VNI鈴凛 過去ログ 03/06/17-30

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2003/06/28 涙じゃないのよ〜♪
2003/06/27 ギブ&テイク
2003/06/24 秀、仕事の標的にされる
2003/06/23 皿屋敷の論理と心霊主義の精神
2003/06/22 青春時代が夢なんて〜♪
2003/06/21 情報部
2003/06/20 楽しいお付き合い
2003/06/18 ユーモア

ニュースクリップ

(06/30 21:20更新)
★パレスチナ過激派「アルアクサ殉教者旅団」の地方組織、ジェニンでイスラエルのトラックを攻撃・「われわれは停戦を受理しなかった」と電話でロイター記者に語る・「ファタハ」と路線対立か【ロイター=エルサレム発・米国東部時間07:57(日本時間20:57)
(06/30 20:55更新)
★「ハマス」「イスラム聖戦」に続き、「アルアクサ殉教者旅団」もイスラエルへの武力攻撃を半年間停止すると正式発表=「ファタハ」が・「エジプト提示案に従う」と【朝日】
(06/30 02:10更新)
★イスラム過激派「ハマス」「イスラム聖戦」が休戦を共同宣言・イスラエル側のすべての攻撃停止求める前提つきながら、3ヶ月の攻撃行為を停止すると・ファタハ軍事部門の「アルアクサ殉教者旅団」は調印見送るも、別ルートでの停戦協議進行中と情報筋【ロイター=ガザ発・米国東部時間12:19(日本時間01:19)
★パレスチナ停戦で、アラファト議長はPFLPにも停戦呼びかける説得工作。アッバス首相はライス補佐官の招待受け、近日中にもパレスチナ政府関係者として3年ぶりのホワイトハウス訪問へ【BBC・世界標準時14:43(日本時間23:43)
(06/29 19:30更新)
★イスラム過激派3組織含めた和平調印、数日遅れか=PLO「ファタハ」勢力情報筋・左翼過激派PFLPなどの押さえ込みに苦慮の模様【ロイター=ラマラ発・米国東部時間06:14(日本時間19:14)
★シカゴでパーティ会場のバルコニーが崩壊、パーティに参加していた大学生が多数犠牲に・11人死亡35人重軽傷【BBC・世界標準時10:15(日本時間19:15)
★イギリスで、ボディビルなどに向け販売されているサプリメント「GHB」製剤を、犯罪に使われるとして規制強化へ・「デートレイプドラッグ」と呼ばれ、酒に混入する犯罪が多発【BBC・世界標準時08:24(日本時間17:24)
(06/29 04:55更新)
★ライス米補佐官、中東会談をスタート、パレスチナ自治政府アッバス首相やパレスチナ政府高官と会談、明日はイスラエルのシャロン首相やイスラエル閣僚と会談の予定【ロイター=ジェリコ発・米国東部時間15:21(日本時間04:21)
(06/28 22:10更新)
★イラクの都市バラドで行方不明になったアメリカ兵2人、遺体で発見【BBC・世界標準時12:56(日本時間21:56)
(06/28 21:20更新)
★パレスチナ和平、イスラム過激派「アルアクサ殉教者旅団」「ハマス」「イスラム聖戦」3組織が共同で交渉に臨み、停戦に応じる構え・「PFLP」は合意せず、パレスチナ内戦の危険も【ロイター=ラマラ発・米国東部時間07:40(日本時間20:40)
★ストロー・英外相、核開発問題で今週イランを訪問【BBC】
(06/28 06:50更新)
★ハマスの資産凍結めぐり、EUと米対立・「ハマスのすべてがテロリストとはいえない、アメリカとは明確な不一致がある」=EU報道官、「停戦の可能性あればブラックリスト不要」=EU外交官【ロイター=ブリュッセル発・米国東部時間17:02(日本時間06:02)
★イスラム過激派の「ハマス」と「イスラム聖戦」は停戦を表明・イスラエル高官は懐疑的・ライス米補佐官の中東訪問に合わせ【TVE(スペイン) /NHK BS】
★BBCと英国政府、イラク戦争についての報道で激しく対立・英政府がBBCジャーナリストを個人攻撃【BBC】
(06/28 04:50更新)
★バクダッドで買い物中の米兵銃撃され死亡、犯人は逃亡・金曜礼拝ではシーア派の最高指導者がナジャフで「まず平和的手段尽くし、不可能なら武力に頼っても自国の将来を選べ」と呼びかけ【ロイター=バグダッド発・米国東部時間15:35(日本時間04:35)
★イスラエル軍、ガザ地区から撤退でパレスチナ・イスラエル合意・イスラム過激派「ハマス」も最高指導者ヤシン師「他のグループの同意必要だが」と前提つきながら「ハマスは停戦を決定」と発表、中東和平は劇的な展開に【ロイター=ガザ発・米国東部時間14:32(日本時間03:32)
★国連のテロ委員会「イラクはアルカイダとつながりなかった」=報告書草稿で・アフガンのタリバンが残した資料等分析で【BBC・世界標準時18:30(日本時間03:30)
(06/27 04:50更新)
★イラクのサハフ元情報相、米軍に投降、尋問を受けてから解放され、アル・アラビアTVのインタビューに応じる【ロイター=ドバイ発・米国東部時間13:42(日本時間02:42)
★バグダッド南西で米軍に攻撃、米特殊部隊1人死亡8人負傷・米中央軍司令部は詳しい状況は発表せず【ロイター=ワシントン発・米国東部時間14:30(日本時間03:30)
(06/27 01:20更新)
★「ソドム行為禁じたテキサス州法は、プライバシー権に反し違憲」=米連邦最高裁判決・同性愛者の権利認め、罰則定めたテキサス州逆転敗訴【ロイター=ワシントン発・米国東部時間10:30(日本時間23:30)
(06/26 09:10更新)
★FOMC(連邦公開市場委員会)は、FF金利を0.25%引き下げ決定【朝日】
(06/25 09:07更新)
★ラムズフェルド国防長官、イラク大量破壊兵器発見は「時間の問題」と自信示す【ロイター=ワシントン発】
(06/24 13:10更新)
★今月末退任する国連のブリクス査察委員長、「いまだに何も見つからない」とアメリカを批判【ロイター=ニューヨーク発】
(06/24 12:50更新)
★共産党・筆坂秀世参院議員がセクハラで議員辞職、党中央委員から罷免【朝日】
(06/24 06:35更新)
★米連邦最高裁、アファーマティブ・アクション(少数優遇措置・積極的差別是正措置)について合憲判決・ブッシュ大統領も判決を歓迎するコメント【CNN /NHK BS】
★米軍、シリア国境近くでフセイン大統領乗ったと見られる車両をミサイル攻撃、遺体をDNA鑑定で確認中・シリア国境警備隊に多数の負傷者か=米情報筋、シリア外相はコメントを拒否【ロイター=ワシントン発・米国東部時間17:13(日本時間06:13)
(06/24 05:50更新)
★米連邦最高裁、公立図書館でインターネット利用時にフィルタリングを行うことについて6:3で合憲の判決・ポルノのフィルタリングは言論の自由に反しないと、アメリカ自由人権協会の訴え退ける【ロイター=ワシントン発】
(06/22 19:30更新)
★イランの学生運動弾圧、数百人規模と学生運動リーダー語る・国会では、改革派のハタミ大統領支持の与党が、逮捕や保守派ハメネイ師の強硬路線支持派の自警団に抗議する声明【ロイター=テヘラン発・米国東部時間06:05(日本時間19:05)
(06/22 17:15更新)
★「ハマス」高官アブドラ・カワスメ氏暗殺に、先に攻撃受け負傷したハマス指導者ランティシ氏が報復を宣言=アルジャジーラTVに【ロイター=エルサレム発・米国東部時間04:08(日本時間17:08)
(06/22 16:40更新)
★バグダッドの北西140kmの付近で石油パイプラインが爆発、炎上中と米軍発表=原因は不明【ロイター=バグダッド発・米国東部時間02:39(日本時間15:39)
★イスラエル軍、ヨルダン川西岸地区でハマス高官を暗殺【BBC・世界標準時04:42(日本時間13:45)
(06/22 03:00更新)
★イラクのゲリラ捜索「沙漠のサソリ」作戦で、これまでに540人を拘束したと米軍報道官【ロイター=バグダッド発・米国東部時間12:41(日本時間01:41)
★テロ危険で米国大使館閉鎖のケニア、ソマリアとの航空路も停止の厳戒態勢・警察当局は容疑者36人を逮捕【ロイター=ナイロビ発・米国東部時間12:17(日本時間01:17)
★アラブ連盟高官会談で、アメリカの中東政策が危険を高めていると不満噴出・「民主化は自発的であるべきで、アメリカから贈られるものではない」=ムーサ元エジプト外相【ロイター=死海発・米国東部時間10:13(日本時間23:13)
(06/21 18:40更新)
★バグダッドで、約2000人のシーア派イラク人が反米デモ・旧「サダムシティ」のシーア派聖職者が組織、「アメリカは占領者で侵略者だ」と撤退求める【ロイター=バグダッド発・米国東部時間05:07(日本時間18:07)
★米軍、イラク西部の都市ラマディで、ゲリラ5人を逮捕するため大規模な家宅捜索・「沙漠のサソリ」作戦の一環で【ロイター=ラマディ発・米国東部時間05:16(日本時間18:16)
(06/21 16:30更新)
★イラクのウラン略奪問題で、IAEAチームが「ほぼすべて発見」と情報筋が「サイエンス」誌に・IAEA報道官は公式のコメントを拒否、確認急ぐと【ロイター】
★米FDA(アメリカ連邦食品医薬局)、胃酸抑制剤でプロトンポンプ阻害薬の「Prilosec」(日本では医療用製剤「オメプラール」)の店頭販売をP&G社に認可・大衆薬(OTC)のPrilosecはP&G社が販売、医療用製剤開発元のアストラゼネカ社からライセンス供与受け販売へ【ロイター】
★ピープルソフト社、米データベースソフト大手のオラクル社からの買収を拒絶。オラクルは当初の提示額51億ドル(6/7)を「63億ドル」に引き上げたが、交渉成立せず【ロイター】
(06/20 22:00更新)
★ヨルダン川西岸でパレスチナ人がイスラエルの自動車を銃撃、少なくとも1人死亡3人負傷、負傷者のうち2人はアメリカ人か・【ロイター=エルサレム発・米国東部時間07:52(日本時間20:52)
(06/20 20:00更新)
★エルサレム訪問中のパウエル国務長官、イスラム過激派「ハマス」を「平和の敵」と呼び、各国に圧力を要請【ロイター=エルサレム発・米国東部時間06:45(日本時間19:45)
(06/20 18:00更新)
★イラクのファルージャでまたもイラク人と米軍が戦闘の模様・「直接の情報がない」と米軍報道官【ロイター=バグダッド発・米国東部時間04:33(日本時間17:33)
(06/20 15:50更新)
★米政府当局者「サダム・フセイン氏生存の見方強まる」・通信傍受の結果から、発見のため新たな作戦展開と=米ニューヨークタイムズ紙伝える【時事通信】
(06/19 06:50更新)
★ペルー、フジモリ政権下で不妊手術の強制行われたと調査【BBC】
★SARS、今年後半にまた世界的流行のおそれ=米CDCセンター長がアメリカ医学会総会で【ロイター】
(06/19 00:10更新)
★ASEAN外相会談、アウン・サン・スー・チー解放を異例の強さで要求・パウエル国務長官「ミャンマー軍事政権は解放以外に選択肢ないと理解すべきだ」【ロイター=プノンペン発・米国東部時間10:09(日本時間23:09)
★バグダッド市内で警備の米兵1人が撃たれ死亡・バクダッド市内での元イラク兵士の抗議運動は2000人以上の規模に【ロイター=バグダッド発・米国東部時間10:55(日本時間23:55)
★イスラエル、暗殺攻撃の対象を差し迫ったテロリストに限定、攻撃作戦を抑制することでアメリカと合意=治安筋・イスラム過激派「ハマス」と「イスラム聖戦機構」は懐疑的ながらアッバス首相との会談には合意【ロイター=エルサレム発・米国東部時間08:55(日本時間21:55)
(06/18 17:18更新)
★パウエル国務長官「アメリカにとって北朝鮮の核兵器問題より重大かつ緊急な問題はない」=外相会談で語ったと米国務省筋【ロイター=プノンペン発・米国東部時間02:52(日本時間15:52)
(06/18 10:00更新)
★イスラム過激派「ハマス」の高官イスマーイール氏「停戦については審議中、アッバス首相との会談ありうる」【ロイター=エルサレム発・米国東部時間18:30(日本時間07:30)
(06/18 08:56更新)
★WHOの渡航延期勧告解除を受け、中華航空とエバー航空は削減していた国際線の便数を順次復活へ【聯合報(台湾)
★WHO、SARSについて台湾への渡航延期勧告を解除【朝日】
(06/18 05:40更新)
★米証券取引委員会、コカコーラ社に対して不正行為の疑いで資料提出を要求【ロイター】
★米マイクロソフト社、spamメールの増加止めるためアメリカとイギリスで15件の訴訟を提起【ロイター】
(06/17 08:10更新)
★11カ国での世論調査で、ブッシュ大統領不支持57%・8カ国では「アメリカはシリアよりも危険」と=BBC調査【BBC】
★米マイクロソフト、IEのマッキントッシュ向けバージョンの開発打ち切り【ロイター】
(06/17 06:20更新)
★映画「コクーン」などに出演し60年以上にわたり活躍した俳優、ヒューム・クローニン氏死去、91歳【ロイター=NY発・米国東部時間16:03(日本時間05:03)
★エジプトの和平仲介、イスラム過激派を説得できず不調に・パレスチナ自治政府筋は「可能性はまだある」と【ロイター=ガザ発・米国東部時間14:42(日本時間03:42)
(06/16 17:45更新)
★「イスラム聖戦は、イスラエルがパレスチナの民間人を攻撃しないならば、民間人を標的としないという条件で停戦応じる。ただしいかなる停戦もユダヤ人開拓者とイスラエル軍兵士は含まない」=エジプトの中東和平仲介の前に記者に【ロイター=ガザ発・米国東部時間04:37(日本時間17:37)
★反骨と風刺精神に満ちた新作落語を演じた落語家の春風亭柳昇さん、胃がんで死去、82歳【朝日】
(06/16 10:35更新)
★中東和平仲介のエジプト当局者、イスラム過激派「ハマス」と会談、ハマス高官「ロードマップには反対だがエジプト提案は研究する」「ハマスは自衛の権利を強調した」と記者に・エジプトは引き続き「ハマス」ほか過激派グループと協議続ける構え【ロイター=ガザ発・米国東部時間21:14(日本時間10:14)
★バクダッドの北・バラド近くで、米軍トラック襲撃さる・米軍は「沙漠のサソリ」作戦でゲリラ掃討へ・ファルージャでは反米感情拡大【ロイター=バラド近郊発・米国東部時間15:36(日本時間04:36)


