VNI鈴凛 過去ログ 03/05/16-31

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◆今日の視点◆

2003/05/31 「正義」

 アメリカという国は、何か社会から耳目を集めるような事件が起きると、年月が経つにつれて、当事者の誰かが、内幕を暴露するという経過をたどることが多い。(柳田邦男『撃墜』文庫版の注あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。

 まだそんなに「年月」は経っていませんし、当事者というレベルではありませんが、実質報道規制がなされていたんでは?とさえ思ってしまうぐらいのアメリカのメディアで、「イラク戦争について内部告発」が出ました。
【ロイター=米国東部時間19:18(日本時間08:18)
U.S. Insiders Say Iraq Intel Deliberately Skewed

Fri May 30, 2003 07:18 PM ET
By Jim Wolf
WASHINGTON (Reuters) - A growing number of U.S. national security professionals are accusing the Bush administration of slanting the facts and hijacking the $30 billion intelligence apparatus to justify its rush to war in Iraq.

A key target is a four-person Pentagon team that reviewed material gathered by other intelligence outfits for any missed bits that might have tied Iraqi President Saddam Hussein to banned weapons or terrorist groups.
This team, self-mockingly called the Cabal, "cherry-picked the intelligence stream" in a bid to portray Iraq as an imminent threat, said Patrick Lang, a former head of worldwide human intelligence gathering for the Defense Intelligence Agency, which coordinates military intelligence.
The DIA was "exploited and abused and bypassed in the process of making the case for war in Iraq based on the presence of WMD," or weapons of mass destruction, he added in a phone interview. He said the CIA had "no guts at all" to resist the allegedly deliberate skewing of intelligence by a Pentagon that he said was now dominating U.S. foreign policy.
Vince Cannistraro, a former chief of Central Intelligence Agency counterterrorist operations, said he knew of serving intelligence officers who blame the Pentagon for playing up "fraudulent" intelligence, "a lot of it sourced from the Iraqi National Congress of Ahmad Chalabi."
The INC, which brought together groups opposed to Saddam, worked closely with the Pentagon to build a for the early use of force in Iraq.
"There are current intelligence officials who believe it is a scandal," he said in a telephone interview. They believe the administration, before going to war, had a "moral obligation to use the best information available, not just information that fits your preconceived ideas."
CHEMICAL WEAPONS REPORT 'SIMPLY WRONG'
The top Marine Corps officer in Iraq, Lt. Gen. James Conway, said on Friday U.S. intelligence was "simply wrong" in leading military commanders to fear troops were likely to be attacked with chemical weapons in the March invasion of Iraq that ousted Saddam.
Richard Perle, a Chalabi backer and member of the Defense Policy Board that advises Defense Secretary Donald Rumsfeld, defended the four-person unit in a television interview.
"They established beyond any doubt that there were connections that had gone unnoticed in previous intelligence analysis," he said on the PBS NewsHour Thursday.
SHAPED 'FROM THE TOP DOWN'
Greg Thielmann, who retired in September after 25 years in the State Department, the last four in the Bureau of Intelligence and Research working on weapons, said it appeared to him that intelligence had been shaped "from the top down."
"The normal processing of establishing accurate intelligence was sidestepped" in the runup to invading Iraq, said David Albright, a former U.N. weapons inspector who is president of the Institute for Science and International Security and who deals with U.S. intelligence officers.
Anger among security professionals appears widespread. Veteran Intelligence Professionals for Sanity, a group that says it is made up mostly of CIA intelligence analysts, wrote to U.S. President George Bush May 1 to hit what they called "a policy and intelligence fiasco of monumental proportions."
"In intelligence there is one unpardonable sin -- cooking intelligence to the recipe of high policy," it wrote. "There is ample indication this has been done with respect to Iraq."
 間違いなく続報が来るでしょうが、この記事では、「300億ドルを費やすアメリカの情報機関が、イラク戦争を正当化したいブッシュ政権にハイジャックされた」と、強い調子で非難しています。
 アメリカ海兵隊の中将が、イラクの化学兵器への懸念は、情報機関の「単なる間違い」だったと言っているのは、わざとじゃないんだよという弁護のためでしょうが、堂々と(匿名の「情報筋の話」ではなくて)「単なる間違い」と言ってしまうところに新しさがあります。
 「それらしきもの発見」という情報は大量に出ましたし、「イラクが直前に大量破壊兵器を証拠隠滅で捨ててしまった」という説明もありましたが、もうそれもやめてしまって、「間違いでした」と言っています。
 つまり、「陰謀があったのではない」という文脈ではあるものの、あのイラク戦争の大義名分について、ついに「単なる間違い」と認めてしまっているわけです。
 報道のタイミングから言って、ブッシュ大統領の外交日程に合わせて、「解禁」になったのかもしれません。もうブッシュ大統領自身がロシア・フランスなどイラク戦争に反対した首脳との会談を行い、「関係修復」をはかる局面なので、「もう適当な言い訳は用済み」となったという推測はできます。
 イラクの大量破壊兵器について、アメリカの主張を最初から怪しいと見ていると、この記事もいまさらニュースと言うほどのことではないように見えてしまいますが、そうではなくて、かなり公式に近い人たちが「間違い」だとか「陰謀」を言い出しているという点がポイントです。
 「そんなの分かってたことで、だいたいサハフ情報相も言ってたじゃないか」とさえ言いたくなりますが……。とうとう認めちゃったか、という意味で、今後重要な意味を持ってくる「内部告発」の最初かもしれません。

2003/05/30 白い視

 ♪長い渡り廊下で〜あの人と〜すれ違う度、心臓が止まる〜♭(きっと抹殺したい過去なんじゃないかと思っちゃったりする歌あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 おそらく賢明な読者の皆様はすでにお察しのことかと思われますが、いよいよネタがありません(苦笑)。昨日なんか、ホントに一行も書くことなくて、困ったなあと思っていたところに外電が飛び込んできた(←表現古)んで、すべりこみ更新、という状態で……。
 ……いろいろと書けないネタは増えてたりしますが〜(笑)。開けちゃいけない引き出しばっかり、という感じでしょうか。
 実は一日ドタバタしてまして、いまさっき(=30日21時過ぎ)に帰宅したんで、日付変わっちゃうかなあと思いながら、東京市場の終値ヘッドラインを更新して(遅れすぎてニュースじゃないような(苦笑))、続いてこれ書いているんですが……。
 ネタがないときは……人様に絡むのもニュースに頼るのもワンパターン化してきてますよねとりあえず、やっぱりいまさっき(22時過ぎ)帰って来たウチのアニキをいじってつついてみますか。
 ……なんでも、ロマンスカーで本を読みかけで、テーブルの上に置いてウトウトして、目覚めたら周囲の眼が痛かったとか……。
 さて問題です、考えられる原因は何か。
a.名札外すのを忘れていた b.シスプリのネクタイを締めていた c.よりにもよってナツメロになってる携帯電話の着メロが鳴りまくっていた ……これぐらいかな?思いつくの……
 a.とc.は経験あるからシャレにならないとか言ってますが、違うらしいです。
 随分前、学会の帰りに名札つけたままで飛行機乗っちゃって、降りるときに団体旅行ではしゃぎまくっていた看護学生と目が合ったら、突然沈黙&ヒソヒソ会話されて、ようやくそこで気づいたとか話してたから、またそれやったのかと思ったんだけど……。
 電車の中で前に座ってた人が原稿書いてて、どっかで見たことある顔だなあと思ってたら、次の瞬間原稿用紙が飛び散っちゃって、拾ってあげたら「日本放送協会」用箋だった、というのもあったよね……あの場合はこっちには関係ないか(笑)。
 で、正解は……テーブルに積んだ2の本に、過剰反応されちゃっただけみたいです。
 Amazonの画像には出てないけど、後者の帯の背のところって、英文版では表紙に入ってるという「あの人」の顔写真がしっかり入ってたっけ……。組み合わせ悪すぎ(笑)。
 もっとも、私の名誉のために言っておくと、前者の本は「途中でエンジントラブルが起きても離陸を決意する速度V1」とか「予定の航路上での地上障害物との高度差を確保するための最大離陸重量」などが中心で、ビルに突っ込ませる操縦テクニックなんてことは書いてありません。
 おそらく、これ読んでもフライトシミュレーションゲームには役に立たないんじゃないかなあ。どちらかというとパイロットよりも管制官向けというか……。機長の役割は多方面に及びますが、操縦桿を握る面ではなくて、「フライトプラン」を管理する立場の「機長」向けに書かれています。そもそも基礎知識の解説書だし。
 まあ、タイトルだけ見て、その下の本の背表紙に「あの人」の顔の写真があったら、そりゃちょっと引くかもしれませんが(笑)。
 ところで、ウチで冒頭の挨拶のようなことを言ったら、間違いなく「うーん、期外収縮かもしれませんね、ホルターのオーダー出しますか」とか言われるに決まってます。「顔が赤いよ?」のあとに続けて「じゃ、体温と血圧測っとこうか」と言われますから……。(警告!! いくら人間味に欠ける対応されても、怒ってステトを振り回したり、ましてや水銀柱式血圧計で殴ったりすると、法医に回る危険があります!(おいおい))

2003/05/29 主役は誰?

 お客様は神様です(文字通り天国で歌ってるかしら?と思ってしまう往年の歌手あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 いまヘッドラインでも取り上げましたが、アメリカ通商部は、第1四半期(1〜3月)のGDP(国内総生産)の成長率についてさきほど発表しました。ロイターは次のように伝えています。

【ロイター=米国東部時間09:00(日本時間22:00)
Economic Growth Revised Up in 1st Quarter
Thu May 29, 2003 09:00 AM ET
WASHINGTON (Reuters) - Stronger consumer spending nudged U.S. economic growth forward at a brisker pace than first thought in the first quarter, the Commerce Department said on Thursday, though worries over the Iraq war put a damper on business investment.
U.S. gross domestic product, the broadest measure of economic output within U.S. borders, grew at a revised 1.9 percent annual rate in the January-March quarter, in line with Wall Street economists' forecasts and a revision upward from 1.6 percent estimated a month ago. The first-quarter expansion exceeded the slim 1.4 percent rate of growth posted in the fourth quarter of last year, but still reflects a slow crawl back to growth rates needed to generate more jobs.
The Commerce Department said consumer spending grew at a 2 percent rate in the first quarter instead of the 1.4 percent it reported a month ago -- a key reason for the upward revision in GDP since consumers drive about two-thirds of economic growth.
"Underlying the GDP numbers was an increase in final sales growth," said Peter Hooper, chief U.S. economist at Deutsche Bank, New York. "Underlying domestic demand is still expanding and despite all the headwinds we were facing in the first quarter with war concerns and high energy prices, we look for things to improve a bit in the second quarter."
Business investment softened in the first quarter, contracting at a 4.8 percent rate after expanding 2.3 percent in the last quarter of 2002. Spending on equipment and software dropped even more rapidly, falling at a 6.3 percent rate after a 6.2 percent growth pace the final quarter of 2002.
DEARTH OF JOBS
Declining investment by businesses could hamper efforts to create jobs if companies are reluctant to expand operations. In the three months from February through April alone, U.S. payrolls shed more than a half million jobs.
There were some signs of continuing modest recovery, including a 2.5 percent rise in corporate profits after taxes to a seasonally adjusted annual rate of $484.4 billion in the first quarter.
The department also revised its estimate of exports. Instead of being down at a 3.2 percent rate in the first quarter, they fell just 1.4 percent, reflecting a moderately better trade performance over the quarter.
Recent declines in the value of the U.S. dollar relative to other major currencies are expected to benefit exports going forward by making them cheaper in foreign markets.
 ……例によって「論評抜きの速報」を先に(苦笑)。
 って、それほどの難しい英文じゃなかったですね(笑)。ヘッドラインとはいうものの、ニュースサイトではないですから、何も専門サイトよりも先に、なんて考える必要はないんですけど(笑)。
 要は、今回商務省が発表した「1.9%」は、先月の「速報値1.6%」を上回っていて、その原因は個人消費・内需が頑張ったからだ、というんですね。企業の設備投資はボロボロに落ちてるし、失業率も悪いけれど、個人消費が落ちずに支えてくれた。それと最近のドル安で輸出を支えてくれている、と。
 ……最後のところはかなり気になりますね。日本でよくある「円高悪玉論」とかなり似てますから……。
 日米首脳会談でも「強いドルを望む」はずだったブッシュさん、これは本人の発言ではないですが、商務省のコメントに本音が出ちゃったという感じが……。もっともアメリカはご存知のとおり輸入も超大国ですから、ドル安は今度は個人消費に影響が出かねないというところですが。
 しかし、個人消費が経済成長の3分の2を左右するので、個人消費のおかげで上方修正できました、というのはさすが、ですね。「内需拡大!」と四字熟語にすればなんでもいいと思ってるどこかの国の政治屋さんや誤用学者くずれさんとは全然違います。
 個人消費を動かさないとこの不景気はどうにもならないことは、痴呆症が始まってない限り政治屋さんでも理解できるはずですが、個人消費を伸ばす方策は往々にして企業や生産者にとっては不利益なので、貢いでくれるところの御用聞きとしてはそっち優先しちゃってるんでしょうね。
 バブルの前に、「構造不況」という言葉がありましたが、あのときは産業構造の転換、つまり製造業からサービス業へ移るところでの問題でした。むしろ、現在のデフレなんちゃらというほうが、「構造不況」と呼ぶのにふさわしいはずです。産業構造ではなくて、国そのものの構造、「誰が主役か」という問題が根底にあります。
 天下り先でしかもショバ代のように上納金をくれる銀行や大企業を守るのが第一で、失業で自殺に追い込まれる人や老後の不安を抱える人のことは二の次三の次、という政策が続く限り、不況の克服なんて不可能です。「構造改革」なんて、自分の思考回路を直しもせずに聞こえがいいからと乱用されると、せっかくの日本語が腐ってしまうからやめてほしいですね。
 「善処します」を「何もやりません」の意味に変えてしまった、などの前科が山ほどありますから……。
 そうそう、PTAの皆さんも、「嫌な言葉を子どもが使いたがるからアニメ番組は自粛を」なんて言うのは、筋違いかどうかは別として遠回りです。政治屋さんや役人に使ってもらうように働きかけたほうが早いです、彼らが使えば子どもたちはあまりのかっこ悪さに気づいてピタリ止めますよ(笑)。
 「うざい」あたりは、誰かが国会で使ってくれると、消えてなくなる日本語じゃないかと思います(笑)。いまの政治屋さんは、「バカヤロー」の人とはスケールが違いますから、語録にも残らないでしょうし。
 「モラルハザード」でさえ、カタカナにして政治屋さんが使ってくれたおかげで、「ハザード」の響きが薄っぺらい、軽いものになってしまいました。本来の英語の持つ恐ろしさをこの言葉で表現するには、もうアルファベットで書くしか方法がないかもしれません。カタカナにしたとたんに、誤用作家や誤用学者の軽い口調になってしまいます。
 日本語殺害の罪も軽くはありませんが、経済問題に戻すと、「誰を主役として扱うのか」をきちんとしない限り、この国では「個人消費に救われた」ということは起きないでしょうね。
 そうそう、アメリカでも破綻した銀行を公的資金で救済していますが、経営者は牢獄行きになっていることを付け加えておきます。退職金もらって(後のために一応ポーズで少し返したことにしたりもするけど)辞職して、ほとぼりがさめたらナントカ協会のポストにつける、というのとは雲泥の差です。
 それを言い出すとキリがなくて、疑惑があると「辞任せよ」で追及したつもりになっちゃう国民性も、甘いといえば甘いんですけどね。不祥事のときに、最小限の傷で済むように早めに辞表を出す、それでは納得がいかないから辞表を突っ返しておいて更迭する、という手法を、「本場のリストラ」として誰か輸入してくれないものでしょうか。

