇を受けて、領土の一部を受け渡しても戦争を回避するか、あくまで拒絶するかといった最終決断を、国民投票に委ねる趣旨だと見られます。
 「予算、税金、投資、給与、人事については国民投票の対象としない」とあらかじめ排除しているのは面白いところですね。「人事」が排除されていますから、リコール制度はこの法律では行わないということです。しかし、(公務員)給与や予算なんて、明記しなくても国民投票にそぐわないのは分かりそうなものですが(笑)。
 立法院(国会)が発議する場合は、内容について立法院で可決してから、中央選挙管理委員会に回して国民投票にかけると定めています。そして、その国民投票の結果、その案が否決された場合は、繰り返しての発議は3年間できなくなると縛りをかけています。
 国民投票や住民投票で法律の改正を可決(=「改正すべきだ」が過半数)した場合は、国会や市議会などの立法機関は、その会期中に審議を済ませなければならないとしています。法律や条例の廃止について、国民投票が可決したときは、その法律や条例は3日後に失効します。「重大な政策」については、具体的にどうしなさいと定められませんから、「その政策に責任がある機関は、国民投票の内容を実現するために必要な処置をとらなければならない」とだけ定めています。
 最大の問題の憲法改正については曖昧で、「憲法改正案についての国民投票については、憲法改正の規定による」とだけ定めています。
 すでに行政院(内閣)が、この案をひっくり返すために新しい案を再提出する構えを見せている上、少数与党の民進党の中から「この案は憲法違反」という指摘も出ているため、この案がこのまま成立するかどうかは分かりません。

2003/11/27 命中精度

 どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か当ててみせよう(さすが「礼賛」するだけあって大きく出たなぁと思う美食家あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 ここで、インスタント食品やコンビニ系食品を持ち出せば、即座に「現代消費文明に浸かりきった」どうのこうの、と言われるんでしょうが……。
 「あれ、何食べたっけ? というか、前回いつ食事したか記憶がない」という不規則な生活をしている場合、サヴァラン先生はどうコメントされるんでしょうか(笑)。
 実際は、目下、口内炎がひどいのでビタミンB群とCを大量に……というのが正直なところですけど、日本語の「栄養補助食品」と違って「サプリメント」では、「食べもの」という感じはしないですね。「カニバリズム」と「食人」の違いにも似てるかも(こらこら)。
 まあ、類型化というか、「インスタント食品ばかり→すさんだ食生活」のようなステロタイプは、まるっきり的外れでない限り、なんとなく「言われてみれば確かにそうだ」と思ってしまうところはありますね。
 これは、「思い当たるフシ」が少しでもあれば、言われてみるとなんとなく当たっているような気がする、という心理的トリックとも共通しています。
 そろそろ年末が近づいてきて、公私ともに「来年を占う」記事をあちこちで見かけます。「公」の大きいほうで「2004年の世界情勢を占う」があるかと思えば、「来年のあなたの恋愛運!」なんて「私」の狭い範囲の話もありますね(笑)。
 こういうとき、具体的に細かく書けば書くほど、「当たり外れ」が明確に出ます。もう忘れかけてる気もしますが、あの「1999年7の月……」も、時期をもう少し曖昧にしておけば「同時多発中枢テロの予言だったんだ!」と言い訳できたかもしれません。
 「来年のあなたの仕事運!」でも、方向性だけ示しておくのと、時期や起こりそうなイベントまではっきり書いちゃうのでは、後者のほうが読み応えはありますけど、その分あとで検証してみたときに「外れたね」というのも残酷なくらいはっきりと出るでしょう。その点、最大公約数的に「基本的に上り調子ですが、それほど深刻ではないトラブルの予感も」なんて書いておけば、あとで「大外れ」とまでは言われずにすむと思います。
 これを押し進めると、「当たり前のことを表現を変えて具体的に見せる」テクニックにもなります。たとえば世界情勢で、「来年も世界的に緊張が高まる局面は多く、不安定な情勢が続くであろう」とか……。確かにそうだと私も思いますが、よくよく考え直してみると、有史このかた「世界が安定」していた時期ってありましたっけ?(苦笑)
 個人向けの恋愛運や仕事運の「占い」と、世界情勢の分析をいっしょにするなと怒られるかもしれませんが、ある程度みんなが持っている「思い当たるフシ」を明示することで、「ありそうだなあ」と思わせるテクニックは共通しています。
 ここから先は、「あってもおかしくない」というメインの素材に、どんな具体的な「味付け」をするかになってきます。恋愛運のほうは専門外なのでよく分かりませんが(笑)、国際情勢のほうでいえば、調味料に「数字」を使ったり、「分析筋」の権威を利用したり、いろいろな料理人がいますね。
 ところが、味付けは良くても、実際には素材が文字通りの予想外でダメ、ということもあります。みんなが「ありそうだ」と思っていたのが外れてしまう。だからこそ、「あとからの検証」が必要になるはずなんですが、激動の時代に流されるかのように、あっさり忘却のかなたに押しやってしまうことのほうが多いのではないでしょうか。
 一昔前、「極東のXデー」として、「中国のトウ小平氏の死去」「北朝鮮の金日成の死去」がずいぶん喧伝されましたけど、「Xデー」と騒ぐほどのことが実際に起きたのかについて、後追いの検証はあまりにも少なすぎたのでは、と思います。
 日々の家庭の食卓なら、「昨日のパスタは今ひとつ……」なんてクドクド言う必要もありません。むしろ家庭の平穏のためには、そんなのは忘れて今日の食事に期待するほうがいいでしょう(笑)。しかし、国際情勢のような話題では、「くどい」「しつこい」と言われても、後追いの姿勢を忘れるわけにはいきません。
 このあたり、日本人は「水に流す」と言うように、さっさと次に行け!という空気が染み付いていますが、目先の感情論だけの「熱しやすく冷めやすい」一本槍には危険を感じます。
 「後追い」がないなら、占いも予言も分析も、どれも「言ったもの勝ち」になってしまいます。「来年必ず運命の出会いがあります!」「年内の転職が人生を変えます」とか、どんな無責任な断言をしても、言われた側が忘れてくれるなら、こんな楽な話はありません。
 個人的には、「占い」は決して嫌いではないんですが(笑)、それは受け手にも「絶対だね?」と問い詰めないゆとりがあっての話だからです。外れたら外れたでまあいいか、と言えるレベルの話だから許せるわけで、「いますぐこの壺を買わないと大変なことになりますよ!」となると問題視せざるをえません。
 「今日のラッキーカラー」でネクタイの色を決めるぐらいはご愛嬌でも、高額の「開運アイテム」には胡散臭さを感じる。これは一種の健全なバランス感覚のなせるわざでしょう。そこから逸脱してくると、「なんちゃら商法」という社会問題になってきます。
 ところが、もっと大きな社会問題や国際情勢については、このバランス感覚がちゃんと動作しているのかどうか、疑問があります。どうも「いまこの壺買わないと大変なことに!」と同レベルの分析や議論が多すぎるように思えてなりません。
 本当に「壺」が必要だと、心から信じて主張するなら、それは一つの信仰・信念ですから、それは自由ですし、無闇に批判するのもおかしな話です。
 ですが、昨日まで「このお札を買わないと」と売っていた人が、今日はそんなこと忘れて壺を売っているような、危機感を煽って売りさばく商法だけが同じで、売っているものは毎日違っていたりする、これはどうでしょうか。  それが「売れるものは需給で決まるんだから、何を売ってもいいじゃないか」式の市場経済ならまだしも(昨日までの萌えは「巫女さん」でしたが今日からは「双子」です、とか)、そうではなくて、「これが唯一の解決手段、これを逃すと不幸になります」と不安を煽って売りつけるやり口は、批判されて当然でしょう。「やたらと煽る」ことも問題ですし、その煽る内容が昨日と違っていることも問題です。
 本心から危機があると信じていて、その危機を知ってもらおうと活動するのなら、それだけで批判しようとは思いません。しかし、本当に「危機がある」と信じているのかどうか、以前その人が言っていた「危機」は現在どうなったのか、そういった点をすっ飛ばしておいて、「危機」をセールストークに使うのは、まさに詐欺師の世界です。
 個人の貯金を狙った詐欺師も許せませんが、もっと大規模な危険な「詐欺」が行われているのではないでしょうか。そのときに、「議論」なのか「詐欺師のトーク」なのかを見極めるためには、前に言っていたことと矛盾がないか、後追いの検証をしてゆく作業や、いま言っている内容の中に矛盾がないかきちんと考えてみる姿勢が必要です。  「いま買わないと不幸になります!」の煽り文句に惑わされずに、その内容をきちんと自分の思考回路で検討してみる。面倒なようですが、「A型の来年の金運占い」のような他愛のない話ではないだけに、自分で考える作業を省いてはなりません。

 ところで、私の「来年の運勢」を見てみると、「2004年は語学の勉強にツキがあります」「海外旅行で行ったことのない場所、観光旅行でないのがお勧め」ですか……。アラビア語やり直して、バグダッドに行けってことですか?(←ここまでの話が台無しです(笑))

>真紀奈さん (11/26)
▽ 米上院、CAN-SPAM法案を可決 (CNET)
> SPAM対策としてはそんなに有効というわけではない法案のようですね。賠償額は高いものの、オプトアウト形式ですし、タイトルにADV:などの表記を強制するわけでもないようです。

 日本語の記事よりも、ロイター通信のほうが辛辣に書いてますね。


Senate OKs Anti-Spam Bill, Sends Back to House 【ロイター】
Tue November 25, 2003 02:39 PM ET
By Andy Sullivan
WASHINGTON (Reuters) - The U.S. Senate signed off Tuesday on a bill that would outlaw the most annoying forms of junk e-mail and create a "do not spam" registry, bringing the first national anti-spam law one step closer to reality.