◆今日の視点◆

2003/06/29 ことばの魔法

 しきふいくう、くうふいしき、しきそくぜくう、くうそくぜしき、じゅそうぎょうしき、やくぶにょぜ〜(読み上げてもらうと結構お金がかかってしまう経典あたりの挨拶)
 こんにちは、鈴凛です。
 「色即是空」って漢字変換でも出るくらいメジャーになってますが、その割にはお経唱えてもらうのに費用がかかるのは……(笑)。まあ、聖職といっても空気を食べて生きていくわけには行かないでしょうけど。
 私たちの世代の日本人の場合、敬虔な信者の方は別として、ほとんど大多数の人が「なんとなく無宗教」で、お経というと「親戚の葬式や法事でなんだか訳分からないことを唸ってる」イメージがあると思います。
 冒頭のは、般若心経の「色不異空、空不異色、色即是空、空即是色、受想行識、亦復如是」の部分ですが、これ読み上げてもらうと「しーきーふーいーく、くうふぅいーしーき、しーきーそくぜーくうくうそくぜぇしーきじゅーそーぎょーしきやくぶにょーぜー」で「チ〜ン♪」という感じになるんじゃないかと思います。もちろん歌い手?にもよりますけど……。
 と、これはひらがなで書くと何が何だか分かりませんよね。
 私は仏教については、常識的な範囲もおぼつかないんですが、般若心経を見て思うのは、「中国経由で入ったから漢文なのは分かるとして、なぜ読み下しにしなかったんだろう?」ということです。
 たとえばこの部分、「色は空に異ならず、空は色に異ならず。色は即ち是れ空なり、空は即ち是れ色なり、想を受け識を行うも、亦た復たかくの如し。」とか漢文で読めるような気がしません?
 だって、もしこれが逆だったら……
「しーえつ、がくじじーしゅうし、ふーやくせーつこ、ゆうほうじーえんほうらい、ふーやくらくこ」(子曰、學而時習之、不亦説乎。有朋自遠方来、不亦樂乎)
……子曰く、学びて時にこれを習う、とは全然違った世界になっちゃいますよね(笑)。
 実は、仏教の先生によると、この般若心経は「バイブル」だから翻訳をしてはいけないんだ、ということになっているそうです。
 『論語』のように、漢文を読もうとすると、読み方ひとつで意味が違ってくる、つまり翻訳作業が解釈を伴ってしまいます。
 「学びて時にこれを習う」だけでも、「時に」というのは「タイミングをみて」なのか、「抜き打ちテストのようにいきなり」なのかだけでも解釈が違ってきます。同じ京大で同時期に教授をしていた宮崎市定先生(東洋史)と、吉川幸次郎先生(中国文学)の2人でさえ、この『論語』冒頭からいきなり解釈がまっ二つに割れちゃってたぐらいです(笑)。
 だから、翻訳という作業そのものが、「その人の解釈」になっていくので、バイブルを安易に訳されては困るんだ、というのが宗教の立場からの言い分らしいです。
 これはイスラムの『コーラン』と事情が似ています。私の場合、何しろマトモな兄を持たなかったので(笑)、まともに知ろうとしたのは仏教よりもイスラムのほうが先という奇怪な経歴ですが(笑)、「般若心経は漢文に見えるけど勝手に訓読してはいけないからああいう読み上げになるんです」と聞いたとき、「ああ、『コーラン』と同じなのか」と思いました。
 『コーラン』の場合は、かなり最近まで「翻訳そのものを禁止する」という国策があったくらいだといわれます。イスラム教徒は、アラビア語で神から授かった『コーラン』を、授かったときのアラビア語そのままで読まなければならないのだから、勝手にヨソの言葉に訳してはいけないというわけです。
 これでは欧米のイスラム研究など不可能に近いんですが、そこは現実的なイスラムの世界、「翻訳はダメだけど、解説ならいいんですよ」と(笑)。『コーラン』をそっくりそのまま外国語に「翻訳」して、外国語版の「聖典」を作っちゃうのはダメだけど、外国の人が『コーラン』を読む「手ほどきのための解説」ならどの言語でもいいんだ、と堅苦しいんだか現実的なんだか分からない理屈です(笑)。
 で、「お経」も上手な人なら、メロディーに近い抑揚とリズムがありますが(だから眠くなったり……)、『コーラン』はアラビア語の特色も手伝って、非常に歌に近いものになっています。
 イスラム世界には「コーラン読み」という歌手のような存在がいて、この人たちは「宗教指導者」とは限りませんが、なにか葬式などのイベント(笑)があると呼ばれてコーランを読み上げる。人気のある人だとCDも出ているし、ネット配信もされています(笑)。
 仏教のほうはまるで、なので分かりませんが、そっちは日本にいれば法事などで接する機会があるでしょうから(おい)、イスラムの「詠唱」のほうをご紹介。「Al-Islam.com」の『コーラン』開巻第1章。下の「Recitation」を選ぶと、二人のプロ?の詠唱を聴けます。
 こういうように「歌い手」でずいぶん違ってきます。「聖典」なのに、勝手に音を伸ばしていいのか、と思っちゃいますけど(笑)、それはアラビア語では「OK」なんです。
 アラビア語の文字は(あれでも)アルファベットですが、途中の平坦な棒の部分は好き勝手に伸ばしていいことになっています。「アルジャジーラTV」のロゴのように、原形を留めないほど丸めちゃってもいいですし(あれは「文章」です、といってもなかなか信じてもらえなさそうですが)
 そうそう、話違いますが、いま挙げたページには、『コーラン』の本のイメージ画像と、英訳が出ています。この画像のほうのアラビア語、よく見ないと気づかないかもしれませんが、昨日取り上げた記述とちょっと違うところがあります。
 どこ見たって一緒に見える、というツッコミも聞こえてきそうですが(笑)、本文の文字の上下に、水色(かな?)で句読点のような記号が振ってあります。
 これは「発音記号」です。アラビア語では普段は「アイウ」の母音を書かずに、アルファベットの子音だけを書きますが、『コーラン』では絶対に間違いが許されないので例外的に書かれているものです。このページが「入門者向け」ということもありますが……。
 日本語で子音を「KTR」だけ書いたら、「来る」なのか「小鳥」なのかサッパリですが、アラビア語でも母音が違うと意味が思いっきり変わります。それでも、日本で言う小学生向けの教科書などは別として、普通は「ちゃんと読めば分かる」ということで母音を示す記号は書きません(一つには、文法の活用が複雑なので、逆に書かなくても「消去法」で分かるということもありますが)

 ……なんてことを、上記の『コーラン』詠唱ページで「第二章 牝牛」(Al Baqarah)に進んで、「al-Hudhaifi」師の詠唱をBGMに書いてみました♪ ……って、この章は『コーラン』の中でも一番長くて、「生活の注意」(礼拝の方角から殺人の罪、離婚の手続きまで)がえんえん書かれているところなので、まだ続いていたりします(笑)。何分あるんだろう、コレ(汗)。

 さて、今週のお便りコーナー♪ (注意:そんなコーナーはありません)
 って、メールいただいてから2週間以上経ってるのはマズイような気がしますが……。
 前に取り上げた、矢野健太郎先生の『アインシュタインの不思議な世界』についてのメールをいただきました。

>この本に非常に興味を惹かれ、
>グーグルやアマゾンドットコムで検索してみたのですが、
>残念ながら見つけられませんでした。
 え?(汗)
 ……矢野先生は著作多い(大学課程の教科書とかも多かったので)上に、同名で漫画家さんがいるから見つけにくいんですが……。確かに古い本ですけど(初版:1975年)。
 あ、ホントにAmazonにないですね。イーエスブックスには項目はあっても「取り寄せ不可」になってますし……。
 えーと、古本屋よりも、公共図書館で探していただくほうが早いかもしれません。児童書のコーナーに置いてあると思います。