2003/05/28 衆寡敵せず

 彼我兵力差は……分が悪いぞ(教え子のサポートさせられる元大学教員あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 今日も朝から、ロイターのチェック〜★
 ここのところ、引き出しの建て付けがますます悪化して、自力で叩いてもびくともしないんですが……ほとんど他人様に絡んでるんじゃないかというような他力本願のネタ出しか、然らずんばニュースヘッドライン、みたいな日々です。
 というわけで、自力だとニュースに頼ることになって……ロイター、朝日、時事通信とチェックしていると一日終わってしまいます(苦笑)。……いつ寝ていつ起きるのか、ヘッドラインの更新見るだけでバレバレなんじゃないかと(汗)。しかも、方向性としてさらに明後日の方向に行ってるような自覚が……。
 と苦笑しつつ、仕方がないのでやっぱりロイターを見ていたら、JAMAを出典にしたニュースが出ていたので、久々にJAMA(Journal of the American Medical Association)を読みに行ってみました。元となった記事のほかに、SARS関連のレポートがありました。
 まず、ロイターで紹介されていた、「ホルモン療法に暗いニュース」を、ロイターではなくJAMAの原文から。

【JAMA-EXPRESS】Vol. 289 No. 20, May 28, 2003
Estrogen Plus Progestin and the Incidence of Dementia and Mild Cognitive Impairment in Postmenopausal Women
The Women's Health Initiative Memory Study: A Randomized Controlled Trial
Sally A. Shumaker,et al.
Results The mean (SD) time between the date of randomization into WHI and the last Modified Mini-Mental State Examination (3MSE) for all WHIMS participants was 4.05 (1.19) years. Overall, 61 women were diagnosed with probable dementia, 40 (66%) in the estrogen plus progestin group compared with 21 (34%) in the placebo group. The hazard ratio (HR) for probable dementia was 2.05 (95% confidence interval [CI], 1.21-3.48; 45 vs 22 per 10 000 person-years; P = .01). This increased risk would result in an additional 23 cases of dementia per 10 000 women per year. Alzheimer disease was the most common classification of dementia in both study groups. Treatment effects on mild cognitive impairment did not differ between groups (HR, 1.07; 95% CI, 0.74-1.55; 63 vs 59 cases per 10 000 person-years; P = .72).
Conclusions Estrogen plus progestin therapy increased the risk for probable dementia in postmenopausal women aged 65 years or older. In addition, estrogen plus progestin therapy did not prevent mild cognitive impairment in these women. These findings, coupled with previously reported WHI data, support the conclusion that the risks of estrogen plus progestin outweigh the benefits.
 ちょっと横着して抄録のしかも結果だけですが……。というか、ちゃんと読みたい方はJAMAの元ページに見に行ってくださいね。「ランセット」と違って登録なしで読めますから(笑)。まあ、ランセットも登録さえすれば無料で読めますけど(笑)。
 女性の骨粗しょう症に、ホルモン療法(女性ホルモンの投与)を行っていますが、それが痴呆症の危険を増加させている、という論文です。65歳以上の閉経後の女性への「エストロゲン・プロゲステロン併用療法」は、利点より危険のほうが大きい、と書いています。

【JAMA-EXPRESS】JAMA. 2003;289:(DOI 10.1001/jama.289.21.JOC30885).
Clinical Features and Short-term Outcomes of 144 Patients With SARS in the Greater Toronto Area
Allan S. Detsky, et al.
Results Of the 144 patients, 111 (77%) were exposed to SARS in the hospital setting. Features of the clinical examination most commonly found in these patients at admission were self-reported fever (99%), documented elevated temperature (85%), nonproductive cough (69%), myalgia (49%), and dyspnea (42%). Common laboratory features included elevated lactate dehydrogenase (87%), hypocalcemia (60%), and lymphopenia (54%). Only 2% of patients had rhinorrhea. A total of 126 patients (88%) were treated with ribavirin, although its use was associated with significant toxicity, including hemolysis (in 76%) and decrease in hemoglobin of 2 g/dL (in 49%). Twenty-nine patients (20%) were admitted to the ICU with or without mechanical ventilation, and 8 patients died (21-day mortality, 6.5%; 95% confidence interval [CI], 1.9%-11.8%). Multivariable analysis showed that the presence of diabetes (relative risk [RR], 3.1; 95% CI, 1.4-7.2; P = .01) or other comorbid conditions (RR, 2.5; 95% CI, 1.1-5.8; P = .03) were independently associated with poor outcome (death, ICU admission, or mechanical ventilation).
Conclusions The majority of cases in the SARS outbreak in the greater Toronto area were related to hospital exposure. In the event that contact history becomes unreliable, several features of the clinical presentation will be useful in raising the suspicion of SARS. Although SARS is associated with significant morbidity and mortality, especially in patients with diabetes or other comorbid conditions, the vast majority (93.5%) of patients in our cohort survived.
 144例のうち111例は院内感染で、自覚的な発熱はほぼ必発(99%)、体温計で発熱を確認したのが85%、と症状とその後について列挙されています。
 「高熱」は前から言われてきたSARSの特徴のひとつですが、「発熱」と言っても本人が気づかない発熱もあるので、ほとんど全員が自分で発熱症状を訴えるというのは興味深いところです。おかしいなと思って体温を測ったら熱が上がっていた、なんていう生易しいものではない、ということのようですね。
 29人はICU(集中治療室)の治療(人工呼吸器を使用したのもしなかったのもまとめて)を行った。死亡は8人で、6.5%に当たるが、統計的に信頼できる区間としては1.9%〜11.8%の間である、糖尿病などの基礎疾患を持つ人の場合は非常に予後が良くない(死亡、集中治療、人工呼吸器を必要とするなど)。
 と、目につくところだけ抜き出しました。医療関係ならもっと興味深い部分もあるんですが、あまりに細かくなりすぎますので、専門の人はちゃんと自前で読んでください(笑)。
 最後のパラグラフで、院内感染は「きっかけ」が分かっているからまだ調べやすいが、そうでない場合は初期の状況が分かりづらいので、この臨床結果の特徴を「最初にSARSを疑う」きっかけにしてほしい、というようなことを書いてます。
 確かに、地域的に限られているうちは、「カゼみたい」という同じ症状でも、「最近海外行きました?」だけでSARSを疑うことができますが、これが今後広がっていくと、普通の肺炎とSARSを区別するのがだんだん厄介になるわけで、この論文で示された「間違いなく院内感染でSARSです」という例の特徴は有益な情報になるでしょう。
 いまのところ日本国内でのSARS感染は確認されていませんが、今後の危険を考えると、一般的な知識として「急な発熱、それも自分で気づくような激しい発熱」はSARSを疑ってかかれ、というこの論文のポイントは覚えておいたほうが良さそうです。
 もちろん今後、さらに研究は出てきますから、情報をアップデートしていかなければなりませんが、「咳をするから」だけで怖がる必要もないし、かといって発熱に対して「カゼじゃないの?」と甘く見るのも危ない、ということですね。
 ニュースで繰り返し言われている「38度以上の発熱」というのは、体温計での話です。というのは、たとえば普通のカゼで、「どうもめまいがする」というので体温測ったら39度ありました、という経験がある人も多いのではないでしょうか。つまり、「高熱」と言っても、「寒気」や「熱っぽい」で気づくとは限らないわけですが、この論文によると、SARSの場合は自分で「熱がある」と訴えてくると言いますから、自覚症状で「熱」がある場合に疑ってみる、というのは、一つの判断基準として便利だと思います。
 ただ怖がるばかりでは仕方がありませんし、恐怖が行き過ぎて麻痺して無神経になっても困りますから、細かい部分はともかく、ポイントだけは多くの人が知っておく必要があります。
 そうそう、話違いますけど、微粒子を防ぐ「N95マスク」という医療用マスクが、日本では普通の人にやたらと売れているということですが、おかげで本来必要な医療機関での確保できなくなっては大変なので、厚生労働省が日本医師会はもちろん、在日米国商工会議所や欧州ビジネス協会にまで供給の確保を要請するという事態になってます。
 すでに専門委員会では「一般の人の予防には、N95マスクまで使う必要はない」と指摘が出ているんですが……。空気感染ではなく、飛沫感染(唾液などに接触して感染)ですから、唾液さえ飛び散らなければOKです普通の布製だとか花粉症用のマスクで十分防げます。N95マスクなどで「徹底防衛」しなければならないのは、看護や治療で始終感染した人と接するとか、消毒や調査に行く防疫だとか、そういう専門職の人に限られます。
 なんというか、エイズのときもそうでしたが、これだけ情報化社会だ、先進医療だ、高学歴社会だと言っても、民度の問題はあまり変わってないんですね。ちゃんと情報を求めず、やみくもに怖がって、隔離と差別を取り違える。13世紀のペストのパニックからほとんど進歩してないんじゃないかと思います。
 ……ついでに脱線。イギリスのチャーチル首相は、1944年に肺炎にかかり、当時まだ最新の治療薬だったペニシリンで一命をとりとめます。「もし」ペニシリンの開発が遅れていたら、あるいはまだ安全性がはっきりしていなかったペニシリンを一国の首相に投与するのをためらっていたら、世界史は相当変わっていたでしょう。
……日本の政治屋さん、この機会に訪中すると歴史が変わるかもしれませんよ、なんて言ってはダメですって(笑)

【ロイター=米国東部時間17:21(日本時間06:21)
U.S. Faults Iran on Al Qaeda, Mulls Pressure
Tue May 27, 2003 05:21 PM ET
By Randall Mikkelsen
WASHINGTON (Reuters) - The United States said on Tuesday that the arrests of suspected al Qaeda members in Iran fell short of meeting U.S. demands for a crackdown, as the Bush administration debated new steps to pressure Tehran.
The administration put off a high-level meeting on Iran policy amid signs of internal differences. Secretary of State Colin Powell said contacts with Iran would continue, but other sources said the Pentagon wants to suspend all contact.
"Our policies are well-known and I'm not aware of any changes in policy (on Iran). We have contacts with them. They will continue," Powell told reporters.
Defense Secretary Donald Rumsfeld, in a New York speech, reiterated current policy of avoiding contact with "the top two layers" of Iranian government. Low-level contacts have been held over issues including Iraq and Afghanistan.
Rumsfeld cited the speed of the 1979 Islamic revolution and said, "maybe we'll be favorably surprised some day" by a more democratic government.
Iran told Washington to stay out of its internal affairs.
U.S. officials said intelligence suggests senior al Qaeda members hiding in Iran had prior knowledge of the May 12 suicide bombings in Saudi Arabia that killed 34 people, including eight Americans.
White House spokesman Ari Fleischer said the arrests of several suspected al Qaeda members announced by Iran Monday did not quell concerns that group leaders were in the country.
"The steps that the Iranians claim to have taken in terms of capturing al Qaeda are insufficient," Fleischer said. "There's ... a concern about whether or not the top-level al Qaeda that are in Iran are being arrested."
Iran's foreign ministry said it did not know whether senior al Qaeda members were arrested.
Fleischer said Iran has also failed to satisfy U.S. concerns it is developing nuclear weapons, which Iran denies. Additionally, the United States has warned Iran not to meddle in post-war Iraq.
Iran hopes the United States will refrain from "any interference in our affairs," Foreign Ministry spokesman Hamid Reza Asefi said. Iran would defend its interests "with full power."
Flynt Leverett, a former National Security Council official now with the Saban Center on Middle East Policy, said the Pentagon wanted to end all contacts and support overthrowing the Iranian government.
The U.S. official, hinting at a State-Pentagon rift over hard-line measures, said, "those are things that will be proposed by one part of the American government."
The State Department lacks a viable alternative, Leverett said. He said Washington's ties with Iranian moderates are incapable of dealing with the issues of al Qaeda and Iran's nuclear program. (Additional reporting by Arshad Mohammed and Jonathan Wright)
 「アルカイダをかくまっている」という難癖をつけて、イランに圧力をかけようとしているわけですが、イランとの交渉を継続するかどうかの問題が、思いっきりネオコン対パウエル・国務省の争いになってます。
 ケンカならワシントンでやってくれ、中東で代理戦争やらすな、と言いたくなりますが……。
 パウエル国務長官・ラムズフェルド国防長官・フライシャー報道官と出てきているのに、イランの外務省スポークスマンの発言が一番マトモに見えちゃうのは、世界の不幸ですね。
……ラムズフェルドさんも北京・香港視察ツアーいかがですか?(こらこら)

>詩子さん(05/28)
>HTMLメールが急増中[IT Pro]
>鬱陶しい風味なので、私的には一応件名だけ見て速攻ゴミ箱逝き風味ですけど……。(マテ
>皆さんはどうしている風味ですか???
 ウチは、05/26に書いたとおりです(笑)
 ゴミ箱にいければ幸せだと思ってね☆ という方向性ですね〜。
 そういえば男性向けの「女の子とすぐアポが〜」みたいなメールのほうが圧倒的に多いですが、女性向けのもありますね。ああいうのを見境なく送りつけて金儲けのタネにするのって、街角で怪しいポケットティッシュ配ってるのと同じつもりなんでしょうけど、一応はメールアドレスとして個人宛に「勧誘」するということは、ラムズフェルド君式に難癖つけようと思えば刑法の淫行勧誘罪になりかねないんじゃないですか?
刑法第182条(淫行勧誘)
 営利の目的で、淫行の常習のない女子を勧誘して姦淫させた者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
 ……と書いてから、さらに昨日の真紀奈さんとこの「できちゃった結婚」の記事を読んで気づいたんですが、この辺の法律関係って、思いっきり18禁のワードが並んでるような気がします(笑)。多分、今日この条文入れただけで、「きっずGoo」からは撥ねられるんだろうなあ、と(笑)。
 「できちゃった結婚」についても書こうかと思って、ウチにある『親族相続法』持ってきてみたんですが……条文の感覚がないから探すの面倒だなあ、と思ってパラパラめくったら、いきなり「嫡出否認の訴え」(民法775条)の注解のところにしおりがはさんであって、しかも「親子関係不存在確認の訴え」のところにアンダーラインがしっかり引いてある……結婚どころかその相手も候補も前職も新人も(選挙じゃないって)いないはずなのに、なぜ?
……
…………
 ……非血縁エンド本気で狙ってる風味ですかっ?(←取り乱したあまり口調が伝染(笑))

 それは確かに、そこの「不存在確認」しちゃえば最大のハードルは突破できるという、究極の解決方法ではあるけど、そんな世界はいくらなんでも嫌です(汗)。
 →喋りたくないならイソミタールソーダ注射するよ、と脅したら素直に白状してくれました。むかーし知り合いの相談に乗ったらしいです。完璧忘れてました。なかなか思い出さないんで抑圧かかってるなら本気で麻酔面接ですか?と焦りました……。

 危ない話題は横に置いといて。
 よく見たらはさんであったの、ちゃんとした「しおり」じゃなくて、JALの搭乗チケットの半券(クレーム・タグ)じゃない(笑)。
 切符は普通に回収されるんでさすがに残りませんが、ロマンスカーの特急券とか回収されない(固めの)チケット類は、そのまま本のしおりにする習慣が……。そういえば私も、使い切ったパスネットカードとか「しおり」にするから、タイムカプセル式に埋もれていくんでしょうね(笑)。……私も後であまり見たくないかも(汗)。


 それにしても、ロイターだけ、それもかなり偏った記事だけを追っててもかなりハードです〜。量と速度の格差が何十桁か違いますから、とても太刀打ちできません(苦笑)。
 そもそも引用してご紹介するだけですから、太刀打ちも何もあったものではないんですけど、しかし、ニュースを話題にするときは、同じネタにするなら「旬」か、あるいは「取れたて新鮮」のものを選びたいですから……。
 料理人の腕前が良ければ、「冷蔵庫の残り物で晩ご飯」作るように、素材に左右されないこともあると思いますが、私のは引き出し叩きというだけだったりします。引き出しの中身が「生ものですのでお早めにお召し上がりください」だとあわててお客さんに出しちゃう、みたいな(笑)