(中略・2ページ目)

The bill approved by Congress would override 35 state anti-spam laws, some of which prohibit all unsolicited e-mail or allow consumers to sue spammers directly.
The national bill would prohibit consumer lawsuits but allow Internet service providers like EarthLink Inc. to sue for damages.
Many anti-spam activists say the bill is worse than none at all because it would encourage businesses to send more e-mail.
"Congress displayed their contempt for the states and their respect for corporate lobbyists," said Jason Catlett, president of Junkbusters Corp., a consulting firm that seeks to curb direct marketing. "The punishment for this arrogance will fall on everyone in the form of more spam."

 最後の2段落は、ほとんどボロカスですね(笑)。
 "the bill is worse than none at all"「この(反spam)法案は、まったくないよりも悪い」。つまりこの内容なら「ないほうがマシ」だとキッパリ痛烈に言いきってます。
 その理由が、その前の段落で指摘されていて、35の州ですでに制定されている反spam法よりも今回の連邦法のほうが緩く、そのために州法の厳しい規制が無効になる、と言います。州法のなかには、消費者が直接spam業者を訴えることを可能にするなどで厳しく規制しているところもあるのに、今回上院が可決した法案では消費者訴訟を排除しているため、結果的にspam業者を利する結果になると。
 最後の段落が結論のようにコメントを引用しているのが印象的です。「州を軽蔑しロビイストを尊重する」と言い、「より多くのspamという形で降りかかるだろう」と予言までしています。
 この、直接話法で「袋叩き」にするところが、私が(得意でもない)英語を無理してもロイターを読む魅力です(笑)。
 なぜか日本語メディアだと、こういう歯切れのいいところは遠慮されちゃうような傾向がありますから……。

 もう1個、真紀奈さん向け(笑)。

Israeli Record Company Launches Music Download Site 【ロイター】
Wed November 26, 2003 09:33 AM ET
By Gwen Ackerman
JERUSALEM (Reuters) - An Israeli record company, struggling against piracy, said on Wednesday it has launched a pay service for downloading Hebrew music which it hopes will lure local song swappers from free networks like Kazaa.
NMC Music Ltd, which controls some 38 pct of the local record market and commands an annual turnover of $15 million, launched its site, www.songs.co.il, this week, offering Israeli singles for 90 cents and albums for $7.45.
Unlike other international services recently launched, such as Apple Computer Inc.'s (AAPL.O: Quote, Profile, Research) iTunes Music Store and the song-swap pioneer Napster reborn as a pay site, NMC will offer MP3 music files without restrictions on file swapping.
"The main thing is for the customer to get it legally," said NMC managing director Zeev Schlick.
The going won't be easy, however, given rampant copyright infringement in Israel. Free file-trading networks such as Kazaa have become so popular that they have contributed to a slump in the global record industry.
The International Federation of the Phonographic Industry (IFPI), the global music industry's trade body, ranks Israel in the second top category for offline music piracy, costing the local industry 25-50 percent of its revenues.
Ronnie Braun, head of IFPI's local branch, said in September the local industry planned to crack down on online song swapping with zero tolerance.
But Schlick said a softer touch was necessary.
"We shouldn't be telling this community that they are thieves, we should understand that they are music lovers born into the computer world who see Kazaa the same as the messaging service ICQ."

 これも引用箇所の最後の段落、煎じて飲ませてやりたい人がたくさんいますね(苦笑)。

2003/11/24 時代は語る

 クウェートからの撤退の条件として、イスラエルのパレスチナからの撤退を要求する(完璧に黙殺された「リンケージ」あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 ダーツが極圏に当たっちゃった場合は、「日沈みっぱなし」ということで一日お休みでいいでしょうか?(笑)
 そういえば、バブル時代でしたか、「沈まない太陽・白夜を見に行く極圏ツアー」について、公取委が「その日付だと日没があるから不当表示にあたる」と注意したことがありました。
 同じ極圏でも、南北でとんでもなく状況が違っていた時代の話です(笑)。かたや国際条約で平和利用に限定されているかと思えば、もう片方は条約は条約でも東西の防空識別圏がきっちり引かれていて、にらみ合っていたんですから……。

 さてさて、ウチはそういうサイトではないんですけど(笑)、どうも露骨な表現を目にすると紹介してしまうトピックス屋の悪いクセが……。余所様が扱っているネタには食指が動かないともいいますが(笑)。

German 'cannibal' tells of regret【BBC】
Last Updated: Sunday, 23 November, 2003, 11:59 GMT
A German accused of killing and eating a man he met on a website for cannibals has expressed regret for his actions.
Armin Meiwes, who is awaiting trial, told a German newspaper he wants to deter other people from copying him.
Mr Meiwes, from Rotenburg, says his victim was a willing participant who ate part of his own body before Mr Meiwes stabbed him to death and stored his remains in a freezer.

(中略)
Mr Meiwes said he wants to write his life story with the aim of deterring anyone who wanted to copy him.
Disturbingly, a number of websites dedicated to Mr Meiwes have appeared, with people advertising for willing victims.
"They should go for treatment, so it doesn't escalate like it did with me," said Mr Meiwes.
He said he believed there were about 800 "cannibals" in Germany.
Prosecutors are seeking a conviction of murder for "sexual satisfaction", as cannibalism is not technically illegal under German law.
 「食指」って慣用句、使わなきゃ良かったです(笑)。文法でいう「V O」になっちゃったような(苦笑)。
 事件そのものはさておき、最後の段落はちょっと……。
 まあ、日本でも直接「食べてはいけない」という刑事罰はありませんから、類推適用を嫌うドイツの刑法ではなおさら、なんだと思います。日本では「死体損壊」ということになるでしょう。
 それにしても、潜在的だとしても「800」という数は小さくはないですよね。

……世間的には振替休日だというのに、朝っぱらから何読んでるんでしょうか、私(苦笑)。

 現在(日本時間08:16過ぎ)、NHKが「南極から皆既日食」の中継を行っていますが……。
 「ノボラザレフスカヤ基地」って、訓練受けてても噛みますよね(笑)。
 BBCは「White Continent to go black」というタイトルをつけています。
 ……OPが「皆既日食」の映像から始まる大河ドラマが昔あったような気がしますが、あれ何でしたっけ?


歌手加護亞依首度出個人寫真集【2003/11/24 中央社(台湾)・繁体字中国語
(中央社記者黄菁菁東京二十四日專電)日本中小學生
的夢中情人,「早安少女組」的加護亞依首度推出個人
寫真集「KAGO ai」,將於二十五日在日本發行。加護
亞依在寫真集中打扮成都市和郷村兩種造型,希望讓歌
迷們看到不同於平常的自己。
(一部日本語コードにない旧漢字を改めました)
 中台情勢何かあるかしらと思って見に行ってコレはちょっと……。
 もっとも、私はこの人顔も分かりませんけど(笑)。


>はるかさん (11/21)
> お勉強の出来ない人は、例えば自分がテストを受け終わったあとに自分がどれくらいの点数を取れたのかの予想能力が低いのだそうです。つまり、「自分がどれだけの知識を持っているかの知識」が足りないんだって。
 そういえば、センター試験のようなマークシートの選択式試験だと、終了間際に空いてる所全部に「1」塗っておけば、確率論で正解を取れちゃうんですよね。
 その光景を試験監督してて見た伊藤健一先生、自分の講座の定期試験で「正解は10点、空欄は5点、間違いは0点」という方式を採用したそうです。自信を持って派手に間違うよりも、正直に「知りません」と認めたほうが得策、と。
 もちろん、10問で100点満点で、全部白紙では50点にしかならないので不合格になるのがポイントだそうですが(笑)、それでも優秀な学生は「自信のないところは空欄にして5点稼ぐ」んだそうです。
 試験対策は別として、実際に知識を使うときは、覚えているのがベストでも、確信を持って大間違いするよりは素直に調べたり人に聞いたりするほうがベターですから、実務の立場から出た知恵でしょうね。
 現実問題に立ち向かうときに、「♪思い込んだら命がけ♯」では、いくつあっても足りませんから……。即座に「これが若さというものさ♪」って反論されそうですけど(笑)。
 ところで、「ホントにホント?」(って、そういうクイズ番組がありましたね(笑))と突き詰めてみると、意外に土台がぐらぐらだったりします。なんでもかんでも片っ端から掘り返してると先に進めないので、ある程度は「お約束」「暗黙の了解」で行くしかないんですが、同時に「それホント?」と確認してみる姿勢を忘れないようにしておく必要があります。
 というような話をすると、修正主義だとか相対主義とカンチガイされやすいんですが……。「盗人にも五分の理」や「両成敗」みたいな、「まあまあ」で済ませようというのとは違うんです。断言するなということではなくて、断言する結論に到達するまでの「過程」をちゃんとしましょうよ、という話ですから、ここの違いは大きいんです。