>天宮千聖さん (06月23日)
>例えば語彙自慢って無意識にやっちゃうんですよ。
>訳の解らん漢字使ってみたりとか。
>意味を取り違えてたりとかしても気付かずそのまま…とか。
>この日記では基本的に適当な書き方ですが本来は段落分けをしておくとか、「…」は「……」の形で使うとか(間違っても「・・・」や「...」を使わない)基本的な事のようでも忘れてたりタイミングが難しかったりしますからね;
 ウチはご覧の通り、「段落の頭は一文字空ける」「三点リーダーは二文字分使う(「……」にする)」という方針ですが、これは意外と少数派のようですね。
 一つには、このルールは「マス目を切った原稿用紙(しかも縦書き前提)」のために作られていることがありますし、もう一つには、反対方向の、横書き・欧文から出来上がってきたネットの世界という背景もあるでしょう。
 英文の手紙の場合は、手書きのときは段落の始まりのところで数文字分空けるけれど、タイプライタやPCで作る公式の文書だと空けないほうが多いです。
 ただ、ここで注意しなければならないのは、英文の「パラグラフ」と日本語の「段落」の違いで、英文の「パラグラフ」は「意味を持ったひとかたまり」が基本ということがあります。「ちょっと文字がいっぱいになっちゃったから、ここらで一息入れるために改行しとこうか」というわけにはいきません(笑)。
 また、活字メディアにしても、新聞のように段組をして、一行の字数が少なくなる場合と、単行本のように改行しない限りえんえん続いてしまう場合と、これも違ってきますね。
 そういう意味で非常にうまくやっているのが、新聞のテレビ欄、それもやたらとタイトルが長い2時間サスペンスなどの番組欄です。「句読点ももったいない」ということらしく、改行位置が枠にくれば句読点さえ省略してしまうという荒業を駆使してます(笑)。
 話を原稿用紙に戻しても、文末に句読点が来たときに、原稿用紙の枠の外にはみ出すか、同じマスに入れてしまいなさい、次の行の頭のマスに句読点が来てはいけませんよ、という国語指導もありますが、あれでも賛否両論あるところです。プロの作家にあれやられたら、編集者は字数数えるのに泣いちゃいます(笑)。
 もともと、「原稿用紙」は「字数を数えるための道具」ですから、句読点も1字にしてもらわないと、見栄えで「禁則処理」されちゃうと、計算が困難になってしまうのです。PCで言えばエディタとか、ワープロソフトの入力表示モードに近いものですから。
 ところが、その原稿用紙を「最終出力そのもの」として学校で扱うからおかしなことになってしまうのです。本来の姿からいえば、課題は「何字以内で」という指定だけで、書く側が字数をちゃんと数えて規定に収めたうえで、読みやすい形に成型しなおして最終作品、となるはずですが、学校の先生は字数稼ぎのチェックで疑ってしまうから、同じ形式の原稿用紙で出せということになってしまう。
 料理でいえば、調理し終わってることは同じでも、鍋でそのまま出すか、ちゃんとお皿に盛り付けするかの違いがあるのに、お皿に盛り付けてねというと生徒が上げ底の皿使うんじゃないかという疑いがあるものだから、同じ鍋で提出させているようなものです。……どんな例えだ、これ(笑)。って、鍋料理も好きですけど、というのはまた話違いますね(笑)。
 活字メディアと「ネットの日記形式」の違いということで言えば、文字の色を変えたり、大きさを変えるのも活字メディアの感覚から言えば「反則」です(笑)。と言っている矢先の「かっこ笑い」だって問題になってきます。そういうのをつつき出すと、横書きなら「、。」ではなく「,.」を使いなさい、などと話が宗教めいてきます
 まあ、私はアマノジャクですから、あまりゴチャゴチャと句読点がどうのこうのといわれると、「そこまで言われたら面倒だから英語で出します」とか「漢文カタカナ文語体でいいですか?」とかメチャクチャな話になるんですけど……(笑)。
 刑法でさえ「人ヲ殺シタル者ハ」から、「人を殺した者は、」に平成7年改正で変わっているというのにカタカナ漢文体はないでしょうけど(笑)。
 活字メディア原理主義者というと言い過ぎなんですが、活字メディアのルールでないとダメだと一括否定する人も確かにいます。この手の人たちは顔文字はもちろん、「Webの文章を堕落させたのは色や文字の大きさで表現しようとする風潮だ」とまで言いますね。
 確かに、安易に強調ができる分、文章での勝負をしないですみますから、結果的に楽に流れてしまうというのはあるでしょう。テレビ番組のテロップ乱発が、本来の「しゃべりの芸」をしなくてすむために、面白くもないシーンでもテロップ出しておけば笑ってもらえるだろう式の番組制作を招いてしまったのと似ています。
 ただ、そうやって新しいメディアのネットについても、従来型メディアの伝統墨守で叩けばすむと思っている議論には、どうしても納得できない部分が残ります。それなら、従来型メディアの総本山、新聞はどうなるんですか、と聞いてみたい(笑)。このテレビ・ネット時代に、それでも速報を作るために「号外」を出していますが、あの活字の大きいこと。そういう特殊例でなくても、色までは変えなくても見出しに模様を入れたり、白黒反転させたりするのは新聞のお家芸です(「見出し」というのがそもそも、というところにもなりますし)。あの「見出し」と、ネットで「色を変えて強調」というのと、どこが違うのか、そのあたりは「伝統墨守論」の方に聞いてみたいと意地悪なことを考えることがあります(笑)。
 もう一度料理のたとえで言うと、「器に凝るな、中身が大事だよ」というのは正しいんですが、だからといって凝った器使うだけで批判するのは違うでしょう、ということになります。「器だけでごまかしていると中身の能力が衰えるから注意しましょうね」で止めておけば適切なのに、行き過ぎて叩くところまでやってしまう議論が目立ちます。
 それよりも、まさに一昔前の「ワープロ病」、いまなら「IME病」と言うところでしょうが、漢字変換ができる、しかも類例まで注意してくれるからというので、やたらと漢字使ってしまうほうが重症のはずです。
 ひらがなが続くと読みにくくなるのは、これは日本語の性質上そうなります。日本語(漢字かな交じり文)は、そのおかげで区切り記号(空白や句読点)で単語を切らずにすんでいます。これは、たとえば英文を、区切りなしで書いたらどうなるか想像すれば、すぐイメージできると思います。ひらがながつづくとほとんどえいぶんとおなじようにくぎりをいれないとよみにくくなってしまってこまります(←実例)「けいさつの あほども え」
 しかし、漢字は表意文字ですから、意味も知らずに使うと予想外の事故の危険もあるわけです。「以外」と「意外」のような変換ミスは論外としても、気軽に使ってるけど大丈夫かなあと思ってしまう文章は少なくありません。
 「気分がふさぐ」のを漢字の「鬱」にするのは単なる流行かもしれませんけど、そこで漢字に逃げちゃうほうが楽できるのではとも思います。「気分がふさぐ」と書くと、どんな感じなのか、どうふさぐのか、さらにその先も書かないと、となるのを、「鬱です」で逃げてしまう。そう書くと、書き手も読み手も分かった気になれる。実はそこでは何にも伝わってないんですが(笑)、これ、流行語を単発的に使って同じ共同体にいますよという確認をする作業にも似ている部分がありますね。……あれ、そんなことを最近書いたような記憶が(苦笑)。
 ここからさらに、その前で問題提起されている「ライトノベル」を持ってきて、VNIとの比較、ついては各国語における文体論とかに……って、他人様に引き出し叩いてもらってぶちまける習癖は問題ありますね(笑)。
 話を戻して強引にまとめておくと(全然まとまりませんが)、漢字でも熟語でも、あるいはカタカナ英語でも専門用語でも全部同じなんですが、自信ないときは、不安感じたときは、ちゃんと調べましょうね、ということは言えます。言葉の響きだけで「退行」とか使うと、心理の方面から横槍が入ることもあるわけですから。
 ちょっと前の話ですが、これとまるっきり同じことを、大の大人が集まって派手にやっちゃった例があります。商店街だったかで、名前を付けるときに、英語の「will」が「未来のイメージで良さそうだ」ということで、「The Will」と名付けちゃったんだそうです。オチは……皆様英和辞書をお使いいただけばすぐ分かるかと思います。(参考)
 ……ここは「決意」の意味だ!と言い張ることはできるでしょうけど、縁起の悪いのが1つ入ってるだけでアウトっぽいですよね〜(笑)
 困ったときは辞書を使いましょう♪ ……別に岩波書店や三省堂やらの回し者ではないんですが(笑)。

 と、私信どころか「他人様の話題かっさらって」という話題展開になっちゃいましたが……(汗)。
 文体を含めて、究極的には「TPOです!」ということに落ち着いてしまいます。
 通常の世間話を中心としたチャットのような場で、えんえん論説してたら他の方が疲れて嫌気がさすでしょう(「経済分析フォーラム定例チャット」とかなら別ですけど)
 それは、まがりなりにも「解説」自称している以上、少子高齢化の問題について話せと言われれば、3時間なら3時間きっちり話せるつもりでいますが、それをやったら、ほとんどの場所では間違いなく、200%荒らし行為になりますよね。
 文体もこれと同じで、顔文字使えばスムースに行くのに、と思うときもあれば、逆に不用意に相手の嫌な記憶を思い起こさせる顔文字を使ってしまって、善悪や責任ではなくて「気まずい空気」になることもあるでしょう。
 全部が全部にあわせることは不可能ですけど(「凛という字を見ると前の彼女を思い出すからやめてくれ」と言われても私困ります)、できるだけのことはしなければ、と思います。
 このページも、どこまで実現できているかは分かりませんが、少しでも多くの読者の方に、面白い(この場合はゲラゲラ笑うほうではなくて、興味深いのほうです)と思ってもらえるようにしたいですし、かといって「読むのだるいから今日はパス」と言われるのも悲しい(汗)ですから、できるだけ敷居を低く、気楽に読んでいただけてしかも何かが残る内容にしたいという思いがあります。……理想と現実のギャップは大きいですが……(苦笑)。
→それ以前の問題で、あまりに巨大になっていたんで過去ログ整理しました(汗)。

2003/06/28 涙じゃないのよ〜♪

 「うぐぅ、ひどい目にあったよ〜」(自業自得だと即座に返されてしまう女の子あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 えっと、「サハフたんフィーバー」はやはり世界的に見てもごく一部で、まあ英語圏でも一部のファンがいて、日本でも同じ、という状況のようです。ロイターやBBC、日本のメディアも一目置いて報道はしていますが、ファン(?)に応えるところまでは行っていません。……当たり前ですけど(笑)。
 で、どこかで中継やってないかと思って探したんですが、受信したテレビ動画そのままMPEGにエンコードして置いてるところもあったものの、アラビア語なので手も足も出ません。
 せめて書かれたものが転がってないかと探してみましたが、探しているうちに思いっきりぬかるみにはまってしまいました(苦笑)。

【ASHARQ AL-AWSAT紙(サウジアラビア・リヤド発行の日刊紙)
サハフ氏「痩せて白髪の私に見覚えがなかったのだろう」と、アメリカ人・イラク人のどちらからも逮捕されなかった理由を語る
……日本語モードで行くと真っ白で、表示されないそうです。全文アラビア語。
 で、昨日自分でも書いたように、やっぱり1行読むのに1時間以上かかっちゃって、見出しだけで挫折しました(苦笑)。
 内容面白そうな見出しなので読みたいんですけど、もう力尽きてしまったので……どなたかアラビア語に強い方、お願いできません?(こらこら)