2003/05/27 混ぜ物

 まぜるな危険(下手するとお宅のお風呂場がガス室になっちゃいますよという警告あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 今日は所要で一日出ていて、いまさっき(27日18時すぎ……って、いつものクセで日本時間って書きそうになっちゃいました(笑))帰宅したんですが……。
 久しぶりにロマンスカー(小田急電鉄)に乗ったんですけど、座席番号の書き方がデタラメになっててイライラしちゃいました。
 従来は、車両の前方から順に番号振ってました。小田急のロマンスカーは通路を挟んで両側に2列なので、たとえば8号車なら
801 802 (通路) 803 804
805 806 (通路) 807 808
という並び方になっていました。
 これ、確かに分かりにくいといえば分かりにくくて、直感的に「4nと4n+1は窓側」と気づく人はあまりいなさそうなんだけど(笑)、それでも長いことこれで来たんです。
 ところが、今日乗ったら、JR方式というのか飛行機方式というのか、「行番号+ABCD方式」に急に変わっていました。つまり、何号車でも、
1A 1B (通路) 1C 1D
2A 2B (通路) 2C 2D
というようなカンジ(今日一回しか乗ってないので間違ってるかも)。
 確かにこのほうが分かりやすい、「4Cだと4列目か」とすぐ分かるわけだから……と思ったら大間違い。新旧の番号が両方ともあって、単に混乱するだけでした。
 いまの例でいうと、「801 1A」「802 1B」と来て、「805 2A」というような状態。しかも、また何も考えずに、てきとーに新旧並列してるもんだから、一桁の列番号あたりはまだしも、「12A 」とかになると、前の座席なのか後ろの座席なのか分からないという大馬鹿ぶり炸裂
 どっちが利用しやすいかというと、それは「列番号+ABCD」方式のほうが分かりやすいし、システムを一斉に変えられなくて併記しなきゃならないこともあるでしょうけど、それにしたってもうちょっと、新番号の貼り方ひとつにしても頭使いなさいよ!と思いました。
 混雑していてしかも酔っ払ってる時間帯だったりしたら、それだけでケンカの種になりかねないんじゃないかなあ……。私の前の列の、比較的温厚な女性も乗ったとき戸惑っていて、「分かりにくいですね、これ」って呆れ顔でしたし……。
 閑話休題。
 デフレのいまでは、随分影をひそめましたが、ちょっと調子に乗ると政治屋さんが言い出したがる「デノミ論」。1ドルが120円なんてのは恥ずかしい、他の通貨のように1.2円にしたい、1/100のデノミネーションをやるべきだ、といいたがる人が結構います。
 小数点以下をそのまま使うならともかく、そうするとどうしても「銭」の単位が出てくるわけで……まあ、5銭硬貨握り締めた世代のノスタルジーだけの話で、実務上はお話にもならん、頭おかしいんじゃないの?というのが私の意見です。
 というのは、普段生活していて、「駅から1キロ300メートルぐらいです」とか、「体重が増えて、80キロ500グラムになってた」なんて言いますか?
 身長の「1メートル50センチ」とかの例外を除いて、普通は「1.3キロ」か「1300メートル」、「80.5キロ」と言うんじゃないでしょうか(60進法の「時計」や「角度」も、小数表示にはなじみにくいようですけど)
 そんなに「桁小さいほうが数字の見栄えがいい」というなら、「タウリン3000グラム配合!」も、「タウリン3グラム」にしちゃえば、と思っちゃいます。……って、アメリカのサプリメントだとこれ冗談にならなくて、「ビタミンC 2グラム」とか書いてあるんですが(笑)。
 ♪夏も近づく八十八夜〜♭というのは、通算で数えてきた日数ですから、日付の表示のしかたとしては、座席番号の「801,802……」に近いでしょう。普通の「5月2日」というのは、月でいったん区切っているから、「1A,1B……」の系統だと思います。
 「八十八夜」の風情はさておくとして、日常的に両方をゴチャゴチャにして使ったら大混乱なりますよ。この際「八十八」が「立春」からカウントしてるのでそれも変動のもとになるというのは話ややこしくなるばかりなのでパス(笑)。
 あ、よくよく考えたら、デノミしたがる人って、自分の年齢も「20歳と720ヶ月」とか言いたいお年頃なのかも……。うら若き乙女か、あるいは軽口で飛ばすジョークとしてならともかく、本気でそう信じたくて、しかもそのとおり20歳から成長してなさそうですからね……。
 ……混ぜまくってガス室作らないようにお願いします。

 なんかニュースヘッドライン「メモリアルデーで休める♪」と思ったんですが、昼間の日光浴びるほうが疲れるかも……。
 同行したアニキなんかもっとひどくて、自分じゃほとんど歩いてない(駅からの移動は他人の運転するクルマで、ドア・ツー・ドアならぬステーション・ツー・ステーション)のに、それこそタウリンをグラム単位で飲んで寝る!とか言ってます……。こういうのは「触るな危険」ですね☆(苦笑)


 ラムズフェルド国防長官、「イラクに新たな“イラン”を作ることは許さん!」と発言。

【ロンドン発ロイター=米国東部時間05:47(日本時間18:47)
Rumsfeld: U.S. Won't Let Iraq Be Made Into New Iran
Tue May 27, 2003 05:47 AM ET
LONDON (Reuters) - The United States will not allow Iraq's neighbors to create an Iran-style Islamic republic there after the toppling of Saddam Hussein by U.S. forces, Defense Secretary Donald Rumsfeld said in comments published on Tuesday.
Rumsfeld's comments in an article for the Wall Street Journal Europe were published ahead of a meeting of senior U.S. officials to discuss Iran, branded by Washington as part of an "axis of evil" with Iraq and North Korea.
"Assistance from Iraq's neighbors will be welcomed. Conversely, interference in Iraq by its neighbors or their proxies -- including those whose objective is to remake Iraq in Iran's image -- will not be accepted or permitted," he said.
Rumsfeld also said the United States would continue to play a role in assisting Iraq financially but should not be considered the "funder of first and last resort."
He said the American people had already made a significant investment to liberate Iraq and were still ready to contribute to rebuilding efforts.
"But when funds are needed, before turning to the U.S. taxpayers, the coalition will turn first to Iraqi regime assets in the U.S. and other countries and international donors from across the globe."
 ひさびさにドナルド登場ですっ!(このあたりの挨拶(こらこら))
 まあ、前半は普通なんですけど、最後の段落が微妙な空気です。
 (イラク復興で)資金が必要な場合、アメリカの納税者に頼る前に、イラクの政権が外国に持っている財産を先に、まではともかく、その後が。
 日本の受験英語で「このandはどこにつながっているか」と出題されるんじゃないかと思うようなイヤな感触が……。

>真紀奈さん(5/27)
>☆ 大阪法務局が入力ミス、抵当権500万円→500円 (読売新聞)
> 試験なんかで出てきそうなケースです(苦笑)
> これは、法務局のミスのせいで、登録者が一方的に被害を被って、さらに法務局に責任を負わせることも多分無理だろうという話です。
>
> しかし会社役員さんにも全く責任が無かったとはいえないんですよね。友人さんに抵当権を設定する際に、確認して置けばよかったはずなんですから。
> 登記するときには必ず確認することをおすすめします。
 うわー、本当に試験に出そう……手形小切手法で、「弐百万円 200円」と併記してあると200円になっちゃうというのを連想しちゃいました。
 というか、確認するための登記……(苦笑)。これは「常識」と「法の世界の責任(注意義務とか)」で、最高裁まで行きそうですね。
 第三者がいくら言っても信用できない、というのはあるわけで、たとえばAさんが「いやあ、Bさんならお金貸しても大丈夫だよ」と第三者のPさんに言われたから安心して貸したらBさんに逃げられた、というのはAさん本人の責任です。Pさんが「りそな銀行って太陽神戸銀行と第一勧銀が合併してできた銀行だったよね」なんて分かりにくい勘違いをしていたとしても、Pさんのせいにはできなくて、「そんなのあっさり信じるAさんが悪い」ということに。
 しかし、このPのところが「法務局」となると、じゃあ何を信用すればいいんだ、ということになってしまいます。このケースでは「万」を打ち忘れたと言いますけど、指先の間違い(フィンガーエラー)を考えたら、どう間違うか分かったものではありません。数字の「9」と「8」なんかは、書き方によっては読み間違いしかねないし、テンキーでも隣にあったりするし……。こんな極端なケースだから発覚しただけで、実は氷山の一角かもということだって疑えます。前の抵当権者にそれぞれ「この法務局の登記は正しいか確認お願いします」として全部から確認書取らなければいけないのかも。
 それにしてもこの判決、判決文の理由や当事者の主張を読んでみたいところですね。こんな話をそれぞれが主張するのに、どんな構成をしたのか興味本位で(笑)。
 国家賠償は、あまりにもお粗末なミスですから、「間違った範囲内」なら絶対不可能ということはないと思います。あとから派生した影響の分を認めさせるのは大変でしょうけど、499万9500円については国も争わないのではないかと……。
 しかし、なんとなく納得のいかない判決ではありますね。500円の抵当権を設定しちゃいけないというわけでもないでしょうに、「知人」さんに責任を押し付けちゃっているような印象があります。
 以前の「覚えのない入金を引き出したら詐欺」のときもそうでしたけど、どうも「疑わしきは強者の利益に」という裁判になってるんじゃないかと疑いをもってしまいます。責任ある立場の人のミスそのものよりも、そんなミスに気づかないほうが悪いんだという言い方は分かるんですけど、考えられないようなミスで、しかもミスする人がプロのはずでも、その理屈でごり押ししているような。それはそうやって「常識論」で片付けて中身に立ち入らないほうが、裁判所は楽でしょうけどね……。
 手形小切手法の試験によく出る(?)例は、「金額を書くときは、間違わないように漢数字で書くこと。算用数字で書いてもいいけど、算用数字は改竄しやすいから」という手形法の原則のお話です(手形法第6条第1項)。欄外などに2ヶ所に金額を書いてあって、その金額が片方が漢数字で「弐百円」、算用数字で「2,000,000円」とあると、漢数字優先の原則で200円になっちゃうというんです(注:銀行の当座勘定規定は別の扱いをしてますけど。国の定めた法律上の規定と、民間の銀行が勝手に決めた約束がこれだけ食い違って、しかも民間のお約束のほうが有効に働くというのは、手形小切手法の特異性でしょうね)。
 でも、いま見たら「いくらなんでも150円はないだろう」という判例もあるんですね……これだから怪しげな記憶で書くと危ない危ない(苦笑)。
 デタラメなミスやって知らん顔のエセ法務局、自己責任の資本主義のはずなのに貢物のおかげで税金で助けてもらって平気な顔してる資本の元締、まあ考えてみると一時期の食品以上に「異物混入」が増えている昨今、混ぜ物には十分注意しましょう(苦笑)。
 もっとも、もう日本の「円」そのものが混ぜ物だらけ、古代ローマの金貨と同じで粗悪な削り取りやられちゃってるシロモノに近いというのは言えるかもしれません。混ぜ物ばかりでホンモノが見当たらない末期症状でしょうか。
 ……話ずれますけど、まるっきり日本の銀行を信用してないウチでは、三文判なんか使った日には照合もろくにしないのを見ちゃっているんで(届出印が丸形のハンコなのに、楕円形の別のハンコで引き出せちゃったことがあります(苦笑))、「これホントに漢字ですか?アラビア語じゃないですか?」といわれそうなグニャグニャした複雑な文字のハンコを使ってます。印相学という話になると、どちらかというとこちらの方の分野に脱線するかもですが(笑)、複雑怪奇な文字だと見た目で照合できなくて、必然的に折り照合してくれます♪ ……イヤガラセに近かろうがなんだろうが、守らなきゃいけないですからね……。

> そのせいか、真紀奈のサイトに対しての不満点のトップにあがるのは「なんでバーチャルネットアイドルなのか」ということのようです。せめてタイトルが違ってトップに写真がなければ、会社で見ても大丈夫なのに、ということみたいですね(苦笑)
 実用性ゆえの不満点、みたいですね(笑)。
 ウチはそこまで実用的な内容ではないせいか、そういった声は聞きませんが、これも一種の「混ぜるな危険」になっちゃうんでしょうか(おい)。
 でも新聞でも論説の真下にどうでも良さそうなコラムがあったりしますし、読み物の場合にはガチガチに固めちゃうと疲れちゃうと思うんで、ウチはロイターやマーケット情報(最近増えすぎてるような気もしますが(汗))があったかと思うと、「サハフたんはどこ?」やら、昭和歌謡大全集(笑)やら、このままの混入路線で行きます♪(笑)
 混入というと聞こえが悪いんで、カクテルなんですよ、と言いかけて、ウチだとモロトフさんしか出てこなさそうなので……次に出てくるのがブロンプトン、ってそっちも危ない、と慌てて取り消す罠(こらこら)
 私の場合は、「混入」のほうじゃなくて、金魚だろうと何だろうと何でもかんでもミキサーに突っ込んでバラバラにしすぎ、という声はありますが、それは別問題(苦笑)。
 それにしても、真紀奈さんとこだったら、写真があったって職場で堂々と読んだらいいじゃないですか、日経流通新聞だって「今年の新作水着」なんて女性の水着写真載せたりしてるけど職場で読みますよね、とか言ってみる(笑)。

2003/05/26 ぷろぐらむ

 話題がループしてますが……(「パソコン通信」時代によくあったツッコミあたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 真紀奈さんところで、興味深い話題が。

>真紀奈さん(05/25)
>▽ プログラマは何語を話す? (ITPro)
> すごく時期遅れの記事ですけど……。記事の内容自体じゃなくて、お兄ちゃんがこれに関連して教えてくれたのが面白かったので。「プログラム言語で会話するスレ」 真紀奈は立ち入ってはいけないはずの領域(汗) お兄ちゃんがいうには、このあたりが一番面白いとか……。
 私はXHTMLでこのページ作っているんですけど、おおもとのSGMLというのは「お約束を決めて文章を書きましょうね」というだけの話なんですよね。XHTMLとか、XMLというのはSGMLのルールの一つの形です。
 ですから、最初に「この文書はSGMLで、こういうタグで行きますよー」という「お約束」さえ作ってあれば、平仮名のタグ勝手に作ってもSGML文書だということになります。
 ……定型文書を扱いやすくするためのルールだから、「訴状」とか法的文書はSGML化しやすいかも知れません。
 よくHTMLで、「文字の大きさ変えたくても、いきなりH3とかを使ってはいけません。H3は見出しのレベル指定です」なんて言われますが、「第1」の次に「1.」が来て「(1)」とちゃんと構造化しなきゃいけない訴状や準備書面でもこのあたりの事情は同じでしょうから……。

 って、コード記述で

 if (2審判決 != 勝訴) { 
     if (判例.該当事例==null) || (判決!=憲法解釈) {
        上告理由=民訴.312.1;  //民訴オブジェクトを利用
        上告状=書式(上告理由);
        上告(上告状);
     } else {
        とりあえず上告(民訴.312.2.6);
     }

なんて書いたら怒られますよね、きっと(汗)
 →その前の段階で「和解」関数を入れ忘れるあたりに、実務家ではない喧嘩っ早さが出てます(こらこら)