> 最初は(世界の真理を知るために)世の中は何で出来てるの?って所から、話がどんどんメタメタ?になっていって真理をどんどんカッコ「」で括って「その上の性質」を探っていく…そのせいで話がややこしくなったり、そのためにどんどんはるかたち素人には良くわからない専門用語が必要になったり…そーゆーのを取っ払って目の前の本質を直感で…なんて言われてもややこしくってもうついていけません。

 メタフィジックス(metaphysics)といえば「形而上学」で、もうここで「哲学きらーい」と言いたくなりますけど(笑)、文字通りに解釈すれば「フィジック」の「上」なんですよね。フィジック(physic)は「モノ」とか「物質」、転じて「物理学」ですから、難しいイメージを取っ払って言ってしまえば、(いまそこらにある)物質のひとつ上の世界のお話」です。
 「上」というのがすでに分かりにくいところですが、「それホント?」と疑うときに必ず出てくる(はずの)「前提は大丈夫?」も、「上」の一例です。
 たとえば「駅から徒歩5分」という不動産屋さんの「徒歩」は当てにならんとよく言いますが、それは前提の「徒歩1分は80メートル」がおかしいからです。前提や基準といったものが「お約束」で決まっているから会話が成り立つわけですけれど、その「お約束」そのものは大丈夫?と問い直すのが「メタ」ですね。
 不動産屋さんに恨みがあるわけではないですけど(笑)、もう一つ例を挙げると「この部屋は8畳です」と言われても、実際はあれれ?ということがありますよね。そこで「面積とは……」という前提の部分を聞きなおしてみると、柱の部分や出窓も計算に入れちゃっていた、などが出てくるでしょう。
 それで、あらためて「出っ張ってる柱の部分は計算に入れるな」「出窓は棚に使えるから計算に入れてもいいかな」というように議論をしてゆくと、正確に近づくかわりに「話がややこしく」なります。
 逆に、「えーい面倒だ、図面じゃ分からないから、実物見てそのときの印象で決めちゃえ」というと、まさに「直感」による理解になります。
 そうそう、「カメラ」の話題に便乗して言ってしまうと、「日本独自の偵察衛星」。ノリだけで作っちゃいましたが、イラク戦争中にスタジオにバグダッドの衛星写真を持ってきて解説できたぐらいですから、相当精度の高いものが普通に報道機関でも入手できるわけです。それをあえて国産のものを持つ必要があるのか、「ホント?」と問い直す前に作っちゃいましたね。
 「有事の際には他国から買えないかもしれないから」という理由もあるでしょうけど、それを言ったら気象衛星のほうがおおごとです。やはりイラク戦争で分かったように、戦争のときこそ気象情報が生死を分ける。アメリカの偵察衛星の実力ばかり誇示されますが、アメリカは「夜間撮影可能な軍事用気象衛星」もたくさん上げている話は出てきません。
 それは、「三軍の最高司令官」気取ってみたいだけの人たちには、偵察衛星のほうが「カッコイイ」とあこがれるんでしょうが、気象条件が分からないと軍事作戦なんか無理、という当たり前の話は無視されてしまいます。見かけだけで、「前提は大丈夫?」という疑問を無視すると、こんなピント外れな国になるんでしょう。
 まあ、独自で打ち上げた偵察衛星くんが、記念写真だけで終わるならマシなほうで、日本の“メモリアル・ピクチャー”を撮る羽目にならなければいいんですけど(おいおい)。

2003/11/22 これは演習にあらず

 「感情的な世論に押し流されていけば、また外交は成立しないということも真実で……一番典型的な例は、日露戦争後のポーツマス条約成立のときの日比谷焼き打ち事件です」(民間機撃墜のときの外務省あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。

 今日は(も?)、日本時間未明からひっきりなしに世界が動いています。

【ロイター=エルサレム発・米国東部時間15:31(日本時間05:31)
Israel's Sharon Plans Settlement Removal -Report
Fri November 21, 2003 03:31 PM ET
By Dan Williams
JERUSALEM (Reuters) - Israeli Prime Minister Ariel Sharon plans to remove some Jewish settlements in the West Bank and Gaza Strip by the summer of 2004 to make way for a Palestinian state, Israel's Channel 2 television said on Friday.
Israeli and Palestinian officials were not immediately available for comment, but a source in Sharon's office said: "There is such talk, but for now it only concerns settlements in Gaza. A lot could happen by next summer."
The decision would mark Sharon's most significant move toward implementing a U.S.-backed "road map" to peace and Palestinian statehood -- and away from his traditionally unswerving support for settlements in the occupied territories.
"Sharon is once again poring over maps and planning. Where will the settlers go? To the Negev," Channel 2 political correspondent Amnon Avrahamovitch said, referring to Israel's largely unpopulated southern desert.
Avrahamovitch, a respected correspondent on Israel's leading weekly news program, did not specify how many settlements were slated for removal.
The report came shortly after Israeli political sources said Sharon was planning a package of conciliatory moves toward Palestinians to quell domestic dissent over his hardline policies and bolster new Palestinian Prime Minister Ahmed Qurie.
Sharon -- who has insisted tough measures are needed in Palestinian areas to stop suicide bombers -- hinted at his new plan on Thursday when he told a business conference in Tel Aviv: "We do not rule out unilateral steps (toward the Palestinians)."

 「イスラエル」は、無理に割り込む形で成立した国だけに、国境もハッキリしていません。「存在自体を認めない」のもあるくらいですから、国境線の引き方もそれぞれです。
 国際社会としては、1948年にイスラエルが成立したときのラインを「本来領土」として認めていますが、その後第3次中東戦争(1967年)で「永久の首都として併合」した東エルサレムは承認していません。イスラエルに最も近いアメリカでさえ、エルサレムではなくテルアビブに大使館を置いています。
 イスラエル建国当初の領土と区別するために、1948年の成立当時の領土を「本来領土」、東エルサレムを「併合地域」と呼んだりします。
 さらに、この第3次中東戦争で、イスラエルはシナイ半島の大部分を占領、ヨルダン川西岸地区やガザ地区、ゴラン高原をイスラエル領に含めました。その戦後処理で「1967年の新占領地域をイスラエルは返還して和解する」という国連安保理決議(242号)に両者が合意してシナイ半島の大半は元に戻りましたが、「ヨルダン川西岸」「ガザ」「ゴラン高原」からイスラエルは撤退していません。
 そのため、これも「本来領土」と区別するために、「ヨルダン川西岸」「ガザ」は「占領地」と呼ばれています。「ゴラン高原」(シリア領)は東エルサレム同様「併合」してしまっていて、またレバノン南部の国境付近はイスラエル軍が「支配」しています。
 つまり、「イスラエル」と一口でいっても、「本来領土」「占領地」「併合地域」「支配地域」があるというややこしい話ですが、最大の問題「一神教共通の聖地エルサレム」は別として、パレスチナ人が多く住む「占領地」が常にトラブルの種になっています。
 さて、ここまでがこのニュースを読むための前提で……ブラウザ閉じないでください(苦笑)……、「ユダヤ人入植地」というのは、国際社会が認めている「本来領土」以外の場所(「占領地」「併合地域」)を占拠してしまおうと、タカ派のイスラエル人が勝手に割り込んで住みついてしまうことを言います。
 国際社会が認めなくても、勝手に住んで既成事実にしてしまおう、という大変乱暴な話です。この地域の治安はイスラエルの軍・警察が押さえていますから、もともと住んでいたアラブ系住民と、新しく割り込んできたイスラエル人タカ派が衝突すれば、警察はイスラエル人に味方する。その結果、怖がってアラブ系住民が他のところへ逃げて空家ができれば、そこにまたイスラエル人が入ってくる、という方法で、タカ派は国際社会など無視して領土を広げようとしています。
 イスラエルを支援するアメリカも、これには賛成できず、イスラエル政府にたびたびどうにかしろと要求していますが、イスラエル政府は「国民がどこに住もうと自由」という言い訳でかわしています。それでも目に余る場合、アメリカはイスラエルへの援助凍結をちらつかせて牽制はしていますが……。
 この占領地で、つまりイスラエルの占領下で、占領地の行く末をどうにかしようとしているのが「パレスチナ自治政府」です。「暫定自治」と言われるのはこのためですが、その目と鼻の先でユダヤ人が割り込むように住みつくのが、好ましいはずがありません。「和平への障害だから、せめて入植は凍結せよ」というのがアメリカのレーガン政権からの姿勢ですが、イスラエルはかわしつづけてきました。
 前回の和平合意(今年6月アカバでのアッバス前首相との会談)の後、イスラエル軍を動員しての「入植地排除」が行われましたが、「ハマス」幹部の暗殺計画とそれに対する「ハマス」の報復テロで、そのまま立ち消えになっていました。
 それだけに、今回、「来年夏までに」という具体的な計画案が出てきたことは、重要な意味を持ちます。もちろん、「ハマス」や「イスラム聖戦」などのパレスチナ過激派の今後の出方にも左右されますし、イスラエルの政権内や国内のタカ派の反発を招くことも考えられますから、楽観はできませんが、まさに「アメとムチ」で、パレスチナ過激派の暗殺掃討作戦と組み合わせる戦略とも受け取れます。
 パレスチナ側がこの「アメ」をどう受け取るか、またアメリカを含む国際社会から非難を浴びている「ムチ」をイスラエルが続けるのかどうかも問題ですが、完全に消えたと思われた「和平合意」を蘇らせることにつながる動きとして重大な転換点になる可能性はあります。
……ここまで書かせておいて、ロイターや、ロイターが引用したイスラエルのTV報道が誤報(飛ばし)だったら怒りますよ(苦笑)。