 それはともかく(笑)。「サハフ」で検索かけるとウチがかなり上に来ちゃったりしますが、こちらの方とのなれ初めの話じゃないですがカタカナ表記では無理ですよ、せめてローマ字表記のSahafで検索しましょうね、という話は前に書きました。
 で、今回この悪戦苦闘の土曜の午後の唯一の収穫、アラビア語でのサハフたんのフルネーム表記を確認!……むなしい(苦笑)
右から読みます。ムハマド・サイード・アル・サハフ  左のがそれで、上記の新聞記事で固有名詞探すのだけでも苦労したという情けない現状ですが(苦笑)。
左から読みます。子音だけの表記です  これを、アラビア語学(新聞記事ではなくて)の方法でアルファベット表記すると……記号を使うのでこれは左(下段)のようになります(左右どっちから書いていいやら、どうも分かりやすくなっていませんが……)
 下に点のついている「h」は「少し優しく口の奥のほうで」発音するとかはまだしも、アルファベット対応できなかった「‘」(「アイン」)は、「鶏などを押しつぶしたようなイメージのアイウ」と、メチャクチャ難しいです。日本のコミック表現で、「あいう」に濁点つけたりしますけど、あれにちょっと似ているかもしれません。
 28個のアルファベット+母音アイウだけなのに、なんでこんなに難しいんだろうと思っちゃいます(苦笑)。
 というわけで、できるだけ元のアラビア語表記に近いようにカタカナで書くとすると、「ムハマド・サイ゛イード・アル・サアーフ」とか書くしかなさそうですけど、要はどうやっても土台無理!というお話でした(笑)。

 中東和平は劇的に展開中。
 もともとそれほどつながりのなかった「ハマス」「アルアクサ殉教者旅団」「イスラム聖戦」の3組織が、エジプトの仲介によってパレスチナ自治政府のアッバス首相と停戦合意の方向へ動き出す一方で、パレスチナ自治政府とかなり早い段階で袂を分かった「PFLP」(パレスチナ解放人民戦線)がこの合意に加わらず、下手をするとパレスチナで同士討ちの内戦の危険も出てきました。
 しかし、過激派3組織が「アメリカ案」に同意するということ自体が、その後どう動くとしても歴史的な激動です。
 イスラエル政府はアメリカに無理押しされて、これまでどうやっても納得しなかったガザ地区からの撤退に動き出していますし、そう簡単に行かないのは分かっていても、それでもこれだけ動いていることだけでも、この半世紀の中では大きな出来事になっています。

 ♪明日はチュニスかモロッコか〜♭……PLOの本部ってチュニスにあったんですよ(笑)。そういえば、「♪ここは地の果て〜アルジェリア♯」という歌詞もありますけど、アルジェリアの地震はその後続報が入ってこないんですが……。
 この歌でも出てくるように、このあたり一帯をフランスが植民地にしていたということが、中東を「火薬庫」にしてしまった原因であることは事実です。パレスチナでの3枚舌外交、サイクス・ピコ協定の密約はあまりにも顕著な例ですが、これ1つだけではありませんから。
 もう一つの「火薬庫」バルカン半島では、火を噴いてから、沈静化させるまでにほとんど丸々1世紀を費やしましたが、中東のほうはもっとややこしくて困難な課題です。
 サダム・フセインだって、一人であんな「モンスター」になれたわけではなくて、アメリカが支援したからということがあります(いま見つからなくて大問題の化学兵器を売ったのは41代のほうのブッシュ時代の話です)し、そもそもイラクに王制を押し付けたのがイギリスだったりします。
 ですから、「何あんなに殺し合いばかり」と思ってしまうのは間違いで、ほとんど超大国のエゴで引っ掻き回してしまって、そのツケがたまりたまって暴発しているというべきでしょう。
 それでも、イラクの戦争の結果を取り繕うためであっても、この火薬庫をどうにかしようという動きが出てきたのは注目しなければなりません。ブッシュ政権の意図は気にはなりますが、その上のレベルの話で、世界史に残る事件を目の前で見ているといえるのですから。100年後の試験に、43代大統領が誰だったかは出ないかもしれませんが、中東で年単位の平和が訪れればそれだけでも教科書には残るはずです。
 ……そのときに日本が残ってるかどうかは保証できませんけどね(苦笑)。「現在人住まず」と一言で片付けられてるかもしれません……。

2003/06/27 ギブ&テイク

 相手のこれまでの人生や犯罪について十分な知識をもっていることが、相手の信頼を得ることにつながる。……質問者が何も知らないと、いちいち説明しながら話を進めねばならず、重要なことは何も言わずに終わってしまう。(日本に来てからは魔術師とカンチガイされがちなFBI心理分析官あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 本来「未知の犯罪に挑む」はずで、そのための「犯罪者との対話」という路線だったはずなのに、日本ではすでに起きて犯人も検挙された「終わった事件」について、ワイドショーのネタにされてしまってますが……。
 心理学が「芸」まで持ってきちゃった例のひとつですね、これも。50年くらいしたら、この辺のワイドショーでの「解説」が、「日本の話芸」とかいう番組にまとめられるんじゃないかと思っちゃうくらいです。
 それはともかくとして、犯罪者との面接は別としても、インタビューや、あるいは単なる打ち合わせでも、相手と共通の話題が持てると話がしやすくなります。
 たとえば、私が何かの「記念企画」で、はるかさんと対談するとしますよね。
 VNIの対談って、アイコン使ってあとはチャットからコピー&ペーストしただけ、結構お手軽で当り障りのないものが多いようですが、そうではないものを作るとすれば……。より深いところのツッコミ合戦のように、「討論・解説委員室から」のように、しっかりとした話をするとすれば、ある程度相手から出てくる話を「分かる」だけの前準備が必要になります。
 たとえば、「そうそう、タロットですと〜」という話題が出たときに、「多ロット?」とか答えちゃうと、会話が途切れてしまいますよね。知識の、全部が全部を共有できるはずはないんですが、説明をお願いするときはお願いする、そうでない場面は両方が押さえておく、というようにしないと、説明ばかりしてもらう一方的なレクチャーになってしまって、話が転がっていきません。
 そのあたりを突っ込まずに、世間話の範囲内で済ませてしまえば、まあ「当り障りのない」ようにはできるでしょうが、それって自前の文章とどっちが面白いかという疑問が出てしまいます。よほど「共通のお題」を決めて、そのお題についてそれぞれ書く、という取り決めをしたほうが実りが多いと思います。……いや、三題噺はきつそうなんで遠慮しておきますが(笑)。

 実は昨夜、ちょっといろいろな人と会って話す機会があったんですが、「とりあえずのネタでも、詰め込んでおいたおかげで話題がスムーズに進んだ」という経験をしました。「学生運動の頃、アジって……」というような話に、「アジ?」といちいち聞いていたら白けちゃいますから……とはいうものの、そろそろ時代的に限界じゃないかと思う死語ではありますけどね(笑)。
 リスクマネージメントの専門家との話で、「解けない暗号はないから時間稼ぎしかない」という雑多な詰め込み知識がぱっと出てきたおかげで、相手も話しやすい空気になりましたし、そういう空気にさえなれば、あとはこちらは聞き役に回れるわけです。相手が専門家なんですから、ごちゃごちゃツッコミ入れても仕方のない話で、区切り区切りに質問を入れていけばスムーズに運びます。
 そうそう、質問を全然しないという人もいますけど、欧米の感覚では「質問がないイコール全然聞いてなかった」と受け取られかねないので注意が必要です。100%の伝達がありえないことを考えると、どんな完璧な講義やレクチャーであっても、「私はこういうように受け取ったけど、この認識あってますか?」というような質問は出て当然ですから、それさえもしないとなると、「あなたの話にいちいち質問する価値はなさそうです」という裏の意思表示になりかねません。
 もっとも、あまりくどくどやると、それはそれで日本人には嫌われる危険性もあるんですが……。感覚と勢いでしゃべる人は、往々にして頭の回転が速いので、確認の質問を入れると、さえぎられたと取る人もいます。このあたりはケース・バイ・ケースとしか言いようがないですね。
 電話でも、番号やメールアドレスなどを教えるときに、向こうが普通に繰り返してくれればベストですが、それをしてくれない相手の場合には、「恐れ入りますが念のために復唱していただけますか?」と聞かないと事故の元になります。なるんですが、しかしそれをやると「信用してないのか?」と機嫌を損ねる危険もあって、バランスが難しいところです。
 まあ、それを口実にメールやFAXを使うという方法もありますが……。会話が終わってハイ、サヨナラではちょっと、というときに、しかししゃべることは全部話しちゃったし、かといって次未定のままコンタクト切っといていいかどうか迷うことがありますが、そういうときに「今日はありがとうございました。なお、お話にあった件で数字の部分に聞き間違いがあるといけませんので、確認のためメール差し上げます」というようなメールを送っておくと、あとで「しまった!」ということも起きにくいですし、また会話の最中も、細かい数字など後で確認ということにすれば、会話の場面では根元の話題に集中できる、というメリットもあります。


 あ、少々お待ちください……。
 サハフたん情報です!!  サハフ・イラク(元)情報相について、ようやくロイター電の英語版できちんとした情報が出てきた模様です。
 先日の「無事拘束」、なぜか日本語版では出たものの、英語版ではタイミングが悪かったのか見当たらなかったので……。
 番組の途中ですが、このニュースを先にお伝えいたします。平常の更新は後刻改めます。

【ロイター=ドバイ発・米国東部時間13:42(日本時間02:42)
'Comical Ali' on Arab TV After U.S. Questioning
Thu June 26, 2003 01:42 PM ET
DUBAI (Reuters) - Former Iraqi information minister Mohammed Saeed al-Sahaf, who earned the nickname "Comical Ali" during the Iraq war, appeared on Arab TV on Thursday after he was questioned by U.S. forces and then released.
Shahaf, who handed himself over to the Americans, was shown without his familiar military fatigues and beret, standing in a room chatting with an al-Arabiya reporter. His hair was completely gray and close cropped.
"Via some friends, I went to the Americans...and there was an interrogation about a number of issues concerning my work. After the interrogation, I was released," a tired-looking and thin Sahaf said in a clip aired by the channel.
"A difficult situation has passed by, not for one person but for everyone," he said in measured tones in another clip.
Al-Arabiya TV said in a statement it would air an interview with Sahaf at 1900 GMT on Friday. U.S. military spokesmen were not immediately available for comment.
The statement said the interview, which was recorded in Baghdad, contained "much important information about the recent war and the fall of the Iraqi regime."
 隠れサハフファンとして(え?)、緊急訳を以下に。……普段はこんなことしませんが、(そうでなくても重いページが倍以上重くなるから)今回は特別で(笑)。