/* spamメール処理スクリプト */
#include "六法.h"
#include "警告書式集.h"
#include "官公庁窓口.h"

main(){
  if (spamメール==うざい) {
     if (spamメール.内容 == ドラッグ) {
       メール.転送先=麻薬取締官;
       メール.付記意見="違法薬物の取り締まり強化を希望";
     }else if (spamメール.内容 == ねずみ講) {
       メール.転送先=都道府県ハイテク犯罪窓口.自分の都道府県;
       メール.付記意見="無限連鎖講防止法違反で捜査検挙願います";
     }else if (spamメール.ヘッダ != 未承諾広告) {
       メール.転送先=消費者生活センター;
       メール.付記意見="特定電子メールの送信の適正化等に関する法律違反";
     }
     else if (spamメール.内容==雑談のネタ) {
       メール.転送先=【伏字】法律事務所.【伏字】弁護士;
       メール.付記意見="消費者セミナーか何かのネタにしてください";
     }
  }
  if (メール.転送先!=null) {
    メール転送(メール.転送先,メール.付記意見);
  } else if (spamメール==日記のネタ) {
    メール晒し(spamメール,IPアドレス);
  } else {
    ゴミ箱(spamメール);
  }
}
(「メール転送」「メール晒し」「ゴミ箱」各関数の詳細は省略)

 ……基本的に、ウチに来るspamメールについては、こんなプログラム?にそって処理してます(笑)。
 特別に関数を作ってもいいんですけど、そこまで暇ではないんで……。

#include "六法.h"
#include "書式集.h"
  告発() {
    告発状.宛名=検察庁.自分の都道府県;
    告発状.趣旨=刑事法.該当条文;
      if (刑事法.該当条文==親告罪) {
         return(void); }     //最初に検討しなさいよ(汗)
  }

なんて関数を作るのは面倒ですから(おいおい)
 検察庁.東京都と入れると「東京地方検察庁特別捜査部直告班」という値が返るはず……(笑)。誰だ、「//9階だっけ?」なんてコメント入れたの(笑)
 それできっと、【伏字】の部分を開けちゃうと、戻り値として「私の名前を気楽に使うな」というメールが来るんではないかと(汗)。

 それはさておき。
 元記事にある「図の描き方だけでも先に覚えよう」というのを見て、21世紀になっても、まだKJ法の理念以上の発明はないのか、と思いました。
 それだけ、川喜田二郎先生のKJ法が画期的だったということだとは思いますが……。KJ法の細かい技法は別にしても、「とりあえず問題をばらして見てから矢印でつなぎなおす」という基本は覚えておいて損はありません
 困ったときはとにかくバラバラにして、図に再構成する、それができないとしたら問題の把握そのものができてないのではないかと疑う、という思考方法は、分野を問わず有効だと思うんですが、しかし、ロジックの前の段階のそこの技法をまともに教えることってあまりないんですよね。
 BASICとC++とPerlで、プログラムのクセというか構成のしかたはかなり変わってきます。BASIC時代の「スパゲッティコード」は、Cではやりたくてもできないし、逆にBASICで「再帰呼び出し」なんかしたくない(笑)。それぞれのプログラム言語の特性にあわせて、構成も変わってくるとは思いますが、実際の問題の切り分け、「例題」から一歩出たときの実際に直面する問題を解決するための構成ということになると、これはプログラム言語やシステム工学よりも手前の、思考法・発想法の問題になってきます。
 仕様書を渡すとサラサラとコードが書ける、という教育も大事でしょうが、その前に仕様書が書ける人がいないと困ります。上では「上告スクリプト」なんて変な例を挙げちゃいましたが(笑)、こういうスクリプトが完璧に組めたとしても法律家になれるわけではない(笑)。条文よりも法的な物の見方、リーガルマインドが問題だと言われますけど、それって実際の事件やトラブルに対しての「問題の切り分け」の能力のことだと思うんですね。
 あのダラダラした判決文のどこに不服を見出して上告理由に作り上げるか、そういうのはプログラム化できる話ではありませんから、そういった問題の発見能力、関連を見つけたり矛盾を探したりする力というのは、プログラミングだとかシステム工学だけで必要になるわけではなくて、おそらくほとんどの分野で必要になるはずなんですけれど、初等教育ではそういうところは触らずに逃げてしまっています。
 それどころか、矛盾を矛盾だと言い立てる人間はどちらかというと邪魔者扱いさえしている懸念さえある。人間の持つ矛盾をことさらに指摘する人も困るんですが(笑)、しかし、現在の状況というのは、ちょっとやそっとの矛盾には気づきもしないほうが、見かけは幸せに生活できる社会になっちゃっているんじゃないかと思います。
 整合性を追い詰めていく思考法、問題をとらえ見極めていく発想法というのは、最初から外され、抜け落ちているのではないでしょうか。大量生産のための「プログラム能力」はそれでも養成できるでしょうが、あらゆる分野が巨大システムになっている現代で、全体に対処できる人を育てるようになっているかどうか、「上告スクリプトは作れても実際の判決文は読めません」という人ばかり育てているのではないか、という懸念を持ってしまいます。
 ……あ、「上告」云々はたまたま例がコレだっただけで、深い意味はありません(笑)。「カレーの作り方スクリプト」のほうが無難で良かったんですけど、それはそれでレシピどうするか面倒だったんで、条文がはっきりしてるのを取り上げちゃっただけです(笑)。
 歴史教育でも、年号暗記がさすがに叩かれて、「同時代の人物を挙げよ」式の世界史的問題作成にはなってきていますが、それでも「暗記」の方向からは逃れていない。そういう空白のところに、面白おかしくストーリーを作ってある特定の歴史観を持ち込むと、素直に受け入れてしまう傾向が出てきているのではないかという疑いが捨てられません。トピックスをバラバラにして矢印で繋ぎなおすことを歴史教育が忘れているのではないか、そこに乗じて好き勝手な矢印でつないでみせる一種の手品師が受けているのではないだろうか、とさえ思います。
 本当は、自分でバラバラにして、自分の矢印でつないでみるという作業は楽しいはずですが、その楽しみ方、楽しさを教えていない。教わらなくても獲得できている例として、好きなキャラを使って好きなことやらせる二次的著作物(早い話が同人誌とかFLASHの類)を、利益ではなくて楽しみとして作ることが定着しているということは挙げられます。ああいうものを楽しんで作るということは、それだけ自前の「矢印作成」作業(=勝手に再構成)の楽しさが普及している証拠だとは思われるんですが、どうも分野が限定されがちで、ちょっと堅い問題になるとそこを放棄してしまう、逃げといたほうが得だよという風潮があるように感じています。
 自分の好きなようにキャラを動かす楽しさが分かるなら、その他の問題でも「考える」楽しさにはあと一歩のところまで来ているはずなんですが、問題の切り分けという根本を習得していないせいか、そこまでは行かないように見えます。数学で言えば、微積分の一定理だけは見よう見まねで解けるようになっているけれど、本来の基礎のところは実は教わってなくて、別の定理には歯が立たない、そんなイメージです。
 なんでもかんでも斬っちゃうのも困り者だというのは自覚があるんですけど(笑)、しかし、もうちょっと「斬る面白さ」を知って欲しいと思うんですね。
 ……このあたりを間違うと、小手先のテクニックだけを競うようにしか見えない「甲子園構想」みたいな国家的大カンチガイの原因になるのではないでしょうか。確かにピッキング犯罪の対策考えたら、優秀な錠前屋さんも必要ですけど、国家プロジェクトで錠前屋さんの育成という話は聞かないのに……。しかしそこでピッキング犯罪を根絶する社会基盤整備というように問題に切り込もうとすると、「政治的だ」と言われて嫌われるのと、状況が似ているような気がします。


 地震のあった時刻、ぐったり疲れて寝てました……「震度3で飛び起きる」性分なんですが、日中疲れることが多すぎて、泥のように寝ていたので気づかなかった模様。

【東京発ロイター=米国東部時間09:23(日本時間22:23)
Strong Quake Hits North Japan, No Deaths Reported
Mon May 26, 2003 09:23 AM ET
By Elaine Lies
TOKYO (Reuters) - A powerful earthquake hit a broad swathe of northeastern Japan on Monday, tangling communications and rocking buildings as far away as Tokyo about 280 miles to the south, but there were no reports of deaths or serious injuries.
The Meteorological Agency said the quake measured seven on the open-ended Richter scale, about the same strength as a devastating quake in the Japanese city of Kobe eight years ago.
It was centered around 12 miles off the east coast but damage was limited and there was no danger of a tsunami, or giant wave, due to the quake's 37-mile deep epicenter.
"Based on information gathered as of 8 p.m., it is absolutely inconceivable that there could be damage similar to that after the Hanshin Awaji earthquake" which devastated Kobe in western Japan in 1995 and left 6,430 dead, Yoshitada Konoike, minister of disaster management, told a news conference.
Kyodo news agency said 28 people were injured in the quake, which hit an area that has several large cities and some high-tech factories but is largely agricultural.
The earthquake, the largest to hit Japan in three years, shattered windows in Sendai and knocked objects from shelves. Three fires were reported and trains were halted for checks.
About 35,000 homes temporarily lost power supplies but electricity was restored for most within a few hours.
The yen fell in European markets on news of the quake, which came after Tokyo markets closed.
The strength of the quake was about the same as the one that hit Kobe. But the epicenter of that quake was much shallower, a characteristic that usually results in more violent shaking.
East Japan Railway stopped operations of bullet trains in the area for inspections and service on one line was halted for the rest of the day. Public broadcaster NHK said one highway in northeastern Japan was totally closed. Phones were snarled.
Telecoms firms said they were checking phone networks. Mobile firm DoCoMo said it had curbed voice traffic to northern Japan to prevent its system from being overwhelmed.
Japan's Tohoku Electric Power Co Inc said a 825,000 kilowatt (kW) nuclear reactor, the Onagawa No.3 unit in northern Japan, automatically shut down due to the quake.
Japan's largest oil refiner, Nippon Oil Corp, said it had started shutting down its 145,000 barrels per day Sendai refinery, although its facilities appeared to be fine.

東北中心に強い地震 岩手・宮城など震度6弱【朝日】
 26日午後6時24分ごろ、東北地方を中心に強い地震があった。気象庁によると、岩手、宮城両県で震度6弱、青森、山形各県で震度5強を観測したほか、北海道から近畿地方までの広い範囲で揺れを観測した。震源は宮城県沖で深さ約71キロ、地震の規模はマグニチュード(M)7.0と推定される。警察庁や東北6県のまとめでは、宮城県で火災が2件起き、秋田、岩手、宮城、山形県で計66人がけがをした。東北新幹線の仙台−八戸間は終日、運転見合わせとなり、27日の運転の見通しも立っていない。幹線道路も一時通行止めとなったほか、約3万5千戸が停電した。
 震度6弱を観測したのは、01年3月24日の広島県南部を震源とした「芸予地震」(M6.7)以来。
 政府は26日午後6時半、首相官邸内の危機管理センターに官邸対策室を設置した。警察庁も災害警備本部を設けた。浅野史郎宮城県知事は、陸上自衛隊に災害対策基本法にもとづく派遣準備を要請した。
 気象庁によると、地震は沈み込む太平洋プレートにより発生したとみられる。地震の規模は大きかったが、震源が深かったため、津波は発生しなかった。
 東北新幹線は新白河(福島県西白河郡)−八戸(青森県)間で送電が止まり、東京−八戸間の全線が一時運転を中止したほか、山形、秋田両新幹線も運転を見合わせた。東北新幹線の東京−仙台間は午後10時45分に運転を再開したが、仙台以北と秋田新幹線は再開のめどが立っていない。山形新幹線は27日始発から運転の予定。
 東北電力によると、宮城県の女川原発3号機が自動停止した。1、2号機は定期検査中で稼働していなかった。東京電力の福島第一、第二原発はすべて稼働停止中で影響はなかった。秋田県によると、象潟(きさかた)町の約2800世帯でガスの供給が止まった。
 NTT東日本とNTTドコモ東北によると、地震発生直後から東北地方への加入電話、携帯電話が通じにくくなった。 (05/26 23:22)
 ロイターのほうは、アルジェリア地震が頭にあるせいか、「死者・重傷者は出ていない」というのが大きく扱われているようです。
 その上で、「阪神大震災とは違う」ということをはっきりと書いていますね。

2003/05/25 生まれる前

 ♪生まれた時が悪いのか〜(明智小五郎役が印象的だった方あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 生まれる前の記憶、なんて話はこちらの方にお任せなんですが(笑)、このOPで始まるテレビドラマって生まれる前じゃないか、とか思ってみたり(笑)。
 というか、生まれる前の話が頻発してるんですよね(笑)。はるかさんは1989年生まれということですけど、過去ログ(01/16)返信用切手が「60円」というと、消費税導入前ですよね〜などと無粋なツッコミをチャットで入れてみたら、なぜか話題が全部昭和の御代になってしまって、「生まれてますか?」なんてツッコミ返しを食らったり。
 「国電」やら、その後作ったはいいけどあっけなく消えた「E電」というと世代がバレるように、そのうち「郵政省」も世代バレのキーワードになるのかしら、と思いました。
 「〒」マークが逓信省(郵政省の前身)の頭文字「テ」をロゴにしたのは、「CI」のハシリでしょう。いま考えてもなかなか斬新なアイディアだと思いますが、逓信省→郵政省→郵政事業庁→郵政公社と来て、そのうち原型がわからなくなるのでは……。
 何しろ、「3公社5現業」も歴史の中に消えていって、「公社」自体が死語になるのかと思っていたんですが……まさか郵政民営化の話の中で復活して出てくるとは思いませんでした(笑)。
 「電話局」が「支店」に変わってしまうあたり、「郵便局」もそのうち消えていくんでしょうか。……「銀行」が全部「BANK」に変わるのとどっちが先かしら、なんて不穏な想像もしちゃいますけど(笑)。
 郵政というか、郵便そのものが電子化で危ういのでは、という意見もありますし、実際「手紙離れ」というのは電話・FAXの波でありましたから、単なる文書を届ける媒体としてはやはり衰えていくと思います。
 しかし、物流というか、モノを送り届ける手段としては、結局人の手で運ぶしかないわけで……SFに出てくるような3次元FAXというか、物質転送装置ができない限りはこれはどうしようもないですよね。
 中には、最初からモノにしなければ良い、というのもあります。音楽なんかはまさにそうで、無理にCDに載せなくても、代金回収(違法コピー防止含む)のシステムさえどうにかなればいいはず。ちゃんと製作者に代金が払われるなら、プラスチック円盤にして運ぶ必要はなくて、データで送ればいいわけです。そういったソフトウェア・データの類は、変な圧力団体の陰謀さえなければ(苦笑)、徐々に「物流」、人力で運ばなくても済むようにはなるでしょう。圧力団体はプラスチック円盤に固執しているようですけどね(苦笑)。
 ただ、日々の食料とか、どうやってもディジタル化できないものもたくさんある。「おいしいヒラメのお刺身が食べたい♪」というのは、注文はネットと電子決済でどうにかできても、カンジンのモノが来てくれないと嬉しくも何ともないですから(笑)。
 ネットでの決済の問題をクリアするために、コンビニが代金決済と受け渡しの中継点になるなど、いろいろな方法が登場してきています。郵便局の「局留」というと、昔ながらの古めかしい制度ですけど、これをうまく改革できれば面白いと思うんですが……DMなんてゴミを取り扱うより、よほど長期的に利益になると思いますよ。
 まあ、これは民営化!ばかり言いたがる民間の宅配業者にも言えることで、儲かるのは分かるにしても、受け取る消費者からしたら9割がゴミのDMを扱いたがるのは、企業姿勢としてどうかと疑問に感じないのかしら、と不思議でなりません。
 ゴミの取り扱いを求めるよりも、「これが民間にしかない斬新な発想です」というのを見せてもらいたいと思います。そういう新しいサービスが、規制によって閉ざされているなら、そこで「規制緩和」の話に行くのは分かるんですが、所詮受け取っても開封せずにゴミ箱直行するものをめぐって議論してるのって、滑稽な姿ではないでしょうか。