【ロイター=ワシントン発・米国東部時間19:21(日本時間09:21)
Energy Bill Blocked in Senate, But Not Dead
Fri November 21, 2003 07:21 PM ET
By Charles Abbott and Tom Doggett
WASHINGTON (Reuters) - In a setback for the Bush administration, the U.S. Senate on Friday refused to end debate on a broad energy bill offering nearly $24 billion in tax breaks, but the legislation may get a second chance.
The bill faced stiff opposition in the Senate from Democrats and moderate Republicans, who complained it would protect petrochemical companies from lawsuits for contaminating water with MTBE, a gasoline fuel additive.
The energy bill was overwhelmingly passed earlier this week by the Republican-led House.
In a procedural vote of 57-40, Senate Republicans failed by three votes to end a filibuster and proceed to a final vote.
Republicans control the 100-member Senate with 51 seats.
 共和党ブッシュ政権が提出した「包括エネルギー法案」の審議です。原発推進や天然ガス開発の拡大、エネルギー業界への税制優遇などが盛り込まれたもので、すでに下院では圧倒的多数で可決されています。
 さて、法案の中身はともかくとして……。「エネルギー法案は上院で阻まれたが、死んではいない」というこの記事。
 少数派が反対する場合、日本には昔なつかしの「牛歩戦術」という引き延ばしがありましたが、これはアメリカの場合も事情は同じです。圧倒的多数が一気に採決に持ち込んで可決させるのを妨害するのに、審議を引き延ばします。
 日本の「牛歩戦術」は、とかく知識人気取りの評論家もどきからは、「単なるパフォーマンス」「意味のない時間の無駄」と失笑まじりの批判を受けましたが……。反対の手段としてアメリカでも「引き延ばし」はアリなんです。
 ただし、目的は同じでも、アメリカのほうがやり方はスマートです(笑)。演説は上院議員の権利だということで、えんえん演説を続ける「議事妨害」(filibuster)で時間稼ぎをします。「議事妨害」というとネガティブに聞こえますが、当たり前の反対方法として(日本の「牛歩戦術」よりもよっぽど)きちんと評価を受けています。なんと、徹底抗戦とばかりに1人で24時間の演説を行った記録があるぐらいです(笑)。
 このfilibusterに対しては、6割の賛成で演説を打ち切って強行採決に持ち込めることになっています。逆にいえば6割の賛成があれば問答無用で強行採決ができるわけですが、2大政党制に加えて個々の議員の「信念」があるため、安直に「政治は数だ」と押し切るのは困難です。
 このニュースでは、「エネルギー法案」について、上院の反対派の「引き延ばし演説」を打ち切ってしまえ、強行採決に持ち込もうという動議を賛成派・共和党が出したものの、必要な60票を得られずに失敗した(演説が続くことになった)ということです。
 引用では略しましたが、元記事にはすさまじいロビー活動が行われ、反対派を懐柔しようとされたことが書かれています。ただ、今回「とっとと可決しようよ」が否決されて審議が続くことになったため、かえって反発を招いて上院でのエネルギー法案の可決そのものが怪しくなったとも書いています。本来「賛成派」だった議員にも「強行採決は疑問」という声が出ていると報じています。
 なお、アメリカの上院は日本の参議院に似ていますが、人口による議席配分では人口の多い州ばかり有利になるという考えから、下院と違い人口に関係なく各州から2名の議員を代表として選出しています。任期は6年で2年ごとに1/3を改選します(合衆国憲法第1条第3節、憲法修正第14条第2節)
 下院は各州の人口によって州ごとに議席(=選挙区。小選挙区ですから)が配分され、任期は2年で全員が改選されます(憲法第1条第2節、憲法修正第17条)。どちらも日本と違って「解散」はありません(議院内閣制ではないので)


Vietnamese boy 'sold as dog meat'【BBC】
Last Updated: Saturday, 22 November, 2003, 12:34 GMT
Vietnamese drug addicts kidnapped a mute teenager and sold him as dog meat, state media reports.
The Gia Dinh Xa Hoi (Family and Society) newspaper said two addicts took the homeless 13-year-old from a market in Halong city.
They tied up the boy, put him in a sack and sold him to a restaurant for 300,000 dong ($19), the report said.
The restaurateur released the boy, fed him and told the police. No arrests have been made yet, the newspaper said.
 今日最後のネタ(日本時間では日付変わっちゃってますが)は、詩子さん向け私信返しも兼ねます(笑)。
 というか、BBCさん、見出しがそのものズバリな表現なんですけれど……(苦笑)。「お食事中の方ごめんなさい」という話は、イギリスでは大丈夫なんでしょうか?
 ……食べられずにすんでホントに良かったです。これ成功していたら、ドイツの殺人鬼の再来になっちゃうじゃありませんか……。
 これは純然たる犯罪であって、イヌを食べるのが残酷かどうかだとか、そういう話ではありません。
 正直、前の話題との関連で、「動物愛護の前にまず人間を!」と言いたい部分はありますけどね(苦笑)。

2003/11/21 カイロ・ロンドン・イスタンブール

 「ザ・ボディーガード」「“ザ”をつけるな!」(さすが作家さんだなーと思ったアニメのセリフあたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 和製英語というか、英語っぽい表現にしようと「ザ・なんとかかんとか」と書いてしまって自滅、というケースはたくさんありますね。

 相変わらず「世界一周ダーツで決める時差ぼけ生活」の日々で、一昨日はバグダッド時間の朝に目が覚めたり、昨日はそもそも時間がとれなくて分割睡眠になっちゃったり、散々な状態です。
 で、どうやらイスタンブールとは合わないらしく、起きたらまたやられちゃっていました……。

【ロイター=イスタンブール発・米国東部時間14:56(日本時間04:56)
Turks Mourn Again on Streets Strewn with Bodies
Thu November 20, 2003 02:56 PM ET
By Ayla Jean Yackley ISTANBUL (Reuters) - Shattered bodies and masonry were strewn across the streets of Turkey's commercial capital Istanbul once more on Thursday after the second pair of bombs in less than a week plunged the city into fresh grief and shock.
The remains of a human torso lay in the road some 275 yards away from HSBC Bank headquarters, which bore the brunt of one blast in the financial hub. Mangled cars lay charred in front of the once gleaming white highrise.
"We knew it was a bomb when an arm came flying through the window," said a doctor at a nearby clinic who then rushed to the scene. "I saw bits of bones and brain littering the street."
Stunned bankers in white shirts and blood-soaked silk ties gathered at a park behind HSBC. Family members wandered through the crowd calling out the names of the missing.
 すでに日本のメディアでも報じられている、イスタンブールでの爆弾テロ事件ですが、ロイターさんはさすがに遠慮なく生々しい表現を使いますね。
 見出しもいきなりですが、冒頭から「Shattered bodies」とは……。
 単数形のbodyだけなら広い意味の、カタカナの「ボディ」の意味にとれますが、複数形やthe bodyと決め打ちしてしまうと、狭義の「頭や手足を除いた胴体部分」だとか「死体」の遠まわし表現になってしまいます。

 ところで、昨日から今日にかけては深夜のラジオもあって断続的に睡眠をとったので、これから(現在日本時間21日9時)一休みしようと思っているんですが、「Nスペ」などで見忘れたのを再放送してないかチェックしてみたら……。
 09:55 BS2「東西文明の接点 トルコの魅力」
 11:00 BS1「世界デザイン紀行 イスタンブール」
……両方とも時間調整のための短い番組ですが、差し替えなくていいんでしょうか、と余計な心配してみます(笑)。
 先日ここにメモって正解で再放送で見た「崩れたイラク復興計画」では、「この番組は11月15日に放映されたものです」とテロップが出ていました。
 番組では「暫定政権の基盤もできず……」と言っていたのが、前日にブッシュ大統領演説で権限委譲のスケジュールが発表されたから急いで入れたんだと思いますが……。
 本放送の2日後の再放送なのに、それでも状況変わって注記入れる必要があるほど、激動の世界だと改めて実感。
 というわけで、なんかきちんとまとまってませんが、後刻更新の予定です(苦笑)。
→お昼過ぎ(日本時間)に起きたら、今度はバグダッド……。