 イラク戦争中、「コミカル・アリ」の愛称を得た元イラク情報相ムハンマド・サイード・アル・サハフ氏は、木曜日、米軍の訊問を受けて解放された後、アラブのテレビに登場した。
 自ら米軍に投降したサハフ氏は、彼の有名な軍服やベレー帽なしで現れ、アル・アラビアのレポーターと室内で会談した。彼の髪は完全に灰色で短く切られていた。
 「数名の友人によって、私はアメリカ軍に行きました。……そして、私の仕事に関する問題についての多くの尋問がありました。尋問のあと、私は解放されました」。疲れて見え、またやせたサハフ氏は、そのチャンネルで放映されたビデオクリップの中でこう語った。
 「困難な状況は、通り過ぎました……一人の人間にとってだけではなく、すべての人にとって……」と、彼は正確な口調で他のビデオクリップの中で述べた。
 アル・アラビヤTVは、発表で、サハフ氏へのインタビューは金曜日の世界標準時19:00(日本時間28日土曜04時)に放映すると言った。米軍報道官は即座にコメントできなかった。
 その発表は、バグダッドで収録されたそのインタビューが、「今回の戦争とイラク政権の失敗についてのとても重要な情報」を含んでいると述べた。


【CNN=バグダッド発・米国東部時間26日15:09(日本時間4日04:09)
'Comical Ali' re-emerges on TV
Thursday, June 26, 2003 Posted: 3:09 PM EDT (1909 GMT)

BAGHDAD, Iraq (CNN) -- Ex-Iraqi information minister Mohammed Saeed al-Sahaf re-emerged on Arab television screens claiming the U.S. released him after questioning.
The minister, dubbed 'Comical Ali' for his daily eccentric and exaggerated claims during the war in Iraq, said Thursday the battle had been a "very difficult time. Not just on one man, but on all."
With white hair and without his trademark beret and grin he appeared subdued compared to his usual combative style.
He told Arabic news channel, Al-Arabiya, that he made contact with U.S. forces through friends following the end of the war. He was questioned about his job and later released.
Al-Sahaf's 25-minute interview, which was taped Thursday in Baghdad, will air on Friday.
 こちらはそれほどの情報なし。背景説明(ここでは省略しました)が多少細かいかな、という程度ですね。
 インタビューが25分間に及んだ、という点が目新しいでしょうか。

 というわけで、日本時間明日(28日)の、アル・アラビアTVの放送に注目です!
 「サハフたん」ファンというのは横に置くとしても、イラクで数少ない「英語に堪能なインテリの文官」(それがたたって逮捕もしてもらいにくかったみたいだけど)が、この戦争について、どう語るのかというのは、(サハフ氏でなくても)重要なコメントです。
 「怒れる市民」でも、「アメリカべったりの人」でもなく、「フセインべったりだったのが捕まっちゃった」というのでもない、軍人でもない、フセイン政権とは距離がありながらも高官だったという人で、しかも国連大使を務めたほどのインテリですから、どういうように見ているのかを語ってくれるとすれば、非常に重要視すべき「インタビュー」のはずです。

 今日は「サハフデー」でしょうか、ウチ(苦笑)。

【ロイター=ドバイ発・米国東部時間17:25(日本時間06:25)
'Comical Ali' on Arab TV After U.S. Questioning
Thu June 26, 2003 05:25 PM ET
By Andrew Hammond
DUBAI (Reuters) - Former Iraqi information minister Mohammed Saeed al-Sahaf, who earned the nickname "Comical Ali" during the Iraq war, appeared on Arab television Thursday saying he had surrendered to U.S. troops only to be freed.
Sahaf, 63, became an unlikely media star during the war, winning his stripes as a hero to many in the Arab world while Western audiences gasped and then chuckled at his bravado.

SPAWNED WEB SITES
The figure of Sahaf spawned a mini industry in the West involving T-shirts, mugs, dolls and videos, and a raft of Web sites poking fun at his rhetorical style.
In the Arab world, Sahaf gained fame during the conflict for his colorful use of the Arabic language, using archaic insults to describe the invaders which had commentators throughout the region debating their meaning and poring over dictionaries.
He branded the British and U.S. leaders "an international gang of criminal bastards," "blood-sucking bastards," ignorant imperialists, losers and fools.
In an interview with Abu Dhabi TV broadcast Thursday evening, Sahaf defended his press briefings during the conflict.
"The network for collecting and transmitting information was much stronger in the governorates than in Baghdad," he said.
"The information was correct, but the interpretations were not," he said, adding: "I did my duty up to the last minute."
Some Arabs lampooned him as a symbol of Iraq's state-controlled media while admirers saw him as a nationalist who did do his duty. He has been the subject of comedy sketches and an Egyptian director has a film in the works about him.
Sahaf may be stunned to find that one of his biggest fans is also in Baghdad and works for the U.S. Army.
Leading U.S. military spokesman in Baghdad, Col. Guy Shields, counts Sahaf among his heroes.
"Baghdad Bob? I'd like to meet the guy," Shields said of Sahaf.
"Talk about a guy who can stay on message. If he is alive and can get himself to the United States he can become a millionaire as a spokesman for whomever. He has got a fan club he doesn't even know about. He's kind of one of my heroes," Shields told a news conference.
 ほとんど(日本語にも)出てる情報ですが、でもこのあたりのフレーズが泣かせます。

"The information was correct, but the interpretations were not," he said, adding: "I did my duty up to the last minute."
 「情報は正確でした。しかし、解釈はそうではありませんでした」と彼は語り、付け加えて「私は最後の瞬間まで義務を果たしました」。
 口先だけで特攻隊を賛美したがる二世の政治屋さん、あなたたちは「最後の瞬間まで」義務を果たせますか?
……こればっかりは私も無理だと思うんですけど(苦笑)。戦車がうようよいて炎があちこちで上がっているところで記者団に向かって「バグダッドに米軍などいない、永遠に!」なんて、原稿用意されてても恐怖が先に来そうで……。このあたり、空爆を経験してしかも情報分野の叩き上げだからできたんでしょうか。

 例のサハフたんDVDを作ったプロデューサ氏もコメントしています。

"Talk about a guy who can stay on message. If he is alive and can get himself to the United States he can become a millionaire as a spokesman for whomever. He has got a fan club he doesn't even know about. He's kind of one of my heroes," Shields told a news conference.
 「つづけられる人に伝言について話してください。彼は、生きて、そしてアメリカへ彼自身が行くことができれば、どんな人のためのスポークスマンになっても成功し百万長者になることができます。彼は、まだ彼が知らないファンクラブを持っています。彼はいわば私のヒーローです」とシールズは記者会見で述べた。

 で、この記事でも放映時間は
Al-Arabiya said it would air the interview in full Friday at 3 p.m. EDT.
だそうです。米国東部時間で金曜日15時、日本時間だと28日土曜日午前4時ですね。

 →27日16時追記。詩子さんからクリップ入電。
 ……でも、これインタビューの同時通訳もしてなくて、「予告編」みたいなカンジですね。戦中?のシーンが多いですし。
 ビデオクリップの元記事はこれのようです。

'Comical Ali' resurfaces 【BBC】
One of the most remarkable figures of the Iraq war has resurfaced for the first time since the collapse of Saddam Hussein's regime in April.
Former Iraqi Information Minister Mohammed Saeed al-Sahhaf - dubbed "Comical Ali" for his deadpan insistence that Iraqi forces were crushing the invading Americans - appeared in brief interviews on Al-Arabiya and Abu Dhabi TV on Thursday.
He said that he had surrendered himself to US forces, who had released him after questioning.
US Central Command would not confirm his claim that he had been interrogated and freed.
"We don't have him, and there is no information from our people on the ground to back up these reports," a spokeswoman for Central Command told BBC News Online.
"He is an interesting story teller and we look forward to hearing what he has got to say," she added.
Mr Sahhaf is not on the US list of 55 most wanted Iraqis.
Reticent
Looking thinner and greyer than three months ago during his daily press briefings, he declined to tell the Arab TV stations about the final days before Baghdad fell.
"The time is not yet ripe to say what happened. When history's ready, then we can talk about it," he said.
He refused to retract his wartime claims that Iraqi forces were "burning the Americans in their tanks", saying only that his reports came from "authentic sources - many authentic sources".
He said the war was "a difficult situation, not for one individual, but for everybody".
He denied being part of Saddam Hussein's inner circle, saying he was a professional doing his job.
And he said he was at work on a book.
His comments were part of a longer interview due to be broadcast on Friday at 1900 GMT, Dubai-based Al-Arabiya TV said in a statement.
Mr Sahhaf's daily press briefings in Baghdad during the war, at which his statements were increasingly at odds with reality, made him a figure of fun in the West.
He was dubbed "Saddam's optimist" and "Comical Ali" by media commentators, before disappearing as American forces entered central Baghdad.
But he gained a wide following for his way with words; a website devoted to him crashed on launch when it was overloaded by thousands of people per second trying to log on.
Even George W Bush admitted to being something of a fan, telling the US television station NBC that Mr Sahhaf was "great".
 前半部分で、「勝者」のはずの米中央軍の報道官のほうが、余裕がなくてまだ情報戦みたいなノリで皮肉を言っているのは、騎士道にも反するのでは?? ……というか本気で余裕ないのかしら(苦笑)。
 それに比べて、サハフさんはここでも「名言」を繰り出しています。

"The time is not yet ripe to say what happened. When history's ready, then we can talk about it," he said.
 「何が起きたかを話すだけの機はまだ熟していません。歴史の準備ができたら、その後私たちはそれについて話すことができるでしょう」と彼は言った。

 単にコメントを断るのではなくて、「歴史に委ねる」みたいなカンジですね〜。
 また、先のロイター電の「一人の人間にとってだけではなく、すべての人にとって」というくだりについても、BBCが補筆しています。

He said the war was "a difficult situation, not for one individual, but for everybody".
 彼は、戦争は「困難な状況……一人の個人にとってではなく、すべての人にとっての……」であると述べた。

 米中央軍の幼稚な皮肉("He is an interesting story teller and we look forward to hearing what he has got to say,")に比べて、はるかに品格があるんですが……。教育レベルの差ですか?
 とりあえず本出たら速報してください、Amazonで買いますから(笑)。

 まあ、ともかく、無事でしかも25分間冷静なインタビューだそうですから、無事のお祝いと、インタビューの前祝で乾杯〜♪(←まだ昼日中です)
 ……というか、「倒したぞ!」とポップコーン片手に?テレビ見てて叫べばそれで済む人と違って、解説担当は酔っ払って出るわけには行きません(苦笑)。
→というか、サハフさん乾杯!と言いたいところですけど、サハフさんイスラム教徒(シーア派)なのでお酒飲めないですね(笑)。

●本日のご案内(笑)
サハフさんファンサイト(英文):welovetheiraqiinformationminister.com
→さすが、お祭りになってますね〜(笑)。

Breaking News - June 26 - The man has returned!!!!
 「その男は帰還せり!」とでも訳せばいいんでしょうか(笑)。
 「インフォメーション・ミニスターの帰還」とか(こらこら)。

However, clips from the interview have already been aired, so finally, after months of painful waiting, we have
AUTHENTIC NEW M.S.S. QUOTES!
 落ち着いてくださいっ!(笑)
 「数ヶ月の痛みにたえて痛みに満ちた待ちの後、われわれは本物の新しい引用文を得た!」とか盛り上がってます〜(笑)。


>詩子さん(06/27)
>映像ソースどっかで手に入らないカナ。
>できれば、英語か日本語(こっちは多分無理)の字幕または解説付きで。
 英語の字幕がつけば(アメリカPBSニュースなどはバリアフリーのために、ニュースでも全文テロップが出ます)、読めないことはないですよね〜。
 日本語はNHKさんぐらいしか期待できないでしょうけど……。アラビア語の字幕は、ないよりはマシでしょうけど(英語のヒアリングも怪しいのにアラビア語の聞き取りなんかできませんって)、テロップがあっても多分1行読むのに1時間以上かかっちゃうんでカンベンしてほしいです(苦笑)。