 あ、明日月曜日は、アメリカは「メモリアルデー」(戦没者追悼記念日)でお休みです。日本は平日ですけど(笑)。
 昔アニキが使ってた「主要各国の休日が入っている手帳」なんか結構便利だったんですが、システム手帳ブームの頃のお話で、当時は文房具売り場をシステム手帳のリフィルが占拠していましたから……いまでも売ってるのかどうか分かりません(笑)。
 中身の抜き差しができる手帳を「システム手帳」と名付けたのは誰だか知らないんですが、最初はイギリスのオリジナルの「ファイロファックス」社の名前で通ってました。まだ円高になる前ですから、えらく高かったような記憶があります。
 あ、「インタファックス」は似てますしこちらも会社名ですが、それはロシアの通信社で関係ありません(こらこら)
 それにしても、システム手帳の利点は「抜き差しできる」ことなのに、「差す」一方で破綻してしまうことが多いような……文字通り抜き差しならない事態に(苦笑)。
 あれは情報をどんどん更新していく人が使う道具であって、ファイル魔が持ち歩くとタイヘンなことになるなあ、と見てて思いました。
 いま、情報詰め込んで持ち歩く、というとPDAやノートPCでしょうけど……どれにしても「持ち歩く」限界ってものがありますよね〜。Google全盛の時代、何も自分のとこに入れなくても、ネットに繋げるようにしておけばいいような気もしますし(笑)。
 ……「プラザ合意」が歴史の教科書に出るご時世、これも生まれてないかもしれない、とドキドキの話題でした★(笑)

2003/05/24 存じません

 僕は謙遜を美徳の一つに数える人には同意できないね(弟が弟なら兄も兄と言いたくなる奇人あたりの挨拶)
 こんばんは、鈴凛です。
 最近、なんでもかんでも思いつくまま片っ端から書いちゃっているせいか、どんなジャンルについてもある程度は知っているだろうみたいに思われている節があるんですが、それって大変な誤解です……。
 それをどう書いたものかと思っていたら、そのちょうどよい実例を発見。

>春歌(WS)ちゃん(5月23日)
> 21日の巨人−ヤクルト戦でとんでもない椿事が起きました。
> アウトカウントを間違えてレフトフライのボールをスタンドに投げ入れてしまったそうです。似たような事はかつてオリックスの谷佳知外野手がしでかしていますが、この時は走者がいなくて大事には至りませんでした。レイサム選手の場合はランナーが二塁にいたので野球規則7.05(g)に則りテイクツーベース。つまり走者に2個の走塁を認められ、二塁にいた宮本がホームイン。
 これ、アサヒ・コムで見出しだけ読んだとき、「何がそんなに大変なニュースなの?」と思いました。
 というか、改めて春歌ちゃんの記事やリンク先を読んでも「??」で……いまいちピンと来ません。つまりはそういうルールなのね、と無理矢理「分かった気」になってみるんだけど……。
 要するに野球のルールはほとんど知らないのでサッパリ、というわけです(苦笑)。
 もっとも、普段春歌ちゃんが書いてる競馬(……だよね?)のほうは輪をかけて、専門用語が多くて何のことかまったく分からなかったりするんですけど(笑)。
 おそらく株式に興味のない人が、「日経平均はSQ算出日を意識して手控えムード」と言われても分かりづらいのってこういう感覚なんだろうなあ、と推測してみました(汗)。
 「X枠Y番」とかもサッパリで……(←○とか×も違う意味があるみたいだから変数にしてみました……X,YなのかP,Qと置くのか慣わしが分かりませんが(笑))
 この辺、株式コードの千の位で業種が分かる(たとえば6000番台なら電機)というのと同じで、そっち系では常識なのかな、と思ったりします(笑)。「1949」と言われれば「社名は分からなくても多分建設会社だよね」とか……。
(注:東証1部2部は原則こうなってますが、店頭銘柄はそうではない上に、最近ではサービス業が9000番台に入りきらなくて他の桁に押し込んだりしてるので、最新の「会社四季報」「日経会社情報」あるいは各証券会社のアンチョコ本で確認してくださいね♪ って、YahooやLYCOSのファイナンス叩いたほうが早いか(笑))。
 こういうのって、一度説明してもらえばわかる、というわけではなくて、おそらく何度説明してもらっても覚えられないのではないかと思います。日常的に接してないと揮発しちゃう(笑)。

 しかし、他のサイトさんでアクセス解析公開しているのを見たりすると、土日ににぎわうみたいだけど、ウチは正反対で、土日はアクセス減ります
 あとアクセス時間帯も不思議で、23時や0時が多いのは普通なんだろうけど、平日の9時と12時というのも目立つ……なんか違うお客さんじゃないかと思うんですが(笑)。
 ……職場や学校から読まれて、その結果いかなる事態が起きても当局は一切関知しないのでそのつもりで♪(笑)
 まあ、実際問題、「建て付けの悪い引き出し」(なんか「引き出し」という表現、定着しちゃいましたね(笑))の私、土日はネタ出しに困ることが多いんで、内容が薄くなってお客さんも減るんだろうなあ、とは思いますが。
 ヘッドラインで3市場体制しなくて済む分、ゆっくり書けるような気もしますが、「締め切りが迫らないと、なかなか原稿に手が伸びない」というのは真実です(笑)。

 それで、建て付けが悪いから叩いてもらえば何かしら出てくるとは思いますが……何でもかんでも詰め込んでいるように見えて抜けも多いので、電話相談室とカンチガイしないでくださいね(笑)。
 シャーロック・ホームズの『緋色の研究』に、ワトスンによるホームズ先生の「成績表」が出てきますが、人間あんなもんじゃないかと思います。天文学の一項は、完全にホームズ先生にからかわれただけでしょうけど(笑)。
 正直言ってスポーツ関係やアウトドア系は、ほとんど壊滅状態ですね〜。あと芸能系もほとんどダメかな、一昔前で止まっているかもしれない(苦笑)。というか今週、ニュース以外でテレビ見てないような気がします(笑)。

2003/05/23 次は誰?

 老兵は死なず、ただ消え去るのみ(日本統治はともかく朝鮮戦争で原爆使いたがった司令官あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 ヘッドラインで紹介しましたが、CNNが伝えるAP電やロイター通信によれば、イラク戦争の中央軍・トミー・フランクス司令官(57歳)が引退を決意した、ということです。
 ラムズフェルド国防長官は別のポスト(陸軍参謀長? 原文=ロイター:"Army chief of staff"、CNN:"the top Army job of chief of staff")を提示したものの、フランクス司令官は興味を示さなかった、とも伝えています。


 あ、それはちょっと脇に置いといて、気になる話題が。

島の位置、最大8百メートルずれ 国土地理院が精密測定 【朝日】
 国土地理院が日本各地の島の位置を精密測定したところ、現在発行されている地図と最大で800メートルもずれていることが分かった。カーナビの表示などで支障の出る恐れもあり、同院は今後、2万5000分の1、5万分の1の地図を修正する予定だ。26日から千葉市で開かれる地球惑星科学合同大会で発表する。
 本土から見えない場所にある島は、三角測量で正確な位置を決められないため、現地で北極星の高さなどから緯度と経度を計算してきた。それが現在の地図に反映されている。この方法だと最大で数百メートルの誤差が生じる。
 国土地理院は今回、誤差1センチ以下の全地球測位システム(GPS)を使い、北海道の利尻・礼文から沖縄県の与那国島まで57地域の島を測り直した。
 その結果、現行地図とのずれの最大は硫黄島の793メートルで、2万5000分の1の地図で約3センチに相当する。北大東島・南大東島の642メートル、多良間島・水納島の560メートル、石垣島・竹富島の251メートルなどを含め、7地域の島で50メートル以上ずれていた。
 このずれは、GPSの座標データと地図を照合して現在位置を表示するカーナビに影響する。沖縄県の島などで「道路を走っているのに、車の位置が海の中に表示される」という苦情が同院に寄せられている。 (05/23 06:15)
 なんか微妙に話のポイントがずれているような……。
 この記事だと、「島→三角測量ができない→北極星などで観測するため誤差」というように読めるんだけど、えー?
 ちょっと前に、「海里」の話をしたときに、緯度1分(1度の1/60)が1海里ですよ、ということを書いたけど、そこで「回転楕円体」にもちょっと触れました。実はこの「GPSと地形図が合わない」って、この「回転楕円体」の問題だったはずなんだけど、状況変わったのかなぁ?
 北極星で緯度を知る、というのはどういうことかというと、北半球では「水平と北極星の角度イコール緯度」なんですね。北極星を見上げた角度が45度なら、北緯45度。北極点にいれば真上、つまり90度になりますよね。
 さて、ここで地球がもし丸くなくて、平べったい形をしてたらどうなるでしょう? 思考実験として考えてみると……どこ行っても北極星は真上に見えるわけで、緯度を測るのは無理ですよね。
 実際は地球は丸い、球形をしているので……と言いたいところですが、完全な球ではなくて、ちょっとつぶれた形をしているのがここでのポイント。
 この「ちょっとつぶれた形」が、完全な球と比較してどれぐらいつぶれているのか、実際はどんな形なのか、というのが、測量では問題になります。
 日本では、明治の初期に地図作成を国家プロジェクトとして始めたときに、当時最先端の「ベッセル回転楕円体」を採用しました。何も難しく考える必要はなくて、ベッセルという当時のえらい先生が「こんな形だ」というのを採用したわけです。
 ところが、そこは時代が進んで人工衛星空を飛ぶ、の時代になってくると、これは実際には完璧には正しくない、ということが分かってきます。とくに人工衛星では、地球の形や重力を間違うとアサッテの方向に飛んでいってしまいますから、どんどん精密になってきました。
 GPS(全地球測位システム)は、ご存知のとおり人工衛星を使って現在位置を知るというものですから、最先端の「地球の形」に従って座標を決めています。
 一方、地形図のほうは、明治以来の「三角測量」と「天文測量」。つまり、測量の方法が違う、地球の形が違うところでやっていたわけですから、測定誤差ということではなくて、前提となるルールそのものが違う。一致するはずがありません(笑)。
 もちろん、GPSの精度と比べたときに、「三角測量」や「天文測量」のほうが誤差は出ます。ただ、それは本質的な問題ではなくて、もし「三角測量」「天文測量」が完璧に誤差ゼロでできて、GPSも誤差ゼロだとしても、両者が一致するとは限らないわけです。
 明石に、「ここが東経135度の子午線」がありますが、本来ピタリ合うはずなのに、GPSで測るとジャストにはならない、と言われます。これは、測量がイイカゲンだからではなくて、「地図を作るときの地球の形」が違っているから、です。
 測量の基礎というと、「精度」とか「測定方法」に関心が行きますけど、それ以前に「どんな形をしている地球に緯度経度の線を引くか」という土台の問題がある。幸い?地球はそんなにいびつな形ではなくてほとんど球形だから、普段意識することはないわけですが、精密な測量となるとごまかして通るわけにはいきません。
 もっとも、国土地理院も、GPS時代に対応するために、2000年から「地球の形」の見直しをしています。「測地系」というんですが、2000年にその見直しをしました。
 どっちが正しいとか、どっちが精密かということではなくて、根本の方式が異なっていた、というだけの話なんですが……。GPSによって「緯度・経度」を知っておいて、その数字を単純に「三角測量の地形図」の画面に表示しちゃうこと自体、食い違って当然のはずなんですけどね。
 話は違いますが、まだ変換されない「北方領土」の地形図がウチにあります。……って、別に先祖代々というわけではありません(笑)。国土地理院の地形図を売っているお店に行けば、普通に売っています。
 昭和19年測量のものなので、その後どう変わったか分かったものではありませんが、「日本が占領したところは片っ端から測量されて地図ができていて、戦後も便利に使えた」と言われます。インドで皆既日食があったときに、観測隊が緯度経度を精密に調べようとして、結局一番精密だったのは「帝国陸軍測量部」のものだったという話は有名です。

 以前「プロジェクトX」で、「独立のときに地図を焼却されてしまったアフリカの国で、命がけで測量に挑んだ」というのをやっていましたが、文字通り地図は国のインフラのさらにそのまた基礎の基礎です。
 番組では性質上触れてませんでしたが、逆にいうと軍事作戦の基礎でもあります(笑)。イラク戦争で、「この衛星写真でいうとこのあたりを空爆しています」「空爆前の衛星写真と比較するとこの施設が破壊されています」と解説していましたが、あんなこと気軽にされたら防衛は至難の業です。  多くの独裁国家で、精密な地図はご法度になっているのはよく知られていますよね。旧ソ連時代の地図だと目的地にたどり着けないとか、あるいは日本史の「シーボルト事件」だとか。
 「偵察衛星何が悪い」というのは、専守防衛だから取るのはいいんだ、と私も書きましたけど、しかしあまりいい気持ちはしないはずですよ、GPSで座標がはっきり分かっちゃって、偵察衛星でどんな建物か丸分かりになったんでは……。

2003/05/22 情報ソース

 ♪ああ置いていかれそうだけれど〜それでもまあいいかな〜♯(一世代前の「よくそんな情報を手に入れるわね」と相方に言われてしまう参謀?役あたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 ニュースヘッドラインコーナーを作ってみたのは良かったものの、「マーケットは眠らない」の3市場体制(東京・ロンドン・ニューヨーク)で、どこかで休まないと倒れることに気づいた木曜日の朝です(笑)。
 ここで時差について説明すると、いまは夏時間ですから、東京が深夜0時だと、ロンドンが前日の16時、ニューヨークが11時です。
 つまり、東京が17時に終わるときロンドンが9時でマーケットが開き、ロンドンが後半にさしかかる14時(=東京22時)にニューヨークが9時で開始します。ニューヨークが17時になると、もう東京は6時です。
 実は東京より2時間先に開く「シドニー・ウェリントン市場」というマイナーな市場もあって、外為が急激に動くときは注目されたりしますが、基本的には3つの市場だけでほとんど切れ目なくリレーされています。
 日経平均先物を扱っているシンガポールは東京に遅れること時差1時間(東京午前9時=シンガポール午前8時)ですが、シンガポールの先物市場はシンガポール時間7:55(=東京8:55)に始まるので、東京株式市場より5分先になります。
 同じく日経平均に大きく影響を与えるシカゴの先物市場は、シカゴ16時=東京6時。夏時間もややこしいんですが、アメリカだけで時差があるから面倒なことこの上ない(笑)。
 というかこれじゃ分かりにくいか。表にしてみましょう。
東京 ロンドン ニューヨーク シカゴ シンガポール
9時(市場開始) 1時 前日20時 前日19時 8時
17時(市場終了) 9時(市場開始) 4時 3時 16時
22時 14時 9時(市場開始) 8時 21時
翌日1時 17時(市場終了) 12時 11時 0時
翌日6時 22時 17時(市場終了) 16時 翌日5時
08:55 00:55 前日19:55 前日18:55 07:55(市場開始)
 この辺、一覧でいつでも見られるようにするには、「世界時計」アプリがいろいろありますから、常駐させておくのも一つの方法です。
 ウチでは、画面の後ろに回っちゃったり、PCが上がってないときでも見ることがあるので、NY・ロンドン・台北(=シンガポールと同じ)は、普通の壁掛け時計並べてありますが(笑)。
 ……東京・NY・ロンドンは最初から予定していたので、1980円だかのスムーズに針が回るタイプ3つ揃えているんですが、後から追加した台北とか、今回のバグダッドなんかは100円ショップでその都度買ってきたんで形もバラバラ、針の音もカチカチうるさいです(笑)。

 アルジェリア北部で強い地震があり、死傷者多数というニュースが入ってきました。

【アルジェ発ロイター=米国東部時間17:54(日本時間06:54)
Death Toll in Algerian Quake Rises to 95 -State Radio
Wed May 21, 2003 05:54 PM ET
ALGIERS (Reuters) - A powerful earthquake that struck north Algeria on Wednesday has killed at least 95 people and injured at least 342, state radio said.
Five deaths had been reported in the capital Algiers but hardest hit was Rouiba to the east, where 40 people have been reported dead and 300 injured so far, it said.
The quake measured 6.7 on the Richter scale, U.S. experts said.