【ロイター=バグダッド発・米国東部時間02:18(日本時間16:18)
Two Baghdad Hotels, Oil Ministry Hit by Rockets
Fri November 21, 2003 02:18 AM ET
By Luke Baker and Andrew Hammond
BAGHDAD (Reuters) - Rockets blasted the Iraqi oil ministry and two central Baghdad hotels used by businessmen and journalists on Friday, wounding several people, military officials and witnesses said.
The attackers concealed their rocket launchers on donkey carts.
Flames and smoke poured from the fourth floor of the oil ministry building which was hit by at least two rockets, the U.S. military said.
Guests evacuated the Sheraton and Palestine hotels, located in a fortified compound near the Tigris river, after they were hit.
A hotel manager said at least one person had been seriously wounded and witnesses at the hotels said they had seen several people with at least light wounds.
"There was one person badly injured. I saw him taken away," said Loay Yunnis, general manager of the Palestine Hotel. "There was blood all over. He was badly injured."
A senior U.S. army officer said attackers had used rocket launchers hidden under agricultural goods in both assaults.
"We do have leads and are pursuing them," Colonel Peter Mansoor of the U.S. Army's 1st Armored Division said at the scene of the oil ministry attack.
He said the fire at the ministry was under control. A U.S. military spokesman said there were no reports of casualties from that attack.
A Reuters reporter close to the hotels about an hour after the blasts said a cart was lying on its side and he could still see several rockets lying on the ground.
The Palestine Hotel appeared to have been hit around the 16th or 17th floor, a Reuters witness surveyeing the damage said. At least two holes were punched in the Sheraton -- one in a glass lift shaft, the other in a window, witnesses said.
"We saw a big flash, there was just one big bang and then lots of crashing glass," said Dihya'a Salem, a manager at the Sheraton. "There was screaming as everyone left their rooms."
The Sheraton still uses the name of the luxury hotel chain although it is no longer part of it. The two hotels are guarded round the clock and surrounded by concrete walls.
Few people were in the ministry building, as it was attacked early in the morning and on a Friday, the Muslim day of rest.

 バグダッド、というかイラクでの「爆弾テロ」は、本音を言えば「またか」と言いたくなるほどですが……。
 今回は記者が宿泊しているパレスチナホテルとシェラトンホテルが標的にされました。
 パレスチナホテルは、イラク戦争当時もメディア各社がベースキャンプに使っていたところで、イラク戦争中に、米軍がこのホテルに砲撃し、ロイターの記者が殺害されたのも記憶に新しいところです。


>詩子さん(11/21)
>><豪愛護団体>中東への輸出前に 羊に豚ハム食べさせ妨害[毎日新聞/yahoo]
>>生きた羊の輸出に反対するオーストラリアの動物愛護団体
>あ、そう言えばオーストラリアって、動物を殺す際に残酷な苦痛を与える手段で行うのはダメダメ風味ですよって法律があった風味ですネ。(ロブスターの活け作りトカ、ダメダメ風味だったはず)
>……にしても理解は難しい風味ですけど。

 これ、「生きたままの輸出を食い止める」目的のために、手段として「豚ハム食べさせた」というつながりがよく分からないですね。
 オーストラリアの「肉を与えた家畜は輸出不可」という法律を逆用して、ということだったら、豚である必要はなかったのかもしれません。もし「アルコールを飲ませた家畜は輸出不可」という法律があったら、連中は松坂牛みたいにビール飲ませたかも(笑)。
 ブタということで対イスラムという印象が強まりますけど、イスラムでは本来「動物が生前(?)何食ってたかまでは知ったこっちゃない」はずです。
 問題は人間が食べるための手続きで、さばくときに「神の名のもとに!」と言うなど手順を踏む必要があります。だから生きたままでないと輸入できないんですね。
 それで連想したのが……。キリスト教至上主義の主張で目立つのが「同性愛」「人工中絶」ですが、先日のドラマ「ザ・ホワイトハウス2」で、「ホモ・セクシャルは忌むべき行為」と言ったラジオ司会者に大統領がケンカを売るシーンがありました。「聖書に書いてあります」と言い放つ司会者へ、大統領が大反論……。
 「死んだブタの皮に触れてはならないと『レビ記』の11章7節にあるが、手袋をすればワシントン・レッドスキンズはフットボールをできるのか?」
 というわけで、くだんの「動物愛護団体」は、「狂信者」よりも「原理主義者」のほうが合ってるかもしれません。名付けて「動物愛護原理主義者」(笑)。
→補足:調味料の加工原料にブタが含まれていたことが問題になった「インドネシア・味の素」事件を見ると、上記のように単純に「死ぬ前に何食っててもいいじゃん」とは言えないようです。
 このあたり、『コーラン』が禁じている「ブタそのもの」だけではなく、伝承の「ハディース」のほうで出てくる「利用不可」が絡んできますが……。
 ただ、『コーラン』には「知らなかったり、他に食べるものがないときは、わざとじゃなければ仕方ない」と明記されているので、知らずに食べちゃった場合はOKです。
 今回、オーストラリア政府が輸出を止めたのは、まさかイスラム法にしたがってではなく、動物検疫(防疫)の問題でしょうから、鶏肉なら「妨害工作」が成り立たなかったかというと、きっと同じように「輸出ストップ」になっていたと思います。

2003/11/20 年年歳歳人不同

 ♪雪解け間近の〜北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を〜叫ぶとき 帰らぬ人達〜熱い胸をよぎる♯(旧国鉄のキャンペーンにも使われたヒットソングあたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 みるひーゆさんの更新終了は正直ショックでした。
 この界隈もまた寂しくなりますね……。

……という想いから口をついて出てくるメロディでも、と思ったんですが、あまりにネガティブなのが多すぎて次々却下になったりしました(苦笑)。
 ウェットな色恋沙汰の「お別れ」は違いますし……。
 「北帰行」はあっさりしてたかなあと思いましたが、よくよく思い出してみると3番の歌詞が……これはウチが「お別れ」するときに使うものです!(笑)

♪幾山河 越えさり行かば
 寂しさの はてなむ国ぞ
 今日も旅ゆく
(「白鳥の歌」若山牧水作詩/古関裕而作曲)