2003/06/24 秀、仕事の標的にされる

 夫婦を「いもせ」という。……「いも」は「妹」ではなくて「シスター」であった。(「夜話」にしても法とどういう関係があるのかよく分からない続編あたりの挨拶)
 こんにちは、鈴凛です。
 このあと穂積博士は、男女別の兄弟姉妹の呼称4通り・計8通りを掲げ、「ところでルイス・モルガンによると、ハワイにおける兄弟姉妹間の称呼は次の通りであって、我邦上古の兄弟姉妹間の称呼と全然同一形式である」云々と書いていますが、さてここから親族法に話が……行きませんね(笑)。
 註をみると……エンゲルスに行ってしまうんですが、ウチは別にそれ追っかけて昨日付のつづきというわけではありません(笑)。

 『法窓夜話』のほうには、かなり強い口調も見られ、
 昔ローマでは、女子が弁護士業を営むのを公許したことがあって、ホルテンシア、アマシアなどという錚々たる者もあったとか。しかるに、アフラニアという女子弁護人に、何か醜行があったために、忽ち女性弁護士禁止の説を惹き起し、遂にテオドシウス帝をして、その法典中に禁令を加えしむるに至った。この論法をもって推すならば、男子にも弁護士業を禁ずることにせねばなるまい。
(「三六 女子の弁護士」岩波文庫113ページ)
と、なで斬りもいいとこです(笑)。

 今日は挨拶に「レッドスネイクカモン♪」というネタを用意していたんですが、昼過ぎのニュースで差し替えに(泣)。秀さんじゃなくて筆さん……(こらこら)
 このあたりの共時性、なんか呪われてませんか?(苦笑)

2003/06/23 皿屋敷の論理と心霊主義の精神

 Wait...(解題しちゃうと手の施しようのないダジャレあたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 心霊写真だとか念写とか、霊魂の存在を仮定するかどうかは別として、「物体ではないもの」が写っちゃう現象ですが……。
 フィルムの場合は撮影から現像までの工程がゴチャゴチャしすぎて作為が入りやすかったのが、インスタントカメラ(「ポラロイド」)の発明で分かりやすくなって……という話、あれディジタルカメラ時代の現在はどうなんでしょう?
 スキャナに手かざすと……いや、光学的過程を必要としないものなら、PCに念を込めるだけで起動中のPCに新しい画像ファイルができててもおかしくなさそうなものですけど……。それでこそ「考えを写す」ソートグラフィー(×ポートグラフィー→意味をなしません)じゃないかと。
 電子化の流れというのは、情報だけを効率よく伝えたいという流れと言い換えてもいいと思います。その場限りのナマ演奏から、SPになって持ち歩けて保存できるようになる、CDになってさらに手軽になる、データであれば無理にプラスチック円盤に乗せなくたってネット配信で、というように。
 その点、念でも霊でもいいんですが、わざわざ特殊能力のある人間に乗り移るのはやっぱり大変でしょうし、光学・化学的工程に紛れ込むのもそれなりにシンドイと思うんですが、それに比べたら電子的媒体のほうが入り込みやすそうな気がするんです。
 自動書記だって、「そういう人」を通信媒体にして向こうの世界から打電してくるよりは、死んだ人が直接自分のページ更新したほうが手っ取り早いと思うんですが、どうなんでしょう、その辺。
 あるいはですね、非業の死を遂げるにしても、メール機能つきの携帯電話持ったままという状況が増えてるはずですけど、無念のメッセージをメール送信しちゃうとか、犯人の顔を添付ファイルで送っちゃうとか、そういうのがあってもよさそうなんですけど……。
 物体直観(「サイコメトリー」は普通の心理学用語で使われているから不適当だそうです)のように、特殊能力者がモノに触れるだけで、そのモノの持ち主の経歴を語れるとしたら、モノに憑くといいますか、物質に情報が込められているわけですよね。万年筆なら万年筆のどこかに、情報を込めなければならないことになりますが、それなら、情報だけが徘徊するネットの世界のほうが出現しやすいんじゃないかと思いませんか?
 とは言うものの、これにはいくつか難点があることも言っておかないと不公平(そもそも対立さえないような気もしますけど……)かもしれません。
 アガサ・クリスティでしたっけ、「電話を通じて犬笛を吹くと、そういう訓練を受けたイヌが……」というトリックがありましたが、これ、PCM変調の現代では不可能です(笑)。電話だけではなくて、蓄音機やレコードならできたこのトリック、原理的にCDでは成立しません。ナイキスト周波数より上はノイズとして原理的に排除されちゃってますから……。
 そういう意味で、魂であるとか霊であるとか、そういった「物質ならざるもの」にとって、電子メディアは苦手な存在なんだ、という都合のよい説明はありうる話です。
 それにしても、時代劇でもフィルム撮りとビデオ撮りがどうのこうの、という議論があるくらい、テレビの世界も技術的には変わってきているはずですが、「スタジオでは見えててちゃんと映したはずの心霊写真がテレビモニタには出てこない」という現象は聞きません。昔ながらの撮像管(サチコンとか)なら映るけど、CCD(電荷結合素子)だと映りません、なんて話はないようです。あるいは、ブラウン管なら見えるけど液晶だと見えない、とか。
 そうだとすると、つまりCCDでも映る「怪現象」なら、CCDを経由せずに、いきなりビデオに映ってしまったり、途中を全部省いていきなり映像として流れてしまってもおかしくないはずですが、その辺、なぜか霊も逓信委員会が怖いらしいのが不思議です(笑)。
 ……「霊界発」でニュース打電してくるとすると、APなのかロイターなのか、独立系衛星テレビ局か、どこの通信社が取るんだろう、と余計な方向に行ってしまったり(笑)。
 それとも、向こうの世界にも、余計なこと外に流すな!というお目付け役の情報省があるんでしょうか?(こらこら)

 切符が2枚、4枚、え、8枚? という、元ネタ知っているとあまりにくだらない話で始めたのを後悔しているうちに日付変わってた週明けでした(苦笑)

 とか書いていたら、いきなり携帯メールが着信してビックリ……(笑)。
 なんでこんな時間(現在日本時間24日午前3時すぎ)に、と思ったら、迷惑メール! しかも、私の携帯メールアドレスを使った「なりすまし」で大量に連続して送って来てるし(激怒)。
 そうですか、そういうことされるんだったら、白黒ハッキリさせてやろうじゃあないですか。どこの会社だか知らないけど、悪い相手を選んだものだと後悔させてあげましょう。
 これがPCのメールアドレスに直接来てれば、ヘッダを分析していきなり送信元プロバイダに調査依頼送りつけるところですが、携帯メールはその点表示がしっかりされないから不便です。まあ、キャリアにまず第一報入れて、地裁でも地検でも出るとこに出してやる……。
 さて「送信禁止の仮処分」から入ろうか、それとも相手が分かればまず損害賠償請求ぶつけて、取引先が分かれば仮差押の絨毯爆撃かしら、それなら東京地裁民事9部かなあ、本訴ではいきなり第三者文書提出命令か、でも第一回弁論に出てこないほうがありそう、などと思考くるくる回転中です。
 いっそバグダッドで仕事してたほうが良かった、と思うくらい痛い目にあわせてやらないと、と思いますが……。
 あんまりやると、「ねこにとられたねずみじゃあるまいし、……おもちゃにしちゃ困りますよ」(『アベ農園』事件のクローカ船長あたりの挨拶)って言われそうですけど(笑)。
 あ、でもこの話って、後日談期待しないでくださいね。「闇の稼業の定め書き」じゃないですが、仕留めたら仕留めたで内情オフレコになりそうですから(笑)。

 「インターネットに幽霊が出る……」とか言われるとシャレにならないなあ、と思いつつ、あれのドイツ語は「妖怪」なのか「幽霊」なのか、「出る」でいいのか「出没する」なのか、はたまた「徘徊している」なのか、あのあたり翻訳だけで随分イメージが変わりそうなんですけど……。
 日本の幽霊だと出る場所が決まっていることが多いようですし、イギリスだともっとそうらしいですが、ヨーロッパのあっちこっちで出て回るとすると、「出る」だけでは困るかもしれませんね。
 と、話が脱線転覆爆裂四散してきたところで日付改めます(笑)。ニューヨーク市場が終わりそうですし(苦笑)。
 ……別にに対してとかそういうオチではないので、そこ深読み禁止です!(笑)

2003/06/22 青春時代が夢なんて〜♪

 花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき(『ゴンドラの唄』と取り違えられやすい挨拶)
 こんにちは、鈴凛です。
 有名な「いのち短し恋せよ乙女〜朱き唇あせぬ間に〜」『ゴンドラの唄』のほうです。……だからネタ出ないからってナツメロから入らなくたって良さそうなものですね(笑)。

 いえ、どうもここんとこ、辛気臭いというか、ますますお勉強サイトっぽい話題が続いたかなーと思って……。
 若い読者の方……「若い」の定義はかなり幅ありそうですけど、とりあえずここでは「16進で桁上がりするかしないかのあたり」としておきます……にとって、お説教みたいになったらそれはそれでイヤでしょうから。
 というよりも、本当に「お説教」的な話なら、勉強よりも大切なことがありますよ、という話になるんですけど……。
 試験とか受験とかと違って、不要不急に見えることのほうが、実はのちのち大事な経験なんですよ、勉強は後からでも間に合うんだけど(大統領になってからだって、と偉い人が言ってます)、そうはいかないのもあるんですから、と久々に手にした少女コミック読んでため息ついてる日曜の午後だったりします(苦笑)。
 そうそう、いきなり話違いますが……。そういえば、冒頭の挨拶ってどこかで使われてたなあと思って記憶を辿ったら、某美少女戦士のアニメでしたね(笑)。
 あのアニメ、製作スタッフの年齢疑っちゃうようなところがいくつか見受けられましたけど……。あ、単に深読みのしすぎかもしれません、「星は何でも知っている」ってセリフに、思わず「夕べあの娘が泣いたのも〜♪」って続けてしまう視聴者のほうが例外でしょうから(苦笑)。……蛇足ついでに言ってしまうと、「ナイルも何でも知っている」とつなげると、それはそれで違う方向で古いと思います(笑)。