アルジェリア北部で地震、首都と周辺で死者700人超す【朝日】
 アルジェリアからの報道では、同国北部で21日午後8時(日本時間22日午前4時)前、マグニチュード6.7の地震が発生し、国営放送によると、22日昼過ぎ、首都アルジェとその周辺で死者が770人、負傷者が5600人にのぼった。
 ロイター通信によれば、アルジェの東方のルイバやブウメルデスで、ビルが倒壊して住民が下敷きになるなど大きな被害が出ているという。国営放送の映像では、アルジェでもビルの外壁が崩落したり、大きな亀裂が入ったりしている。
 国営テレビは、ブウメルデスのビル倒壊現場で、若者たちが素手でがれきを取り除いて生き埋めになった住民の救出作業をしている様子を伝えているという。病院が倒壊したとの報道もある。
 国営テレビは、地震の後、通常番組を中断して、「ガスの栓を閉めて、家の外に出なさい」と人々に呼びかけたという。
 ブーテフリカ大統領は同夜、災害危機対策委員会を招集し、内相を被災地に派遣することを決めた。 (05/22 23:20)
 この文章に出てくる「マグニチュード6.7」は、日本の気象庁が使っているのと計算方法が違うはずですが……詳しくは後刻〜。
 考えたら、「震度」と「マグニチュード」でもなんとなくごっちゃにしている人、最近はさすがに減ったけど、トピック教育の弊害だと思うんで(それはもういい)、ここで取り上げておきましょう。
 たとえとしては……そうそう、ウチのあたりはそれこそ「東海地震」を想定して防災無線が公園などに配置されているんですが、ウチのすぐ近くの公園にも防災無線がしっかりあります。
 で、「イソップの狼少年」さえ知らないお役人、「今日は清掃の日です、みんなで街をきれいにしましょう」「今日は投票日ですが、投票には行きましたか?投票は8時までですから、まだの方は早めに投票所へ」なんて放送を日曜にやってくれます。「清掃の日」だったかは、キャンペーン活動が午前8時に始まるものだから、そこで流したような……日曜の。殺意覚えたのは言うまでもありません
 えと。この「防災無線」、1つだけ見たら、早い話がスピーカーの化け物です。そこで朝っぱらから「ほとんど迷惑放送」を流したとしましょう。
 スピーカーの近くにある我が家では、「うるさいっ!」ということになりますが、距離が離れるにしたがって、「そんなでもないんじゃない?」となって、「聞こえたかもしれない」「何も聞こえなかった」というように音の大きさは小さくなっていきます。防災無線の場合は、「聞こえなかった」では困るので、そのあたりにもう一個同じ内容を同時に流せるスピーカーを配置するわけですけどね。
 この、スピーカーの迷惑放送の音の大きさを、「ホン」とか「dB(A) (デシベル)」で表す、というのは、「騒音」の記事でよく目にすると思います。いまでは「ホン」は使わなくなって、「デシベル」こと「dB(A)」が多用されています。そうそう、先日「ジェットコースターの悲鳴を含む騒音に周辺住民が悲鳴」って記事がありましたけど、あれでも「測定結果は何デシベルで〜」という表現がありましたよね。
 言うまでもなく、これは音の大きさを測っています。ですから、スピーカーやらジェットコースターやらの騒音源から離れれば、音は小さくなるのは当たり前です。また、悲鳴はちょっと対策が難しそうだけど(笑)、スピーカーなら「音量」を絞れば音を小さくすることも簡単です。
 この「スピーカーの音量」が、地震でいう「地震の規模を示すマグニチュード」です。お役人が「クリーンな街を!」と絶叫しちゃって、「まずお前の頭クリーンにしてやる!」なんて激怒しちゃうのも広報放送が騒音になっちゃうのは、内容に比べて音量が大きすぎるから、ということもありますよね(→防災用の無線で広報流すことがおかしい、という根本の問題はとりあえず置いておきます)
 スピーカーの音量が大きくても、スピーカーから離れるにしたがって、「聞こえたような気がする」というぐらいまで聞こえる音が小さくなります。このように、場所によって違う「実際に耳にした音の大きさ」が、地震でいう「震度」です。「マグニチュード」が同じでも、場所によって「震度」が違い、震源からの距離が離れていると震度が小さい、というのは騒音と基本的には変わりません。
 また、ウチのように「防音なんだから窓閉めておけばよかったのに」というのもあるように、同じ震度の場所でも建物によって被害は大きく変わります。外国の地震だと、「そんなに大きな揺れだったかな?」と日本人駐在員が思っても、普段地震に慣れてなくて耐震も考えていない住宅が崩壊して惨事になったりしますが、それはこの「騒音に窓開けてたら世話がないわ」というのと一緒です。
 では、害悪の根元、「スピーカーの音量」がどれくらいだったかを調べよう、ということになりますが……考えてみるとこれは難しい。「マイクに乗りやすい声」というのがカラオケなんかでも言いますけど、同じボリューム調整でも、マイクの前に立って絶叫したらそりゃ音が大きくなるし、何か悪いことでもしてるの?と言いたくなるようなボソボソ声、というのもあります。
 地震の場合は、ドカンと起きてから、その衝撃の大きさを測ろうというのですから、さらに難しい。文字通り地下深くで起きる現象ですし。そこで、無茶なたとえで言えば、「震源で爆弾爆発させたときに、同じくらいの地震を起こすにはどれぐらいの爆薬がいるかな?」というように、「エネルギー」を推定します。
 ところが、その推定にもいくつか方式があります。騒音でいえば、「女性の高い声は頭に響く」という人もいれば、「頭すっからかんで叫んでるだけの男の声のほうが不快だ」という人もいて、その人によって「聞こえた大きさ」が食い違っちゃうこともあるでしょう(騒音の場合はこれを扱うために「A特性による補正」とかいろいろありますが、今日は騒音のお話ではありません)。マグニチュードの場合も、「観測した地震の波の大きさと、震源からの距離を使って計算する」という基本は変わらないんですが、そこの計算方法にいくつか種類があって、出てきた数字が異なってくるのです。
 日本の場合、地震国でかつ早い時代に気象観測態勢が整ったということもあって、「気象庁マグニチュード(方式)」という独自の方法で観測・計算して発表しています。地震の直後にすぐに出せるという利点があって便利なんですが、海外の「ゆっくり調べて計算する」マグニチュードとは、「マグニチュード」という同じ言葉を使ってはいても、数値が違ってしまいます
 ですから、海外の地震のニュースのときに「マグニチュードいくつ」という報道で、「そんなに大きいようには思えないけど?」と感じてしまうのは間違い。計算方法から違っていて、根本的に単純な比較そのものができないのですから。
 しかも、騒音の例ではないですが、近くで起きたかどうか(直下型で痛い目にあったのは日本も同じ)、地盤の状態はどうだったか、などで実際の「揺れ」は違います。日本人は「それぐらいのマグニチュードの地震で?」と思い上がったことを口走ったりしますが、それはもう土台から大間違いをしている「トンデモ発言」です。

 昨日お伝えした「ソロス氏」についての続報。

George Soros Back Doing What He Does Best【ロンドン発ロイター】
Wed May 21, 2003 01:59 PM ET
By Peter Graff
LONDON (Reuters) - Financier George Soros is back doing the two things he does best -- punishing a global currency and spending some of his billions on projects that irk those in power.
This week Soros, who drove down the British pound in 1992, helped push the U.S. dollar down to a near all-time low against the euro by announcing he was selling greenbacks.
The man who calls himself a "dissident by nature" also said he was setting up a watchdog group to make sure Washington does not misspend oil revenues from Iraq.
Soros may no longer single-handedly wield the power over financial markets he held in the early 1990s, when newspapers dubbed him "the man who broke the Bank of England."
 「生まれついての反体制派」と自称し、「イングランド銀行を破綻させた男」と呼ばれたソロス氏は、ワシントンがイラクの石油を浪費しないように監視する、と言うんですが……売り浴びせが得意な人だから、下手な国際運動よりもワシントンにとっては怖いかもしれません(笑)。
 一日本国民としてソロスさんにお願い、タケナカの持ってる株叩き売ってもらえません?(こらこら)

>詩子さん(05/22)
>それこそ国家安全のことまで考えると、一社独占の状態はヤバヤバ風味だと私的に思うんですけど…。
 独占させて自分の財産の安全を図る政治屋さんが……(以下略)。
 そんな人が「有事」だっていうんだから苦笑以外の何物でもありません。まあ、平和ボケだけじゃなくて若年性ボケ、欲ボケまで入ってるようだから。
 ノイズ対策で有名な伊藤健一先生が、東芝勤務時代にニュージーランドだったかの放送局の放送設備一式を請け負ったら、
「他国で戦争・クーデターが発生したときでも放送を継続できるように、主要部品は2カ国以上のメーカーで製造され供給されているものでなければならない」
という内容が仕様書にあって驚いた、という話を書いてました。
 まあ、日本の電子メーカーがこける前に、日本は銀行や国自体が先にこけるに決まってるから、その辺は杞憂かも(苦笑)。

2003/05/21 英語

 「天声人語」は日本人の論理思考で……ネイティブの英語教員に読ませたところ「こういうレポートが出されたら再提出させる」と評した(ベテラン通訳者あたりの挨拶)
 こんにちは、鈴凛です。
 確かにメール時代に、「時候の挨拶」から入る日本式の文章は「損をする」のは事実で、メールのタイトルに「How do you do」なんて入れたら宣伝メールと思われて読まずに削除されても仕方ないですよね。
 しかし、それはTPOの問題で、相手との関係によって違ってきます。ビジネスの相手だけど、「最近どうですか?」だけ、時候の挨拶だけのメールというのもあるわけですから(笑)。
 ただ、「用件があるなら先に言え」という文化があることは理解しておかなければいけませんが……優劣ではなくて、「違う」ということを意識しないと損する、ということでしょうね。
 ここの英語メッセージにも書きましたが、文章は訳せても構成は訳せません。冒頭に引用したように、「天声人語」は構成もそのままで英訳されていますが、文化の違いということを認識してもらわないとゴミ箱行きになっちゃうわけです。
 かと言って、英語の思考法で文章を書くとしたら、当然文中に小見出しが入ってくるだろうし、構成そのものが変わってしまいますから、とてもじゃないけどロボット翻訳を手直しして使える英文に訳せばいいとは思えません。文章について完璧な機械翻訳ができたとしても、段落とパラグラフの違いから始まって、論理構成が日本語でできている以上、「言葉は読めても意味は理解不能」になると思うんです。
 翻訳エンジンの発達のおかげで、日本語から英語への訳はものすごく楽にできるようになりましたが、では、というんで日本語の手紙の翻訳なんか引き受けたら悲惨な目に遭います。英語の単語とか文法は翻訳エンジンに任せるという意味で「英語はできなくても構わない」んですが、英語の文章構成については知っていてもらわないと、翻訳者が構成まで変えるわけには行きませんから、手の施しようがありません。どうしても、という場合は「構成を変えても良いか」と了承をもらって、しかもその内容の重点がどれかを打ち合わせで聞いておく必要があります。

 たとえば以上の文章を英文で書くとすれば、その英文を日本語に戻したものは、
「文化の違い=英語と異なる日本語の文章構成」
 日本語と英語では、文章の論理構成が違います。そのため、文章だけを翻訳しても、意味の理解にはつながりません。日本語の文章を単純に英訳した場合に、意味不明になることが多いですが、そこにはこの構成の違いという問題があります。
 このトラブルを避けるには、構成そのものを翻訳者が変えられるようにしなければなりません。
というようなものになるでしょう。実際には間に疑問文などを小見出しに入れていかないと、到底読むに耐えない英文になるでしょうが……。
 私は英語の単語などの能力はほとんど皆無に近いので、中学の英語のテストでも危ないんじゃないかと思います(笑)。辞書さえあれば和訳も英訳も何とか、という読み書きオンリーの典型的な日本式英語ですが、それでも翻訳エンジンを駆使すればさっと意味が取れるのは、英語のパターンや、そのために生じる翻訳エンジンの癖については、ある程度把握しているからです。
 翻訳エンジンはときどきとんでもない誤訳をしてくれますし、往々にして文章の区切り間違って意味が分からなくなりますが、英文でよくあるパターンと、それを直訳するとどうなるかのイメージを掴んでいれば、「おそらくこういう間違いをしているんだろうな」と、逆から読んでいけると思います。
 日本語の文章を翻訳エンジンで英訳させる場合、絶対に守らなければならないのは、「誤読の余地がない正しい日本語」を書くことですね。
 たとえばいまの文章でも、翻訳するつもりなら文末の「ね」は切らなければなりません。単なる語感のための「よね」が、「同意を求める付加疑問文」にされちゃう危険があります。同意を求めてないとは言わないまでも、付加疑問文にするほどのことはないわけですから、そういう誤読の材料は排除しておく必要がある。翻訳エンジン君が読み間違いをしないように日本語を吟味しなければならないわけです。
 英語教育よりも先に「日本語」の教育を、と私がいつも言うのは、こういう事情もあるからです。英会話ができればそれは便利でしょうけど、ネイティブで英語ができる人がワシントンポスト紙をラクラク読めるわけではない、という事情を考えると、母語で誤りなく意思を伝える訓練ができていない人が、外国語ができるようになるとは思えないんですね。
 小手先の単語や文法といったものは、あたかも日本語におけるワープロや算数における電卓と同様に、機械任せにして省ける部分でしょうが、文章自体を読み書きして考える能力はそうはいきません。思い切って公用語を英語にするというなら、幼い頃からの英語教育も意味があるでしょうが、現状では「どっちつかず」を大量生産するだけではないかと懸念されてなりません。


>双輝さん(05/17)
>そういえば鈴凛の”ラブの秘密”に”Have you ever be in love with girl?”というフレーズが出てきますが、これって文法的に正しいんですか?be でなく been だと思うんですけど(歌中では been と聞こえてたのでしばらく気付かなかった)・・・。意訳すると「恋をしたコト、ある?」ってなカンジ(のはず)ですが・・・・・・。誰か!英語に詳しいものはおらぬか!<四葉の兄
 深く考えちゃダメです!
 ……というのは冗談として(笑)、詳しくはないんですけど、使役・経験の「S have O do」(Oにdoさせる)ではないかと……。
 beenだと過去の経験の疑問ですよね。Have you ever been to China?(中国に行ったことがありますか?)とか。
 この"Have you ever be in love with girl?"は、「すでに恋に落ちているんじゃない?」と、現在の状態を聞いているんだと思います。文法的に直訳すれば「すでに恋の状態にさせられていませんか?」と、be以下の使役にとるのではないかと……。
 というか、個人的にはこの歌に限らず、「やたら英語使うのはどうかなあ」というほうに問題意識が(笑)。
 「Love Destiny」で「Love」に「アイ」と振っちゃったのは、漢字の「訓読み」みたいなもので一大発明ではないかと思っていますけど(笑)。英語に漢文の返り点打って読もうとした明治の先人のアイディアに、100年後に再挑戦!みたいな感じで(笑)。

>詩子さん(05/20)
>ミキサーに金魚を入れて展示するのは虐待か?……デンマーク[海外ボツ!News(2003/05/20)]
>なんか鬱入りそうな話風味です。
 展示意図を読みに言ってガッカリ、っていうのが正直なところで……。なんだ、そんな程度の意味で出展したのか、と。
 私は最初見出しだけ読んで、「ボタン一つで死に絶える人類を象徴」でもしているのかと思ったんですが、そんな話ではなかったようですね(苦笑)。
 でも実際、「クリーンな戦争」と称して精密誘導爆撃したのって、ミキサーのスイッチ入れてるのと変わらないと思います。ミキサーのカップが透明だから「残酷」に見えるというだけの話で、不透明で中が見えないと金魚どころか人間が死んでても食事しながらテレビ観戦してしまう、という……出展者より深読みする義理もないんですが(笑)。
 あ、「コイズミ妄言録」ですけど、アメリカ人と違って日本人の政治屋には笑い流せるだけの度量もないので、作ったら訴えられるような気がします(苦笑)。ザルより安いモリにユーモアの意味が分かるとは思えないんで……。