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2003/11/19 非武装中立

 「外國の盜を去るは易く、中國の盜を去るは難し。中國瀕海の盜を去るはなお易く、中國衣冠の盜を去るは尤も難し。」(『明史』「列伝第九十三」あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 先日、
「悪質な生物兵器生まれる危険性」 米の専門家らが警告 【朝日 11/15】
 という記事を読んで、それはそうだとしても、でも……と引っかかるものを感じながら思い出したのがこれでした。出典を思い出して探し出すのにえらく時間がかかりました(苦笑)。
 確かにバイオテクノロジー、とくに遺伝子工学でウイルスなどをいじりまわせば、とんでもなく恐ろしい生物兵器が生まれる危険性はあります。細菌も怖いですが、そうでなくても治療法が少ないウイルスを使われるとこれは怖い。「スペイン風邪」のように、世界大戦よりも効率的に殺戮されてしまう怖さはあります。
 記事では、発症まで時間がかかる時限式「見えないウイルス兵器」というのも取り上げられていました。
 しかし、そんなことしなくても……と思ってしまうのは、どうも人間が悪くできているせいでしょうね(苦笑)。
 日本で「血液製剤によるHIV感染」という例がありましたが、あれを意図的にやれば「時限式の殺戮」ができてしまいます。相手国のボスを買収して、対策をとらせないようにするだけですから、新規に開発する必要さえありません。
 HIVに限らず、狂牛病で問題になったBSEだとか、病原性大腸菌O-157だとか、「後手に回ってパニック」「どんなに叩かれても平然と責任逃れで対策後回し」という傾向を見ていると、細菌兵器やそれによるテロよりも、「衣冠」をつけている役所や政治屋さん、それにおもねる御用学者のほうが、「時限式爆弾」としては危険ではないかとさえ思います。
 大量殺人犯はどう頑張っても数十人でしょうが、無策は一発勝負ではなく長期間にわたり目に見えない大量殺人をやってのけます。また、かの国での「国家方針のハイジャック」の結果は、現在進行中でご覧のとおりです。
 目に見える外敵はどうにでもなるが、中枢に巣食うガンはどうにもならん、というのは、倭寇の昔話に限ったことではない、本当の意味での「歴史の真実」と言えるでしょう。
 ところで、同時多発中枢テロの衝撃は、異論を封じ込めてイラク戦争まで突っ切るお膳立てになりました。まして普段から「異論」を嫌う日本の場合、危機感を煽るのに効果的な事件が起きれば、一億火の玉とばかりに突っ走ってしまう危険性があります。
 「アルカイダが日本へのテロを警告」というニュースがありましたが、もし実際にそういうことになると、テロの被害そのものよりも、冷静さを失って暴徒と化した日本人の行動のほうが恐ろしいことになるでしょう。関東大震災の直後のデマによる虐殺のような事件も起きるでしょうし、それによって自国民を殺害された外国からの抗議を口実に戦争まで暴走しないとも限りません。
 結果として、感情のおもむくままに、アルカイダやイスラムとは全然関係ないところでの世界大戦に行ってしまうのでは、という危惧を覚えます。
 キリスト教国家対イスラム国家の構図に、どちらにも属さずに超大国となる中国が入ってくる激動の世紀という分析がありますが、ひとたび激怒すると分別を失う日本が引っかきまわす危険も加えておく必要があると思います。
 いま、北朝鮮が六カ国協議について、アメリカから不可侵の文言を取り付けたいとほとんど懇願しています。冷静に分析すれば、北朝鮮はアメリカに対して「敵意」よりも「恐怖」を感じていると分かりそうなものですが、なぜか日本では「ヤケになれば何するか分からん」という北朝鮮への恐怖にばかり目が行きがちです。
 「アメとムチ」と言うと語弊がありますが、外交においては脅しつけるのも一策なら、他方で相手にメリットをちらつかせるのも重要な策略です。北朝鮮がアメリカに求めている「アメ」は、「頼むからそっちから攻撃しないと約束してくれ」ということで、アメリカものらりくらりと交渉材料に使っていますが、さて日本の外交は、と考えると「拉致問題」一本槍。
 もちろん、何の罪もないのにいきなり拉致された被害者やその家族の心情を批判する権利はありませんし、被害の当事者として「許すまじ」と思われるのも当然でしょう。しかし、そういった感情論に迎合しておけばいいや式の「外交」「政治」の拙劣さは別問題です。
 「アメとムチ」の、どちらかでも日本は持っているのか、そこの検討はなされているのでしょうか。外交で「抗議」を示すときに、「大使館閉鎖」「国交断絶」などの手段がありますが、そもそも国交がない現状で、取れる「ムチ」があるのか、冷酷といわれても考える必要があります。
 とにかく最初に国交のチャネルを開いておけば、出方によっては「許せない!閉じる!」という「ムチ」が使えますが、いまは閉じたくても閉じるものがありません。子どもが駄々をこねているように、「言うこと聞いてくれないなら、こっちも何もしない」と言ってみたところで、現実には相手が自滅するのを待っているだけではないですか。
 今後、自暴自棄になって核開発のような敵対行動を取ったときに、日本として打てる策があっての「強硬論」ならまだしも、制裁措置をとろうにも最初からチャネルがなければ取りようがない、ということを、感情に押し流された人たちは理解しているのか疑問です。
 「非武装中立」というとかなり懐かしい言葉ですが(笑)、憲法の平和原則を「平和ボケ」と罵る人こそ、冷酷な国際政治に背を向けて勢いだけでどうにかなると勘違いしている「平和ボケ」と呼ぶべきだと思います。
 飢餓や貧困は、「もうどうにもならないから、ヤケッパチだ」というムードを生み出す潜在的な危険です。むしろ本気で倒したいなら、相手の心理プロファイルを行った上で、援助の名目で湯水のように物資を注ぎ込む、いわば骨抜きにする戦略のほうが有効かもしれません。
 「衣冠」の人をこちらのペースに抱き込むほうが、強硬一点張りで鎖国に追い込むよりも得策だと思いますが、現在の日本は、そういった策略も考えず、「敵国」の情勢や心理分析もまったくしないままで、やたらと敵愾心だけを煽っているようにしか思えません。

2003/11/16 歴史

 ♪幾日幾夜の突撃に うらみ重なる星条旗♭(マイナーな戦時歌謡あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 昨日深夜、チャンネルを変えていて、たまたまBS11を見たら、映画「ヘンリー五世」(1989年イギリス)を放映していました。
 戦勢我に利あらず、じゃありませんが、しかし「1万の大軍」と言われて「え?それっぽっち?」と思っちゃうのは……中国史で感覚がマヒしてるのかしら(笑)。
 前にはるかさんのところの対談企画でも話しましたが、中世までのヨーロッパでは驚くほど少ない数で「大戦」をしています。
 先週の「その時歴史が動いた」で取り上げていた「項羽と劉邦の大戦」でもそうですが、中国古代史では、たやすく数十万の兵力を失っちゃいます。まあ、中国の場合は基本的に「内戦」ですから、失ったといっても全滅とは限らず、敵への投降や逃亡も含まれてはいますが……。
 『史記』で残酷な司法官が、あたかも日本の戦前の特高警察や、中世ヨーロッパの魔女狩りのように、クロと決めたら何としてでも自白に追い込んで有罪・処刑に持っていくのは目を覆いたくなるところですが(しかも『史記』以後に飛躍的な「技術進化」をしてしまいます)、そこで通貨偽造だけで「処刑数十万」と言われると、途方もない人命の浪費とともに、人口(=生産力)の格差の歴然たることに驚かされます。
 中国の戦術を取り入れたモンゴル軍の大遠征以外、基本的に「内戦で終わってしまった2000年」だったのは、人命の損失から見ると幸いだったのかもしれません(笑)。

 別にここのところ外国語の話題取り上げているからではないとは思いますが……。
 映画ラストのほうで、戦利品?の王女を口説くのにフランス語で苦戦するヘンリー5世って笑いのツボに入ってしまいましたけど、通訳を通さないのも大変ですね(笑)。
 「ザ・ホワイトハウス」(原題「The West Wing」)を二ヶ国語両方で見ていると、原語では大統領以外はスタッフ同士「トビー」「レオ」とファーストネームで呼び合っているのに、日本語訳では「部長」や「補佐官」と役職で呼んでいます。
 日本語で次席補佐官や広報部次長が、上長の広報部長や首席補佐官をファーストネームで呼ぶと親しげすぎて日本語として違和感がありますから、ドラマの訳としては適切だと思いますが……。
 やはり日本語訳だけではもったいない部分もありますから、副音声の原語も聞いてみることをお勧めします。

 昨日ここにメモしておいて正解で 「NHKスペシャル 文明の道 第7集エルサレム」を無事見られました♪
 個人的な感想としては……「プロジェクトX よみがえれ平和の都〜和平に挑んだ孤独な戦い〜」みたいな作りだなあと思いました(笑)。
 いえ、内容はしっかり構成されていましたし、個人の生い立ちと心情が歴史を動かした例として注目されてよいところをきちんと取り上げていました。
 物足りなかったのは、昨今の時勢のせいか、「キリスト教十字軍対イスラム」の構図になっていて、「ユダヤ教」がすっぽり抜け落ちていたことでしょうか。この「十字軍侵攻」のなかで、両方からひどい目にあったのがエルサレムのユダヤ教徒なんです。
 エルサレムのユダヤ教徒は、イスラムが支配を取り戻したときに、十字軍の反発から「イスラム以外は敵」として殺されたかと思うと、十字軍の侵攻時には「そもそもキリスト教への迫害は、ユダヤ教徒がそそのかしたからだ」と言って虐殺されます。この「ユダヤ不信」は十字軍以後もヨーロッパで続き、それこそ千年の悔いを残しています。
 もっとも、十字軍時代のパワーバランスとしては、翻弄されつづけたユダヤ教徒はパワーとなりえなかったということもあるでしょう。「米ソ冷戦」のようなものですから、限られた時間で描写していくと「両大国」で精一杯だったのかもしれません。無闇に広げると肝心の内容が薄くなってしまいますし……。
 「プロジェクトX」っぽさは、ラストのナレーションのせいかも。前回「バグダッド」のラストが、現代に問いを投げかけるような感じだったのに比べて、今回は「エンディングの物語」みたいな印象を受けたので(笑)。

>春歌(WS)ちゃん(11月15日)
>ワタクシは一時期「こんなに硬く」で上位に来たり「孫策伯符」で3位になったりとシスプリサイトらしからぬ状況になっております(爆
>でもタイトルバー遊びは止められないワタクシです(爆
 甘い! どれくらい甘いかっていうと、いまはご禁制の「サッカリン」「チクロ」山盛りのゼリービーンズぐらい……分かりにくいか(笑)。
 こんなのでトップですから、何しろ(苦笑)。
 ……なんで余所様がヒットしないのか、そもそも本人さえ書いたの忘れてるニュースヘッドラインで来られても、と思っちゃいますが(笑)。
 ウチはタイトルバーは変更してないのに、これでヘッドラインをタイトルに入れたらどんなことに……そんなの想像するだけで更新も面倒だからパス(笑)。