 ……う、今日はタイトルも挨拶も、出だしから全部間違ったような気がするんですが(笑)。

>ワダツミさん (06/21)
> サイクロトロン! そんなものが! 一億度! 太陽の表面温度なんてメじゃないぜ!?
> 詳しい原理は全然知らないのですが、確かに名前が名前だけにこれっぽいよ!
> この辺り、詳しい人の解説を激しく希望してみたい。
 詳しくはないんですが(笑)。
 「サイクロトロン」そのものは、かなり古い粒子加速器です。高エネルギー研究のほかに、核医学(陽子線治療とか)にも使われてます。
 日本では仁科博士のグループが戦前から研究開発を進めていましたから、「軍部が協力していれば日本も核兵器が作れたのではないか」とも言われます。実際広島に原爆が投下された直後に、仁科博士は現地調査して間違いなく原子爆弾であるという報告をしています。……もっとも、それ以前に「日本の原爆開発は天皇が裁可しなかったし、そもそもウランがなかった」という反論もありますが。
 粒子加速器は、その名のとおり粒子を加速するもので、別の粒子にぶつけて反応させれば、原子炉でなくても放射性同位元素を作ることができます。最近の素粒子研究でこれが欠かせないのは、乱暴に言ってしまえば、「猛スピードでぶつけて原子核を破壊すれば中が覗ける」という使い方です。自動車事故でも高速なほど木っ端微塵になるのと同じで、細かく砕くのにはそれだけスピードが必要です(たとえがアレですけど(笑))
 で、超高温のほうですけど、超高温を必ずしも目指すわけではないんですが、核融合というのはご存知のとおり本来プラスとプラスで反発しあう原子核をムリヤリくっつけるというわけですから、反発する力よりも強いエネルギーで押し込める必要があります。それだけの運動エネルギーを無理に与えるので、結果的に超高温の世界になってしまうんですね。
 安定しない、一瞬の核融合には水素爆弾がありますが、あれは原子爆弾のエネルギーで核融合を引き起こしています。あれも超高温の世界ですよね。
 サイクロトロンの原理ですが、これも乱暴に言ってしまうと「ハンマー投げ」の要領で、ぐるぐるぶん回して加速していって、最後に手を離すと飛んでいくというものです(このあたり相当すっ飛ばしてます。本当は、回している途中でハンマーが重くなってしまう「相対論的効果」などいろいろあります……)
 「巨大電子レンジ」というと、むしろ静止した電子を振動させるマイクロトロンのイメージが強いですが……。電子を外の電場(マイクロ波)のエネルギーで揺すぶって温める(=電子にエネルギーを与える)のがマイクロトロンです。電子レンジだと直接中の電子を振動させて温めていますが、マイクロトロンでは揺すぶってエネルギーを与えた電子を最後に外に発射する点が異なります。比較的小型にできるので、すでに医用機器としてガン細胞を攻撃するのに利用されています。
 一方サイクロトロンは、速度を上げると周回半径が大きくなってしまう(人工衛星と同じ)ので、巨大エネルギーを与えるためには装置がどうしても巨大になります。ベラボウに大きな粒子加速器の話は、一時期の素粒子ブームのときに話題になりましたけど、市内の病院に置けるようなシロモノではなくなってしまいます(笑)。その代わり、振り回す粒子が電子に限らないので、電子よりも大きなものでガン細胞を壊すという陽子線治療などで使われています(施設が限られてますが)。
 話を戻すと、太陽のエネルギーが核融合ですから、同じことしようとするとそれぐらいの温度にはなってしまう、というと乱雑すぎますか(笑)。
 ……と、ここまで書いてから気づきましたが、SFやそちらの世界についてはまったく知らないので、見当違いな話になってるかもしれません(笑)。

2003/06/21 情報部

 600、ロクマルマル、こちら情報部〜♪(かなり世代限定しそうな昔のNHK番組あたりの挨拶)
 こんにちは、鈴凛です。
 確かこの「600こちら情報部」の、ニュースコーナーに出ていたのが、いま「その時歴史が動いた」をやっている松平アナだったような……。解説担当は、その後「クイズ百点満点」に出た田畑さんでしたっけ?
 というか、田畑さんいま何してらっしゃるんでしょうか、確か一緒に「クイズ百点満点」の司会をしていた大塚アナと同じ時期にNHKを退局されたという話は聞いたような記憶がありますが……。あ、いいかげん古いネタはやめときます(笑)。

 というわけで、我らが情報部の
 四葉ちゃん、Happy Birthday!!
 すでに海外からも祝電(?)が届いてます〜♪ ……「Bonne anniversaire Yotsuba!」って、どうしてフランス語??(笑)
 昨日取り上げた、Intelligence「情報機関」には、「情報を取りに行く」(アメリカだとNSA)と、「情報を流して攻めに行く」(有名なCIAはむしろこっち)のと両方あるけど、四葉ちゃんは両方とも担当だと思います(笑)。これからも頑張ってね〜♪

 えーと、ニュースヘッドラインが更新できてないことからバレてるかもしれませんが、なんか疲れちゃってネタが出ません……。 あ、このあたり、英語の得意な四葉ちゃんに夜の部(ロンドン時間あたり)を手伝ってもらえると、かなり助かるかも♪(ばき)

 うーん、やっぱり調子が出ないんで、タウリン4グラムぐらい飲んで(←4000mgと言いなさい)ちょっと寝ます(苦笑)。24時間は戦えません〜(泣)
 日本時間で日付が変わる前に起きられたら、後刻更新ということで……。
→寝る前にちょっとだけ更新(笑)。いや、催眠剤だって飲んで即座には効かないんで(苦笑)。ここから「Tmax」や「BBB」……寝る前にする話じゃなさそうです(笑)

>はるかさん (06/20)
> でもでも、手に入りやすくなったおかげで薬に頼る人は絶対に増えると思うし、やっぱり個人的にはあんまり手軽になって欲しくありません。(これは薬の信用よりも、むしろどれだけ人間を信用するかという問題なんだと思います。基本的には性善説な気持ちいっぱいのはるかですが、この点に関してだけはちょっぴり冷たいです。まあ、今のドラッグストアなんてあんまりコンビニと変わらない気もしますけどね。)
 まあ、安易なOTC(大衆薬)化は、「医療費かかると軍隊作るのに予算足りなくなるし、どうせ病人なんか足手まといだからてきとーに死んじゃってください」という政策の現れですからね〜。このあたりは、以前の日記で指摘されてたとおりだと思います。
 米FDAと違って、日本の荒政老堂省(←字違ってます)は、自分たちが手厚く生活できることしか考えてませんから……。健康保険制度を目の敵にしてますが、メディケア制度のように世界に誇れる制度をこれから潰そうという人たちに明日はありません(断言)。
 そうそう、「長引く不況」の長引く原因の一つとなった、不景気の最中の9兆円の国民負担増(消費税5%アップ・医療制度大改悪)を強行したのは橋本内閣でしたが、当時の厚生大臣が小泉クンです。
 それはともかく(笑)。某ドラッグストアが急速に全国展開しはじめた10年くらい前に、「バイエルのアスピリンあります?」とドラッグストアの薬剤師に聞いたら知らなかったという経験があったりします。
 その後、ドラッグストア数店舗掛け持ちで名前だけ貸してる薬剤師の問題が発覚したりしましたけど……。下手するとマニュアルがしっかり作られる分、変なドラッグストアよりもコンビニのほうがマシになるかもしれません(苦笑)。

>詩子さん(06/20)
>言われてみれば、どこかで聞いたことあるなと思って調べてみたら
>テト(旧正月)[ベトナムデジタルギャラリー]
 言われてみれば、有名な「テト攻勢」の「テト」ってこれだったんですね〜。
……「クリスマスといえば『クリスマス攻勢』」と言うのと同じぐらい不謹慎な連想のような気がしますが(汗)。……その上、両方ともしっかり裏目に出てるのも何だか(苦笑)。

>イノシシの代わりにブタ
 似たようなものですから、アレは(笑)。ブタも放置して野生化したらイノシシになりますし、現代中国語で「猪」はブタですし。
 なので、台湾で「猪肉のなんちゃら鍋」というのを頼んでも、「ぼたん鍋」は出てきません(笑)。「ぼたん鍋」は好き嫌いあるみたいですけど……(←もう完全に話ずれてます)
 というわけで、カフェイン+タウリン入りのドリンク剤も飲んだんで、今度こそ寝ます〜(こらこら)。(注:現在日本時間17:30すぎ)
→やっぱり起きたら日付ほとんど変わる寸前でした(苦笑)。
 他にもドタバタがあって、現在、日本時間の午前3時すぎ……。


>四葉ちゃん
>お誕生日の企画を兄チャマと考えたデスけど、その兄チャマがちょっとお熱を出しちゃったノデ、企画は明日以降に続くかもしれないデス・・・・・・。
 あらあら、お大事にね〜。
 真紀奈さんとこもカゼの看病とか……流行ってるのかな?
 早期発見早期治療!は大原則だから、無理しないで治しましょう〜。
 ウチだと……「とりあえず先手必勝」で、いきなりクラビットだとか葛根湯だとかビタミンC大量とか、総力挙げて応戦するんだけど、土台の基礎体力がないから結局どうやっても長引く羽目になります(苦笑)。……早期治療してコレだから、早期に手打たないと寿命が1/3で尽きるかも(笑)
 そうそう、それでいま思い出したけど、「ポケットにアスピリン」はウチの場合はまったくシャレになってないんですよ〜。
 ウチのアニキは頭痛持ちだから、一時期ホントに持ち歩いてました。96錠入り(1回2錠)の「バファリン」を2週間で使い果たしたりしてて、「バファリンの半分が優しさなら、私の半分はバファリンで出来てます」とかムチャ言ってました。……計算すると「優しさ」は1/4? あ、なんとなく納得しました(こらこら)
 もともと肩こりから来る頭痛(緊張性頭痛、筋収縮性頭痛)なんで、いまでは筋弛緩剤の「テルネリン」(医療用です、当たり前ですけど)で対処してて、アスピリンのお世話にはならないで済んでいるみたいだけど……。これだと改善したのか悪化したのか、よく分からないな(汗)
 だから! 単なる痛み止めのアスピリン買って常用するよりも、ちゃんと処方出してもらって根本の原因に対策打ったほうがいいと思います〜。
 えーと。日付も変わっちゃってますし、「改革しないで痛みだけ押し付ける政治屋さんは大嫌いです!」というオチで(笑)。

2003/06/20 楽しいお付き合い

 次の文の誤りを示し、正しいものに直せ。(いろんな分野のテストでよく見かける問題文あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 あ、学生・生徒の皆さん、資格試験などで奮闘中の皆さん、いきなりブラウザ閉じないでください〜!(笑)

 テスト(試験)って、学校でそれこそイヤというほど体験していますから、何かの余興とかでも使いません?
 最近では「ナントカ度チェック」という言い方も増えてますが、「女性は年下のほうが好きですか? ハイ・イイエ」というのと、「『シスプリ』の原作にあたる文章を書いているのは次のうち誰?」というのはちょっと違います。
 前者は心理テストに近くて、知識ではなくて、好みや傾向を聞いています。後者はその対象についてどれだけ知識があるかを問うもので、一種の学力テストですよね。
 で、いまの例でもそうですけど、学力テストに嫌でも慣れ親しんでしまうせいか、趣味や余興でも「学力テスト」がたくさんあります。
 とくにインターネットのページでは、ちょっとしたスクリプトで気楽に「回答→採点」ができることもあって、ホントにいろんなものがありますよね〜。……身近なところでは、はるかさんとこにも「検定試験」がありますし(笑)。……かなり手ごわかったというか結構難しかったです(汗)。
 かなり以前にウチのアニキが聞き込んできた話(って記者みたいな表現ですね(笑))ですが、弁護士さんと世間話をしていたら、先生が「ここんとこ問題文作るので悪戦苦闘してる」というので、「何の試験ですか?」と聞いたら、「いや、お酒の好きな仲間で連休に酒蔵訪問ツアーに行くんだけど、バス車中の余興でお酒についてのテストをやろうと思って」とのお答え。……聞くほうも答えるほうも仕事してくださいよ両方とも、と思ってしまったのは秘密です(笑)。
 で、そのとき、問題文から「ああ、問題文作ると、作った人の傾向が出るものなんですね」という話に脱線していったと言います。話の脱線転覆も家系ですか?(笑)
 どういうことかと言いますと……シスプリに置き換えて作ってみると、こんなカンジだったんですね。

 問1.以下の記述のうち、下線部が誤っているものはどれか、記号で答えなさい。
 a)四葉は、ロシアからの帰国子女で、名探偵にあこがれている。
 b)可憐は、祖母の助言で、迷いを吹っ切ってしまった。
 c)咲耶はお洒落について豊富な知識をもっている
(問題文例なので、呼び捨てごめんなさい)


……というような問題で、「a)」と答えさせるものだったんだそうです。
 この形式、実は司法試験の「短答式」と呼ばれる問題形式に近いです。まさか「……について、論ぜよ」の論文式のほうは余興には使えないでしょうけど(笑)。
 ところが、別の「試験」を経験した人間が作ると、ちょっと形式が変わってきます。上の問題だとこんなカンジに。

 問1.誤っているのはどれか。
 (1)四葉は、ロシアからの帰国子女で、名探偵にあこがれている。
 (2)可憐は、祖母の助言で、迷いを吹っ切ってしまった。
 (3)咲耶はお洒落について豊富な知識をもっている。

   a) すべて  b) (1)と(2) c) (1)のみ d) (2)と(3)


 つまり、この形式だと、「誤っているもの」を直接答えるのではなくて、どれとどれが「誤っているか」を、組み合わせで答えるようになっているわけです。
 こちらは医師国試や薬剤師など、医薬系でよく見られる形式のようですが……。短答式ならともかく、この組み合わせ方式だと余興には使いにくいような気がします(笑)。

 では、ここで問題を一問。

【問】以下の文を読み、間違っている部分を指摘し、正しく直しなさい。

 ブッシュ大統領は、国家安全保障の必要性を力説して次のように述べた。
 "I want to talk about three issues facing America. The first are homeland security."