>真紀奈さん(05/20)
>☆ 二次著作物の権利
> ただ、権利は発生していますので、第三者に対してはその権利の主張が可能です。他人が勝手にコピーして頒布したりアップロードしたりということを行っている場合、それを差し止める権利はあることになります。
 刑法の窃盗罪(235条)で、窃盗犯が盗んだ盗品をさらに別の第三者が盗んだとき、もともと盗品であっても窃盗罪が成立する、ということですが、ものすごく乱暴に言うとそれと同じ理屈と見ていいんでしょうか……。
 →不法の占有も、窃盗から保護されるべき法益となり、債権者に所有権が移っている物であっても債務者が引き続き占有している自動車を無断で債権者が運び去る行為は窃盗罪に当たるとした事例(最高裁判例昭和35.4.26)。
 刑法と民法の解釈は一致しなくても構わない、なんて刑法の植松正先生が書いてますが(笑)、著作権法はそう割り切るわけにもいかないので、難しそうな気もしますが……不法に作られたものでも一応は保護する、ということで連想したのがこれでした。
 そうそう、日経産業新聞のガンホーの記事ですけど、引用の範囲というより、著作権法39条(時事問題に関する論説の転載)か41条(時事の事件の報道のための利用)で大丈夫じゃないかと思うんですが、ダメでしょうか?(笑)

ソロス氏、米国によるイラク石油管理で監視団体を設立へ【ロイター】
 [国連 20日 ロイター] 投資家で慈善事業家のジョージ・ソロス氏は、バグダッド占領中に米国が行うイラク石油の管理に関して、違法行為がないよう監視するための団体を設立する予定であることを明らかにした。
 同氏は、「個人的には、フセイン体制下で生じた対外債務を全額返済する必要はないと考えている。金融市場などに対し、独裁政権への信用拡大にはリスクが伴うという健全なシグナルを送ることができるからだ」と述べた。
 ……元気ですねえ、ソロスのおじさん(笑)。
 しかし、マハティールさんが怒るような気も……。アジア経済引っかき回しておいて何言ってるんだ、とか、神経逆撫でされたと受け取るんじゃないかなあ。
 後段は、ぶっちゃけ「独裁政権にカネ貸すのはやばいよ、という教訓になるから踏み倒すのもOKだ」ということで、分からなくはないけど、それってアリなんでしょうか?(笑)

2003/05/20 自由落下

 クレタ人は嘘つきだ(有名なパラドックスあたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。
 今回、ニュースヘッドラインコーナーを新設しました。ニュースの中身まで踏み込めないけど速報だけでも、ということがイラク戦争のときに何度かあったので、とりあえず貼っておくコーナーとして作りました。
 ただし、別にウチは新聞社ではないので、そんな常時更新できるわけではありませんから、その点は誤解のないようにお願いします(笑)。
 ヘッドラインは適当に更新のたびに入れ替えて消します。こっちの日記というかコラムのほうは、内容を変える場合でも、記録という意味で残すことにしていますが、ヘッドラインは性質上違う扱いにします。

 さて、土曜の「りそな・だまし討ち」以来、経済に及ぼす影響が注目されてきたところですが……。昨日はマーケット追っかけてずっと起きていたら、深夜ダウンして突発的に寝てしまいました(苦笑)。
 これは、東京市場の場合は、「年金資金などの買い」と称する政府の市場操作が行われるんですが、シカゴなどの先物はそうはいかないため、比較的「素直」に動くので注目していたためです。
 東京証券取引所の「日経平均株価」は、文字通り「各種の株価を平均して算出する」数字です。具体的には225種類の株の価格を平均しています(正確には単純平均に別の指数を乗じていますが)。シカゴやシンガポールの「日経平均先物」はそうではなくて、その「225種類まとめて算出した数値そのもの」を売り買いしています。大雑把に言えば、日経平均先物」は、「日経平均が上がるか下がるかのギャンブル」です。
 「金融株を売るのはやめておこう」という人が増えれば、「日経平均」の平均の計算の中にそれも入っていますから、全体の平均に反映されて下がりにくくなります。しかし、「日経平均先物」は、日本の株価をひとくくりにして見ているので、金融株を一生懸命買う動きがあっても、「全体としてもうダメでしょ」と判断されれば日経平均先物は下がります。
 そして、日経平均先物が下がるというのは、「この先下がる」とみんなが見ているという意味ですから、普通に株式を売買する人も「そんなに皆が弱気ならやめておくか」ということになって、日経平均そのものにも影響してきます。
 10時現在は、大阪証券取引所の「日経平均先物」が8000円台を回復しているのにつられる形で、日経平均株価もやや回復、8000円台をはさんでの展開になっているようですが、8000円台を終値で守れるかどうかが問題になります。

日経平均終値、20円高の8059円【朝日】
 20日の東京株式市場の日経平均株価終値は、8059円48銭と前日終値比20円35銭高だった。出来高は概算で10億4000万株。 (05/20 15:18)
 どうも市場操作の臭いがしますね〜。
 前々から、「公的資金による株価買い支え」は、PKO(株価維持策)とかPLO(株価浮揚策)なんて茶化して呼ばれてきたんですけど、人為的にどうにかしようとしても化けの皮はがれまくりなのは分かるとおりです。
 「安ければ買う、高ければ売る」が市場原理の大原則なのに、「高くしておかないと銀行がこける」と無駄な援護射撃をするもんだから、個人投資家が逃げちゃうんだ、という指摘があるのに、まだ分かってない。あるいは分かってても「騙しとおせる」と甘く見ている。
 日経新聞までが、「株価上昇は懐疑的」としていた編集委員を切ったりして「御用新聞」に成り果てたので、「当たらない」記事ばっかり出ています。「徹底的に下がりますよ」と普通の予測を書けない以上、当たるはずがない(笑)。
 日経新聞の「政策転換」の関係かどうかは分かりませんが、テレビ東京系の「株式ニュース」も、番組名が変わって絶望的にどうしようもない番組に堕落しました。「株式ニュース」時代は、「美人アナニッコリ伝える悲惨な株価」なんて川柳があったぐらい、にこやかに悲観楽観両方をちゃんと伝えていたんですが、いまでは「ワイドショーのノリでやれば普通の人も見てくれるだろう」とカンチガイしまくりの番組構成。
 ほとんど見る価値ないんですが、リアルタイムで日経平均を見るときは仕方がないので、ウチでは音声消してテロップだけ見てます(笑)。
 政策迎合でくだらない株式番組もどきに時間使うんだったら、お得意のアニメか時代劇の再放送したほうがよっぽど社会のためになりますよ、テレビ東京さん。無駄な抵抗はやめろ、とも言いますけど、これ(笑)。

 つみつくり大学ものつくり大学にからむKSD汚職の村上元労相に懲役2年2ヶ月の実刑判決。
 しかし、再保釈を認めてしまったんで、結局ぬくぬくと自宅で裁判を長期化させて余生を楽しむんでしょうね。
 政治資金なんちゃらよりも、特別法で公務員の汚職事件には保釈を適用しない、とか規定したほうがすっきりするのでは。

会見は反省と謝罪に終始 情報放置に厚労省担当者【Yahoo/共同通信】
 「詳しく報告を受けてないが、本人の判断が誤ったとみられる」−。関西空港検疫所が台湾医師の新型肺炎発症についての情報提供を放置していたことを受け20日、記者会見に臨んだ厚生労働省の松浪紀・検疫所業務管理室長は、反省と弁解に終始した。[5月20日16時27分更新]
 SARSの対応、「人の振り見てわが振り直せ」というのは日本のお役人の知らないことわざのようです。
 対応ミスったお隣の中国では、関係者のクビが思いっきり飛びましたけど、日本は「詳しく報告を受けてない」「反省と弁解」で済むんだからお気楽なものですね。
 アメリカの投資格付け機関が、日本の企業の終身雇用制維持を理由に投資格付を下げたことに、業績が伸びているのにそこだけで下げるとは、という議論になったことがありましたが、民間企業はともかく、「どんなにミスしても絶対的に終身雇用制」のお役所については「投資不適格」と言うしかないのでは。

 マドリードで音楽配信サービス?
Madrid Music Web Site Tests Downloading Legality【ロンドン発ロイター】
Tue May 20, 2003 05:07 AM ET
By Bernhard Warner, European Internet Correspondent
LONDON (Reuters) - A new music download service launched on Tuesday in Madrid tests a legal loophole in Spanish copyright law that appears to give Web sites permission to sell songs online without consent from record companies.
Running under a banner on its homepage that reads "No Rules. No limits," the new service, Puretunes.com, is sure to raise the ire of the music industry.
Major recording labels Sony Music, Warner Music, Universal Music, BMG, and EMI have fiercely tried to crack down on unauthorized businesses that distribute songs online.
The music industry has been scrambling to derail online file-sharing services that enable consumers to trade tracks for free. Such services have contributed to the industry's steep sales decline, highlighted on Tuesday by news EMI's sales of recorded music fell 12.6 percent in the last financial year.
According to Javier Siguenza, a Madrid-based lawyer representing Puretunes, the new company abides by Spanish copyright law even though it does not have direct authorization from the music labels themselves.
 一見するとスペインの著作権法の抜け穴を突いたもののようで、当然のごとく音楽業界は猛烈に反発している模様ですが、新会社のほうは法的に問題はないと自身満々のようです。
 詳報を待ちたいところです。

2003/05/19 テレビは何を伝えてきたか

 テレビゲームのような映像ですが、あの下では確実に人が死んでいるのです(湾岸戦争のピンポイント爆撃のときの高嶋キャスターあたりの挨拶)
 おはようございます、鈴凛です。

 ♪兄の因果が妹に報い〜♭……語呂良くないですね(←問題違)
 「腰が痛い」と言って、トシのせいだとか重いもの持ったんじゃないかとか、あるいは(赤面)だとかが出てくるところはある意味健全です。ウチだと……いきなり横にさせて足持ち上げたり、足の指の力見たり……神経学的検査をいきなりするな、って(汗)。
 頭痛がするよーと訴えたら足底こすられたときはそのまま蹴っちゃいました★(笑)
 まあ、そういうわけで、経験というか日常的に普通だよなあ、ということでも疑ってかかる「安全」の立場もあるということですね(笑)。「多分風邪でしょ」でSARSだったり、「頭痛ぐらい大したことは」と思って寝かせておいたら翌朝冷たくなってたとかだと困りますから(また極端な例だなぁ)
 経験もひとつ間違うと「ジンクス」になってしまって、「ゼロファクター」からいうと「妄言録」は悲劇で終わるかしら、なんて危ない話になってきてしまいます(笑)。
 類似と抽象化というのも興味深い問題で、川の水と火を消す水を区別できないサルの実験とかもあるんですが……そろそろ読者さん置いてけぼりどころか、バファリンの売上に貢献しかねないんでこの辺で(笑)。

 何でも、昨日(日曜)の健康番組で、「鬱病」を取り上げたらしいですけど……。基本的に見ないんで、内容がどうだったか分からないんですが、あんまり気軽に取り上げて欲しくないなあと思います。
 無責任な言い方しちゃうと、「ダイエット」とか「お肌の曲がり角」なんかは、いくら扱ってもらっても別に知ったことではないんですが、早期発見・早期治療が必要な「病気」については慎重にして欲しいんです。
 これは斉藤茂太先生が『躁と鬱』でかなり早くから指摘していたことなんですが、気軽に「いやあ、今日はウツで」と日常会話で言っているうちはともかく、本当に治療を要する場合に自己診断で「どうもウツっぽい」で放置してたら、実は統合失調症(当時は精神分裂病)の初期でした、では取り返しがつかないことになるんで……。
 まして最近では、古典的な内因性の「うつ」よりも、人格障害や環境不適応としての症状で「落ち込む」ということが多いので、番組がどういう結論にリードしていったかにもよりますが(「早めに専門医を受診してください」ならまだマシなんですけど)、安直に扱われると困るんです。
 「気分の持ち方一つですよ、頑張って♪」なんて気休め言って帰したらその足で電車に飛び込まれちゃった、なんてことも起きかねない分野なんで、医師でも専門外の場合は慎重に扱っているだけに、テレビ番組で軽々しく取り上げたというのを聞くと、ああ今日からどうなるかとこっちの気分が重くなっちゃいますね。
 何しろ、以前専門の先生が、「何か一般医向けのマニュアル本かジャーナルに出たのかもしれないけど、ここんとこ何でもかんでも『アスペルガー』で紹介来るんだよね」とこぼしていたくらいで、勉強している開業医でも「マニュアル」によってミスリードされちゃうことがあるんです。
 もちろん、勉強している先生ほど、専門外の分野については謙虚ですから、すぐに専門医に回してくるんで紹介の段階であやふやでも大丈夫なようにはなっていますが、問題は本来専門医を受診しなければならない患者さんが、「そうか、自分だけじゃないんだったら、まだいいかな」なんて放置しちゃうと怖い。
 もっと怖いのは、患者さん本人が悩みぬいているのに、精神科に対して偏見の強い日本では家族が認めたがらないことで、「テレビでやってたけど、性格もあるらしいよ、気の持ちようだ」と適当なこと言って放置したら、「うつ」の場合はみすみす殺すようなものです
 ましてオルタネイティブ・メディスン(代替医療)とばかりに、オトギリソウ(セントジョーンズワット)がいいとかなんとかやられたら、あとで裁判沙汰になっても仕方のないことだと言わなければなりません。アメリカの代替医療(民間療法)で、オトギリソウを使っているのは事実ですが、向こうには代替医療の専門家がいて、まずいと思ったら専門医に回す仕組みがあります。日本のようにドラッグストアで本人が買ってみてそれっきり、というのとは違います。
 しかも、他の疾病、たとえば胃痛や頭痛であれば、「どうも効かないから病院行こう」というように後からでも路線の修正ができますが(それで手遅れになる危険は別として)精神的なものは悪化すればするだけ自覚がなくなっていくという恐怖もあります。「うつ」の場合、最初は「どうも気分がふさぐんだ」という自覚があっても、症状が進むとかえってそれを否定して、「自分はダメな人間だから当然だ」と言い始める。「病識」がなくなってくるから怖いんで、それだけに早期に専門医を受診してもらわないと、というところがあるんですが、それをテレビがちゃんと伝えてくれたかどうか、「まあ、こういう時代ですからね」なんてオチにしてなかっただろうか、という不安があります。