2003/11/15 忘却

 1枚、2枚……2686枚足りない〜(化けて出るぞと言いたくなるあたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 今日は……個人的にさんざんでした。
 「ザ・ホワイトハウス2」が23時か〜というのだけ意識していたら、21時からのNスペ「崩れたイラク復興計画」を思いっきり忘れてました。「ザ・ホワイトハウス」用のテープが入ったままTVがオンになって叩き起こされて……(録画予約だけ入ってたので)
 反射的に録画止めてから気づいたので、仕方なく見ている間に、ロイターを見に行ったら「イスタンブールのシナゴーグで爆弾テロ」だって言いますし、そうこうしているうちに23時。
 「ザ・ホワイトハウス」は中身が濃いので(一回だけ流して見たんではよく分からないシーンや表現がありますし)、録画を戻して見直すことが多いんですが、終わってから「あ、『ダ・カーポ』忘れてた!」と気づきました。
 ……明日のNスペ「文明の道 第7集 エルサレム」を忘れないように、TVに注意タグ貼っとかなきゃダメかしら(苦笑)。
 って、これじゃ自分用の備忘録じゃないですか(汗)。
 メモ追加! 17日月曜の深夜0015から「崩れたイラク復興計画」再放送♪(こらこら)

 ところで、昨日のニセ英文、ちゃんと見直すとあちこち誤りがあります。(実はこれも更新忘れてたなんて言えません(おい))
 「Can strike a cockroach」だと、2匹出てきたら逃げてもいいみたいですし、見出しのPartnerも数えられる名詞だからこのままではおかしいし、とか……。
 英語は性別(男性・女性・中性)がないですし、照合(英語のわずかな例としては「主語が三人称単数だと動詞にsがつく」ような)もほとんどありませんが、単数・複数や可算・不可算名詞などは、日本語の感覚では悩みのタネになりやすいところです。
 大韓航空撃墜事件で、「目標は点滅灯を点灯している」というソ連防空軍の交信記録について、「スパイ飛行説」(ソ連擁護論)を主張する人が「この『目標は』というのは勝手に日米が補ったもので、それは自分の機(ソ連迎撃機)がちゃんと点灯しているぞという意味だ」と言い出したことがありました。
 いまとなっては、ICAOの最終報告書もありますし、旧ソ連のグラスノスチの中で撃墜した当事者が「目標のライトは点灯していた」と証言しているので、誰が見ても暴論だというのは明白ですが、これは当時でも明らかだった、と柳田邦男『撃墜』(単行本では『ブラック・ボックス』)がきちんと反論しています。
 というのは、交信記録のロシア語原文では、ここでは「目標」とは言っていないんです。「それは、ストロボライトを点灯している」と、指示代名詞になっている。もしこれが、英語のitのように、自分でも相手でも成り立つような言語だとそういう「自分のライトを言ってるんだ(=大韓航空機は消していた)」という曲解もできるんですが、ロシア語はそうはいきません。
 ドイツ語もそうですが、ロシア語では名詞に性別があるので、ここの文章は「それ(女性形単数)は……」になります。先行する、つまり指し示している名詞で女性形単数は「目標」しかない、自分のライトだなんて議論は成り立たない、と指摘しています。
 性別や照合のある言語のテストでは、そんな間違いをしたら落ちると思いますが……まあ、大統領が名詞の主格と目的格を思いっきり間違う世界では、学校のテストよりも「てきとー」なのかもしれません。
 しかし、「スパイ飛行陰謀論」の検討が、名詞の性別のような文法でパチッと言われるというのは、思わず唸ってしまいますね。
 もっとも、「自分のことに敬語は使わない」という日本語の特徴で、お手伝いさんの「お怪我はありません」という答えから、襲撃された首相が押入れに隠れていることを秘書官が察知したという逸話もありますから、「言葉ひとつ」の重要性は同じですし、上下優劣ではなくて純粋に比較として興味深いところですが……。
 名詞に性別があって、主語の名詞によって動詞が活用して、というと、「だから外国語は苦手だ」と頭痛のタネのように言われますが、それだけキッチリとお約束が決まっていると、機械翻訳がやりやすいという利点があります。ルールが決まっていればあとは消去法で、というのはコンピュータの得意技ですから。
 会話でしたら、大統領演説でもない限りそんなに気にする必要はありません。疑問形にしないでも、何となく語尾上げれば何とかなっちゃいますし(笑)。ただ、やかましく言われる面倒な文法は、書き言葉では便利な道具になるんです。
 ネイティブの英文を機械翻訳に入れたときに、どうも訳が曖昧だなあと思うことがありますが、その原因の一つに、原文が「普段着」の言葉で、機械翻訳が迷ってしまっていることがあります。
 上の例にしても、最初から英訳してもらうつもりで書くなら、
「私が結婚相手に対して求める条件は、ゴキブリを平気で叩き潰せることです」
のように、主語と述語の対応や、名詞の構成を明確にしたほうがうまく訳せるでしょう。発言者がいつも外国語のことを考えるわけではないからこそ、機械翻訳の限界が出てきますし、そこが人間の通訳・翻訳者の腕の見せ所ということになりますが……。
 話は変わりますが、通訳・翻訳で泣かされるポイントに、「動物のたとえ」と「ダジャレ」があるとよく言われます。
 「ダジャレ」は分かりやすいとして、「動物」の訳で困るのは、たとえに使った文化と、翻訳先の文化でイメージが違っちゃうからです。
 そうそう、例の「ザリガニ野郎だ!」というのだって、説明してもらわないと分かりにくいですよね(笑)。
 ネズミといえば「賢くてすばしっこい」という基本のイメージは、日欧ともに共通しているようですが、ハリネズミがアメリカ大陸には生息していないというので問題発言になってしまった例もありますし、そこまで行かなくても、単に「ネズミ」と言ったときに、ドブネズミとハツカネズミのどちらを思い浮かべるか、受け手に任せると危なっかしいです。
 ヘビも東西を問わず「嫌われ者」で、その点は大丈夫かなとも思いますが、ヘルメスさんの杖にはヘビが巻きついていて「平和の象徴」だとなるとこれは……(笑)。
 アメリカのテレビニュースを見ていると、医療関連の話題(メディケアでも新発見でも)で、ほとんど「ヘビ+杖」が出てきますが、こちらはアスクレピオスさん(ギリシャ神話で医療担当)です。
 アスクレピオスは知っていても、テレビニュースでこのマークだけで「あ、医療の話題か」と分かるほどイメージが定着しているかというと、ちょっと日本では無理ですよね。
 生きてるヘビには、さすがに良いイメージはないにしても、「蛇蠍の如く」の表現のように死んだ後も「触るな危険!」の世界と、「高級ヘビ皮ベルト♪」の世界は、どこかずれてますよね。それを生きてるヘビ同様「世界共通嫌われ者」のつもりで押し通すと、変なところで誤解が生じる危険があります。
 「狡兎死して走狗烹らる」(『史記』)は、大事が済めば功労者は邪魔になって殺されるという警句ですが、「ウサギを駆り尽しちゃうと、猟犬はいらなくなる」まではともかく、「煮て食っちゃうの?」とは思いますよね。……これは日韓友好のおかげで少しは分かりやすくなったかも、とも思いますが(笑)。
 そもそも現代の日本では、ウサギは食べるよりも飼うものでしょうし、ハンティングが今ひとつ好みに合わない文化では、この警句はピンと来ないかもしれません。住んでるところが「ウサギ小屋」では、下手するとイヌよりもウサギに同情が集まりかねない(笑)。
 欧米でもイスラムでも食べる「ハト」でさえ、日本では公園にいるほうが連想されて、「かわいそう」と言われちゃうぐらいですから、動物のイメージは難しいものですね。
 えーと。ゴキブリに対して消極的にもプラスのイメージを持つ文化はなさそうなので(文化人類学の立場では断言はできませんけど)、「嫌い」で押し通してOKでしょうか(笑)。

2003/11/14 ターゲット

 植物には害を与えず、害虫のみを標的とするために……神経末端を標的としたのが有機リン系殺虫剤である(中毒学の基本あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 確かに、植物には「神経」はないわけですから、「神経だけを狙い撃ちにしちゃえ」というのは一理ありますね。
 神経を狙い撃ちにする神経ガス、日本ではあの地下鉄サリン事件で有名になりましたが、これは神経から神経にリレーする橋渡し役のアセチルコリンを標的にします。……正確には、使い終わったアセチルコリンを処分するコリンエステラーゼを止めてしまうことでアセチルコリンを暴走させるんですが、これで「老化」だとか話がふくらんじゃうと始末におえないんで(笑)。
 問題は、神経が害虫より複雑な高等生物もやられちゃうことで……。ウチで愛用している『中毒百科』のたとえを借りれば、信号機が少ない田舎の道では、信号機が多少壊れても渋滞にはならないが、信号機が多い幹線道路で信号機が壊れると大渋滞、ということになります。
 お酒で酔っ払って理性が飛ぶ、というのも、この「信号機」で説明されます。飲むにしたがって(血中アルコール濃度上昇につれて)神経がお休みしていくわけですが、いくつもの信号機で成り立っている高次中枢が先にダウンするので、抑制が効かなくなる、と。
 理性のようなレベルの高い中枢が先にダウンすると、欲望のような普段抑え込まれている低レベルのものが表に出ちゃうのを、「高次中枢の抑制による低次中枢の解放」と言いますが、要は「口うるさい上司がいなくなったとたんに暴れる部下」みたいなものです(笑)。
 これを活用しているのが、救急医学で意識レベルを現す「3-3-9度方式」です。「もうろう」「混濁」「昏睡」というような言葉では、受け手によって取り違う可能性があるので、はっきりと間違いのないように、桁と数字で表現するようになっています。
 1桁なら「応答する」、2桁なら「起こそうとすれば起きる」、3桁は「応答しない」と大まかな状況を桁にして、その中での深刻さを1〜3で表しています。  たとえば「意識レベル3」は「意識はあるけど名前や日付を聞いても答えられない」、「意識レベル100」は「昏睡状態で痛み刺激を与えると払いのけようとする」となっています。
 ただ、これは日本ではポピュラーなんですが、海外ではグラスゴー・コーマスケールのほうが多く使われているので……海外のドラマや映画で救急のシーンが出てきたら訳者は要注意だったりします(笑)。
 ところで、この「意識レベル」の表し方には問題があって、「意識はあるんだけど体が動かないんだってば!」という症状だと、意識はあるのに「昏睡」にされてしまいます。
 意識があって反応したくても、動かせるものがないとどうしようもないわけで、実例としてはフグ毒の中毒が挙げられています。瞳孔も含めて身体は動かなくなっているものの、本人はしっかり意識があるため、回復したあとで「やたらとライトを目に向けるからまぶしかった」という体験談があるくらいです。