 どうでしょうか?そんなに難しくはないと思いますが……。

【解答】
 「最初のひとつ(The first)」は単数なので、"are"は誤り単数形の"is"を使わなければならない。
 正しくは"The first is (our) homeland security."(最初のひとつは[私たちの]国家の保安だ)とすべきである。


……という「模範解答」だとお勉強サイトになっちゃいますので(笑)、他のマジメな方はともかく、ウチとしては次の別解を採用したいと思います。

【別解】
 "I want to talk about three issues facing America."(アメリカが直面する3つの問題について話したい)と言って、最初のひとつとして"homeland security."(国家の保安)を挙げている部分が誤り
 "The first issue is my intelligence."(最初のひとつの問題は私の知性だ)が適切。


 ……"is"以下を、"that I am the President."(私が大統領であること)にしようかとも思いましたが、いくらなんでもキツすぎるか、と思ってやめました(笑)。
 いや、もっと過激な表現はいくらでもできるんですよ。"that the people elected me President."(国民が私を大統領に選んだこと)とか……。
 あんまりやると、現在行方不明なのにDVD好評(かどうか知りませんが)発売中の情報相の名台詞――"I speak better English than this villain Bush"(私は悪人ブッシュよりは良い英語を話す)――になっちゃうんで、この辺でやめておきます(こらこら)
 あ、ちょっとお勉強的に蛇足。"intelligence"には、「インテリ」という和製英語で知られる「知性」や「知能」のほかに、「情報機関」という意味もあります。"intelligence agent"といえば、「スパイ」などの「諜報員」を意味します。
 前に紹介したロイター電で、「アメリカの情報機関が、ブッシュ政権にハイジャックされたのではないか」という疑惑について取り上げましたが、あのときも"intelligence"という表現が使われていました。この場合はintelligenceと言っても、NSAやCIAなど「スパイのイメージの情報機関・諜報機関」のことで、「アメリカの知性」ではないんです(笑)。
 ……その意味で、"The first issue is our Intelligence."に変えると……。
 あるいは原文を直そうとして"The first is the Security Council."(Security Council=国連安全保障理事会)とかにしてしまうと、もう「ブッシズム」から逸脱して、過激な論調になっちゃいますね(笑)。

 そうそう、「ブッシズム」については、いろいろと本が出ていますが、個人的には……

 ……なんかこのまま終わるとブラウザ閉じられるような予感がしてきました(笑)。
 そうそう、この『警告!絶対にマネを〜』の本の帯には、「効能1:英語ができなくても、アメリカ大統領になれるんだという希望がわきます」って書いてあります(笑)。
 いや、それでなられるんじゃ困るんですけど、実際日本だと中学生レベルの英語を派手に間違ってくれて、しかもアチラの場合は側近にカンニングペーパー原稿を用意してもらっていてそれでも、という状態ですから、確かにそのとおり、間違ってはいません(苦笑)。
 しかし、全然分からない外国語だったら、こうまでは盛り上がらないはずですよね。目下生死不明というかどこかで生き延びてるらしいフセインさんの、アラビア語の演説だとここまで受けないでしょう。日本の場合、いろいろ批判はあるものの一応の英語教育は受けていますから、「そうそう、時制って面倒だよねー。しかしネイティブがそれ間違うか?」みたいなツッコミ入れながら読めるから面白いのではと思います。
 外国語って、試験やら単位のためにイヤイヤ、だと速攻の催眠剤だと思いますが、たとえば「he,his,him」と主格・所有格・目的格を覚えるときに「これでブッシュに勝った!」と思ってみると面白くは……なりませんか?(笑)
 いま英語を習っている方は、「ブッシュよりは良い英語を話す」という目標を設定してみてはどうでしょうか、と提案してみます♪(←おいおい)
 まあ、冗談はともかく(あまり冗談になってませんが)、ロイター拾い読みなんかが気楽に自宅でできる時代です。これが一昔前だったら、ロイターの専用端末がないと読めなかったわけで……というか確か5年前の時点で、東北地方には証券会社のどこにもロイター端末が来てないと聞いたような記憶が……。それが時間差は専用端末とはあるにしても、かなりの速度で無料で読めるようになってます。
 ロイターでもCNNでも、BBCでもそうですが、すさまじい量のゴッタ煮状態です。日本の新聞が「ロイター通信によれば」というように伝えるときは、それなりにマトモな、シリアスなニュースのことが多いので、堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。私なんかは、なんだかよく分からない「マーサ・スチュワート氏」関連のハシャギぶり見てるとそれを強く感じます(苦笑)が、ゴッタ煮どころか誰が何入れたか分からない闇鍋に近いかもしれません。
 でも、取り澄ました「CNNが報じた」「ロイター通信によると」というニュースだけを見るより、後からヤバそうなところだけ直してたりするナマの記事を読むほうが、より楽しめるんじゃないかと思います。
 ちょっと前に台湾のSARS対策キャンペーンのニュースを紹介しましたが、あんな「抽選金」やら「キリ番」までやっていたというのは、私は台湾の新聞社の記事で知りましたし……。
 何も「国際報道」と堅苦しく思う必要はないんで、地方ローカル紙で「なんでこれ一面に出てるの?」と聞きたくなる記事があるのと同じ感覚で、ワシントン発やエルサレム発でも、「なんじゃこれ」という記事がある、という楽しみ方もできると思います。
 もう一つ、言葉と、その言葉を使っている人たちの空気とは密接につながっているということもあります。「ある言語を学ぶことは、その文化を習得することだ」という台詞まで持ってくると大げさですが、そこまで行かなくても、ある外国語に触ってみるだけでも、バーチャルな旅行のような感覚が体験できるかもしれません。
 というのは、その言葉を使っている人たちの思考や好き嫌いが、言葉に現れますから……。たとえば、日本語の一番身近な例で言うと「萌え」って英語に訳せます?(笑) 辞書のように説明はできるかもしれませんが、この微妙で奥の深い2文字は、そのまま知ってもらうしかないでしょう。
 そういう、異文化体験という意味では、最初に触れる外国語が英語だけというのはどうかな、という問題もあります。確かに実用性では国際語として使われているのでダントツではあるんですが、日常カタカナ英語がどこにでもあることもあって、「異文化」を意識しないで単に「暗記」になっちゃうと、これは面白くも何ともないでしょう。
 たとえばドイツ語には性別があって、活用も主語か目的語かでハッキリ変わる。そういう日本語にはない考え方のところを、試験のための丸暗記で通り過ぎちゃうのはもったいない話です。前に取り上げましたが、ホームズ先生の比較言語学「動詞をこんなに後ろに持ってくるのはドイツ人に限る」というセリフは、ドイツ語のこの特徴を言っている、というような「試験に出ない話」に興味が出てくると、「der,des,dem,den」とお経唱えるのも変わってくるかもしれませんよ(笑)。
 直接役には立たなくても、文字通り世界が広がれば面白いネタを拾うチャンスも増えるはずですから……。ネタにしかならないかもしれませんけど(←台無し)。

 昨日は久々に日光浴びたら外出したら疲れ果ててネタ出ませんでした……ロイターさえ読まずに寝ちゃいましたから(汗)。
 東急田園都市線が、いつの間にか東武線とつながっていて、下手に寝過ごすととんでもないところに連れて行かれる仕様に変わっていたり、都営三田線のホームドアに感心したり……。とくに都営三田線は使う機会があまりなかったんで、ちょっと驚きました。


>詩子さん(06/18)
>干支の話(ネコがなぜ十二支に入っていないかって話)
 あれ? 確かベトナムの十二支にはネコ入ってるという話を聞いたことがありますけど……。出所不明なので不確かですが(汗)。

2003/06/18 ユーモア

 私も撃ったんですけど、当たってるんですけども、落ちないんですね。落ちないというのはつまんないものですよ。(一昨日亡くなった「いまや私一人」の噺家あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 春風亭柳昇師匠、戦時中の体験を語って……なんですが、どうしてもオチをつけてしまうのは流石ですね(笑)。
 歌手の藤山一郎さんが南方戦線に慰問に(こちらはすでに当時大歌手だったので、兵隊ではなくて「前線を激励に」歌手として)行くときに、乗っている船に敵潜水艦から魚雷を撃たれたが命中を免れて助かった、という話をテレビでされていましたが、この話でも「当たらないんだ(笑)」
 ……それこそ命がけで行って帰ってきた人のほうが、「眉間に皺寄せて」ではなく、つい笑いをとってしまうというのは何故でしょうか。戦後生まれのインタビュアーは、その微妙なネタに笑っていいかどうか悩みそうですけど(笑)。
 フロイトが「ユーモア」の例として挙げている死刑囚の話と同じで、深刻な話題のときにこそニヤっと笑ってみせる「ユーモア」のセンスというものがあるのかもしれません。これ、「笑うとは不謹慎だ!」という旧日本軍的感覚からは永久に出てこないでしょうけど……軍に限らず、現代でも日本人の苦手とするところかもしれませんね。

 イギリスでは、ブレア首相が青息吐息です。
 ヘッドラインでもお伝えしたように、閣僚がバタバタ辞任してしまって内閣改造に追い込まれたところ、今度は内務相と(日本でいう)最高裁長官とが対立。
 このニュース、BBCテレビで見たんですが、内閣改造を評して「今回の内閣改造劇は、象が『白鳥の湖』のダンスを踊ったようなものでした」。
……BBCって独立性が守られているとは言っても国営放送ですよ? 「ドタバタが続いています」というならともかく、象がダンスってすごい表現だなあと(笑)。

 「アメリカ人の6人に1人がうつに悩む」とロイターが伝えています。

Depression Hits One in Six Americans, Study Finds 【ロイター・英文】
 引用すると全文になりそうなのでタイトルだけですが、興味深い内容なので是非読んでみてください。
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