 以前、民放テレビ局で「宇宙パワーで難病が治る」という自称超能力者が紹介され、難病患者らが藁をもすがる思いで頼って金を騙し取られたという事件がありました。
 この事件では、民事訴訟となって、判決で自称超能力者に賠償を命じたのはもちろんですが、いわば宣伝に荷担したテレビ局にも責任があるとした提訴についてテレビ局・製作会社が和解に応じたケースがあるそうです。
 あ、和解で終わってるんで、真紀奈さんに聞くようなことはしないでくださいね(汗)。というかあまり細かく書くと「立場上知りえた秘密」ってやつに触れかねない(冷汗)。サイトばれするのも困るし(苦笑)。
 今回の番組について、これと並べるつもりはありません。何しろ実際に見てないんでコメントができないんですが、しかし「健康」ならともかく「病気」については、安易に扱うとえらいことになりますよ、取り返しがつきませんよ、ということだけは言っておきたいところです。
 「今以上の健康を求める」人はいいんです、「○×をとると動脈硬化を防ぐ(かも)」なんてのは、まあご愛嬌です。ところが、「動脈硬化の人に○×を勧める」となるとこれは別問題で、個別に診断もしていないのに勝手なこと言わないで、それで治療が遅れたらどうするんですか、という懸念があるわけです。
 「ココア健康法」でしたか、なんかの番組で取り上げられたらココアが売り切れてメーカまで大増産することになったことがありましたが、現在異常のない人が毎朝ココア飲むのは、効いたって効かなくたってまあいいでしょう。しかし、よく考えたら、ココアパウダーだけカプセルに入れて飲むんでなければ、普通は砂糖たっぷり入れて飲みますよね(笑)。それを糖尿がある人がやったらとんでもないことになります。
 「毒にも薬にもならない」というとけなすことになりますが、少なくともそうひどいことにはならない前提で売られている市販薬の「CM」に、「ぴんぽん」で注意書きを必ず出す割には、「番組」のほうでは好き勝手やれるように見えてしまいます。
 それでも、まだ身体的疾患は、倒れるとか気持ち悪いとかで「発覚」してくれるだけマシです。精神的疾患は「本人次第です」と言えば、どんなに悪化した人でもそれで片付けられてしまう。
 やはり民放テレビ局で、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」を取り上げて、部屋がすさまじく散らかっているのを興味本位で扱っていたことがありましたが、「ウチはあれよりひどいかもしれない」と笑ったことがあります。あるいは、「あの映像は、生活感のない散らかり方だね」という話をしたことも。
 やらせとまでは言わなくても、テレビが行きますよという話をしたら、無意識でその期待に応じてしまうおそれは誰にでもあるんですが、それで出来上がった画面を普通に見ると「やっぱり異常なんだ」という印象しかないですよね。
 「うちの子は落ち着きがないんです、片付けないんです」だけでADHD疑われちゃっても困るんですが(少子化に伴う現象という側面はあるでしょうけど)、ADHDのイメージが「片付かない」で固定して、偏見を作り出す危険は大きいです。複雑な病気を矮小化したイメージで決めてかかってしまう。「SARSの症状は高熱やせきです」と言ったときに、「せきを見たらSARSを疑え」ということは常識的にしませんが、常識そのものが揺らぐ精神科疾患では平気でそれをやってしまう。それは「正常」側の不安への心理防衛であるという分析もできますが(「自分はあんなではないから異常ではない」と言って安心したい)、映像の力が助長してしまうのは問題だと言わなければなりません。

>はるかさん (ご神託メッセージ5月・第三週目)
>「国際興業観光(KKK)バスは実はすごい組織が運営しているんだよ。」と、近所の子供に関係ない資料を見せながら吹き込みます。
 関係ない資料……?
シャレになってないかな?(汗)  これとか?
 ピーナッツがお好きな方のお友達ですか?(おい)
 ……って、「すごい組織」が違ってますね(笑)。


東証、8000円割れ 午前終値は134円安【朝日】
 19日の東京株式市場は取引開始時から売りが先行し、ほぼ全面安の展開が進んだ。日経平均株価は一時8000円の大台を下回り、5月6日以来の水準となった。りそなホールディングス株だけでなく、銀行経営への先行き不透明感から、4大金融グループ株はそろって値を下げている。
 東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は前週末比12.68ポイント低い806.49で午前の取引を終えた。日経平均株価の午前の終値は同134円85銭安い7982円44銭だった。出来高は5億3000万株だった。
 午後1時では、TOPIXは同11.20ポイント低い807.97、日経平均は同116円66銭安い8000円63銭。
 日経平均は小幅安で始まったが、午前10時過ぎから銀行株への売り注文が集まり、節目となる8000円を割り込んだ。
 市場には「銀行株の下落によって持ち合い解消売りの圧力が加速する恐れがある」との見方から幅広い銘柄に売り注文が出ている。りそなの融資先など関連銘柄も新規の資金調達面での不安定感から売られている。市場では「機関投資家は様子見気分だが、証券会社の自己売買、個人投資家の売り注文が目立つ展開」(大手証券)という。(05/19 13:20)

19日概況(後場)ほぼ全面安【ラジオたんぱ市況ニュース/Yahoo】
19日後場中頃の東京株式市場は様子見気分が強く、全般に利食い売りに押される展開。日経平均は8000円を挟んだもみ合いとなっている。午後1時現在の出来高は概算6億5832万株、売買代金は概算3403億円、値上がり銘柄数は199、値下り銘柄数は1220。大手銀行株がそろって安いほか、ぴあはストップ安。コスモ証、戸田建、大阪機工が安い。半面、ケンウッドがストップ高。[5月19日13時33分更新]
 売れ!売れ!全部売ってしまえ〜!!と、りそな銀行の取引先や口座持っている人には悪いけど、売り浴びせ希望です。政策がいくら恩返し エコヒイキ無駄に援護しても、マーケットに温情はないぞ、というもので……
 こちらは、日経平均の一目均衡表(=Lycosマネー・リアルタイム更新)ですが、つい先日の「日経平均8200円回復」が、もう一息で勢いを失っている様子が見えます。
 この「一目均衡表」(グラフの種類というか、描き方の名前)では、今日の終値が出ないと「遅行スパン」などの各種指標は更新されませんが、「りそなショック」で午後も下げを加速するようなら、各種指標が急激に下を向いて、“とどめの一撃”になるものと思われます。
 一目均衡表は、均衡が売り買いどちらに破れたか、売り買いどちらに軍配が上がったかを一目で見ようというものです。実際の売り買いのための判断では、慎重な読み方が必要で熟練を要しますが、「とりあえずどんな感じ?」という興味で見るには、他のチャート(株価グラフ)よりも見やすいと思います。
 問題は、今日夜に開く「シカゴの日経平均先物」。翌月の日経平均指数を売買するもので、この動向が翌日の東京市場を大きく左右することがよくあります。
 こちらはシカゴの日経平均翌月物の1日のチャート(=ino.com)です。(これもリアルタイム更新ですが、日本時間の昼間は向こうは夜なので止まっています)
 欧米の機関投資家がどう出てくるか、東京の終値とともに、ロンドンが開く日本時間夕方以降に注目です。

 東京終値ではやや持ち直し、ギリギリ8000円台を死守しましたが、一目均衡表の指標はかなり悪化しています。
もう一段下がる?
 上の図は、終値でのLYCOSの一目均衡表に注目点を書き込んだものです。
 「りそな」は問題外ということか、外為は円高に突き進んでいますが……金融機関よりも円高による輸出産業への打撃のほうが問題かもしれません。日本の金融機関が安全だなんて信じてるほうが少ないだろうから

2003/05/17 因果はめぐる

 日本人のお客さんが来たので、歓迎式で知っている歌を歌ってあげたら空気が凍りついた(一時期アジアとの交流の場面でよくあったエピソードあたりの挨拶)
 こんにちは、鈴凛です。
 それはいきなり、
♪見よ東海の空あけて〜
とか
♪金鵄輝く日本の〜栄ある光身にうけて〜
とやられたら、戦後世代はとくに「えっ、もしかして招かれざる客なの?」と思っちゃうのも当たり前なんですが、そういうわけではなくて、歌ったほうは「知ってる日本の歌がそれしかなかったから」というだけだったという(笑)。
 とはいえ、その世代も政治屋と骨董屋以外ではそろそろ表舞台から消えてきて、そういった愉快な「異文化接触」はあまりないようです。このビックリ体験って、驚かせちゃったアジア側は「幼い頃」あるいは「親が口ずさんでいたので」で、日本側はそれを軍歌だと分かったから驚いた、というわけで、それなりの下地・世代の共通があって起きた現象ですから。
 いまやアジアで共通の話題は……やっぱり日本製オタク文化? 戦時歌謡のように無理に叩き込んでいるわけではないんですが……。
 実際、すでに「萌」が漢字文化圏で違う意味に使われつつあります(笑)。『デイリーコンサイス新語辞典』が収録しちゃったことから見て、次は新しい言葉をすぐ採用する台湾の国語辞典あたりで「認知」されちゃうんではないかと、これは個人的な予想ですが(笑)。
 「プロジェクトX」ではないですが、アジアで「一緒に苦労した各国の人が集まって同窓会、酒の席で合唱」ということがありますけど、あと40年ぐらいして、いまの世代が集まった場合……。「ムーンライト伝説」を60代の老人集団が歌ってる姿を想像してちょっと怖くなってしまいました(笑)。
 ペレストロイカの末期、「シベリアに抑留されたのち、帰国せずにサハリンで生活を続けた日本人」へのインタビュー記事が出たことがありましたが、自然に口をついて出てきた歌が
♪男いのちの純情は〜
だったんだそうです。これがですね、50年後に同じようなシチュエーションで取材に行って、
♪会いた〜いな 会えな〜いな 切な〜いなこの気持ち〜
とかだったらそれこそ切なくなりません?(笑)(注:もっと最近の例にしようかと思いましたが何やらきな臭くなるので自粛(笑))
 ……あ、この世代そんなに長生きできるわけないか(こら)
 って、川柳川柳師匠じゃないんだから、歌で話題引っ張るのこれぐらいにしときます(笑)。

 本日の「だまし討ち」

公的資金注入額は2兆円 りそな、事実上国有化に【朝日】
 政府は17日夜、預金保険法に基づく初の金融危機対応会議を首相官邸で開き、経営危機に陥ったりそなホールディングス(HD)への公的資金の注入を決める。資本注入の額は最終的に2兆円規模になる見通し。日本銀行も潤沢に資金を供給し資金繰りを支援する。資本注入は議決権のある普通株の買い取りを中心に行われる方向で、りそなは事実上国有化される。預金は全額保護される。98年の日本長期信用銀行などの国有化と違い、株式は無価値にはならない。
 りそなHDは17日午前、臨時取締役会を開き、資本増強のため公的資金注入を政府に申請する方針を正式に決めた。公的資金が注入されれば経営の健全度を示す自己資本比率は国内業務を営む銀行の目安である4%を上回り、10%超になる。
 金融当局によると、りそなHDの今年3月末の連結自己資本比率は3・5%程度となる見通し。特に、グループ中軸で個人取引中心のりそな銀行の自己資本比率は2%前後まで落ち込んだもようだ。不良債権処理の積み増しや株安に加え、収益計画の下方修正に伴い、自己資本の一部に計上していた繰り延べ税金資産の大幅な取り崩しに追い込まれた。
 政府の資本注入は預金保険法102条に基づくもの。政府はこれまで、危機宣言がさらに危機を呼ぶ悪循環を懸念して、適用には慎重な姿勢を続けていた。だが、大手行の一角であるりそなの自己資本比率低下を踏まえ、金融システムの危機を防ぐには、公的資金で抜本的に財務を改善するべきだと判断した。
 りそなHDの母体となった旧大和銀行と旧あさひ銀行は、計約1兆円の公的資金の投入を優先株や劣後ローンで受けている。このうち優先株は特別支援決定にともない普通株に転換される見通し。 (05/17 13:23)
 問題。「シャーロック・ホームズ」の『株式仲買店員』と『赤髪組合』、そしてこのニュースの3つに共通するものは何か。
 ……答えはホームズ先生から。
(なぜ今日銀行を襲うと分かったのかワトスンに聞かれて)
 「仕事をするには土曜日がいちばんいいのだ。月曜の朝までは露見の心配がまずないのだからね」(『赤髪組合』)
 日本の場合、時差が他の金融市場と離れているので、日本時間月曜の朝に発表しても、他の市場が開くまでに1日近い時間があるんですが、今回「土曜日の午前」に動いたということは、欧米の市場に対して「寝込みを襲うだまし討ち」じゃないですか?
 えと、欧米の機関投資家の皆さん、「リメンバー・リソナ」とか「タケナカ・シオカワを葬れ」というフレーズ作っちゃっていいですから、もう空爆のように日本の金融機関売り浴びせちゃってください。
 こんなとこに税金をじゃかすか投入するぐらいなら、経済産業省の電気節約のために、紙幣に火つけて照明代わりにしたほうがまだマシです。燃やしてしまえば消滅するだけ、単なる無駄で済みますが、こういう使い方をすると麻薬を買い与えているようなもので、どこまでも深みにはまっていくんですから。
 まあ、銀行からカネもらって郵政省と死闘繰り広げたくらいの首相だから、銀行業界の三下としては精一杯忠義を尽くしているというだけでしょうけど。

 そういえば、議場で水をまいた前科持ちの政界のチンピラ、まだ割腹もしないで生きながらえているようで……。ああいう手合いに給料(歳費)を支払うのは馬鹿馬鹿しいことこの上ないんですが、法的にやむを得ないというなら、ちょっとは国民感情を考えて方法を変えてやればいいのに、と思うんですが。
 具体的には、あるだけの硬貨で本人に手渡し、なんていかがでしょう?(笑)
 20枚以上は強制通用権がない(受け取らなくてもよい)のは承知の上で、まさか受け取り法を指定するほど厚顔無恥じゃないでしょうから、マスコミの目の前で、1円玉で100万円ほど支払ってあげたらどうです? 山のような1円玉を受け取り拒否する姿は、白装束集団よりもワイドショーネタにピッタリだと思うんだけど……。
 ……大急ぎで言っておくと、別にコレは私のオリジナルではありません。王室費からワーグナーにじゃかすか給与を支払われるのを止められず、苦々しく思ったバイエルンの時の政府が仕組んだ策略です♪
 街角で見かけたら100円玉を顔に投げつけて支払ってやる、というのも魅力的ですが……。
 汚職代議士は砂に埋めて、「1人100円の寄付で1つゴルフボールを投げつけられます、当たって即死すると1等賞金1000万円!」の「財政助け合い・ドリーム石打ち」とかやったら、少しは個人が消費しないで隠し持っているタンス預金を引き出せるんじゃないかとムチャクチャ言ってみる土曜の夕方でした(笑)。

>詩子さん(05/17)
>およそ一昔前、「金融ビッグバン」を唱えていた当時の大蔵省は銀行が潰れても仕方が無いとして、健全化を推し進めようとしてたはずなんですけど。(^^;;;
 そのちょっと前は、「銀行は一つたりとも潰さない!」って叫んでいたような記憶があるんですけど(苦笑)。
 「日本の金融機関は安全です、皆さんは預金をすることができます、何の問題もありません。すべてはOKです。アメリカに騙されてはいけません」……なんか似たようなことを、政権崩壊の直前まで必死で会見していた国があったような気が(笑)。
 日本の金融機関の戦後統治プランはまだですか?(おい)

>沙耶さん(05/16)
>referrer(参照もと)
>普通は公開はしないのですが、面白かったので。
>…………なぜFBI(^^;;
 うわ、「モロトフカクテル」で情報収集されてるんじゃないでしょーね(笑)。
 それは冗談としても、最近ウチでも海外からのアクセスが増えているようで……。IPでもそうですが、エキサイトの和英翻訳に突っ込んで読もうとしている人が結構いる模様(笑)。
 もともと翻訳しやすい文章ではありませんし、英語の文章の「パラグラフ」と日本の「段落」もそうだけど、構成そのものが日本向けなので、とりあえず英文ページを作っておきました♪ ……日本語で読んでくださいね、という内容で、かなりイイカゲンな英文ですが(笑)。

 昨日予告しましたが、因果律関係♪
 ……お客さんついてきてるか心配だったりしますけど(汗)。
 分かりやすいように二つ並べてみますね〜。
>詩子さん(05/16)
>ちなみに、この予知と因果律は全く正反対の概念だったりする風味。
>因果律ってのは、「原因があるからから結果があるのであって、結果があるから原因があるのではない」って言う当たり前の法則(律)のコト風味ですけど、それに対して予知って言うのは、通常の場合原因の部分をすっ飛ばして結果が分かる能力のコトなんで、むしろ結果があるから原因を探すという、かなりト