 えーと、何でこんな話になったかというと……発端は今朝未明のラジオだったりするんですが(笑)。
 桑谷夏子さんの「結婚相手の条件は、ゴキブリを平気で叩き潰せる人と、爬虫類を飼わない人」「ゴキブリが出てきて逃げるような男は却下だから」とのことで……。
ウチで一人脱落だとか言ってます(笑)。あんなのに立ち向かうぐらいなら神経ガスでねじ伏せたほうが【検閲削除】

 危ない話はともかくとして、昨日見ていたら、英語のニュースサイト(?)からリンク張られているようで驚きました……。
 確かにロイターやBBCなど英文のニュースを取り上げてはいますけど、ヘッドラインは日本語ですし……。コメントも英語で書けっていうんですか?(こらこら)

 試みにいまのを「ロイター調」で書くと……。

I Reject Partner who runs away from Cockroach ; Ms.Kuwatani
Fri November 14, 2003 03:00 AM JST
Tokyo (Rin2) - Voice Actress Kuwatani Natsuko mentions her conditions of marriage partner, "Can strike a cockroach", on Radio in Thursday Midnight.
"My condition of marriage partner", Ms.Kuwatani Natsuko Said, "(My marriage partner) should be able to strike a cockroach without scruple."

……ごめんなさい
 多分、BBCだと間接話法で書いたり、人名の最初のところに関係代名詞持ってきて説明を入れたりすると思いますが……前にこれはちょっと比較しましたね。
 ……こんなデッチ上げの英訳つけたら、なんか大臣クラスの重大発言か、あるいは芸能でも世界的有名人のように見えるかも(笑)。
 「シスプリ プレミアムファンディスク」発売を、BBCの「コンコルド最後のフライト」を真似て書いてみましたが、途中でシャレにならなくなって挫折しました(苦笑)

 でっち上げの後でアレですけど(笑)、次のはホンモノのBBCです。

France urges policy shift on Iraq【BBC】
Last Updated: Thursday, 13 November, 2003, 17:01 GMT
France has called for an urgent change of American strategy in Iraq to end what it called a spiral of violence.
Foreign Minister Dominique de Villepin said a provisional Iraqi Government should be set up to run the country by the end of the year.
His comments came as US President George W Bush said steps were being taken to speed up the transfer of power in Iraq.
France led opposition at the United Nations to the US-led invasion of Iraq.
"The international community cannot wait any longer," he said.
"How many deaths does it take to understand that it is essential to change the approach?"
Mr de Villepin said France was ready to contribute to the development of Iraq, once an Iraqi Government was in place.
 BBCは写真のキャプションを凝る傾向がありますが、発言の中のキーワードとはいえ、またすごいのを抜き出したなぁと……。
 "How many deaths does it take to understand that it is essential to change the approach?" って、これはかなり強烈なコメントですよね。
 「なるべく早期に、ごにょごにょ……」で済ませてる某国の政治屋さんと違って、「またいくらなんでも」と思うほど、バッサリ斬っています。
 日本のメディアは、引用部分最後のところをとって楽観的に報じているようですが、「国際社会はもう待てない!」という叫びに続くこの部分は口調として強すぎると感じたんでしょうか。

台北101今開幕 3天人潮預估60萬【2003/11/14 聯合報(台湾)・繁体字中国語
台北一○一購物中心將在今天上午開幕,台北金融大樓總經理林鴻明樂觀預估,從今天起一連三天,毎天會湧進二十萬人潮。
日本的三宅一生是坪數最大的品牌,有一百四十二坪,是在台灣的旗艦店,而LV則以一百三十坪緊接在後,此次LVMH集團一口氣進了四個品牌,採取一貫的母鶏帶小鶏的方式,由LV領著同集團的CELINE、LOEWE、KENZO進入。
台北一○一購物中心定今天上午九點半舉行開幕儀式,接著在總統陳水扁、立法院長王金平、台北市長馬英九致詞後,十一點半開門迎賓。賣場揄チ一百名工讀生、六十位疏導交通人員、一百位警衛現場服務。
(一部日本語コードにない旧漢字を改めました)
 これ、何の騒ぎかと思ったら、台北に「101階建・高さ508メートル」の超高層ビルがオープンして、クアラルンプールの452メートルを抜いて世界一になるというんですね。  BBCもこのニュースを伝えています(World's tallest tower to open)が、現地の熱狂とは違って、「中国の上海で建設が進んでいる金融センターが抜くだろう」と報道しています。
 それにしても、オープン3日間で動員60万人というのは、それは警備や交通整理タイヘンだと思います(笑)。

2003/11/11 うちの子にかぎって!

 「降伏というものは淋病の様なものだ 誰でも自分だけはかからないと漠然としかも強く信じている」(のちに御用掛に就任する「マリコ」の父親あたりの挨拶)
 こんにちは、鈴凛です。
 このあと興味深い日米文化比較が出てくるんですが、その前に。


>詩子さん(11/11)
>●2003/11/11 Tue 14:26 100パーセントの安全は無い
>実際のトコ、どんな風味なんでしょうか???
>確かに、ボスの知り合いとかもコノ手の話をしているのをあんまり聞かない風味ではあったり。
>住基ネットのセキュリティー論争を考える[NIKKEI.net]
>取り立てて新しい話では無い風味ですけど、
>「100%の安全なものは存在しない」 → 「ゆえに運用しないのはどうか」 → 「運用対策が大切」
>って感じの流れ風味ですネ。
 紹介されている記事「住基ネットのセキュリティー論争を考える」を読んで……「で、いくらもらったんですか御用学者先生?」と思ってしまったのは私だけでしょうか(苦笑)。
 「100%安全でないなら運用すべきでないとすれば……」あたりから、向こうの不思議の世界のレトリックに持ち込む話芸は、まあどっかの政治屋さんよりは巧みですけど、それでも「腎臓売れ」の恫喝取り立てと、「オレオレ詐欺」の差(怒鳴り散らすだけとちょっと巧妙なトリックの違い)ぐらいにしか見えないんですが……。
 確かに「100%安全なものはない」から、だからこそ、
(1)なんとか100%を目指してたゆまぬ努力をする
(2)現状の安全性とそれを冒しても得られる利益の比較評価をする
のが当然です。
 そのどっちも放置して、木造建物だとか「見かけ分かりやすい」話を持ってきて擁護するのは、ほとんど話芸ですね
 努力もしないで、「この世の中に絶対はないんだから」と話芸でごまかすというのなら、「バグダッドにアメリカ軍などいない!」と煙が上がるなかで言ってるのとあまり変わりがないでしょう。
 「しかしながら、システムに対する危険要因があるから、問題が直ちに発生するとは限らないのもまた事実である。」(上記の記事より)
 ええ、私も同感ですね。ところで、フセイン政権って何年続きましたっけ?
 湾岸戦争以降、アメリカを先頭に西側からは目の敵にされていましたから、フセイン政権は「危険要因」を思いっきり抱えていましたが、政権に「問題が直ちに発生」はしませんでしたよね
 それこそあまたの脆弱性を抱えていたのに、直ちに崩壊はしなかった。まさに、「危険要因」はあったけど、「問題が直ちに発生するとは限らない」好例じゃないんですか?
 しかし、フセイン政権は「危険要因」を甘く見たのか、評価(アセスメント)や対策を打たなかったのか、最終的にはブッシュ君がGoサイン出したとたんに、呆気なく陥落して、いまや逃亡の憂き目にあっていますが……。
 日本の住基ネットも、そういう運命を辿ってもいいんだというなら、どうぞご自由になさってくださいな。
 自称学者先生と違って、新幹線開発にあたったスーパーエンジニア島秀雄氏は、「100%安全なものはない。